カテゴリー: record

鋼色の

長年好きになれなかったアーティストを、今頃になって突然、愛聴している。

そのリズム、その展開、その声。

どれをとっても自分の感覚と馴染まず、愛好家が多いだけに余計にピンとこなかった

Steely Dan

特に、BCM時代は猫も杓子も「聴いてて当然でしょ」みたいな
リファレンスアーティスト扱いされていたので、余計に嫌だった。

音のクリーンさとか、グルーヴの抑制された度合いとか、取ってつけたような Kicks(キメ)とか、
ヴォーカルのもっともらしさとか、なんとも、束縛を感じる音楽だった。自分にとって。

自分も stillbeat なんて、逆説的な名をつけているが、彼らのビートは止まっているように思えた。それって、最も遠い感覚だよな。失礼極まりないけど、ね。

人にとってはそれは Sting かもしれないし、受け取り方は、それぞれだろう。

多くの時間を共に過ごした大親友が Steely Dan の大ファンだったので、くる日もくる日も彼に、どこがどう凄いかを熱弁されては、流す、そんな具合だった。彼の事は今でも大好きだ。ギターも素晴らしいし。
まぁそれは別の話。

しかして、最近これが好きでしょうがないのだ。困った。

中でも2000年の “Two Against Nature” 最高すぎる。

その前も、Gaucho での “Glamour Profession” は昔から唯一、死ぬほど好きだったのだが。

なんか最近、ドナルド・フェイゲンの声に憧れている自分がいる。

コロナ禍で内省的になってるせいかな、とも思うのだが。
人は、変わって行く。


その後、過去作もスンバラしいであることがわかってきた。

“Pretzel Logic”, “Royal Scum”

深いね、プレイも最高やね。

というか、今までも受動的にせよ聴いた回数は相当なので、知ってる曲が多い。
嵌ってきた、ということさ。

もう坊やじゃないのさ。

いつまでやねん。


そして、好きじゃないアルバムの筆頭 “Aja” のラスト “Josie”
名曲、名演だ。チャック・レイニー、全開だ。

そういえば生で観てるんだよな、一度。
1996年の夏かなぁ MA郊外の Great Woods で。

この曲での、観客の盛り上がりはすごかったよ。
4曲目だった、なんて覚えてないけど。

おれい

SNS 投稿もやめ、全く何も宣伝していないにも関わらず

Rio” はこれまでより遥かに多くの人に聴いて貰えてるようで、嬉しいです。

誰かが気に入って、紹介してくれたのかもしれませんね。どうもありがとう。

今現在、2021年1月上弦の月の時点で聴き返して、唄はまだまだ良くなる余地はあれど、

曲と詞は自分の中でも特別だと確信しています。


あ…それから実はまだサボってて

歌詞をディストリビューターにアップしてません。

リアルタイムで見れればより楽しめると思うので、近々アップしますね。

それまでは、こちら をご覧ください。

tail of the future ver.2

21.1.12 – ということで、今日は新月の一日前なのですが語呂がよく、
bandcamp で公開している tail of the future を ver.2 にアップデートしました。

Apple Music などの配信も、即日リリースできたりとかなり使い勝手がよかったのですが、bandcamp はそれを上回る自由度があるので、今後は違った形で、並用していこうと思います。

価格は据え置きで、試聴無料です。既に ver.1 をご購入くださった方は、無償で新型をダウンロードいただけます(筈 – もしうまく行かない場合は、bandcamp 内からご連絡ください、責任を持って対処いたします)。

前回のリズムトラックは、ハイハットを叩いたショット音を組み合わせたループと、キックを並べたものでしたが、今回は自分でプレイしたハイハットと negi のスネアのトラックを加えています*。

また、コーラスパートも加えて、再ミックスしています。

bandcamp には今後も不定期で、デモやリリースの狭間にある音源を公開していく予定。よかったら follow してみてください。


* 左右のダブルハイハットはあまりいないと思えど僕は好きで、現在配信停止中の “river silver [side b]” の “アストロノーツ” では、打ち込みと生のダブルをやりました。


future… っていうと、シンセだったりエレクトロだったりが多そうですねぇ…あるいはレトロか。

この曲はお聴きの通り、いたって普通のニューウェーヴレゲエです。僕は生音が好きだし、Hi-Hat シンバルが異様に好きだし、頭抜きのリズムや、「ぼそぼそラップ」が好きだから。

ねずみのしっぽ にも色々綴ったのですが、最近は、その人にとってやりたい事や、何故かそれまでやれなかった事だったり、
ちょっとした何かを開いてくれることだったら、それが future – まだ、きてない、つまり、これから、くる、一番ワクワクすること – なんじゃないかな、という気がしてます。

それが綺麗であっても、濁っていたとしても。

ねずみのしっぽ

年末ですね

今年は満月と年末が重なったことも
連続配信の最終が12.30だったこともあって
この年の最後にどんな曲を形作れるか、心配だったのですが
そのせいか、2曲も形ができてしまい、どうしようと悩んだ結果。

これらは両方、今年に出さないといけないという念が強く、
12.30と12.31にリリースすることにしました。


Rio 2020.12.30 release online


tail of the future 2020.12.31 release at bandcamp*

4日前の日曜に思いついた後者の曲に至っては、
年末の掃除とか、諸々を掻い潜っての極限状況であり、
例年ならさっさと尻尾を巻いてしまうところだったのですが、
あかんあかん、こんなことばかりしてたから俺はずっと人生を棒に振ってきたんだ、
と再認識し。

もちろん、時間が許せばもっともっと凝った、詳細な形のものにできるのはわかりきってるけど、
それって、違うんですよね。


今年が始まったとき。

2020っていうのは、twenty twenty と言われ、
視力で言えば最高(両眼 2.0)、すべてが遠く見渡せるとき、

というので、僕も、とても先まで見渡せる、重要な年になると信じていた。

それが、全然違う形になる、そんな兆しが見えた1月の終わり。姿を表した2月。

その後のことは書きません。

だけど、僕が感じ取ろうとしていた、2020とはなんだったんだろう?
と思うと、不思議でなりません。本当に。

オリンピックイヤーではない、本当の意味の、twenty twenty。自分に直して、価値のあるのはなんだろう?

こんな思いはたぶん、二度とできないと思う。だから今年中に、スケッチであっても形にしようとしました。


去年か、一昨年か、数年前か。あるいはずっと昔からか。

列車でも、街中でも、書籍でも、CM でも、無敵ワードのように使われていた言葉。Mirai。

なんでみんな使うんだろう、でもそりゃそうだよな、僕もそうだもんな、と思いながら。

そう言えば、僕は2011、あの時の直前に こう確信していた 。封印してたけど。

まだ、こない。だから、こそ。


それを考え直し、自分なりの表現をするのが、今年だと思っていた。

ユートピアか、ディストピアか。お互いが仮面を被って巧妙に手を結んでいるのか。ますます見えなくなっていく。

だけど、それを超えたい。見つけたい。

実際は、表現どころか、考え直すこともできなかった。自分はただひきこもり、曇っていただけだ。


だから、この言葉は、ポジティブな人や、あるいは別の人たちに、委ねるのが妥当だとも思う。
自分とは違う並行宇宙。それでも、いいよね。

それぞれだから。「未来」。


そんなこんなも含めて、今年中に形にしたかったコンセプト。

ぽっと曲が浮かんだので(たぶん、これはオリジナルでもなんでもない。ただ、僕が影響をうけたものを、好きな形のスケッチにシンプリファイしただけだ)、録音し、歌詞を形作ってみた。

2020、ネズミの最後、尻尾が彗星と共に消え去る前に。


録音したこの曲 “tail of the future”。
が、配信サイト、12.31になっても、夜が明けても、正午になっても、一向に置かれる気配がない。

リリース日はあくまでも2020.12.31なのだけど、年明けてからじゃ…少し違ったものになってしまうんだよな。


というわけで、初めて、bandcamp なるものを開設してみました。

こちらは、当日でも、アップした瞬間にリリースができるようで。
既に Apple Music その他に配信* しているものと同じなのですが、こちらはダウンロードもでき、フォーマットもたぶん、ずっと高音質です。

だけど、急ごしらえということも、そもそもがボーナストラックに近いということもあって、今回はスペシャルプライスにしてみました。
この価格が妥当なのかどうか、正直よくわかりません。だけど、考えた末です。

紅白歌合戦なるものが流れている間、裏の裏のチャンネルとして、聴いてもらえたら、嬉しいです。
少なくとも、世に普通に流れるのとは違った意味で、相当面白い曲だと思っているので。

* 配信サイトについて(2021.1.2追記)
この曲はアグリゲーターを通して各配信サイトへのリリース準備を行ってきましたが、想定以上に日数がかかっているため、今回は bandcamp 限定にて配信いたします。
ストリーミングをお待ちの皆様、ごめんなさい、bandcamp をぜひチェックしてみてください!


通常通りに配信されている “Rio”

これはずいぶん昔に地球のほぼ反対側で書いた曲です。
それ以来、何があったのか?
こちらもずっと手を出さずに封印していたのだけど、今年になって形にしなきゃと思い、5月に曲の構成と歌詞を固めました。ガットギターとフレットレスベースもかな。
だけど、難しかった。とにかくこの曲は難易度が高い。

8月、改めてトライしたものの、どうにもならなかった。
(ハイハットと、ライドシンバルは、この時にどこかで録音したものです。コーラスもか。)

これは最初から、シリーズラストにしようと決めていたので、12月後半、改めてトライした。
ダブルベースを底辺に重ねて、改めてメロディ。

どうなっただろう。これが今の自分のできること、である。


よいお年を。アデュウ。

土星の唄

土と木の星の共演はすばらしかった。

鏡筒の中で
ぷるぷるぷる
震える惑星

左が土星
環に見えなくもない

位置関係は

引っ張り出した望遠鏡の
直角鏡筒の接眼レンズ側に
iPhone を当ててるからこうなっているのであって

実際は違いますよね、確か。

旧友のフォトグラファーに教えてもらった方法

寒さで震え、強風で望遠鏡が震え、これ以上の倍率では視野におとなしく収まってくれなかった
木星と土星。

しかし眼ではもう少しくっきり見えた。感動。


小さい頃は…

今頃とっくに、土星に「行けてる」と、思ってた。

土星が大好きで、なんならこの世の中で一番好きなものは土星だった。
いつも、落書き帳に土星の絵を描いていた。それぐらい。

それからは、何が好きだろう。
ハイハット。オムライス。いなり寿司。黄色くて楕円形、というのが共通項だが
これらも、土星に由来していたのか。知らんがな。

だが天体観測は早々と諦めエレキベース始めたし、
以来惑星の運行がさっぱり頭に入らなかったから、
望遠鏡でも土星を見たのはこれが初めて。

もう一度ぐらい、自然の中で見たいものだ。

畑に行くと、とっくに山の奥に二人は隠れていた。
その他全天に火星と月と恒星たちが広がっていた。


次の曲。

今年はあともう一回、満月が来る。

次は Ray Kondo 名義で、リリースできるか、できないか、というところ。

不慮の案件に忙殺されれば、できない。
年末だしもう24曲出したしそこはご了承願いたい。

だが、できそうな気もする。

今作っているのは、ひとつは変拍子。

だがもしかしたら新しく書き下ろすかもしれない。

どちらがよいのか、わからない。どちらかが木星で、どちらかが土星だとして?

moon

moon / stillbeat
moon x moon #24
2020.12.15 – new moon
release online

2020年、stillbeat としての最後の作品。
配信日の設定でややあって、数時間〜1日遅れたもののリリースできました。

歌詞 はこちら。


月っていいなぁ、と、小さい頃から
…というか むしろ大人になってから、いつも眺めていたのですが

コロコロかわる姿や位置がよくわからず、いままでなんとなく
あー満月だな、半月だな、ぐらいに思っていました。

こういうのを小学校でちゃんと習ってれば良かったのですが、
僕は今年になるまで
「月の満ち欠けは、月の出と月の入りの時間と結びついてる、ただそれだけ」
というのを理解してませんでした。

だから、三日月は必ずすぐ沈む、下弦の月を見ることはあまりない、
新月は夜にはそもそも浮かんで無い、

ということも知らなかった。太陽と地球と月との位置関係、とか、要素が多そうで難しいな、で留めていた僕がアホだった。

(これを理解したのは、高性能な iPhone App、”Moon Pro” のおかげである。紙の教科書に絶対できない方法で教えてくれたこの先端技術には、とても感謝している)

それで、満月はちょうど日の入りから登場して朝までずっと空にいるので、そりゃ毎回いい舞台が用意されてるけど、新月は、日蝕以外はホントひどい扱いされて、しかも夜には既に沈んでいる、黒い月や透明な月なんでどこにもない… とさえわかってあげれなくて、そりゃもう。

すまんかった… every new moon。

ともあれ、今年最後の新月は、太陽と並んでこの寒い空を旅し、
もう沈んでしまって夜空にはいない。
あるいは、地平線近く、太陽が沈んだ直後に一瞬細いツキが見えたのかもしれぬ。

しかし、月のいない夜空は、あるいは、思い通りなのかもしれない。
星たちの? 動物の? あるいは人間どもの? 報道官の?

それがいいことなのか悪いことなのかもわからないけれども。

少しだけあたらしいものの見方を知ったからには
ふるきよき昔も はかり知れなさに気を失う今も 感じ取りながら
これからもステップしていこうと思う。


誰にも止められないのだ。
ステップは。きみの。


上に不覚にも書いてしまったものの

今回の詞では「きみ」を使いませんでした。

元々、僕は小さな頃から日本人の癖というか
一人称、二人称をはっきりつけるのが苦手で
「私」とか「君」とか「あなた」とか
なんだか吹き替えみたいで抵抗があったのですが

何故かある頃から感覚がひっくり返り、それからは免疫がついたのか

歌詞には「きみ」ばっかり使う、むしろ強調するようになりました。

提供曲もそうで、”quiet storm” に至ってはモロに
「きみーーーーーーーーーの中に」で始まってます。

最近は、逆に使わない方法を再探求したいと思っていて、
この曲も「つめきり」もそういう流れです。

諸行無常感は、出てる気がします。自然や業(カルマ)にはかなわない、というか。


サウンド面。今回は打楽器なし。

ギター、それもサイレントギターというアコギのモデリング・骨組みギターをメインにして重ねて作りました。
ベースは、このシリーズで一度も使ってなかった、僕のメインベース、バーガンディグローのリッケン4001です。
好きなものは最後にとっておく性格なので。

この他、イントロと合いの手でガットギターを入れていますが、
もう一つ、書くのもはばかるパートがあります。

ファンノイズ。

70年代的な音を作るには、当時のアナログ機器が出すノイズが重要な要素だったりもして
実際、当時可能な限り排除しようとしたノイズが、デジタルな世には逆に尊ばれたりもする。

また、「湖の浅さを知られたくなければ濁らせよ」ではないが、ノイズが「のり」のような役割で
パートになぞを与えつつ、なじませてくれたりもする。

そんなんで、DAW のプラグインエフェクトには、マスターテープの「シー」や
ヴァイナルの「プチプチ」を敢えて再現するパラメーターがついているのだが、
そもそもそんなん使わなくても宅録をしてるとノイズ源など山ほどある。

パソコンのファンノイズ。

僕が日々、一番悩まされているものだ。MacBook の場合、いくら代を重ねてもこれが改善することはない。

ところが今回は、サイレントギターがクリーンなので、逆に寂しくなってしまった。

プラグインを使おうかなと思い、ふと思い返した。そんなことせんでも…

MacBook Pro のファンが全開で回っているのをマイクの背面で録り、ループさせ、フェーダーを下げて混ぜた。

これが、結構いい仕事をしている。

デジタル時代に一番アナログな、機器ノイズだから、
付き合い方を見つけた、見つけちまったぞ、というわけだ。


 

tone

tone / stillbeat
11.30 release

満月は月曜の18:30のようです。日没後、東の空低くに大きな姿が見えることでしょう。
夜には天頂近くに昇るので、首が痛くならぬよう気をつけなされ…


<追記 11.30>

先日書いた、たこあげビート…の意味はおわかりですかな?
(わかるわけないでしょうけれども)

今回は、ドラムキットをスティックで叩くかわりに
ハイハット、スネア、キックを指で軽く触ってリズムトラックをつくりました。

全部ベースと同じように弾いた、みたいな感覚。

ときどきカチッと入っている音は、壁時計です。
アコースティックなのでマイクのゲインを上げていて、
時計自体も賑やかなのでトラックに漏れて入っているのですが、
面白いタイミングで鳴ったりするので、敢えて残しています。

猫が鳴くみたいなもので、時計が鳴るのは止められませんね。


<追記 12.4>

これは、前も書いたように昔作った曲です。
当時のグループでもあまりやることはなかった(影の曲)ですが
年が経って、あれ、いい曲だったかもな、と思い返し、
(当時、いいと言ってくれた数人の人の言葉も思い返し)

去年ごろから再びやろうと計画してました。
といっても、去年の11月ライヴではやらず、今年は言わずもがなで
また1年放置したのですが。

どうしてこんな詞を書いたかはあまり覚えておらず、
書き出しは夜の交差点、綺麗な信号と黒い夜空を見ながら、だったけど
一番の時点では空に何も見えなかった。

月が出てくるのは展開部分なので、たぶんAメロを書いて日数が経ってから
曲の形になったのだと思う。
あの頃は仕事が終わった後、夜遅く断片的にメモを続けてたのかな。

当時は誰か、男性アーティストに提供しようか、と思っていた気がする。Hさんとか。

結局じたばたと、コンポーザーの道も歩まず、
インディーバンドマンとベースプレーヤーでやってきたけど
いろんなグループを一巡りして、状況に左右されずやっていくには
自分で作品作っていくのは、合ってる気がする。

長い長い目で見ると、
たぶんそうだろうと思う。

よこくのトーン

2020年試みてきた連続シングル moon x moon シリーズも大詰め。
上弦の月にて恒例の予告をしましょう - 否、明日の夜は月が見えないようなので
一晩前倒しにて。

11.30 霜月最後に昇る満月には、2000年の秋に書いた “tone” という曲のリメイクを出します。
当時のトリオ Adbaloo の 1st CD-R に収録したもので、ライヴでも10回程やったぐらいか。
まぁ、ごくピンポイントでしか知られていないですね。

カタチにしたという意味では初の作詞作曲。
何気に、埋もれるには勿体ない、いい曲なのです。

DEEP INSIDE

11.18 リリース、Motomitsu のデジタル EP
DEEP INSIDE (Release/Sustain Recordings)

1. Brand New Soul にフィーチャリングベースで参加しました。
Rickenbacker 4001 弾いて…弾きまくってます。
モトくんとは20年前にふと出会って以来、ながいような、あっという間のような。
少しずつだけど、かたちづくることができて嬉しいな。年輪のように。

4. Sand Ship feat. Madoki Yamasaki は、山崎円城さんのスポークンワードがフィーチャー。
マドキさんも、ずっと、ピュアですね。

彼らがいなかったら、あのとき砂の風に途方に暮れたり、あのときあらゆる文字を拒絶していた自分が気を取り直して表現することも、なかっただろう。

つめきり

つめきり / stillbeat
11.15 release

moon x moon シリーズも残すところあと…
いくつだっけ?

DIY から、昔のスタジオ録音の続きまで、お付き合いいただきありがとうございました。

今回は思いっきり、何も考えていない曲です。

こんなん好きな人おるんかいな、と思いながら、自分ではこの絵のとおりです。

あと1日前後のリリースをどうかおたのしみに。


毎度のことながら

リリースしたにも関わらず、またもすっかり放置してしまった。
なかなか、自分では気に入っているのです。

部屋にあるもの… ゴミ箱が打楽器としても変声器としても使えるものだ、とわかったり。
このベースはワンテイクなんだよな。

パソコンで絵はなかなか描けないのだけど(詩集 flat five の表紙は頑張って描きました)
今回はベジェ曲線ならぬ直線だけで、爪とつめきりのなんとやらを表現できた、だろうか。

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