カテゴリー: muse

ever since

名古屋へ。千種区という場所には少し馴染みがあり、なんとなく足を伸ばしやすい。

ほぼ3年ぶりに彼らに会う。

かわらない。

正確には互いに大きく変わっているのだが、それでもあえて記す。

かわっていない。


彼らは音楽の森。

それをステージ後方上から、かつてとほぼ同じ目線で体験できる円形劇場。

いつもと同じ「無茶振り」と与えられた機会。

不思議なものだな、と思う。

この感覚はとても書き表せないし、持ってった Olympus も取り出せなかったが

ありがとう。

大橋くん、チャームくん、佐伯さん、スタッフのみなさん、会場にいらしたすべての人。

音楽を、つづけましょう。

Plum


Plum / Ray Kondo

November 2023

霜月末、久しぶりの曲をリリースします。

Bandcamp

Streaming (Spotify, Apple Music, etc.)

ストリーミングは順次並んでいきます。

The Loner

Happy birthday, Neil Young!

 

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この曲は彼の 1st solo album の、オープニングに続く実質1曲目。

学生の頃に聴いて、ユルさと重心の高さと
こわれた美しさにふっとんで
あ、こういう音楽あるんや、と、それはそれは衝撃でした。

しかもドラムが不思議にテクニカルだし。

重心の高さ、は、たまたまこのレコードのマスタリングがそうだったのかもしれないし
実はこれはすごく重いのかもしれない。
彼自身の声にもいえますね。

今年になってベースひきがたりでやろう、と始めたのだけど
3月ぐらいに奏法をあみだした後、一休みしてたら8ヶ月も経ってしまった。

記憶と自己解釈を何度か繰り返してるので、
公開後に気づいたのだけど、いくつかコードが違ってた。

ゴメンしてね、ニールさん。

ここ数年の彼のアルバムも、最高です。

november 7th 2023

今日は11月7日 – とても素敵な響きの今日は
知り合いも憧れも含めて多くのミュージシャンが生まれた日。

Joni Mitchell
種ともこ
土屋浩美
Rastko Rasic
(敬称略)

ささやかなお祝いにカバーをしたいのですが
このところまったく時間がなく、外出もできず、なんなら睡眠は大丈夫かという状態です。
…そんな中「よこくの」はやりましたが…

種ともこさんはセンパイであり一度だけスタジオでご一緒できた方でもあり
カバーをするならこの曲、というのがあるのですが
またの機会にお預けにさせてください。

Joni Mitchell は断片的にかなり影響は受けてますが
ちゃんとカバーしたことはありません…カバーのカバーで
Annie Ross の “Twisted” ぐらい。

浩美ちゃんはお元気にお過ごしでしょうか。
すばらしい R&B シンガーであり、
Saravah Tokyo でバンマスとして、慶一や拓ちゃんと手伝えたライヴは忘れ得ぬ記憶です。

そして我が友、Rastko は
最近ようやく、Instagram で少し近況がわかるようになり。
黒澤明が好きで、どこか松重豊のような雰囲気もある彼は、今もいい感じで謎を残した男。

1998.11.7 すなわち彼の誕生日に、Vardan Ovsepian と3人で録音することができたアルバムは宝物であり
あれから25年経つけれども
昨日のこと、そしてこれから先のことのようなのです。

プログレはフォークだ

前々から思ってるんです。誰も賛同してくれませんが…

プログレってフォークです。

それを最も体現しているのは、カンタベリーのキャラバンでもケヴィン・エアーズでもなく
ジェスロ・タルでもなく

イエスだと思います。

だけどジョン・アンダーソンの歌はあまりにも

天井の世界にいて

届かないから、1オクターブ下でうたってみたりすると

よくわかると思います。

もちろん、アレンジは都度変えないと、小編成ではできない。
いわんや一人では。

「危機」こと “Close to the Edge” はずっと長い間

僕の体操ソングで

学生時代は目覚ましソングでした。起きたら今日も夢の中、みたいな。

 

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この曲は “Yours Is No Disgrace” は The Yes Album の一曲目で

正直、レコードのサウンドはそんなに好きではありません。

でも、このメインメロディがなぜか超好きで、歌詞は摩訶不思議で、バンドっていいなぁ、と思ったりします。

Happy Birthday, Jon Anderson!
Say Hello to Chris!!

kamoe october

以前にもまして、人のライヴを観るのが楽しくなってきました。

小さな場所でのライヴは繊細なニュアンスを聴き取れるし、アーティストのお話しのトーンやちょっとした仕草を含めて情報量がすごい。

人間の脳のうち実際に使われているのはごく一部と言われますが、音楽を感じ取るということも、そこで放たれる膨大な情報のごく一部を、なのでしょう。

同じ音楽でも聴く人によって、またはその人の気分や志向・調子・経験によって、大きく響き方が異なる。

中でもその振れ幅が大きいのは、やはりアコースティックな音楽だと思います。
数値やグリッドで縛られない音楽。電気を使わない、あるいは適切に、最小限に使う音楽。
そこには弾き手の心技体やメンバーの化学反応に加え、空間も大きく影響する。

ダイナミクスやトーンに応じて耳を澄ますと、たとえばどうしてここでこんな軽いタッチになるのだろうと、あれっと思うこともある。そこで聴き方を変える。
しばらくすると響きが変わってくる。たとえば暗闇に目が慣れ、視界が変わってくるように。

リズムも然り。
自分の中にあるリズムの引き出しと共に、目前で起きている音楽を味わうのもいいけど、でもそこに自分と少し違ったテンポやリズムやタッチが感じ取れたとき、それは自分を広げ、柔らかくほぐし、新しくしてくれる。

そうして生で体験した音楽は、その夜も、翌日も、何ヶ月あとにだって、響いてよみがえってくるのです。
そうですよね? (誰に聞いてるのだ)


浜松にあるカフェ、鴨江珈琲 にて、ボサノヴァギタリストの 木村純 さんたちを観に。
ここはとんでもなく居心地がよく、珈琲がおいしく(とても重要)、素敵な本がいっぱいある。

純さんを観るのは二度目。三宿のカフェで20年前にライヴを拝見し、そのときいろいろお話しさせてもらった。東京に行ったばかりで、バンドと音楽雑誌の執筆をしながら、演奏の仕事を探し回っていたころだ。

途中の色々をスキップして、音楽に対する感覚だけをつなぎ合わせると、なんと楽しいものだろう。
感謝。

ライヴ写真は撮れておらず、すみません。

これは席の隣にあって、ライヴそのものとは関係がないものの

ゆれるリズム だなぁと。

帰り際、店の佇まいの素敵さをとらえたかったのだが、やはり iPhone X では限界か…

Still Crazy After All These Years

 

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October 13, この日に生まれた Paul Simon は、今年も神がかった新作を出した、もうどうにかしているぐらい素晴らしいミュージシャン。

サイモン&ガーファンクルがリアルタイムでない僕でも(それ故に、長年「避けてきた」にも関わらず)

何回りかして彼らの、そして彼の凄さを知ってからは、すっかりもう。

中でも、1975年のこのアルバムは、この10年間で何回聴いたかわからない。

冒頭のあのローズの響きから、Steve Gadd のドラムから、David Hook らのベース、David Matthews さんのアレンジ…

そして魂のヴォーカル。

1000分の1にもかなわないけれども、目標にしたいと思う音楽。

8弦ベースでやってみました。

なぜだかわからないけど、多く再生してもらえて、ありがとう。

まっていても

いいあきを おすごしでしょうか。

10月も半ばになり、こちらはにわかに、創作の火がついてきました。

やっぱり秋ですね。いつでも録れるようにマイクを向ける。

ギターを持つと、覆い被さるジェット機と工事の音。

⚫︎⚫︎

が、気を取り直す。

そのくりかえしです。

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