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かんたん

ひとは むずかしいことを じつげんするちからがある
みちすじがくりあであれば どんなむずかしいことも かんたんにできる

みちすじがひとにそぐわなければ
どんなかんたんなことも むずかしくなる

そんなきがした
すごくした

これは ぼくらのこれからの みごとな しごとっぷりにもかかわるし
どう ずっこけるかにも かかわってくる

ヤマトの諸君

スカパーで宇宙戦艦ヤマトをやっていて

あの時代のアニメといってもヤマトは演出が結構恥ずかしいのであまり期待してなかったんだけど
効果音のかっこよさに、不覚にも入って観てしまった。

じゃんじゃん人殺すし上も下も無い宇宙空間で急降下爆撃とかやってるし
まなざしは巨人の星(この言葉を書くのも嫌だ)並だし
どうしようもないのだけど
それでも沖田十三はいい声をしている。銭形と違う声色良く出せるもんだ。

すくなくとも当時は、「放射能除去装置」というのが認知されていたわけだし
「ガミラスの人には必要だが地球人類には猛毒」という事で、核や力の二面性をある意味ちゃんと描写していたわけで
なんであれから数十年で日本人はこんなに核に対して平和ボケしてしまったんだろうと思った

音楽も、オールタイムに聴けるものではないけれど
オケをちゃんと、意思を持って鳴らしてるっていうのが凄く伝わって
それは今のこぎれいな映像音楽の手触りとは全然違う
完成度っていうのがどんどん違う方向に来ちゃってるな
当時としては、あれは半端ない気合いのもと、みんなが音出したんだなと改めて感じる。

ヤマトや999や…あの辺の松本零士にはなんとも言えないものがある。
今の若い、フラットな思考を持った人々には、どう解釈できるのだろうか。

それからたとえば…他の国にもヤマトはあるんだろうか。
中国とか。

一国の旧戦艦が地球を救う為に宇宙へ、って
ある意味最高の現実逃避だ。
オレが外国人だとしたら、どうしよう、この人たちとつき合えるだろうかって思うけど

戦争で負けて科学技術力を頼りに、俺たちヤマト民族は人類を救うんだ、って
そうでもしなきゃ日本人やってられねー、って、それぐらい頼りにされてたんだろうな。ヤマトは。

今の日本はそんなもんすら通用しないくらい重傷で
でも日本スゴイみたいなのが出て来てしまう。いや、だから、出て来てしまうのかもしれない。

「科学の力を信じていたのに」と「メルトダウン」で言い放った清志郎さん
波動砲以上に強力に、日本神話を吹き飛ばしてくれたけれど

それでも実際にメルトダウンした日本のシステムの姿は
ヤマトの残骸も見つからないくらい、情けないんだよ

そう、確かに俺たちに必要なのは、ヤマトじゃない。何か別のものなんだ。
だけど、ヤマトの諸君、君たちは真実を近くで見ていたのかもしれない。

古代進、守、っていう名前は、キャラはともかく、凄く示唆に富んでいるわけなのだ。

たいへいよう

月はえらいもんだ

あんなに遠いのに、ちゃんと見えてる
太平洋の向こうなんて見えやしないのに

ハワイがあり イースター島があり
戦争中はポートモレスビーやガダルカナル ミッドウェーで殺し合った
その昔はムー大陸があったかもしれない ほんまのところはしらんけど

クジラが泳ぎ ウミガメが泳ぎ シャケやマグロが旅をし 深海魚が潜み 無数のプランクトンがうねる

そんな海を取り巻いて 国があり 東洋の端と西洋の端があり 日付変更線まである

アリューシャン列島を渡ったインディアン 大西洋を渡ったラテンやアングロサクソン

文化のあまりの違いに絶句し あるいは惹かれ合う

情報は一瞬で海底ケーブルを渡るけど それでも海はひろくふかく とんでもなく蒼い

 

アメリカのいいとこ わるいとこ これからも色々体験するだろう
どう転んだとしても よ

Apple, Google, Adobe, Avid, Intel, Mozilla, コンピューターだけ見てもすべてアメリカのシステムだ
VISAもMasterも Amazonも ボーイングも軍事も

音楽もカルチャーも

 

だけど忘れちゃいけない

自由主義っていうと 聞こえはいいけど この主義は民衆のものじゃない
資本家にとっての自由だ
資本を投下し 操れる者が 国の制約すら受けずに 自由に金儲けをできるための仕組み
それが自由経済
この世はカネ 勝ち組と負け組 自己責任 成長 ストラテジー
その仕組みを守るためのあらゆる「正当な」努力と弁論 そしてその上にある統制
それが 自由という名の 資本主義
中央集権や 独裁と 違うようで そんなに違わない

そりゃ こうやってモノが生産され デザインが生まれ イベントが起き ダイナミズムがあり
みながやってければ そりゃいいと思うよ だが ちっともそうはいかない
いつだって燃料切れ いつだって空想倒れ 眠気とヨイと 記憶ちがい

水道哲学だって 説明がつかないことが たくさんありそうだ

 

いいものはいい わるいものはわるい でも価値観はひろくふかく 太平洋と同じくらい 蒼く姿を変える

 

まったく
地球のどこよりよっぽど遠くにあるのに
誰にでも見えてさ

ったく えらいもんだよ お月さんはよ

56年目のトラップ

たまたまを含めて
ここに来た人で知らない人はあまりいないかもしれませんが
このビデオは観ておいた方がいいですよ
全部で44分、長いけれど

「原発導入のシナリオ」

リンク切れをメンテする気はないので
検索してください

これで、大本の部分はすごくよくわかります
わかるどころじゃなく、根こそぎ笑わされます

特に 米国内向けの 原爆退避ロックンロールもどき
なんやあれ

日本向けの 原子力バス 鉄道 飛行機
アトムの 悲しい兄弟

今以上に盛り上がった筈の国民の怒りが
たった1年で 180度 方向転換 させられたんです

どこの社会にも シナリオを書くやつはいます

ここの登場人物も 根本的には同じです

モノを売りたい ヒトをつかまえたい 味方になってもらいたい

だけどね
一度わかっちゃうと どんな料理も 砂になる

ときほぐすのは

まず原子力ありきで、頭を回転させた人々が沢山沢山沢山たくさんいるはず。

このページを見て、本当に悲しくなった。

子供たちは一生懸命描いたのだ。
心をこめて。
よいものだと信じて、夢を込めて描いた。

信じ込ませ、描かせたのは大人。讃え、利用したのも大人。

電線と同じくらい周到に、日本中、世界中に張り巡らされた原発普及のプラン。
操った奴は裁かれるか。

裁かれないように手を取り合う大人たち。
共に責任を回避し、自分への危険を回避し、国の一大事にすり替える。

最も電力を食う23区を停電エリアに入れない、嘘だらけの持久戦。

原発がないと困る、残してくれ、
こう国民に言わせるためならどんな知恵でも回る。

違うだろう。

まず原子力なしで考えるなら、
計画停電を受け入れてもよい、その代わり原発をやめろ。

そうも言えるはずだ。

次の冬まで続く?
根負けしちゃいけない。

正当化の為にあらゆる事をやってきた人々は
たとえこれほどの事故が起きても次の手を考えてくる。

ときほぐさなきゃいけないのは、電気回路や水路だけじゃない。

* ページリンクは国が毎年開催していた子供向けの「第16回原子力ポスターコンクール」。現在ページは削除されている。

おと はね ふるえる

速水浩平さんのTV出演を観た。
この人、頑張って貰いたいなとおもう。

06年のとある日、参宮橋近くの首都高速脇で自転車をこいでいた時、僕はこんな事を思っていた。
「この高速脇の音圧を利用して発電が出来ないか??」

この日は代々木の楽器屋に向かっていたけど、
この後しばらく笑えて、日が暮れるのを忘れて同じところをぐるぐる回った。
結局店の閉店に間に合ったのかも、忘れてしまった。

なんで笑えたかというと、これによって「音楽家」の立場が一変するからだ。
これまで無駄にエネルギーを使い、騒音をまき散らしたギター少年、オヤジ、パンクバンド、
スタジアムツアー、フリージャズ、これらがすべて「エコの使者」になる。

PA屋も楽器屋もオーディオメーカーもみな、先端エコ産業になる。
革命。

これこそが地球の求めるもの。

勿論技術的な敷居はまだまだまだ高いのだろうけど、
ギターはピックアップで発電しているのだから、そもそも実現済。
マイクもしかり。
後は効率だけの問題なのだ。とても大きな「だけの問題」

音が人に届く為に電気を消費するのは、あくまで聴き手に何かを伝えるため。
つまりは心を震わせるため。

あまった(でかすぎた)音を「拾った」り、人が「よっしゃわかった」と、音を「受け取った」後の
エネルギーを再び電気に還元するのは、別に何もおかしい事ではない。

ぜひやるべきなのだ。

この速水さんという人が活動しているのはその後知ったが、
小学4年で発案し、大学に進んで研究と実践に邁進。
美しい。

高速道路面やビル床への展開など、今後は明るいようだけど、

音の事を忘れないでほしい

そこはまた、音楽関係者も頑張るべきだと思う。

ただのベース弾きが思うことだけど、
未来って、まだまだある。

まだ、来てへんから、みらい。

サッチモ曰く、What A Wonderful World.

* この後に大震災が来たので、僕の捉え方はだいぶかわりました。が、今も引き続き考えています。
— 追記 2012/1/31

あろう

やじるしって
使う頻度に対して実物の少ないものだと思う
ふと、思った

道路には頑張っていくつもの←←→があり
クルマは頑張ってそれをおいかけるのだが
そもそも←ってなんだったんだ?

「矢」の記しという事なら、矢はそれに従って人が動くというものではなく
人を殺傷するものだったと思う

大昔にヒト最初の発明の一つとして誕生したもの
狩りをするもの

そんな記憶をアローは引き受けてる…んだろうか

Ya
Arrow

YもAも とんがってるといえばそうだし
Yは↑のできそこないみたいにもみえる

こまったもんだ

いや 何を困っているのか 深い苦悩ではないのだが

Joni Mitchell の Hejira の BG 的思考

もっかい

Yellow Submarine
20回
もっかい
もっかい

リード、ハモリ
小声のもっかい
小声のリード

もっかい

ぐーぐー

おわりのはじまり

すくいがなくたって
つづきはだれかがかんがえりゃいいんだ

そんな風になってるのかな、って思う。

近頃出くわした話や観た物語や、ひっぱりだした記憶は
どうも輝きと谷が一緒になってる

全てを照らす光と
余韻のまま落ちてった誰か

そこでたいてい話は終わってる

処理しきれない結び

多分、今の人は「終わりよければ全てよし」なんて結論に頼らなくても
話を輪廻させていけるんじゃないかな

ふと、今の人のふりをする自分が
自分で考える。多分誰かの話の消し忘れでも
自分が引き受ける事だってできるんだろう。

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