カテゴリー: libre

モジュラーパッチ

慣れないことをしていると自分の欠点がよくわかる。

運動でもなんでもそうなのだが、一体なんでこうなるんだろうと

周囲に笑われ、それを自分でも面白がってるうちは甘いものだ。

コロナ以降は必然的に、自らの習性、あるいは性能に

よりシビアに向き合うことになった。

最近わかってきたのは、少なくとも自分は、壁を破る速度がかなり遅いということだ。

push the envelope というのか、それまでの限界を超える、あるいは脱皮というのは

いくつになっても必要だ。それができなくなったとき、おそらく、割と困ったことになる。

いかにスローであっても、人生は続いていく、からだ。


そんなんで、かなり分厚くなった壁をぺりぺりと破るべく、今日もジタバタしている。

うまくいきそうだと思ってコケること、うまくいく気もしないこと、

うまくいくやろと思って崩壊すること、さまざまなパターンがあって枚挙にいとまがない。

「欽ちゃん」は最初の TV 収録のとき、何十回も NG を出したというが

僕は毎日、ほんまにそういうことが起こる。

仕事本番のプレッシャーがなくても、練習や録音をしてるだけでその境地に達せるのだから、ある意味恵まれている。

ワレはポンコツなんかいと、そういう引き算もできるが、その中でもどうにか、自分という迷路をくぐりぬけていくのだ。


指をほぐし、シナプスをつなぎ直す。

ゆっくり、はやく。

ゆっくり。ゆっくり。はやく。

画角から出ても、ええやんか。

ラップと輪ゴムのハーモニー

イチゴを入れたガラスボウルに

ラップをかけようとすると

うまくくっつかない

しまった だが

輪ゴムをかければ密閉できる やんけ!

ところが ガラスボウル

溝がない

輪ゴムは収まりどころを 超えて

つつつつつ

滑り落ちる

結局のところ とまりどころは

輪ゴムとラップの ラバーだより


Wordy Rappinghood

Shoothing Rubberbands At The Stars

エディ・ブリケルにはティナ・ウェイマスと共演してほしい

no weapon

that is formed against thee

shall be, shall be

it shall not prosper

– Isaiah 54.17

価値観が入り組んだこの世界を
特定の教義だけが救うとは考えないけれども
だからこそこういった詩歌は多くを表してくれるとも思う

これはクワイアで演奏していた曲
少しだけ昔のメモ録を なんとなく始まってこうなる

解釈はさまざま
だが僕はこう思う

武器は何の実りももたらさない

音楽は全く違う出自の人も

共振させることができる

help-centre

あれから11年。
忘れてはいないよ、情報への接し方は変わったけれども。

情報は今でも、人を翻弄しっぱなしだけど。

silvereyes

早咲き桜だろうか?
町の街路樹にひとつふたつ、ピンクをまとう樹

なにやらふわふわと動く気配、虫だろうか
いや
鶯色をした丸いもの
二羽の鳥だった

うぐいす色といえば、鶯だろうか。
マジか。ウグイスかよ。
こんなアスファルトの道に。

やがて、とてもかわいく小声でさえずり、ふわふわと飛んでいった。
声も飛び方も頼りなさそうで、子どものうぐいすなんかなぁ…

後からメジロだと知りました。

みやこしらず

Cocolo Kyoto でのライヴは、本当なら今頃10回ぐらいは開催して、お客さんも定着して…の予定だったのですが

すべては before 2020。京にも江戸にも足を運ばない日々が続く。

それでも、いろんなことが、確実に変わっていくようです。自分も少しは、いい感じに枯れてきたのだろうか?

oh つむぎ

しつこいが whole oats。オーツ麦はおいしい。

グラノーラを自分でも焼くようになって、その感想は増している。皆さんもぜひ、オーブンで焼いてみましょう。

友人がやってる京都のグラノーラ屋さんもよろしく…

今は銀座にも店を出してるみたいです。

chatora

猫が…

いない。

もともといない。

想像の猫を描くようになるともうおしまいというが

猫は茶トラがいいな。

全・大津

Daryl Hall & John Oates を最近ふたたびよく聴いていて

ノーチェックだった 1st “Whole Oats”

これめっちゃいいじゃないですか。

2nd “Abandoned Luncheonette” はアナログ含めずっと聴いてるのだけど
そちらは大名盤、1st は模索中、みたいな定説(?)に、影響されすぎてたかな。

プロデュースも 2nd と同じ Arif Mardin だし。一続きっぽい部分もありますね。

James Taylor も、1st が一番好きかな…いまのところ。
声はずっと変わらないし、音は売れてからの安定感もいいけど、
UK チームの音像が、素敵なんだよな。Paul が弾いてるいないに関わらず。


…と、あまり心の休まる間のない日々を、かきわけて泳いでいる。

名声 = reputation は、途中から一人歩きする。あるいは「風評」なるもの。

レビューとか、付加価値とか、ブランディングとか、キュレーターとか。
こういうのが大事だったり、実際いろいろなことを選り分け、操舵してるのは、こういうことだったり。

それもわかるんだけど、やっぱりそれだけじゃない。
なんか違うところで、大事なことがいっぱいあると思うって。

たぶん、ひとりひとりの。大事にいきましょう。

every moment

三月になりました。

暖かくなると共に、変化していく世界。

一瞬は止まることなく、舞うように

ゆきつもどりつ うずをまくのです

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