カテゴリー: record

kikan

きかん。

なんのきかんか。

さて。

がんばるぞ。

いうこときかん。きかんしゃのように。
さるこくさいきかん。さなぎのきかん。きかんしだいじに。


今夜も Metheny を練習する。
この一枚目は、Neil Young と似てるんだよな。
どことなく。はかなさが。

聴くと弾くでは大違い。案外すぐに終わったりする。
ヘッド、ソロ x2、ラストヘッドで4コーラスしかない。
楽器も左右のギターだけ。
でも聴いてると、至福。

リスナーモードとプレーヤーモードはやはり違う。いろいろな意味で。

コンサート、やってる側はいつもあっという間。聴いてる方は違うかも。
いや、聴いてて長く感じるとダメだと思うから、やってて長く感じる時はもっと悪いと思う。

やってて永遠に止まってるときは、気持ち良くてあっという間なんだけど。
たぶん、どちらも。

ねじれはねじれではない

ここ最近で驚異的にヒットしているのがこの曲だ。

もちろん、僕という局地的存在にとっての話。

Any Major Dude Will Tell You (1974, D.Fagen, W.Becker)

あまりに素晴らしい。
僕はこのアルバムを持っていないが、ここんとこ、決めるともなしに毎日10回は再生している。

たぶんもうこの曲の再生回数は100回は軽く超えていて、
それでも向こうに届くだろう対価を考えると、ストリーミングってやっぱりおかしい、とも思う。
まぁ、どレジェンドの人に何をってことで、心配の矛先、ちっくと違うけど。

このアルバムは Pretzel Logic といって、邦題はたぶん数あるおかしな洋楽日本語タイトルの中でも一、二だろう。

『さわやか革命』

ごめん。ありえん。

本当は Pretzel = ねじれ、Logic = 理屈なので

「ねじれた理屈」「屁理屈」「へそ曲がり」「天邪鬼」あたりだろう。
「つむじまがり」ってのもあるか。

しかし、音だけ聴いてると確かに「さわやか」でもある。爽やかにひねくれている。

敢えて連想すれば、
音楽密造者、日野原幼紀さんが作った「つむじ風の朝」が浮かぶ。

ちなみにこの矢野誠さんアレンジの素晴らしすぎる曲、アルバムは、配信されていない。
コロムビアさんお願いしますよ。

話は翔んだが、Any Major … で決定的なフックになっているのがあの折り返しのギターフレーズだ。

これ、相当いろんな人に影響与えたのだろうなぁ。僕は全然掘り下げれていないが、

全く違う(かもしれない)ところでデジャヴったのは、
90年代のハバナ・エキゾチカのこの曲。その時も相当やられたのだが。

30年ぶりに聴いた。
友人ドラマーのカーステで衝撃を受け
借りてダビングさせてもらった DAT を何処にしまったか忘れてしまい
記憶の隅に残っていたすごいアルバム。JB ばりのグルーヴ、このギター。コーラス。
サブスクに感謝です。いや、ごめんなさい、今度は買いました。

Buffalo Daughter 全然聴いてなかったな… 大野さん

当時は、関西にバディ・バースト・オールディーズという、また凄いガールズバンドがいた。
(対バンしてはうっとりしていた。これも20年ぐらい前だが、ふとメールをいただいて嬉しかったことがある)

やっぱ、記憶と音楽は捻れ続けるな。ねじれてるとも気づかずに時系が歪む。

それはたぶん、時間自体が螺旋状だから、本来はまっすぐなのが、ねじれなのだ。
ていうか、日野原さんのアルバムタイトル、そのまま『螺旋時間』やん。

だから、Pretzel Logic とは、

とても爽やかで、素直な Dude の心なのだ。たぶん。ね


* Apple Music をここんとこせっせと埋め込んでるけど、ログインしないと一部しか再生されないし、ましてうちでは iPhone で Safari でログインしたつもりでもはねられてしまう。その間も、Music では普通にサブスク再生できている。あいかわらず、めちゃくちゃだなアップル。

Sings & Sobs

朝から Pat Metheny の曲が頭でループし、弾いてみる。

ずっと好きな彼の一枚目 – Jaco とのトリオ – 後半の曲だが、ギターで弾いた方が理解が深まる、という当たり前のことに今頃気がついた。だが当然の如く、ほとんど弾けない。

それでも、辿々しい指先から、いろいろなことを学べるのだ。演奏技術に関わらず、楽器ってそうだと思う。


Chick Corea が亡くなった。朝からいろいろなところでトリビュートコメント。
僕はこういう流れに乗るのが苦手だ。
だけど、彼は言うまでもなく偉大で、多大に僕も影響を受けている。
僕はピアノも弾けないが、割とトランスクライブした人でもある(タッチが明瞭なので)。

90年代末に Blue Note NYC で彼を観れたときはビッグバンド編成で、ごく正直にいって、わからなかった。
あまりに広い活動のごく一部しか受け止めることはできなかったし、共演を夢見ることすらなかったが、良く聴いたのは Patitucci, Colaiuta との Humpty Dumpty と Tumba のライヴ録音かな… Blue Note Tokyo の。
そして Vitous と Haynes との Now He Sings, Now He Sobs と、やはり最初に聴いたカモメの Return to Forever。

あまりいろいろ聴き集めることも、弾き倒すこともできなかったが、彼の音楽は思考をクリアにしてくれたり、想像をまっすぐ突き進めてくれたり。その中に潤いを感じさせてくれたり。ロマンチックでロジカルな夢をたくさん見せてもらいました。

捻れてもまた真っ直ぐになる、プレッツェルじゃない理論の使い手。Fagen とはまた違ったダンディ。


つづく。本日はまだ続いてる。RTF の鳥はカモメじゃなくてカツオドリ、なんですね。

宵。久しぶりにお気に入りの店を訪ねる。まだ3度目だが、ずっと昔から通ってたような心地になれる場所だ。
というのもここの店長さんならきっとその話ができるだろうと思ったからだが、
果たせるかな、カツオドリが羽ばたいていた。

ここには sonihouse の多面体(ほぼサッカーボール)スピーカーが吊ってあるのだが、たたずまいも音も気持ちいい。
スピーカー自体の設計もそうだが、その配置 – 当然、それを含めて設計しているだろう – がいいのか、
空間と音の流れがとても、人の動線や会話の流れと馴染む、そんな気がした。

まぁ個人で手が出る値段ではない。置いてある場所は、貴重だと思う。


そろそろ例の丸眼鏡を直したい、と思う。
いや、眼鏡本体は健在だが、要であるクリップオンのグラサンが破壊されたままなのだ。

もともと全く関連のない、たまたま Westwood の店でセットで売られていた、イタ車とアメ車だ。
いや国を跨ぐのは珍しいことではない。ACコブラとでも思っておこう。違うか。

真面目なことをいうと、このグラサン部分は DKNY とあるが、何年検索してもダナキャランでこんなものは作ってないし作ってた形跡もない。
Lennon タイプでもこのブリッジの波形部分は独特だし、入ってるレンズも暗くなく眩しくもない、ステージでも運転でも絶妙だったのだ。

数年前にツアーの最中、名古屋の眼鏡屋から鯖江に送ってもらい、ピンポイント溶接で直してもらった。
だが、数ヶ月でまたポキっと取れた。ワイヤーを変えて溶接してもらう、ぐらいの事が必要だろう。
完全オリジナルに拘って強度を犠牲にするのではなく、いい形で直して一生使いたい。


Metheny の曲は、少しは…マイマイの速度で押さえられるようになった。やっぱ真面目に取り組むことだよ。
と、ちっとも真面目にキャリアを形成してこなかった自分が思う。

そろそろ、またムーミントロール前史の解読に取り組むか。

あっというまに

一年。

Atto Iu Ma Ni をオンラインで出してから1年経過しました。
去年出した26曲、その中でも一番好きな曲です。

去年の2.9といえば、日本ではコロナ禍直前。
まだ僕も、2020年はこんなことしよう、と夢見てた時期で、ドリーミーでもある。

あ、これだな、と思いつつ、この路線を踏襲していないのが僕なのですが…

この曲の配信は継続します。
でも、ちょっと後半に手を加えていて、近々発表する予定。

完成後にリリースを置き換えるか別バージョンとして出すか、まだわかりません。
まずは bandcamp からかな、と思っています。

as easy as a b c

そっかぁ

相変わらず Steely Dan ばかり聴いてるが(1974のアルバム最高だ)、

Murder by Numbers / The Police はフェイバリットソング(?)の一つである。
ソング、というよりミュージックが近いか。

この奇妙な曲は Synchronicity の LP レコードに入らず、カセットや CD に最後の曲…ボーナストラックとして入っていた。

僕が最初に買ったのは CD だからその時には入っていたが、それ以前にレンタルして UDII カセットにダビングした LP には…入っていなかった。
もしかしたらレンタルレコードではなく、FM ラジオのエアチェックだったかもしれない。さすがにその記憶はあやふやだ。

最初に聴いたときは、Tea in the Sahara がすでに不思議な地味曲なので*、それに輪をかけて不思議なこの曲を理解する気にもなれなかった。

最後、引き笑いの声で終わってるし。

時が経つと共にこの曲が好きになり、弾き語ったりしてるとすごく面白いことに気づき、今では…上に書きましたな、フェイバリットだと。

この曲、モンセラット島の Air Studio で彼らがアルバム作ってたとき、夕食のテーブルでなんとなく Andy が弾いたコードから Sting が歌詞を思いついて
さぁやってみるべ、と各自が弾いてみたのをヒュー・パジャムが録音していて、ワンテイクしかやってないそうだ。

曲の構成を決めるリハもせずにレコードになった、完全なジャム・コンポーズド曲だ。- いや、アナログには入らなかったのか、ややこしい –
しかも互いのブースは結構離れてたようで(離れたリビングでドラムを録ったとある)、アイコンタクトもなかっただろう。そりゃ、笑うわな。終わった瞬間。

唄がオーバーダブなのか、その時録ったのかは知らない。どっちもアリな気がするが、
最初 Stewart がドラムを叩き始めときは他の二人はブースにたどり着いてもいなかったそうだから、後からじゃないかな。
そうすると、Sting はトークバックで、Verse とか Chorus ぐらいの合図はしてたかもしれない。”Z bass” を弾きながら。

2018年、SoundVapors の記事*より。


* 今聴くと、Tea in the Sahara がどんだけ凄い曲かわかる。ドラムも最高で、彼自身がフェイバリットというのも肯く。

* なんでこの記事を見たかというと、Miss Gradenko の後半に、どんな音源を聴いても入ってるバリバリしたノイズについて、事実はどうなんだろうと気になっているからでもある。まだ答えは知らない。パジャムがそれを良しとしたんだろうか?

* トータルとしては、僕はあまりこの 5th album が好きではない。低音とバンド感が物足りない。2nd の Regatta de Blanc の方が圧倒的に素晴らしい。

* エンディングで “A, B, C, D, E-” と叫ぶ彼は、ベースで “G, A, B, D, E-” と弾いている。これもある種のダジャレだな。

鋼色の

長年好きになれなかったアーティストを、今頃になって突然、愛聴している。

そのリズム、その展開、その声。

どれをとっても自分の感覚と馴染まず、愛好家が多いだけに余計にピンとこなかった

Steely Dan

特に、BCM時代は猫も杓子も「聴いてて当然でしょ」みたいな
リファレンスアーティスト扱いされていたので、余計に嫌だった。

音のクリーンさとか、グルーヴの抑制された度合いとか、取ってつけたような Kicks(キメ)とか、
ヴォーカルのもっともらしさとか、なんとも、束縛を感じる音楽だった。自分にとって。

自分も stillbeat なんて、逆説的な名をつけているが、彼らのビートは止まっているように思えた。それって、最も遠い感覚だよな。失礼極まりないけど、ね。

人にとってはそれは Sting かもしれないし、受け取り方は、それぞれだろう。

多くの時間を共に過ごした大親友が Steely Dan の大ファンだったので、くる日もくる日も彼に、どこがどう凄いかを熱弁されては、流す、そんな具合だった。彼の事は今でも大好きだ。ギターも素晴らしいし。
まぁそれは別の話。

しかして、最近これが好きでしょうがないのだ。困った。

中でも2000年の “Two Against Nature” 最高すぎる。

その前も、Gaucho での “Glamour Profession” は昔から唯一、死ぬほど好きだったのだが。

なんか最近、ドナルド・フェイゲンの声に憧れている自分がいる。

コロナ禍で内省的になってるせいかな、とも思うのだが。
人は、変わって行く。


その後、過去作もスンバラしいであることがわかってきた。

“Pretzel Logic”, “Royal Scum”

深いね、プレイも最高やね。

というか、今までも受動的にせよ聴いた回数は相当なので、知ってる曲が多い。
嵌ってきた、ということさ。

もう坊やじゃないのさ。

いつまでやねん。


そして、好きじゃないアルバムの筆頭 “Aja” のラスト “Josie”
名曲、名演だ。チャック・レイニー、全開だ。

そういえば生で観てるんだよな、一度。
1996年の夏かなぁ MA郊外の Great Woods で。

この曲での、観客の盛り上がりはすごかったよ。
4曲目だった、なんて覚えてないけど。

おれい

SNS 投稿もやめ、全く何も宣伝していないにも関わらず

Rio” はこれまでより遥かに多くの人に聴いて貰えてるようで、嬉しいです。

誰かが気に入って、紹介してくれたのかもしれませんね。どうもありがとう。

今現在、2021年1月上弦の月の時点で聴き返して、唄はまだまだ良くなる余地はあれど、

曲と詞は自分の中でも特別だと確信しています。


あ…それから実はまだサボってて

歌詞をディストリビューターにアップしてません。

リアルタイムで見れればより楽しめると思うので、近々アップしますね。

それまでは、こちら をご覧ください。

tail of the future ver.2

21.1.12 – ということで、今日は新月の一日前なのですが語呂がよく、
bandcamp で公開している tail of the future を ver.2 にアップデートしました。

Apple Music などの配信も、即日リリースできたりとかなり使い勝手がよかったのですが、bandcamp はそれを上回る自由度があるので、今後は違った形で、並用していこうと思います。

価格は据え置きで、試聴無料です。既に ver.1 をご購入くださった方は、無償で新型をダウンロードいただけます(筈 – もしうまく行かない場合は、bandcamp 内からご連絡ください、責任を持って対処いたします)。

前回のリズムトラックは、ハイハットを叩いたショット音を組み合わせたループと、キックを並べたものでしたが、今回は自分でプレイしたハイハットと negi のスネアのトラックを加えています*。

また、コーラスパートも加えて、再ミックスしています。

bandcamp には今後も不定期で、デモやリリースの狭間にある音源を公開していく予定。よかったら follow してみてください。


* 左右のダブルハイハットはあまりいないと思えど僕は好きで、現在配信停止中の “river silver [side b]” の “アストロノーツ” では、打ち込みと生のダブルをやりました。


future… っていうと、シンセだったりエレクトロだったりが多そうですねぇ…あるいはレトロか。

この曲はお聴きの通り、いたって普通のニューウェーヴレゲエです。僕は生音が好きだし、Hi-Hat シンバルが異様に好きだし、頭抜きのリズムや、「ぼそぼそラップ」が好きだから。

ねずみのしっぽ にも色々綴ったのですが、最近は、その人にとってやりたい事や、何故かそれまでやれなかった事だったり、
ちょっとした何かを開いてくれることだったら、それが future – まだ、きてない、つまり、これから、くる、一番ワクワクすること – なんじゃないかな、という気がしてます。

それが綺麗であっても、濁っていたとしても。

ねずみのしっぽ

年末ですね

今年は満月と年末が重なったことも
連続配信の最終が12.30だったこともあって
この年の最後にどんな曲を形作れるか、心配だったのですが
そのせいか、2曲も形ができてしまい、どうしようと悩んだ結果。

これらは両方、今年に出さないといけないという念が強く、
12.30と12.31にリリースすることにしました。


Rio 2020.12.30 release online


tail of the future 2020.12.31 release at bandcamp*

4日前の日曜に思いついた後者の曲に至っては、
年末の掃除とか、諸々を掻い潜っての極限状況であり、
例年ならさっさと尻尾を巻いてしまうところだったのですが、
あかんあかん、こんなことばかりしてたから俺はずっと人生を棒に振ってきたんだ、
と再認識し。

もちろん、時間が許せばもっともっと凝った、詳細な形のものにできるのはわかりきってるけど、
それって、違うんですよね。


今年が始まったとき。

2020っていうのは、twenty twenty と言われ、
視力で言えば最高(両眼 2.0)、すべてが遠く見渡せるとき、

というので、僕も、とても先まで見渡せる、重要な年になると信じていた。

それが、全然違う形になる、そんな兆しが見えた1月の終わり。姿を表した2月。

その後のことは書きません。

だけど、僕が感じ取ろうとしていた、2020とはなんだったんだろう?
と思うと、不思議でなりません。本当に。

オリンピックイヤーではない、本当の意味の、twenty twenty。自分に直して、価値のあるのはなんだろう?

こんな思いはたぶん、二度とできないと思う。だから今年中に、スケッチであっても形にしようとしました。


去年か、一昨年か、数年前か。あるいはずっと昔からか。

列車でも、街中でも、書籍でも、CM でも、無敵ワードのように使われていた言葉。Mirai。

なんでみんな使うんだろう、でもそりゃそうだよな、僕もそうだもんな、と思いながら。

そう言えば、僕は2011、あの時の直前に こう確信していた 。封印してたけど。

まだ、こない。だから、こそ。


それを考え直し、自分なりの表現をするのが、今年だと思っていた。

ユートピアか、ディストピアか。お互いが仮面を被って巧妙に手を結んでいるのか。ますます見えなくなっていく。

だけど、それを超えたい。見つけたい。

実際は、表現どころか、考え直すこともできなかった。自分はただひきこもり、曇っていただけだ。


だから、この言葉は、ポジティブな人や、あるいは別の人たちに、委ねるのが妥当だとも思う。
自分とは違う並行宇宙。それでも、いいよね。

それぞれだから。「未来」。


そんなこんなも含めて、今年中に形にしたかったコンセプト。

ぽっと曲が浮かんだので(たぶん、これはオリジナルでもなんでもない。ただ、僕が影響をうけたものを、好きな形のスケッチにシンプリファイしただけだ)、録音し、歌詞を形作ってみた。

2020、ネズミの最後、尻尾が彗星と共に消え去る前に。


録音したこの曲 “tail of the future”。
が、配信サイト、12.31になっても、夜が明けても、正午になっても、一向に置かれる気配がない。

リリース日はあくまでも2020.12.31なのだけど、年明けてからじゃ…少し違ったものになってしまうんだよな。


というわけで、初めて、bandcamp なるものを開設してみました。

こちらは、当日でも、アップした瞬間にリリースができるようで。
既に Apple Music その他に配信* しているものと同じなのですが、こちらはダウンロードもでき、フォーマットもたぶん、ずっと高音質です。

だけど、急ごしらえということも、そもそもがボーナストラックに近いということもあって、今回はスペシャルプライスにしてみました。
この価格が妥当なのかどうか、正直よくわかりません。だけど、考えた末です。

紅白歌合戦なるものが流れている間、裏の裏のチャンネルとして、聴いてもらえたら、嬉しいです。
少なくとも、世に普通に流れるのとは違った意味で、相当面白い曲だと思っているので。

* 配信サイトについて(2021.1.2追記)
この曲はアグリゲーターを通して各配信サイトへのリリース準備を行ってきましたが、想定以上に日数がかかっているため、今回は bandcamp 限定にて配信いたします。
ストリーミングをお待ちの皆様、ごめんなさい、bandcamp をぜひチェックしてみてください!


通常通りに配信されている “Rio”

これはずいぶん昔に地球のほぼ反対側で書いた曲です。
それ以来、何があったのか?
こちらもずっと手を出さずに封印していたのだけど、今年になって形にしなきゃと思い、5月に曲の構成と歌詞を固めました。ガットギターとフレットレスベースもかな。
だけど、難しかった。とにかくこの曲は難易度が高い。

8月、改めてトライしたものの、どうにもならなかった。
(ハイハットと、ライドシンバルは、この時にどこかで録音したものです。コーラスもか。)

これは最初から、シリーズラストにしようと決めていたので、12月後半、改めてトライした。
ダブルベースを底辺に重ねて、改めてメロディ。

どうなっただろう。これが今の自分のできること、である。


よいお年を。アデュウ。

土星の唄

土と木の星の共演はすばらしかった。

鏡筒の中で
ぷるぷるぷる
震える惑星

左が土星
環に見えなくもない

位置関係は

引っ張り出した望遠鏡の
直角鏡筒の接眼レンズ側に
iPhone を当ててるからこうなっているのであって

実際は違いますよね、確か。

旧友のフォトグラファーに教えてもらった方法

寒さで震え、強風で望遠鏡が震え、これ以上の倍率では視野におとなしく収まってくれなかった
木星と土星。

しかし眼ではもう少しくっきり見えた。感動。


小さい頃は…

今頃とっくに、土星に「行けてる」と、思ってた。

土星が大好きで、なんならこの世の中で一番好きなものは土星だった。
いつも、落書き帳に土星の絵を描いていた。それぐらい。

それからは、何が好きだろう。
ハイハット。オムライス。いなり寿司。黄色くて楕円形、というのが共通項だが
これらも、土星に由来していたのか。知らんがな。

だが天体観測は早々と諦めエレキベース始めたし、
以来惑星の運行がさっぱり頭に入らなかったから、
望遠鏡でも土星を見たのはこれが初めて。

もう一度ぐらい、自然の中で見たいものだ。

畑に行くと、とっくに山の奥に二人は隠れていた。
その他全天に火星と月と恒星たちが広がっていた。


次の曲。

今年はあともう一回、満月が来る。

次は Ray Kondo 名義で、リリースできるか、できないか、というところ。

不慮の案件に忙殺されれば、できない。
年末だしもう24曲出したしそこはご了承願いたい。

だが、できそうな気もする。

今作っているのは、ひとつは変拍子。

だがもしかしたら新しく書き下ろすかもしれない。

どちらがよいのか、わからない。どちらかが木星で、どちらかが土星だとして?

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