カテゴリー: poetry

Lakeside Camp

あらためまして、4月3日土曜日。

米国時間4月2日より、Bandcamp ではミュージシャン支援プログラム
Bandcamp Friday が開催されています。

僕はちょうど半年前に発表した Quick & Slow のリメイク版をリリースしました。
前回はギターを4本重ね、コーラスも沢山入れたバージョンでしたが、
ベースはそのまま、はじめて生ピアノを弾いて、
ギターはベーシックトラックだけにしてボーカルも一本だけにし、すべて録り直して
すごくシンプルにしています。

Bandcamp Friday はあと2時間弱で終了するのですが、
もし興味あったらぜひアクセス、フォローしてみてください。

この他にも、現在6曲をリリースしています。

またたいてる

Blinking News の日本語訳
英日交互で成立しているなので
これは解釈のひとつですよ


トップニュースじゃない
いつもの知らせ
だけどテイラーメイド
君のため 自動人形

もうどこも危ない
新天地を探せ
祖先たちはパチクリ
今が実現のときだと

もし僕が誰かみたく
君の作り話を拾えば
誰もが君と踊るだろう
ベイビーみたいに

感動して涙を流せば
次のボランティアは決まり
僕はそうなれそうもない
筋書きに乗ったり
– ラジオつけるよ


せなかでそらみみ
襟元すきだらけ
そんな調子で
どこまでとべるかい

電子の瞳で
誰を探しても
うつろう君の
感情超えられない

誰もが口閉ざし
なんだか静かな夜
こころにもないこと
指が伝えてる

刹那で無駄口
誰かと綱引き
わからずじまいで
幕を引かせるかい


星 瞬いてるか
太陽 夢見てるか
君みたく
星 起きてるか
太陽 叫んでるか
君みたく


群衆の力じゃなし
君困るの 僕のせいじゃなし
君失うわけじゃなし
拳降ろして ギラついた目を閉じろ

判断するのは君じゃない
運転するのは君じゃない
あれは彼の言葉じゃない
自由の名のもと 練られた脚本


風の時代に変わって
人が浮いていったよ
風の期待が高まり
どこかに消えてった

だれかのせいだって
連呼する響き
かたまりになっては
くだけちる


もし僕が誰かみたく
君のホラに乗れば
みんな喧嘩
ベイビーを巡って


感じれば止まらぬ
細胞の動き
句読点もない
時間に何度でも
浮かんでは消えてく

時間に何度でも 浮かんでは消えてく
時間に何度でも 浮かんでは消えてく
時間に何度でも 浮かんでは消えてく
時間に何度でも 浮かんでは消えてく
時間に何度でも 浮かんでは消えてく


二○二一年一月
こんどうれい

bandcamp 305

よこくの通り、bandcamp で数曲リリースしました。

Blinking News

これまでの路線と違うと思うかもしれませんが、初心にかえってロックです。
元旦に、思いつくともなくメモした、アコースティックベースと口ずさみのフレーズを膨らませ、作っていきました。
録音したのは Rick 4001 ベースにガットギター、サイレントギター、Negi のドラム。ドラムは… 続きはまたいつか。
歌詞 は僕が見聴きしてきたものごとを、再解釈したり囚われたりひっくり返したり。
これもいつか、ね。

Atto Iu Ma Ni (twenty-one)

後半に を足し、ギターのバランスをもう少しフィーチャーし、リズムも。おわかりでしょうか?
こちらは敢えて、アコースティックサウンド + 808系ドラムマシンの単純な構成にしてたのだけど、サビはもう少し変わってもいいかなと思い、別のエレクトロドラムを足したり、シェイカーを振ったりしてみました。

この曲は完全に生でやるのもいいと思うし、弦や管が入ってもありだと思う。将来的に思いついたバリエーションも、作っていくかも、しれません。ともあれ、あっというまに近づき、過ぎさる、何かです。

よこくの太陽

これは、river silver [side a] 音源と同じトラックを、少しだけバランスやミックスを変えました。といってもベースと声だけなんですが。
この曲に一時はまってくれて、新幹線の車両で JK 君と何回も歌っていたという Charm 君が、アルバム音源のバランスがどうもイメージが違う、みたいなことを、もの凄く遠回しにちょろっと言ってたのを、僕は忘れておらず。今回はどうかなぁ?

みつかったぞ

もう一つ river silver [side a] の音源で、こちらは前回と全く同じです。初めて bandcamp を訪れた人のために、挨拶も兼ねて、代表的な芸風として公開しました。とはいえジャケットは悩みに悩んだ結果… 一応、この動物はリバーシブルになっており…

river silver のリメイクは、暗礁に乗り上げていますが、
時計をひっぱりだせ・ひかり・chime あたりが変わると思います。

まぁそんなことはさておいて。

bandcamp は、March 5th いっぱい、bandcamp Friday としてアーティスト還元をやっています。
これを書き終えたころには3/5は終わっていそうですが、
実は米国の太平洋時間に開催されているので、明日の夕方5時までなのです。

無料で試聴もできるし、サブスクと違って非圧縮音源も含めてダウンロードできます。
ぜひ聴いてみてください。もし気に入ったら、ご購入よろしくお願いします!

これからも、DIY 音楽家ですが、生きてる大事な時間をみつけて、音楽を作って発表していきたいと思います。

皆さんよい週末を.

舟はどこへ

ことばをうたうバンド あなんじゅぱす の
映像企画に参加しました。

藤井貞和さんの詩「舟はどこへ」
(ダブルベース・演奏)

空間と映像演出の石多未知行さん、マリンバの澤口希さん、
あなんじゅぱすのひらたよーこさん、大光ワタルさん
すてきです。

藤井さんへのインタビュー「<うた>をかきたてる」
(「舟はどこへ」への質問・ボイスメッセージ)

リアル・NPR ですね… この構図だけで感動。
とても深いお話です。

また、Studio 木曜日さん、とても精力的に活動されていて
谷川俊太郎さんの「朝のリレー」「きみに」の MV も上がってます。
矢野さんのアレンジ、流石です。

こちらは参加しておりませんが、ぜひ。

YouTube Channel

many miles away

満月。霧。雪。曇り。

地域によって異なる空と地平。西へ走る。

水面対称の逢魔がとき。湖岸に想う。

流れてきたスーパートランプに聴き入る間も無く

エアコン爆奏。デフォッガーに左右を問いたくなる。


満月に合わせるともなく

詩を公開。詩っていうか詞ですが。

Blinking News

曲の形はできたけど

ゆっくり

つくってる。

また、旅が終わったらね。

天無邪気鬼

無邪気ってなんだろな、としばし考える午後。

来週…ミッション。準備。

天気。二転三転。これからどう転ぶか。すでにやりくりだけで体感重力がおかしくなってく。

だが、いい時間にしたいから、他の時間も、そのために、それとは違った姿でも。


そんなこんなで、今月は音源をリリースできそうにない。

だが。詞だけ公開しようかな、とも思っている。

なりゆき次第ですけどね。

あかりをつかさどるもの

空気の流れが激しいなぁ、いや、風が強いなぁ

景色が広いなぁ、山の上のハイウェイオアシスって壮観だなぁ

そんな夢(悪夢でなくてよい)を見ながら、壁の中で忙しく暮らしている。

Don’t Box Me In って曲、Coppola のサントラで Copeland がやってたな…と思い出して、そこからこの曲でコラボしている Stan Ridgway を聴き出した。
声質が面白い。コメディアンのような、TV 向きのような、なんというか。

彼がフロントマンだった Wall of Voodoo の live を数曲観る。思ったよりシンセサウンドだった(で、曲はピンとこなかった)が、ドラマーがオクタバン使ったりしてるし、Stewart との接点はそれ以前からあったのかな。逆もまた。

彼はハーモニカといい語り口調といい、ありそうでない感じなのがいい。
というか… キャラが面白い。

“You categorize this music? Does it have a name?”

“Hmm… I’m mostly just as confused as anyone else as to what to call it”

* 尚 Stu & Stan の Don’t Box Me In はなぜか Apple Music, Spotify で見つからない。日本で配信権がないのかもしれない。YouTube ででも探してください。珍しくマッチドグリップでスネアを叩く姿…

あった。


ワシントン D.C. では Amanda Gorman が素晴らしい朗読をしていた。

大統領になりたいと明言しての 5’30”

最後のリフレイン

there is always light

if only we’re brave enough to see it

if only we’re brave enough to be it

光をみる、光になる。ゆうき。


僕は しかして、ここ数年、光の意味を考え直している。

闇が光を輝かせる。門が音を響かせる。

と同時に

ダークな色がもてはやされたこの数年、これからは確実に反動がくるだろうな。

とも思う。きたるべき、光と高彩度の世界。

これらが現すもの。世界は二極なのか。

light と right はどうしてわかれるのだろう。

(興味あれば、一昨年書いた quiet storm / ohashiTrio の詞を読んでみてください)

あえて、自分は両方であろうとしている。

なれるのかな。


Amanda に戻る、途中、煌めいていたひかり

change our children’s birthright

こたえ、出てるね。

fancy pants

fancy / stillbeat

October 31th Halloween 今宵は Blue Moon だったとは。

だがこのシリーズ、ジャケイメージ青ばかりが続いたので
今回は逆をいってみた。

どこかへ向かったプロペラ機。こいつは42人乗りだったかな。
ペンシルベニアに向かう途中か。かなり揺れたと思う。記憶の時空でねじ曲がってる。

この曲を聴かせて楽器だけでリハしてた時 Ramsey は “Hey, it’s fancy pants” と言った。
説明聞いたのだけど未だによくわかない。
確かにファンシーパンツな気もするし、ちょっと違うかとも思う。

ともあれこれは大昔の話。僕がまだ学生上がりの頃バンドで一発録りした曲。
だが当時、お任せでボーカルを入れる筈だった某は電話の行き違いでスタジオに来なかった。
当時は携帯電話も普及してなかった。

どんな歌詞を歌うつもりだったのだろう、彼は。

1年後、日本語で歌詞を書いた。
自分じゃうまく歌えなかったが女性ボーカルのイメージではないので
当時のグループでやることもなく、寝かせておいた。
数年経って、一、二度フォークデュオでやっただろうか。

それからだいぶ経った。去年京都で一度、8弦ベースの弾き語りでやった。
そこでとても気に入ってくれた方もいたり、やっぱり完成させた方がいいなと思い
今年後半、moon x moon の一つとしてやるつもりをしていた。
ブリッジ部分 – エレピソロの後 – の歌詞が何年経ってもしっくりこなかったが
秋になってようやく浮かび、何トラックか歌を重ねた。

そんな2020型。

ファンシーパンツなんだろうか。

この詞は僕の中でもとても旧く青く、
意味よりイメージで言葉を並べてた。

誰にあてたものかもわからないが、ストーカーみたいなところもあるし
そういうのを全てすりぬける生き方への憧れもあるのだろう。

逆に今の人たち、特にメディアに出る人たち
マスもソーシャルも含め四六時中観られて
いつ自分を守っているんだろう、
みたいな余計な心配事であったりもする。


開いた窓から 観られてるキャスト 闇と話せない
光乗り場に 踏み込まれて どこで眠ればいい

そんなときは、人とつながったりしなくていい、
と僕は思うのです。

はてしない

10.17 – new moon –
Ha Te Si Nai / Ray Kondo

iTunes / Apple Music

予告通り
bossa nova を起点に作りました

昨年9.17にメモした音・1年1ヶ月後の形

インストゥルメンタルにしようと思っていたのだが
昔書いた詩が

言葉の区切りを変え
ると違う意味を持つ
ということに勘付き
のせてみたのである

まる

ある人へのトリビュートにもなっています
わかるよね たぶん

未だにお会いできていない… お身体お大事に

詩集付属音源 “flat five tapes
の一つとして一昨年に限定公開した
“君がみたゆめは”
とは枝分かれ宇宙にある曲

とゆことで

サラヴァ!

皿の大きさ

「相互監視と台本」シリーズはあと数回続ける予定だが。

皿の大きさ、というのは、目玉焼きに合わせて皿の大きさは決まっているのだろうか?
という今日の切実な疑問。

下弦の月になってしまった。

次の新月の配信は、もちろん予告していた通り
「るいをよもう」です。

去年の夏頃からライヴでやりたかったのだけど、シンプルだけに難しくて
結局まだ一度も人前で演っていません。

どんな感じになるやら。

ジャケットのイメージその壱を。どこやねんここ。

 

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