Category: fushigi

詩集

昔からぼくは不思議なやっちゃ、と言われ続けているのですが

本人いたってそんなつもりなく、ただ興味あることをふわふわと考えたり
頭上にいつも「?」マークを浮かべてたギタリスト詩人や
彼をそう形容した 映像作家 を、変わってるなぁと眺めたり(即ち彼彼女に比べたら全然フツー)
真面目に考えすぎて書き連ねては、よくわかんなくなったことを行を遡って蒸し返したり

そんなことを繰り返しているうちに、詩が結構たまっていました。

SSW 気取って歌ってみたりもするのだけど
どうも人前に出せる味にならない
というよりぶっちゃけ〇◉すぎる

Donovan でいいんだけどなぁ
Marc Bolan (初期)でいいんだけどなぁ
Green Gartside がいいんだけどなぁ

妙に理想が高い

そんなことを繰り返しているうちに年月日が経って
このままじゃもう退場だな、と思っていたところ
チャンジュンたちに背中を押されたこともあり
詩集を刷ることにしました。

詞なんて
人に歌ってもらえばいいじゃん、とか
メロダインで直せばいいじゃん、とかボカロPでいいじゃんとか
言われてますが、僕のはどうもそんな感じでもないし
「そのうちレコードにします」とだけ言い残して。

でも言葉だけの作品もいいのかもね。

僕はかつては、曲の歌詞など一切興味持たず、インストか、(すぐに理解できない)洋楽しか受け付けない人でした。日本語の歌詞が直接耳に入ってくるのが、好きじゃなかった。それがあるとき、言葉に興味を持ちはじめ。

人の興味など、わからないものです。
言った尻から変わってきたりもする。

入れた詩は、自分としてはわかりやすいものを集めたつもり。
前のめり 後ろのめり だが踏みおろした地面には穴が空いてて
そこは空だったりする。

でもどうだろう。紙に載せてみるとまた味が違ってきてる気もするプレパラート。

初版まさかの完売につき、増刷中です。
よかったら。

singtalk

この一週間は旅をしながら、とても有意義な音楽体験をしているのだけど
熊本では珍しいことを続けてやったので、速記。

6.3 flexlife x ray での “reunion” は、時間感覚メビウス繋ぎというか
彼らの後ろ隣で、かつて何度もステージでやった曲、ぼくには新鮮なアレンジの曲、
そりゃはまるでしょっていう荒井由美、全く予想外のCCB、定番のFairground Attractionなど
壁の色もサイコーなgingilaで、アットホームな数時間。
– それにしても “WAR” はやっぱりすごい曲です。

そんな中、健さん里枝ちゃんと演れればというアイデアをやり、
それとは別にベース弾き語りを3曲やるという、
かなり好きにさせてもらえた貴重な機会でした。
バンド始めてみました、大人、ほんとかよ、みたいな。

ガレージでのカフェレレ部(ウクレレ教室ユニット)も、平和で素敵でしたよ。
大倉さんの雰囲気がデヴィッド・マシューズさんに見えたな…

その現場をトリオちゃん、洵平くん、チャームくんが目撃してくれたこともあって、
翌日の大橋トリオ公演では、途中、ありえない場を
「チューニング中の場繋ぎ」によりいただくことになった。
… ま さ か。

そんなんで、2日続けてやったのが、これです(詞)
よこくの太陽

ほかは
時計をひっぱりだせ
grace behind the word

そして flexlife の二人交えてやったのが
トーキンブラザー (swingy version)

それぞれ、作ったのは大昔、人前でやることは殆どなかったのだけど、久々。

因みにやらなかったのは
あかりをつけたら (reg. version)
でかいゆびさき
ハイウェイかたつむり(最新)

詩/詞は以前から公開してたりしても、実演ではなかなか形にしてないんですよね。
サボリすぎ。

もっと新たな案も、これから作って行きたく思っております。

さんくす

mobiles

こちらは暗くない話。

暗い話も、音や光のもとだと、思ってますけどね、わたしは。* darkness

さいきんの見聞

union soda
ショップスペース、ギャラリースペース共に広がりがあって気持ちいい。
urabe fumiyuki さんのモビール、欲しい…

kedi başkan
ハンバーグかサンドか迷い、サンドにしたところ
そちらの具が切れてしまったようで、代わりのサンドを作ってくださったのですが
それがとんでもなく、美味しかった。
置いてある本も面白くて、エンデの「影の縫製機」に魅入られてしまった。

とある駅
ホームをつなぐ跨線橋に、全く広告がない。
こういうのもいいですね、うるさくなくて。

月の岬
カメラも持たずにバスに乗ると、あまりに美しい満月。
名前だけのことはあるな、と散歩。また行くことはあるのだろうか?

GREENROOM
快晴、5月だというのに灼熱。
ずーっと奥まで見渡せる、気持ちいいステージでした。
待機中の散歩で見た yusuke hanai さんのブースにパワーを感じる。
we are here” のジャケを描いた方。じっくり観たかったです。

kirja
motomitsu maehara さんが新作絵本&原画の展示をやっていて
すばらしく購入。本はフランス語ですが、日本語訳もついています。
Ecoute la musique

Chansons ‘Fraternelles / Philippe Crab & Antoine Loyer
仏レーベル Le Saule のレコードはすごいなと思っていて
内容もさることながら、風と砂塵と裏庭のような音の質感につれていかれる。
どうやって録ってるんだろう、か。



between

Alexandre Andrés をジャケ買いして以来、ずっと好きだったイラストレーター山口洋佑さん

PRETAPORTERS のおかげで10年越しに出会えて、触発をくれる凄腕ピアニスト林正樹さん

のコラボを観る。その名 between。

最近とみに「鳥」づいている僕にもタイミングよすぎる
「巣巣」での数時間。

鍵盤から生まれて部屋の森を舞う音たちと
帆布の森に住処をみつけてく絵の具たちを

その場で目撃する、というのは

やっぱりすごいことですね。

途中、静かな界隈に救急車が通って
それは、どう贔屓目に見ても、その場に著しくそぐわないものであったので

どうなるのかな? と思ったら

キャンバスの真ん中に、それまでなかったものが出現した。

それは僕には赤いサイレンのように見えたし、最終的には違う形になったけれども、ぜったいにきっかけはそれだと思ったので

あとで山口さんにきいてみた。

やっぱり、そういうのって、ありますよね。

予想外だけれども、それが無意味ではない。

林さんのそのときに鳴らしたコードがなんとも効いていて、

世界をつなぎ合わせるのに、やっぱりピアニストはある種の縫い針を携えているのだなぁ
と、感服しきり。



ちゃっかり混ぜてもらいました

Romanian Folk Dance

ローマ人はその時代に巨大な国家であった
「ローマ帝国」の版図にいた人で
特にどの人種と特定するのは意味がない…
と、ちょっと驚くような、
よく考えたら違和感なく納得できるような話を知った。

すなわちギリシャ人がローマ人であったり、ラテン人がローマ人だったりする。
ルーマニアも、ローマ人の国という意味らしい。

人の変わり身の自由さというか
支配層がどうであれ、人たちは流動していくんだなぁと
思うのであるが
(そのために戦わされ、殺し合いまくったのだろうが)

ということは、全ての道はなんとか、という諺は
ローマ人は、ある条件さえ呑めば誰でも名乗れる、という
懐の大きさなのかもしれなくて
少し前までのアメリカとも通じる状況だったのかもしれない。

さらに言えば、時空軸の設定さえ動かせば
我々でもローマ人を名乗ることは可能なのだろう。

あの銭湯映画はそういう意味でもよくできている。
日本人がなんでローマ人やねんというのは
その時にローマにいたからローマ人でっせと
言ってしまえばそれでよいようである。

そんなわけで、時折たいむましんに乗って日本に来る私としては、
次なる疑問は、やはりこの一つに尽きるのである。

「時間って、なんだろう」

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