Julie London って、いいシンガーだなぁ、
とつくづく。
というか
Barney Kessel すごい。
というか
Ray Leatherwood、改めて
すばらしいベーシスト。
“Julie is Her Name” は
曲の並びに疑問はあるけど
(1と2ほぼ一緒やん…)
全編それでもすばらしい、というわけだ。
Julie London って、いいシンガーだなぁ、
とつくづく。
というか
Barney Kessel すごい。
というか
Ray Leatherwood、改めて
すばらしいベーシスト。
“Julie is Her Name” は
曲の並びに疑問はあるけど
(1と2ほぼ一緒やん…)
全編それでもすばらしい、というわけだ。
一昨日の続き。
“Whole Oats” という H&O のアルバムに愛着を感じるのは
最近はホームメイドグラノーラがちょっとしたブームだからでもあるが
このアルバムは確かに完成度は次作ほど高くない
ジャケットを見ても、後のスーパースターのデビュー盤とはとても思えない。
歌詞も素朴だ。I’m Sorry とか Thanks for… とかは、もう少し何かなかったのかとも思ってしまう。
だがなんとも味わいがある。夢現つ。
Fall in Philadelphia
フィリー育ちの Daryl が見たフィリー
この秋もまだここで過ごすのか…
実話に基づいたという、かなりネガな描写をハッピーなサウンドに乗せてる
ストリングスのかわりにビブラフォンっていうのが、また。
それと、やっぱ曲に力あるようで、
別録のアコースティック盤や
Daryl’s House での Diane Birch とのライヴも最高なんだよな。
Daryl Hall & John Oates を最近ふたたびよく聴いていて
ノーチェックだった 1st “Whole Oats”
これめっちゃいいじゃないですか。
2nd “Abandoned Luncheonette” はアナログ含めずっと聴いてるのだけど
そちらは大名盤、1st は模索中、みたいな定説(?)に、影響されすぎてたかな。
プロデュースも 2nd と同じ Arif Mardin だし。一続きっぽい部分もありますね。
James Taylor も、1st が一番好きかな…いまのところ。
声はずっと変わらないし、音は売れてからの安定感もいいけど、
UK チームの音像が、素敵なんだよな。Paul が弾いてるいないに関わらず。
…と、あまり心の休まる間のない日々を、かきわけて泳いでいる。
名声 = reputation は、途中から一人歩きする。あるいは「風評」なるもの。
レビューとか、付加価値とか、ブランディングとか、キュレーターとか。
こういうのが大事だったり、実際いろいろなことを選り分け、操舵してるのは、こういうことだったり。
それもわかるんだけど、やっぱりそれだけじゃない。
なんか違うところで、大事なことがいっぱいあると思うって。
たぶん、ひとりひとりの。大事にいきましょう。
美しい満月 と 雪
厳密には一つ前の夜中だったな
今宵も作品を発表する段階にあらず
ムーンビームと
ごあいさつでも
しておくぜ
音楽で Chuck といえば
Rainey
Berry
Israels
僕が好きな Chuck はもう一人
Domanico さんである。
West Coast Jazz ~ Pop で活躍し、Carmen McRae のライヴ盤 “The Great American Songbook” でのプレイはあまりに素晴らしい。
この人のベースは空気を変える。Phobe Snow の “Poetry Man”、Joni Mitchell の “Blue Motel Room”。そして Carmen McRae による Carpenters カバーの “Close to You”。
Joni は “Hejira” 録音時、どうもそれまで関わった凄腕たちの仕事っぷりに飽きてたようで、Jaco ばかりがクローズアップされ、Max Bennett や Wilton Felder や、この Chuck Domanico にあまりスポットが当たってない気がする。まぁそんな必要もないくらい、これらの人たちは凄いのであるが。
W.Felder に至っては、サックスプレイヤーとしてあまりに有名だが、ベースも余裕で名曲に参加しまくっている。Max はこの前年の “The Hissing of Summer Lawns” アルバムの数曲で、その時点で大ベテランだったにも関わらず(だからこそ?)、既に Jaco 的なアプローチを昇華していた。
Jaco Pastorious については色々なところで語られ尽くしている気がする。間違いなく最高峰のベースアーティストだし、自分も影響を受けたのは言うまでもない。彼と差を出すために敢えてフレットレスを弾かないという人もいるし、気にせず語彙としてやる人もいる。
僕はあまり気にしない方で、素晴らしいスタイルだから取り入れればいいし、フレットレスでもフレッテッドでも、その上で何か違うこと、その先のことができれば、それは素敵だなと思っている。とかゆーて。
話を Domanico に戻す。
この人のベースは、空間を楽しくしてくれる。Poetry Man などではちょっとタイム感がゆるいんだけど、音楽の天井が広いんだよな。
そう、音楽の底辺なのに、天井が広い。空間が、楽しい。
僕の目標である。
バレンタインにちなんだことをなにかできればよいのだけど
そういうキャラでもないので
Valentine が登場する歌として思い浮かんだのは2曲。
Tom Waits の Blue Valentine。
詩はすさまじく、僕のキャパをはるかにこえる。
まったく意味を聴き取れなくとも、音と歌だけで時間がゆがむ。
Ray Crawford のギターが至極ですね。
はじめて聴いたのは三条の古いビルの3Fだったかな。
もうひとつは全く違う、おそらくこの二つを並べる人はあまりいないだろう。
“I’m dancing on the Valentine”
という一節、Duran Duran の The Reflex。
いまだに、この詩の意味がまったくわからない。
なのに英米で No.1 になった = それだけ多くの人が受け入れたというのは、なんでかな。
Fairlight CMI や Jupiter-8 や SB-1000 や、Nile Rodgers や
デビュー前から一貫してスタイリストとコラボしてたりとか、用意周到なところ
いろいろあるだろけど。要因は。
こちらといえば、踊ろうにも靴に pebble … 砂利が入るようになったので
いい加減スニーカー買い替えねば、というところ。
ジャズボーカルをいろいろ聴こうかなと思って
ほな聴いたらええやんけと
しばらく前から、また改めていろいろ聴いて思うのは
ぐっとくる人ってたいがいどこか面白くて
なんかそういうところから自分は音楽に入ってるんやなと
納得した日曜である。
洒落てるとか いけてるとか 超絶とか
あまりそういうのは ひっかからなくて
面白いとか おもしろいとか
…おもしろいとか
そっちの方が。なんでだろう。
ふと思えばドラムもベースもピアノも、そういうところで感じ取ってるみたいだ。
意識の高いスーパーを久しぶりに訪れる
そこだけで入手できるオートミールを買うという
目的を果たすべく
その棚の様子をしっかり想い描いていたのだが
はたして
ちょうどその棚だけが空だった。
Joni Mitchell の Blue を久しぶりに聴く
いまだにこのアルバムの良さがわかっていない。
Hejira に Hissing… に Court and Spark に Mingus に、Joni の他のアルバムは愛聴してるのだが。
カーディスプレイに映ったジャケットが見たこともないやつで
白黒(白青?)反転、若干怖めだった。あれはなんなのだろう?
Court… といえば最後の Twisted
Annie Ross のカバーだ
昔、米国の友人がこの曲をやるというので手伝ったことがあるが
今になっていかに彼女にぴったりだったかがわかる。
とてもぶっとんだ Annie に、通じるものがあった。そう、Joni じゃなく Annie に。
当時もっと英語が流暢だったら、たぶん数倍楽しめただろう、とふと思う。
どれだけおかしな人だったか。たぶん内面は違って、まっすぐだったのだろう。
まぁでも、今頃になって英語により親しめるようになってきたのだから、それもよい。
のり付けできなくても、人生は尺取虫。
後からわかることも、いっぱいある。
こちらが Annie がトランスクライブして歌詞をのっけた原曲 やっぱ源流はいいね
この世でおこってることがすべて暗号だったらどうだろう。
自分が作った音楽も何かの暗号だったらどうだろう。
あのアルバムも それはたしかにその通りなのだけど。
左には丸いもの、右には四角いものを並べているこの壁。
何故か気づいたら、こうなっていた。
時計 Blue Note の入場チケットがわりのコースター ホセイン ゴルバさんという方のフライヤー バビちゃんカフェのカード これら黒く丸い
右は ポートランドから旅で来たというタップダンサー サクソフォニストに新幹線でもらったステッカー それだけ菱形 あとはレクタングル
もし僕が左右違いの眼鏡をしてるなら 左は○で右は◇なのだろう。
いいなと思うレコードを追ってくといいプレーヤーに当たる。
録音方法で音色の違いはあれど、あ、この曲やっぱこの人やったんだ。
みたいな。
’60~70s の LA はほんとに、豊穣だったのだろう。
だがそういった偉人であっても、やったらあかんことは、あかんわ。
Schizophrenia, insanity defense…
それは、「音楽のせい」なのだろうか? 「多忙と成功のため」か?
超えてしまった人が、どこで身を守るか。
聴くときこえる。聞こえた方がいいものも、きこえなくていいものもある。
Covid-19 パンデミックは、まだまだ続きそうですね。
bandcamp のミュージシャン支援プログラム bandcamp Friday が、今年も再開しました。2月は本日の17時〜明日の17時まで(米西海岸の0時〜0時)。
今年はまだ新曲リリースはなく、ゆっくり音楽を作っているのですが、この機に小生の DIY の数々、チェックしてみてください。
Lapis Lazuli – latest album
moon x moon [singetsu] – compilation
期間中はこれら2つのアルバムと、シングル6曲をディスカウントで販売します。