実に悔しいのだが、先日から行方不明の「書店のポイントカード」はまだ見つからない。
約半数を残したまま有効期限を迎えるにあたって、最後のチャンスである明日、ポイント二倍デーを逃せば、全ては灰塵に帰する。
それでもどうも見つかる気がしないし、また期限が過ぎてからすぐに見つかる気もする。
いつものことだ。
来世は技術者になって、ポイントカード探しに特化したドローンを開発しよう。
実に悔しいのだが、先日から行方不明の「書店のポイントカード」はまだ見つからない。
約半数を残したまま有効期限を迎えるにあたって、最後のチャンスである明日、ポイント二倍デーを逃せば、全ては灰塵に帰する。
それでもどうも見つかる気がしないし、また期限が過ぎてからすぐに見つかる気もする。
いつものことだ。
来世は技術者になって、ポイントカード探しに特化したドローンを開発しよう。
カラコンって、サングラスのかわりになるんだろか?
外から見たら色付きだけど、中からの世界は無色透明なんやろか。
もしそれまでの世界が無色透明であるならば。
寝る前にふと気づくと、スマホはカブトムシ。
Macbook Pro も、もし今のを買ってればカブトムシだ。
Facetime カメラが画面の上の真中を削るほどの意味があるのか、という疑問を
誰もが持たなくなったらほんと危ないと思うんだけど
この世は強引に進んでいく。Apple が最初、仮想敵にした “1984” の世界に
近づけているのはリンゴ自身かもしれないって、思うのは僕だけじゃないだろう。
いつだって敵のことは同類が一番わかるわけで。敵対心はシンパシーなわけで。
それでも画面と自分向きカメラを両立させるために、近いうちにマジックミラーみたいな仕組みが導入されるだろう。
こちらから見たら画面。カメラから見たら透明。
カブトムシの角みたいな切り欠きはタッチバーのように用済みになる。
そうタッチスクリーンが可能ならば、スクリーンとカメラが一体になるのだって無理じゃないはず。
スピーカーがマイクになるのと、同じ理屈で。違うかな。
そしたら画面に無駄はなくなるけど、ますます1984の世界になるね。
完全な相互監視。身体が置き去りのどこでもドアってか。
心が置き去りのメッセージの漂流ってか。
それは昔から、人間にあった能力かもね。
本屋のポイントカードはまだ見つからない。
今日の前行く車は
ブルドーザーを積載した軽トラック
巨神兵の頭部のようなものを積載した中型トラック
あまり見ないものが続いたのでメモ。二つ目はどうやら貯水タンクのようだ。
水を扱うものってなんか、丸みがあっていいんだよな。
水に形はあるのだろうか?
人が「目の形」と思っているのはまぶたの切れ込みの形、あるいは
切れ込みが顔面の凹凸の具合で広がっている形であるように
水自体に形はないと思う。水滴にはあるが、みんなあれを拡大投影しているのだろうか?
ダイマクションカーも、ダイキンエアコンも。
ともかく水は「まるい」「ながれる」イメージがある。
20年近く前のコンピューターは、なんでもかんでも水滴調に、錠剤形のリフレクションをつけていたのだ。
- 思い当たることといえば、インクや墨を使う人は、いつも水滴と共に世の中をデザインしている、ということかな。
身体は大半が水だという。ある種の体操では体を流体として扱うようだ。
かちんこちんに固まりがちな身体が、妖怪人間ベムのオープニングのように、液体であればどれほど楽だろう。
液体が弾く弦、叩く鍵盤、液体が跳ねる Ludwig のビスタライト。
アクアとアクリル。関連性あるのだろうか?
コロナで脚光を浴びたアクリル。脚光を浴びても、スルーしかしないけど。
昔書いた詩をふと思い出した。まだ音源にしていない。
アクリル
ニタニタと笑う
すきま風がさわぐ
アクリルの向こうに 見えた
君のしくみが
俺の想いをたくましくさせる
真珠色に慣れた決めごとを
3時迄にはただようきせきのかげを
どうだかわからない合図にすりかえる
君と僕にしかわからない筈
後から塗りかえることも
毎日が騒ぎ出すかどうかも
朝は何かとクリエイティブな思いつきの時間だ。
はるまきはんぶんこ
というユニット名を考える。
なんのユニットや。
午前中も午後もくだらない駄洒落と食べ物のことばかり思いついていたのだが
(いつものことだ)
雨の日曜日は腰を据えて音楽をするに限る
っていうんでそれなりに探求した。
例によって、やりかけの五線譜を追ったり
それは古いクラシックギターの「現代奏法」本をどこからともなく見つけ出して
右手を最初からやったり
その中に Saltarén という曲があった。スペインの古い舞踏曲らしい。
まだ取りかかっていないのにおこがましいけど、この題が気になる。
ん? サルタレン? 猿田蓮?
イタリア語で「跳ねる」っていうのからきてるのか。
ストリングスのサルタートっていう奏法と同じかな。
あっちの言葉的につながりがあるのかはわからないけど
サルタというと Sultan、オスマン皇帝を思い浮かべてしまう。
先日しばらく書いたビザンチン帝国を滅ぼしたのは Ottoman Empire = オスマン帝国。
難攻不落の城壁都市、コンスタンティノープルを何度となく包囲し、遂に陥落させた後の略奪と残虐は、それはこの世の地獄だったらしい。
違う宗教同士の争いの深さを、思い知る。
西欧世界と東欧〜中東世界(それだけではないが)のどちらにとってもこれは難しく深い溝だと思う。がともかく彼らはその深い傷を負って、その後も連続的に世界は成り立っている。
トルコ行進曲、Zildjian や Istanbul のシンバル。音楽もだ。
サルタン、といえばもう一つ、すぐに連想するのは Dire Straits のあの曲である。
Sultans of Swing / 悲しきサルタン
何故か、世代問わず人気あるんよね。これは僕もアナログで持ってる。そういや彼もいっつも弾いてたなぁ。
なんともいえない歌詞が気になっていたが、曲の由来そのものは知らなかった。この Sultan も、そのまんまオスマン帝国のスルタン由来の「絶対君主」っていうニュアンスなんですね。
「スウィングの帝王」っていう名で場末のクラブに立つジャズメン。当時の UK の若者は「トランペットの入ったバンドなんて聴いてやいない」。それを題材にして歌うのは、名前からして売れないロックバンド。
そんなレコードがいきなりヒットするってんだから。
「苦境」というロックバンドはスターになったけど、クレオール・ジャズバンド “Sultans of Swing” は売れたのか?
今の日本ならどうだろう? MITCH さんとジョーの影響で、トランペットの入ったバンド、めっちゃ増えそうだけどな。
さすがやね、クラブ進駐軍。
朝目覚め、
やどかりの引越しを終える。
重ね着の寝巻きから、重ね着の日中着へ。
ほぼ一瞬でこれを行う。
なんなんだ自分は。
SNS を辞めてよかったと思うのは
川の流れが止まるおかげで
自分から調べたいことを訪れるようになることだ。
全部が動く歩道だったら大変だよ。
私の街には
書店があって
まぁどこの街にもあるだろうけど
それはこの一帯ではほぼ唯一といっていい
いわば king といえる
あまり amazon を使わない私は
リモート時代にあっても割と実店舗を重視したりする
足を運べる場所であれば、である
その書店にはおそらく大概の書店と同じく
ポイントカードというのがあって
左から右端まで貯めるといくらか割引してくれる。
ただしここには条件があって
有効期限内に貯めないとリセットされてしまう
カードの有効期限がきて次のカードを作ってもポイントを一つも引き継いでくれない。
有効期限、は11日後に迫っていた。
現在私のカードは半分折り返したところ。ゴールへの道のりは遠く、先日などはレジで
「あぁ、貯まりそうもないですね、ちょっと早いですけど次のカードに切り替えましょうか」
と言われたぐらいだ。
「一旦白紙になって、今日の買い物は次のカードの最初のポイントになります」
私はそれをお断りした。丁重に。
現実性はともかくとして、そんな運命の閉じられ方はごめんだ。
と思ってしまったのだ。カードのハンコは右側に一つだけ増えた。
以来、カードを埋めるべきか、諦めるべきか、ずっと熟考している。
ミニカーだ。ときどき何故か本屋にあるモノ。プラモとか大人の科学とかの類。
マツダコスモのミニカー。これ欲しかったんだ。なんか凝ってて、作るのも面白そう。
昨日の日記と全く矛盾するが、意味のないフィギュアって、時にすごく意味がある。
どこかのベーグル屋さんでみつけた R360 クーペの写真がかわいくて飾っている。
その sibling、というか親戚のコスモ、部屋に置くのもいいか。
これを買えば、割とポイントが貯まる。1/20か1/30に買えば倍ポイントとやらで
ゴールに近づくではないか。
そんなことを考えて迎えた本日。1月20日はポイント二倍デー。
夕刻、書店はいつもより賑わっている(気がする)。
コスモが平積みされていた棚に急ぐ。
コスモ、ない。
ひとつもない。
こんな小さい街で、1週間足らずにコスモのミニカーがそんな沢山売れるか?
それは山積みのF2戦闘機に変わっていた。
あー。また戦闘機かよ。
そういう自分も、昔はミリタリーに詳しい、モデルガン好きだった。
でも今は好きじゃない。必要なのは、人殺しの道具じゃなくて、人を殺さずに戦争を止める方法。
殺しあわず、破壊せずに生き残る方法。それが SDGs だろ?
ぶちぶち思いながら、2000GT の箱を退けると、その下にコスモはあった。
完成されたミニカーだった。
てっきり組み立てキットだと思い込んでいたせいか、急速に興味が醒めた。
ある程度の値段のものを買わないと、ポイントが貯まらない。
高めの雑誌を買おうと思ったが、このところ雑誌の必要性はない。
雑誌というのは、散髪屋で読んでいる時が一番すてきな体験なのだ。
もう1年以上、セルフカットで済ませてる。
難し目の自然科学か哲学書をと思ったが、置いてない。
ふと記憶を辿って、20年前にある SSW が薦めていた本を買おうと思い立つ。
それらしい題名を検索して作者と出版社を知り、発見する。寺山修司。
この街の書店もなかなかやる、と満足したが、値段はポイント1個分にも満たなかった。
0は倍にしても0なのだ。
5年前にあるピアニストが薦めていた本を買おう。サンサル。
検索すると「品切れ、重版未定」とある。
仕方ないので、たぶん読むだろう文庫本を数冊選ぶ。読むかなぁ。
文房具も買えばいいのだが、今のところ間に合ってる。
コンパスもあるし、分度器も余ってる。オルファのカッターも何本も持ってる。
いい加減あきらめて、今日のところはとレジに並んだ。
そしてふと
カードを忘れたことに気づいた
ふっ
手に取った文庫本をすべて棚に戻し、あと10日後にまた会おうと嘯いて帰る
帰宅してもカードは見つからないでいる。
小惑星はどのあたりをどう通過したのだろう。
災害は言わずもがな、なにがあるかはわからない。日々を大事に。
これまで多く引っ越しをし、基本的に狭い部屋ばかりに暮らしてきた僕は、
極力モノを置かない派である。
常に自分自身が小惑星だった、としておこう。彗星…ぽくはない。
そもそも楽器がでかいので、他を圧縮する。本も極力ためず服も僅かだ。
一時の迷いで異様に溜まった Type-2 のカセットテープや DAT は未だに整理できないが、
デジタルで済むものはさっさと手放してしまう。
楽譜もそうで、仕事の楽譜はデータで届くし、自分で作る楽譜もたいがいはデータだ。
それでも長年印刷した譜が書架でカオスになっていたが、思い切ってほとんど処分した。
もし必要になったらどのみちデータを直して印刷してメモして、覚えることになる。
今は違う軌道で、カオスの奥をよみとりたい。それって小惑星の仕種か?
とはいうもののデジタルどころかはるか昔、子供の頃に持っていた楽譜はちょっと意味が違う。
質感とか温もりとかそんな甘い感慨ではなく、まずもって鉛筆で書かれた日付に驚愕する。
何も書かれてないのはサボったか永遠に後回しにしたか。余裕でやったということはあり得ない。
それが何十年も経って、永遠の後回しパスが、繋がる。また鉛筆で日付を書く。
水平思考、ダジャレ好きの弊害というか、僕はすぐに視点が移ろい、物事が長く続かない。
何年に一回の彗星飛来みたく、何層にも日付を書き残すことはあっても、
これって何度目のラストトライ? と、冷めてくことばかりだ。
中心核は氷より冷たい。
いい加減そんなこともしてられないし、
幸か不幸か、割って入る案件も当分ないわけだし、
ここでつなげないとな、パスを。
それでもつながんなかったら、カークウッドの空隙に。
寝際にコメを焚き、冷水を張った土鍋の持ち手で指を軽く火傷。保熱力に恐れ入る。
彗星の中心はきっと熱い。
今宵これにて。
2022最初の満月
今夜は少し空が遠いが
minimum moon
字面にさすがになんだか。
トーキンブラザー。
すっかりさめたおもいもきょうはにぎやか
筒井康隆か – ある意味において。
そういえば、この曲はどうしてこのタイトルにしたのか。
歌詞を読み返しても、手がかりはないです。ただなんとなく。
人前で初めて披露したときも、デュオでやってたときも、
flex と一緒にやったときも、このタイトルで何ら不審に思われなかったし
これでいい気がするし、きっとこれでいいし、というかこの題以外あり得ない。
こちらはレイソロのバージョンです。
こちらが flexlife とのコラボ。
そして
Lapis Lazuli
一ヶ月。
購入してくれた方、聴いてくれた方、感想くれた方、ありがとうございます。
ほんとに好き勝手にやったアルバムで、自分自身では透明そのものなのだけど
まだ、あまり理解されてない、ような気がしないでもないです。
世の中の音楽とは、結構、ちがうかもな。
ゆっくり、紐解いてもらえればいいかなぁ、なんて。
配信、など次の準備は、ゆっくり進めています。
ちょっとクリアしなければいけないことがあって、もうしばらく時間がかかりそう。
あと、もしかしたら、また名義変わっちゃうかも、ですが
ストリーミングはやはり、予想外の国や場所からも聴いてくれたりもして、
Q 大陸の住人もそんな時は喜ぶかも、なのです。
おいおいにて。
まずは、こちらを。
素晴らしいジャケットアートを作ってくれた、Motomitsu Maehara さん共々、
よろしくです。
そう、実は今日は新しい曲を作っていて、
ほぼスケッチができたところです。
何月に出すかまだわからないけど、とてもいい曲、とお伝えしつつ
おやすみなさい。
とても忙しい日曜日。
とても何をやったか覚えられない。
たしかこんな感じだ。
蝶番について考える。
あるソフトウェアの初歩を勉強。
ある伝説のドラマー兼ベーシストの、素晴らしさを再認識。
慣れない分野の読書、一向に進まない。
ふわっとした印象だったある SSW の鋭さを再確認し、ほぼ慄く。そして眠る。
どんど焼き。
いいものだ。
今年は靴紐を焦がすこともなかった。
ピンクの紐、途中の焦げ目のせいで、結ぶのにコツがいるんだよな。
まだ当分買い替えられそうもなく、これと共に生きる。超ひも理論。
楽器の練習。
記憶と共に教則本を選ぶ。ピアノも然り、展開がありつつ基礎練習になる教材というのは凄い。
というより、歴史に残っている教材はみんなそうなのだと思う。
忍耐と歌心が一緒になれると、とてもいい時間。
ベースでもそれをやらなきゃとは思うが、しっくりくるものが今見つからない。
一旦自分のスタートに戻ってから、考え直す。
格納しても別次元でうごめく。超弦理論。
稽古に励み…
と、コロナ禍の中言ってた人の言葉が、自分をとても励ましてくれたのを覚えている。
練習、学習、というのと、稽古、というのは、何か深みが違う気がする。
自分のはまだ何かにつけ練習、模索、道草、よくて学習だが、自ら「稽古」をできる人になりたい、と思う。
そういう境地に立てるのはいつの日だろう。
いや、勉強もそうなのだ。自分で勉強の仕方を知っている人。そうなれるか。
というのは、ずっと人に言われていたが、会得できないままだった。
もうこれからは、そうなれねば AI に抜かれてしまう、っていうのもあるのだろうね。
人類の尻に火がついてる。
そんな筈ないという声も聞こえるのだけれど。
9次元からの声。尻尾はほんとに消えたのか。
スーパーストリング、理論。