台風一過の

週末であるうちに
できることを

と思いきや
大事な用が重なり 折り重なる

だがひるまず 今日はかねてからの約束にとりかかる

何事も するには時間がかかるものだ
パッとやっていいものなんか できるわけがない

そんなプリセット満載のテクが 溢れてるけど

それを作った人は無限に時間を費やしてるし
その真意を学ぶには それ以上の時間がかかるし
それが AI だとしても 仲良くなるに儀式みたいなものがいるし

それにだいたい プリセットは思い通りにはならないし
それどころか ある種の人間に対しては、まともに動作しないもんだ

詐欺が詐欺じゃないことを証明するのにかかる時間と苦悩は無限大
ある種の人間に対しては、だ。うまくやってる人もたくさんいるんだろう。

無限に愚痴ははけるものの、実は楽しい週末だった。
いい幻灯もできるかもしれないし、いい曲ができるかもしれないし、いい場所が…

ten ten

見えない下弦に。

この10月は満月が二回もあるんですね。
おかげで moon x moon もあと6曲も残ってます。

次の曲はタイトル未定、詳細不明ですが、
bossa nova

になる予定です。

10.17 release on new moon…

Flower in Anger

10.7 リリース, sugar me 3rd album “Wild Flowers” より

とても気に入ってる曲、映像も意表をついてかっこいい

歩美さんのしなやかな強さが、出てますね

僕も自分印の rick bass play で参加できて、とても嬉しいです

Flower in Anger / sugar me
Director:Yuji Okuda
Assistant Director:Yuyon
Words & Music by sugar me
Drums by Jumpei Kamiya
Bass by Ray Kondo
Piano and Organs by Saori Kashiwa
Acoustic Guitar and Vocals by sugar me
Mixed by Yu Sasaki
Mastered by Hiroaki Sato (molmol) / Mastered at EELOW

当初、演奏メンバーとして MV 参加も打診してくださっていたのですが
コロナ禍において、色々制約や可能性、考えを率直にお伝えした上で
アーティストにとって一番よい判断をとお任せしました。

彼女や映像監督の判断が正しいのはこれを観れば明らか。
たとえばリモート参加でこれだけのクオリティと統一感は、
よっぽどじゃないとと思います。

演じる人、それを撮り作る人、凄いなといつも思うのです。

火星人とハクビシン

火星にどんどん近づく月

十三夜から満月まで
そんなことを思っていたが

火星自体が地球にどんどん
近づいていたとは

もっと綺麗に見たいと思い
ダメ元で写真機と三脚持って
畑に行こうと外に出たら

空は曇った

ハクビシンと会えると思ったのにな

落花生を啄む姿は
火星人との遭遇と
おそらく違わない

Quick & Slow

Quick & Slow / Ray Kondo
moon x moon series #19
2020.10.2 – Full Moon –

Apple Music
iTunes

はやいものってすごくゆっくり


このジャケの写真、ある山奥で納屋にあった農耕具です。

脱穀機ですね。

メカメカしさと素朴さに惹かれ。

満月その瞬間の写真を撮りたい、といつも思うのですが
それを撮ってると、満月のリリースに間に合わない。
間に合うわけがない。

満月少し前の月を撮ってみました。
雲の後ろにかくれてるんですが、雲自体が照らされて、有明月みたいになってた。

それを重ねてみました。
中央左上、しゅわしゅわっとしてるやつです。
蒸気機関車感が出てるかな…

たぶん、伝わってないですよね、ほとんどの人に。

いいんです。
売れすぎると、困るから。


moon x moon と銘打ちつつも
一度も Moon の楽器を使っていなかった。

Moon って知ってますか? プレーヤーには有名ですよね
Fender タイプの日本のコンポーネントブランドの草分けです。

ひとつ隠し持ってたんですよ。ベースではなくギターを。
なぜかヘッドに Technics と書いてあるストラトキャスター

Fender のプレべより、5弦ベースよりも重いアッシュのボディ
フレットほとんどないけどいい鳴りっぷり

昔、ブルースギタリストで楽器屋の兄ちゃんやってた H.O さんから
分割で売ってもらった唯一のエレキギター

最近はガットの他は Yamaha のサイレントギターが取り回しが楽なので
そればかり触ってプラグインでエレキの音にしてたけど

やっぱエレキはエレキ
ノイズが多いけど手に伝わる振動が違う

というわけで、この曲の途中から右に鳴ってるのは、この Moon …Technics… のストラトです。

加藤陽子さん

…の著書はまだ一冊しか読んでいないが
日本近代史にとって、とても大切なことを言ってきた人だと思うので再掲。

2014年の日記。別に手放しで褒めてるわけではないです。

30年代の教訓

『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』という本です。

水彩画あじさい

シンガーソングライター 弥花 さんの 1st にて、2曲お手伝いしました。

水彩画あじさい / yahana

flexlife 大倉健の編曲・演奏・録音
青木里枝による撮影というプロジェクト。

九州で海苔屋さんと歌い手さんをされている弥花さんのオリジナルソングス5曲。
湘南のご出身と知って「あ、わかる」という空気感と、自由な詩世界。
視点の豊かさ、みたいなものが随所に垣間見れるなー、と思いました。

配信はなく直売のみのようですが、ご興味あればぜひ こちら から。

僕は
1「小さな瞳」
5「水彩画あじさい」
にリモート録音で参加しました。

どちらも自然でいい曲、歌世界です。
録音は6.24、とある公共の音楽室にて。
水彩画あじさい は、Charlie Haden に僕を通過してもらったかな。

そして僕が参加していないのですが

2「わけありりんご」
これにはすっかりやられました。レトロモダン。
ぜひ CD で聴いてみて欲しいですね。

ひっとみー

カメラ欲しい…

Canon の数年前のミラーレス、EOS M3 で動画録るのはほんと大変
かわいいルックス、極上の握り心地、魅惑のシャッター音とフィーリングは文句ないけど
使いにくいったらあらへんで

オートフォーカスが合いさえすれば、画質は充分と思ってますがね。

まず、そこで絶望するのだ。
撮ってみないと、ピントが合ってるかわからない。
ライブ一本終えて、全部ボケてたときの虚無を数回経験しているし
そもそも、使えるものとは思っていない。
それに加えて撮影時間の30分制限もあるし…だめだこりゃ、っていうのが前提。

しかし配信用となると、iPhone だけではやはり心許なく、気を取り直してやってみた。


液晶がチルトで反転するので自分で演奏動画録るには便利
だがその状態で確認再生しようとすると、途端に天地が逆になる

首をひっくり返しながら思う。意味がわからない

カメラの縦の方向が間違ってたのかと、三脚のセットを反対にする

やっぱり再生時は天地が逆になる。録画時は問題ない

さっぱりわからん

しょうがないからカメラの後ろに回り込んで液晶を元に戻して再生する

だが再生時、前後のショットとの切り替え比較ができなくなる。

さっぱりわかららんよ

動画の確認は所詮液晶だと小さいから、Mac に移し替える。

SDカード抜き差しする そのたんびに本体底の蓋を開ける
そのたんびに、三脚に載せるためのシューブラケットのネジを外さねばならぬ

すると、折角決めた三脚の位置や角度が全部無駄になる

酷すぎる…

なんとか確認し また位置を決めて撮影する

位置決めしてる間に、省電力モードで画面が消えてしまう

虚無の向こう…

そして極め付けに、録画ボタンと再生ボタンが押しにくいのなんの

もう…よくやってるなと思う。

ともかく騙し騙し、撮影は成功した。結果はまずまずかなぁ。
後日、某所にて。


孫後継機の EOS M6 mkII はたぶん色々改良されてるんだろうな

AF/MF の切り替えボタンもわかりやすいところについてたし

だが、もうこのタイプは要らない
だいたい暗い画や夜景が好きだしな。フルサイズが欲しい。

カメラは贅沢品だとも思うが必需品だ。
でもやっぱ、今はそれ以前に、仕事を続けて生き続けるのには必要なことばかりだ。

どうすればいいんだ。一体。まいっちんぐ

クイック&スロウ

次回の配信は10.2の満月

It’s so quick
という曲をつくってます

ちっともクイックじゃないビートです。

moon x moon


そうだった、タイトルはこの日記から思いついて

quick & slow

にしました。
(ストアはおそらく Cap & Low – 大文字はじまり)

いい曲です。我ながら。

shooting the rubberband

ほんわかしてるのか、忙しいのか、よくわからないままに「連休」が終わった。

4連休ってすごいよな。例年なら無理してでも旅行に行ってただろう。

今年は行くわけもなく、GO TO なんて信じられず、とはいえ、行きたくなる人の気持ちもわからないでもない… やめといた方がと思うんですけどね。

しばらく前に、漫画版「風の谷のナウシカ」と関連づけての学者たち3人から観たコロナ時代への提案、という趣旨の番組というのをやっていて、最近の NHK にしてはいい番組だな、と思ったのですが(というより NHK は技術もスタッフも超一流なのに、それが地上波の主要な時間帯の報道とかなり落差を感じずにいられないここ数年。だから応援もしたいし、おかしいと思うところは意見もいいたいわけです、これってごく普通のことですよね?)

ともあれとても考えさせられる番組でした。…潔癖主義から(それも、科学的・人工的なものではなく自然農法などの礼賛から)ナチスにつながったというのも…ほんとかな、もっかい見直そうかな

コロナに打ち勝つ証としてのオリンピック、というステートメントにおかしなところがある、というのはほんとそう思います。


知性、という言葉、または概念、難しいですね。

「反知性主義」という言葉をここ数年、よく見ているのですが、僕個人的にはあまり伝わらないんです。

割と賛同できる人たちの意見であるにも関わらず。

知性 = intelligence というのを、僕はあまり信用しきれてないのかもしれません。とても重要だとは思うのですが。

あるいは、AI やネットワークはじめさまざまなものが「知」を侵食し、飲み込んでいくと感じているから、違う世界に行きたいと思っているのかもしれません。間違ってるのかな。

面倒でも対峙するべきなのか。一生の課題としては。

でも、「知性がどうのと言う奴は一番知性がない」というのは、一聴してよくできてるけど、すり替えというか、悪用だと思います。

学者は、知性を扱う人だから、本来知性がどうのと言っていいし、言わなきゃ学者じゃないわけで。

知ること、と、感じること、と、愛、と、それぞれ順番をつける、ロングセラーの物語も読んでるのだけど、それぞれ大切なトップ3、ってことじゃないのかな。

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