甲冑と袴

how fickle the perception can be

… Percy Jones の言葉。

「とらえかた」はきまぐれ。物事の。


硬質でありながら飄々とした彼のベースプレイに、石川五ヱ門を想起する。

撫肩な甲冑か、怒肩の袴か。

 


いつだったか、ベーマガに頼まれて彼のソロプロジェクトの解説をしたことがある。

アルバムになるとかではなく、その前のトラックだったか、ビデオだったか。
03年、Bass Player Magazine の記事の翻訳と、採譜だったと思う。

スライドハーモニクスに何やら矢印をつけた奏法に、随所に入る16分3連に

よくあんなのを採れたものだ、と思うが、改めて振り返ると発見がある。

集中してるとき、内面に入っているとき、外に出てるとき、忘れたとき、

パーセプションは姿を変える。だから面白い。

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