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仁王服

朝から思わぬ二往復

今日からは

空もますます

騒がしくなる


暴力は何もほどかない

暴力は憎悪と次の暴力と

誤った扉を開くだけだ。

武力は何もほどかない

何十億の怒りで

この星を火にしたいのか

何十億もの

それでも堪えている水の心を

見ようとしないのか?


メディアは何事もなかったかのように

エンターテイメントを流す

何事もないようにモーフィングしていくのに

長けた人類

霊はなにを運んでくるだろう、ことしの盆は。


もう少しで

みつかりそうな

感覚にそれでも励まされる 答えは自分という筒を通っていく

つかまえられても られなくても

election day

投票日だった。

午後3時頃に投票所へ。係員:投票者は8:3か。
出口調査もなし。

時間帯もあるだろうし、出たあとで数台車が入ってきたが、
ここ10年で見ても。

嘘だろう? これが現実。
画面の向こうだけじゃない。


郵便受けを見ると、またオケラが入っている。

今度はまだ元気だ。手に取ると凄い勢いで指の間をかき分ける。

痛いぐらいだ。動きが速い。

プランターに入れるわけにはいかないので、空き地の土に放す。

ぐんぐん掘り進んでいった。


結果が出た。

とてもとても、残念だ。

くものうらがわでは

七夕だから七夕らしく

…la…

その前に

今日知ったのですが、iOS 15 だと写真からテキスト認識できるんですね。
画像に埋め込まれてる言葉をコピペできてしまう。

OCR アプリとか、ときどき試しては、使えないなと諦めてたけど、
知らぬ間に確実に世界は進歩している。

だけど、日本語は非対応。

漢字は認識するけど中国語 / 広東語としてであって、
ひらがなは意味不明になる。

最近は、漢字でも日本語字体じゃない文字が混じって表示されることが増えてきた気がする。

自動化の波に、日本って遅れまくってるんですね。

僕は自動化ってあまり好きじゃないけど、
避けてる間にも、グローバルの波に呑まれていく。
画一化と多様性がツイになったローラーに踏まれてく。

世界的には日本語を使う人は少数で、
国連の公用語も

中国語、英語、フランス語、ロシア語、スペイン語。
加えて、アラビア語。

「ロシアと中国と北朝鮮が攻めてくる」
「だから改憲して軍備増強を」
と、自民や維新が連呼してるけど、

そういうのじゃなく、日本って既に、
文化的に結構危機なんだなと。これは氷山の一角か。

軍備なんて、核の恐ろしさを学べない国とは勝負にならない。
そんなのじゃなくて、大事なところで頑張ろうよ。

パワーゲームに踊らされてるだけじゃなくて、
こういうところを、うまく、しっかりやっていきたいね。

magnet

この磁石というやつは

高熱になると役立たず

パタンと取れてしまうのだな

うちには超強力マグネットがいくつもあるが
どれも同じなんだから

間違いない

soul train

ようやく何かが見えてきたか

かもしれない

枕木一本

クロックを超えていく

Independence Day

独立記念日。

それはアメリカがイギリスから独立したという記念日で
本来日本にはあまり関係がない。

大きな流れでは、独立したその国はやがて黒船を送り
日本を開国させ
しばしの交流の後
大戦争を行い
日本を屈服させた。

そして世界の覇権をソヴィエトと争い
冷戦に勝利し
その後も戦争を続け
迷走し
イスラム世界に中国に
そしてロシアに
COVID-19 に
そして国内に
揺らいでいる。

進駐軍の時代も
安保闘争の時代も知らない僕は
米国に恨みも反感も持たずに暮らしている。

これは凄いことで、あれだけ国土を焼き尽くされたのに
どれだけ巧みにこの国の政府と国民がコントロールされたのか、という例だ。

全く異なる文化と歴史と人種の国が、他の国を完全に従わせた、という
稀に見る成功例だろう。見事なものだ。

怒りの矛先を変え、ガス抜きをし、三つの “S” (Sports, Sex, Screen) を与え、
経済成長という餌を与え、時には優越感も持たせ、
一方では軍事と経済と地位協定で支配を続けている。
関東は米軍基地で包囲され続け、オリンピックは NBC の放映都合で日程が決められる。

どんな情報も、ほぼ一瞬でアメリカのサーバーに吸い取られる。

太平洋という広い海と、海底光ファイバーと、半日以上の時差。
日本とアメリカの距離は実に不思議だ。

日本海(という呼称が通じない場合もある)という小さな海を隔てたアジアより
米国を近く扱っているのは、何故なのか、
若い人たちも、考えてみるといいのではないでしょうか。

ふと、何かの拍子で、気づくことがあるかもしれない。いろいろと。

とはいえ、僕は

支配の体系には気付いていても、米国自体にネガティブな感情はない。
(それってよっぽど麻痺してるのかもしれないが、そういう者の実例として記しておく)
だが、危ない動きに対しては、それはこの太平洋という距離、言葉の違いという壁をうまく使って、日本を守るべきだと思う。ここは良くも悪くも、東洋の端の孤島なのだ。

学校で乱射事件が頻発し、ガンコントロールが日常のニュースの話題になる(そして解決はみえない)ような国を見て、どう思うか。
世界中での戦争をやめられず、憎しみと犠牲者と次のテロの卵を生み続け、軍需が次の戦争を求める国。旧式兵器の在庫を世界中に売却する国。どう付き合うべきなのか。

ここは良くも悪くも、東洋の端の孤島なのだ。

西洋の最前線不沈空母でもなければ、東洋の玄関を塞いでいる蓋でもないのだ。
(あるいは、そのどちらとも見做されている。だからだ)

日本人なら本当は、何ができるか。その先に。

音楽でも、学ぶことも、違う提示をするべきことも、たくさんある。
これまでも多くの人が、それを試みてきた。僕自身も多くのことを感じ、微々たることをやってきた。
それはこれからも続けようと思う。

独立とは何か。インディーとは何か。

僕らに武器は持てないし、持つ気もない。
そんなことをしなくても、
自分、自分たちなりの独立はできると思う。

一匹狼とスガンの山羊

僕は

一匹狼の人が好きで
群れる人は好きでなく。

意見や価値を計るのに
「人の数」は人類共通のものさしで

スーパーの売り上げも
手袋屋の存続も
選挙も
人や物の「数」で成り立っている。

だから、人は「人数」を集めるために
日々、奔走する。
知力、体力、全力を使って、人の数を増やす。

商品を買ってくれる人の数
リコメン記事に反応してくれる人の数

魅力、魔力、威力、表面張力。

閑古鳥ギャラリーを維持してくれる人の数
ライヴに来てくれる人の数
再生してくれる人の数。

フォロワー数、いいね数。

なので、僕の価値観は
そもそも現実にかなっていない。

21世紀もクォーターに近づき、
クーの理想はますます遠のく。
こまっちまうな。

僕が人と群れるのが好きで
流行りが好きで社交的な人が好きで

だったら楽なんでしょうね。


群れはいろいろな形をとります。

「一致団結」すればスイミーの仲間も
大きなマグロを追い払えるとか

よさそうです。

ほんとかな。


群れは、いいリーダーがいて
はじめていい動きをする。

ひどいリーダーがトップに立っている状態で
群れることを強いられる人々はどれほど辛い。

それとも、そんなこと気づかない。


今日も、それはひどいニュースがあって、
結構落ち込んでいる。

音楽は、体制翼賛に組み込まれたら、
それはもう、軍歌の時代なのさ。

まずは餌を与えられて、次は手綱を握られて、
次はあらゆる表現が、おかしなことになってく。

出来の悪い、漫画の中の話なのさ。


そう、コロナを「奇貨」として
あらゆるドミノが、悪い方に崩されていく。

もう少しいい、ピタゴラスイッチは、
ないのかい?

そんなものに、頼ろうとするから
ダメなのかな。


燕がまだ宙返りする古い街並みで、
フィラメントの列を懐かしく思い

バーバーのあの模様って、回転ネジ式なのか上がってくのか
今日と言う今日は…
わからぬまま、夜が更けてく

H.C.J.

本日の発見

みるみる大きくなった
バジルの株分けをしようにも
プランターがない

いなくなってしまったメダカの
桶を利用しようと計画し
そこに穴がないことを知って
漸く気付く

メダカの水槽ではバジルを育てることが
できない

プランターではメダカを育てることが
できない

よって次の推論を行った

メダカは
重力生物である
閉じられた水空間でしか生きられない

バジルは
土空生物である
そこそこな土と水の動きによって生きられる

われわれは
なんだろうか

 

さて、Here comes July,
2022年も後半である。

徐々に音楽活動を再開していきます。
といっても基本、ライヴは行いません。

詳しくは、おいおい。
おいおいって、おいおい。

おーい。

HISEN

2022年6月末。

ニュースをあまり見ない僕でも感ずることを記す。

世界の混乱は続き 日本は 戦争経済に転げ落ちようとしている。

3.11 直後からその兆候はあったが、2015年以降加速したその動きは

もう隠す必要もないとばかりにあからさまになった。

先週の日曜討論でも
多くの政党が「骨太で突っ込んだ」論を展開していた。

宇宙・サイバー空間での開発
装備品の製造は中小・零細企業が行う重要な産業

すでに彼らの中ではここまで来ている。
戦時体制と同じことを、当然のように言う。
あり得ないことも、画面の両側から言えば、国民はなびくだろう。
古典的な連携プレーだ。

こういった言葉から読み取れるのは

「最先端分野」企業と学術機関
「中小・零細」企業と労働者

これらに軍事関連の利益誘導をする
つまり依存させ、反対できなくするということだ。

原発利権、オリンピック利権、改憲 CM 利権に続き、
露わになってきた、戦争経済のシルエット。

この国の大人たちが、とても情けない。

 

「すべての武器を楽器に」

喜納昌吉さんの言葉である。素晴らしい理念だと思う。

だが。

一旦戦争になれば。あるいは戦時経済体制になれば。

楽器メーカーも軍需工場と化したのがこの国の歴史なのだ。
あるいは世界的にもそうかもしれないが。

卵と鶏の話ではないが、戦争を防ぐに正解の順番はない。

片方に戦争をしたいものがいて、また戦争で大きな利益を得るものがいる。
あるいはそれをただ弄ぶもの、おこぼれにあずかるものがいる。

それらは常に あらゆる瞬間に 蜷局を巻いている。

 

平和とはお花畑の妄想ではない。
(そもそも花を育てるのは、愛情と精魂と手間隙のかかる大仕事である)

この世で、戦わない、ということが、どれほど難しいことなのか。

「相手は言うことをきかない、軍備には軍備しかない」

それは違う。何十回も交渉し、手玉に取られた政府が言う言葉ではない。
国民に対するすり替えは通用したとしても、
交渉力のないものは、必ず負ける。たとえ技術や軍備を持っても、仕組みで負けるのだ。

ロシアや中国の軍拡は愚かなことだ。それはアメリカも同じこと。

一方、それは戦争の恐ろしさをその身で
知ることのない支配者の愚かな性でもある。

「戦争に勝った」者は
それに気づかない。

第二次大戦終了までの日本がそうであったように。

大日本帝国が勝ち目のない戦争に転げ落ちていった
あの道

とても似た道を今の日本は辿っている。

僕は戦争体験者ではない。が、もはや本当の戦争体験を持つ方々の多くが世を去り
いろいろなことがリセットされようとしている。

「戦争せざるを得ない事情があった」
そういう空気だった、逆らえなかった、
逆らったら村八分にされ、投獄され、やがて殺された。
誰が悪いわけでもなかった、国際事情だった、

そして誰も責任を負わなかった。
国中が焼き尽くされ、原爆を落とされ、
火炎放射器で人々が焼き払われても。

若者は麻薬漬けで軍艦に体当たりをさせられ、
兵士は何の恨みもなかった筈の人々を虐殺し、その数を競い合った。
飼い犬まで爆弾を背負わされかけたという。

すべてが狂っていた。

そんな戦時中が、再現されようとしている。

まだ間に合う。
世界を間違った方向に導くな。
みちびかれるな。

Don’t be the lemmings, packed into metal boxes.

みらいは、そっちじゃない。

オケラタルカス

昨夜は郵便受けにオケラが入っていた

今年も虫が届く季節だ

郵便受けといってもこれは置き配ボックスとして
設置しているただのプラスチックの箱だ。

白の半透明で、表面はつるつるしている。
風で飛ばされないよう、アカレンガを入れている。

郵便物はこれでいいが、
虫にとっては蟻地獄のようなものだ。

残念ながらこの猛暑で水分を失ったオケラは
既に命を失っていた。

だが、手に取るとケラケラと鳴いたような気がする。

こんなところにどうしてきたのだろう
何も掘れないのに

オケラは芸達者というが
舞台を用意してやれなかったのは残念だ。

写真を撮ったあと

バジルのプランターに埋めてやった。

EL&P の Tarkus 感が半端ない

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