カテゴリー: libre

空想スクリーン

録音をしながら…

Aretha の映画、そういえばまだ

…みてないけど

…みてるかのように

なにかを取り込もうとしてる

これも「想像」というものなのかな

誰が為に歯は並ぶ

うぃーん

と面白い音が近場で鳴っている。

漫画版ナウシカの終盤だったか、土鬼では人造妖怪(兵士?)を制御するために
ヒドラ使いがある高周波を利用していた – 歯の間に細工をして。

私の超至近距離では、低周波とも高周波ともいえる、なめらかにつながったその音が
歯の間の細工そのものを作っていた。

不覚にも発生していた、虫歯とやらを削るのって
こんな音やったんや。

削って元に戻るもの、戻らぬものを一瞬思う。

思ったところで取り返しがつかない。詰め物は爪のように伸びはしない。大人しく緩慢に劣化していくだけだ。

高周波といえば、僕は子供の頃から口笛が苦手で、
それができないかわりに会得した甲高い笛は、前歯の間から発生したものだった。

僕は姉と共にそれを「歯笛」と呼んだ。

どうやら、現在世間で言われている「歯笛」とは異なるもののようで、おそらく実際に目の前で吹かないと、誰にも共感してもらえないだろう。そんなつもりもないが。

僕のは隙っ歯を利用した管楽器、というべきものだ。口笛より1オクターブ上が出る。
弦楽器でいうところのハーモニクス、歯も肉すというころだろうか。

あまり自慢にもならないのに、自分はこれができるからちょっとすごいんだ、と思っていた時期もある。誰にも共振されなかったと思う。人間のかわりに猫や犬に伝わっていたのかもしれないし、ヒドラや巨神兵に慕われてたかもと思うと少し恐ろしい。

さて…

なんだか無理やり話を膨らませているが、本来僕にそんな暇はない。
この週末は、ある録音を形にしていかねば。

師というべき人からのお誘いに感謝しつつ、頑張りますにて。

これにて駄文失礼いたしまする。

Have a nice weekend.

甲虫と飛蝗

夏ですね

そろそろ今年も「夏の心配」をしだす。

心配事なんていくらでもあるが

さしあたってはこれかな。

また今年も、ノコギリクワガタが郵便受けに飛んできて足をすべらせてひっくり返ってたらどうしよう

こないだ初日の出が出たばかりなのにもうこんな季節。

今月頑張れば、少し何かが見える気がしている。

徐々にベースプレイを再開しつつ、豆鞘のような飛蝗を見つつ、

鋸君を思い出す夜。

helpless calculation

ニュームーンの前なのに

ペッパー警部じゃなし

ペーパームーンじゃなし

ペーパーワークで週末も終わる

音楽にもろくに費やせず不満募る

水道の前

久々に聴いた曲の中にずっと作ってる曲のタイトルを聴きとる

これってここから? ちがうと思うけど

潜在意識は自分を超えるし そうかもしれない

ちょっとヒントになるのかな


昨日に巻き戻すと

そこは束の間の大自然

山の端を眺めながら

貸し切りの机で読書ができるなんて

その気になれば この世は最高

騙された 品物ばかり 思い出すけど

それでも自分次第とうそぶく土曜

本日は暑すぎ オーバーヒートで残り20分の

リベンジ試みる

nidone

二度寝は身体のどこかと
心のどこかを磨耗させる

2年半ぶりだか3年ぶりだかの
仕事になぜか混じることになり

初めての場所で序盤

手洗いかロッカールームにきたら
帰りがわからない

長い階段を降りれば

もう街の反対側

歩道橋は鈴生り
時間はあきらめろというよう

いつのまにかタクシーに乗り
どうやら離れていくばかり

戻ってもらって
駐車場に帰還

呆れられ
そもそもこちらは何の準備もしていない

さてこれからどうやろう

というところで目が覚めた

リアウィンドウ

明日は風の日 今日雨のち晴れ

夜明けの豪雨に 車のリアが水浸し

いつから車の後ろガラスは 黒が標準になったのだろう?

ふとしたことで開け放したのが 命取り

命取りは困るし 閉めてふたたび

開け放すことに

ガーランドとスライダーキャスター

ふと、ラジオ番組をやってもいいかと、思う。

たまにこんな気分のときがある。前向きに、横向きに、全球向きに。

今ならポッドキャストもできるし、実際海外では読書より Audio Book の方が普及してたりもするようで

まぁそれなら語りとカタコトの楽器だけでも成り立つのかな、とも。


ずっと昔は FM ラジオも良く聴いていて
電波のあまり入らない滋賀から、発信源の大阪まで屋根でアンテナを伸ばしていた。

ケンウッドのチューナー使わないとあまり綺麗には聴けなかったけど、記憶の中では FM の音は
ノイズと共になんだか艶があって、音楽や DJ(ディスクジョッキー、語り)の人の会話も
わくわくしたような。美化されているかもしれない。

番組にはサウンドロゴもたくさんあって、既存曲の使い回しもあったし
Stones の “Undercover of the Night” や Tom Tom Club も使われてた。

当時 Naniwa Express の清水興さんが語りと、途中でちょっとしたベースフレーズを弾いてくれる番組もあって好きだった。
あの人は、当時レコードで聴けた日本のどんなベーシストとも違ってて、音色もタイム感も魅力があった。

型破りな人やなぁ、と憧れたものだ。たぶん、日本人のベーシストでそんな風に思ったのは彼だけだ。

だいぶ後になって、BM で対談(形としては僕がインタビューアー)をさせてもらったのは、いい思い出になっている。


本題に戻ると、曲を作るのって結構大変で

今年のペースだと発表できるのがいつになるかわからない。

一応 Q3 あたりを目指しているけれども、2年前のハイペースはどこへやら。

あまり曲にこだわらなくてもいいのかな、と思ったり、そうするとエピソードなのか、なんて

これは頭の体操レベルの話。


たぶん、ポッドキャストはやらずに、もたもた曲を作っていくと思ひます。

ある水際作戦

ハンバーガーを食べようと

思い立ち北上

水面を右に

サイを眼前に

瓢虫のような

農耕車かオブジェか

わからない真っ赤な何某と

すれ違いて 駅へ

雲球儀のような

ランプシェードがいかしてる

テイクアウトからさらに

北上し 行きすぎ Uターン

そらとうみとのごはんはいいね

seat for you

寝る前にハニーを飲めば

歯軋りしないし

歯も磨かなくてもいいってきいたけど

歯がハニカムになったり

しないのかい

呆れられたら

はにかむばかり

カルディのグラス

おきあがりこぼし

いくらゆれても

零さぬ小法師

あまりに軽く

座席もない

こちらは敢えて

目指さなかった

バカルディ

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