fancy pants

fancy / stillbeat

October 31th Halloween 今宵は Blue Moon だったとは。

だがこのシリーズ、ジャケイメージ青ばかりが続いたので
今回は逆をいってみた。

どこかへ向かったプロペラ機。こいつは42人乗りだったかな。
ペンシルベニアに向かう途中か。かなり揺れたと思う。記憶の時空でねじ曲がってる。

この曲を聴かせて楽器だけでリハしてた時 Ramsey は “Hey, it’s fancy pants” と言った。
説明聞いたのだけど未だによくわかない。
確かにファンシーパンツな気もするし、ちょっと違うかとも思う。

ともあれこれは大昔の話。僕がまだ学生上がりの頃バンドで一発録りした曲。
だが当時、お任せでボーカルを入れる筈だった某は電話の行き違いでスタジオに来なかった。
当時は携帯電話も普及してなかった。

どんな歌詞を歌うつもりだったのだろう、彼は。

1年後、日本語で歌詞を書いた。
自分じゃうまく歌えなかったが女性ボーカルのイメージではないので
当時のグループでやることもなく、寝かせておいた。
数年経って、一、二度フォークデュオでやっただろうか。

それからだいぶ経った。去年京都で一度、8弦ベースの弾き語りでやった。
そこでとても気に入ってくれた方もいたり、やっぱり完成させた方がいいなと思い
今年後半、moon x moon の一つとしてやるつもりをしていた。
ブリッジ部分 – エレピソロの後 – の歌詞が何年経ってもしっくりこなかったが
秋になってようやく浮かび、何トラックか歌を重ねた。

そんな2020型。

ファンシーパンツなんだろうか。

この詞は僕の中でもとても旧く青く、
意味よりイメージで言葉を並べてた。

誰にあてたものかもわからないが、ストーカーみたいなところもあるし
そういうのを全てすりぬける生き方への憧れもあるのだろう。

逆に今の人たち、特にメディアに出る人たち
マスもソーシャルも含め四六時中観られて
いつ自分を守っているんだろう、
みたいな余計な心配事であったりもする。


開いた窓から 観られてるキャスト 闇と話せない
光乗り場に 踏み込まれて どこで眠ればいい

そんなときは、人とつながったりしなくていい、
と僕は思うのです。

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