カテゴリー: electro

駒と人間

今朝もモーニングショーで流れていた(じっくりは観ていない)

シンクタンクシミュレーションの台湾危機。

あーあ。

米の機関がそういうシミュレーションをするのは勝手さ。それが彼らの仕事。
それがなんで、日本の朝の TV ショーになる?

しかも、「日本が参戦して合計数千人死ぬか、中立したことで中国が勝つか」になってる。
二択で逃げ道を塞いでるが、そもそも誰もそんなこと頼んでも望んでもいない。

米国の、一部の或いは大きな勢力を持つ組織がそう思っていたとしても、日本の政府は日本のために、日本の国民と領土と食と産業の安全のために考え、行動する。それが当たり前のこと。独立国ならば。

アメリカは自分の戦略のために、日本の自衛隊を雇おうとしている。傭兵にだって金を払うだろうに、日本の場合は自分から金と人を負担し、さらに米国の武器を買ってくれる。しかも旧式のを。それを使うトリガーも、米軍が行うらしい。
異常。もしそれが米国にとっても異常でないなら、それは、当事者である日本が異常と気づいて、そう言わなければならない。

なのにそれを受け入れ、大喜びしている。マスメディアはそのまま流す。人々は慣れていく。なに? この国。

自民党はものすごい力で、脅されているのだろうか。そりゃそうかもな、首都圏はすべて、米軍基地に包囲されている。
いわば、アメリカに叛逆すれば、一瞬で制圧される状況が、敗戦からずっと続いている。

命乞いをした戦犯たちが GHQ や CIA と取引したところから、戦後の政党政治やメディアがはじまってる - とはよく言われるところ。

それにしても、ひどいよ。

メディアはいいことも、いっぱいしてくれたと思う。民放も NHK も。
スリーエスの一環だったとしても、エンタメはマスメディアなしにここまで発展しなかったし、僕もその多くを知ることはなかった。

ドキュメンタリーも E テレも、多くは素晴らしい。

でも、肝心のニュース報道がこれでは、だめでしょう。

アジアにおいて、日本はまず、中立しなければならない。

平和を望む心の問題だけじゃなくて、衣食住、産業、すべてにつながっている。
自立など、そもそもしていないのだから。

認めなきゃならないのは、今、世界は米国と中国が動かしてる。

その狭間にいるのが日本。地理的には圧倒的に中国が近い。米中どちらにも依存しているし、これからますます深くなる。
そう、すなわち、もっともっとよくできるはず。何を? そりゃいっぱいあるやん。

一方で米国は3,600発、中国は350発、ロシアは4,500発の核兵器を保有している。そのうち数発が使われれば、もう日本は滅ぶ。
その恐ろしさをわかっている? 軍拡に手を染めれば、誰も抜けられなくなる。

難しいのはわかりきってること。そのために高学歴を経て、政治家や報道人になったのでしょう?
片側の言いなりに、駒になるのは、浅はかなこと。

そしてもうひとつ。

米国側の見解では、「台湾有事」の可能性は現在下がっているという。そしてそれは日本語では流されない。どうしてだろう。

危機を利用して自国民を欺き、自らの権力と利権を肥そうと画策するならば、
それは、人の道に外れたことと、ちがいますか。

マイナンバーを軸に、国民すべての監視網が張られつつありますが、彼らに Administrator の資格はあるのでしょうか。


*「世界の核兵器の状況 2022」(Status of World Nuclear Forces) 「退役核」を除く。

ときほぐすのは II

原子力発電の虚構と限りない闇について

忘れている人はそんなに多くないと思うのだが

2011年の3月12日以降、それに気づかなかった人はどれぐらいいるのだろうか?

まさか本当に、岸田政権のように
これから日本の原発が再稼働、60年(点検休止期間の除外により実質70年にもなる)以上運転、さらに新設してよいと思っているのだろうか?

呆れ過ぎて何も言えないのだろうか?

何を意見しても通らない、これが、民主主義国とされている日本の実態だったと普段は私たちは気づかない。
ガラス張りの水槽の中にいるグッピーが、普段はその壁に気づかないようなものだ。

3.11は、3.12そしてそれ以降は大きな災禍だったが、多くを気づかせてくれる機会でもあった。

多くの人の目が覚めた。坂本龍一氏のツイートの一つが心に残っている。

…とはいえ、そのものを今は探せないので、一字一句は違うかもしれない。

「日本人の意識が、原発事故以前には戻ることはもうないと思います」

という内容だったと思う。それは大きな希望でもあった。

僕が一番ショックを受けたのは、原発普及啓蒙のためのポスターを2週間後に見たときのこと。
日記「ときほぐすのは」

全国の小学生、中学生がこぞって描いた図画(そういうプログラムだったから)、そこでの原子力は優しい顔で「安全で、安心で、地球と人々の明るい未来のためのエネルギー」と称賛されていた。中には、その意味があまりわからないまま、信じて描いた子どもたちも多くいただろう。

そして、そのページはほどなく、アクセス不能になった。

原発の理不尽と大きすぎる弊害と危険性については自分も含めて本当に多くの人が述べ、叫んだことであるし、
あえて繰り返す必要もない、と思っていたのだが

そうもいかないらしい。

忘れたのか、あるいは、忘れたことにされたのか。

統一教会の問題は本当に、日本という国って何? っていうぐらい価値観がひっくり返ることだけれど、
それを珍しく読売系の TV が頑張って放映していた夏から秋にかけて、経産省では「神風が吹いた」と歓迎していたらしい。

見出しだけで何年ぶんもの吐き気がするが、これが記事だ。申し訳ないが朝日新聞の購読料は払っていないので、本文は読めない。上はさる方のツイートと、時系列の考察による。

https://www.asahi.com/articles/ASQDQ6F72QDQULFA00F.html

ニュースは、人を煽動できる。どんな悲劇も、お祭りも、メディアに載った時に別の力が加わる。

教えてくれることも多いが、あるいはメディア自身が作り、流すドキュメンタリーやドラマのように、大きなヒントをくれることも多いが、それでもメディアを信じて、流されてはいけない。

もともと、メディアは人を操作するために作られたものだ。だからこそ大きな金が動く。

昨日は珍しく TVCM のことを書いたが、これも理由がある。中で語られているすばらしいことば、これを「他の人」が言ったならどれだけ伝わるだろう、ということだ。

彼が語った言葉は僕もすばらしいと思ったが、それは、あるいは真剣に音楽をする人なら、誰しも考えることではないのか…? とも思う。
だが、そこに価値をつけられるのは、彼の輝かしい経歴であり、立場ではないのか。

結局人は「立場」を求め、それに動かされるのだ。そして、企業をはじめ多くの人に、利用される。
それが「インフルエンサー」ってこと。

ちょうど上に書いたこと。私自身も坂本氏に大きなインフルエンスを受けたわけで。


原発について、一度に書き切れない。ひとつ。

日本沿岸に立ち並ぶ原発は、もし外国から武力攻撃を受けた場合、最大の弱点となり、壊滅的な被害を被る。

これは広く言われている意見だ。

これに対して「原発が立ち並ぶのは外国も同じ」という方々。

風向きを考えていますか?

アジア各国の沿岸にある原発で核爆発がおこったとき、どういうふうに風は流れる?

被害を一番まともにくらうのは、日本列島。本当に武力攻撃を想定しているなら、あんな配置はしませんよね。

でたらめです。幾重にも。

勘違いから生まれる真実

自動字幕の世界というのは
相変わらず面白い

今日から放映されている反田恭平さんの CM

いいこと沢山言っているので YouTube でキャプションを出す

「一生自分のお父さん探していくのが」
「くすぐるな燃え上がれ これは知恵方法の言葉なんですけど」

共に AI 字幕の空耳だが
あながち間違いともいい切れない

一応、彼の言った言葉は

「一生自分の音を探していくのが」
「くすぶるな燃え上がれ これはチェーホフの言葉」

なんです
けど

「音」 は確かに 「お父さん」 かもしれないし
「チェーホフ」 は 「知恵方法」とか「知恵豊富」 言われても なるほろなと

ちなみにサッポロの CM です

ビール呑まなくなって久しいなぁ…

ガージェリーにヤッホーにベアードにタルマーリー。
たくさんのんだもんだ。今はシュトーレンで酔っ払うぐらいだよ。

希望と災いと

『エルピス』について。

あまり TV は観ないのだけど、時折観る番組やドラマはある。

佐野亜裕美さんの手がける番組は視点や間合いが面白いし、このドラマはプラスαもβもあったので、途中から追っかけて全部観た。

既に色々な人が語っているし、同意するところも多数なので、以下は備忘録。

最後の恵那アナウンサーと斉藤サンの「交換条件」取引を良しとするか悪しとするか、なのだけど

良し悪し以前に、忘れたらあかんのは

大門の件を放映しないでくれ、というのは直接の犯罪隠蔽強要であり、国際的信用とか時間をくれとか、そのカードは君が切っていいものじゃない、とか、どんなにすり替えをしようとも、所詮は虚しい

…というより、そもそも100%間違ったことなのだ。

対して、当初から浅川と岸本が追っている連続殺人事件の犯人差し替え、冤罪(による死刑判決)も完全な悪だ。

両方ダメダメだからこそ、大門と斉藤は取引に応じたわけで、
片方が明るみになって、よかったね、で済むことではない。

最後の意味ありげな
「正しいことじゃなくて、夢を見よう。」

確かに、「正しさ」に駆動されて、多くの人が、不幸になってきたね。
メディアも、SNS も。色々な行動も。「正義」を求めることの残酷さ、欺瞞って確かにある。
戦争だって、多くは「正義」から始まる。

でも、世の中を作る細胞に、善玉も悪玉もないって、
それ、一緒にしちゃいけない。

連続殺人とその隠蔽、政治家の強姦、証言者の殺害、すべて、凶悪犯罪です。
完全に悪玉だよ。ここは視点とか程度じゃなくて、正さなきゃいけない。

それって、流れとか風とか、時期の問題なのかな?

それすら、マスコミでも司法でも裁けないほど、現実は腐り切っていて、恐怖に満ちている、ということなんでしょうか、ね。
正しいことじゃなくて、夢を見なければいけないぐらいに。諦め、恐怖するたびに、眠りにつく度に新たな解釈をしなければいけない、ぐらいに。

それが登場人物たちの、スタッフさんたちの精一杯であって、それを観てた現実の人、私たちは、
そこから一歩も百歩も先に向けて、行動しなきゃ、百歩も千歩も遅れてしまうのだと思う。

現実は、ドラマの舞台よりも、はるかにひどいのだから。

佐野さんやスタッフ、役者さんたち、放映してくれた人たちに敬意を表しつつ。

「正しい」から逃げていても、別の「正しさ」をこれからすぐに私たちは突きつけられる。

だからだ。何度でも「正しさ」を見つめる必要があると、僕は思うのです。

白昼夢ばかりみてるドノヴァンフリークより

初期化を二回

ここ数ヶ月、激重で調子悪かった MacBook Pro を修理に出すことに。
ハードウェアがおかしいらしい、と見極められるのに結構時間がかかった。

この機種の弱点は GPU の熱対策だろうとは、買った時から思っていた、のですが。
その証拠がない。あくまで自分が集めた情報と経験での類推。

2016年以降の薄型の MacBook Pro は、折角ハイスペックの CPU やグラフィックボードを載せても、排熱が追いつかずオーバーヒートする。
熱対策は年々改良されていたとはいえ、Intel MacBook の宿命じゃなかったか、と。
M1 以降はたぶん、こんなことはないと思う。希望的観測だろうか。

2020年は、フル回転のファンの爆音と火傷しそうな膝と共に、これでいっぱい曲作ったし、リモート録音もやったけど、
昨年からは音楽をこれでやるのはあきらめて、他の方法にシフトしていた。

もともと、買った当初は、コロナ直前でもあったし、曲提供もし始めたばっかりだったし、
映像も作りたいし、年間百回新幹線乗って、やったるぞと、一番ハイスペックの MacBook Pro を買ったのだった。

3年経って、これが命綱になったし元は取れたけど、映像は早々と諦めたし、自分も被写体になる気はほぼなくなってるし、
おまけに、新幹線どころか普通列車にも地下鉄にもずっと乗っていないし、
物事は計画通りにはいかないものだ。

可能性が狭まったのは、逆によかった、と思っている。

ともあれ、そんなのでしばらくは、ブログも滞るかもしれない。

何十万個もあったファイルが消えて初期化されると、Mac ってとってもきれいだ。
元気になって帰ってきたら、何かの形で活躍させてあげたいな。

ついたてのむこうですきとおる

Twitter もマスク氏に経営者が変わり、ある時代の、或いは Twitter 自体の終焉が見えてきました。

すでに他に移行している人も多くいる…という噂も聞きます。あくまで噂であり、密かに実験した限り心元ないものです。

さて、stillbeat としては様子を見届けるべく、再びアカウントを持つことにいたしました。
とはいえ、そもそも私は Twitter が採用しているアルゴリズムや広告を信用していないので、拡散や交流は目的ではなく、あくまでポストの一つ、あるいは漂流としてです。

アドレスは奇しくも、以前と同じものになりました。きれいな更地が取れました。

当面はフォロワー無しでも続けますが、よければ チェック ください。

ふたたびあめをぬける

時間がスライドして夜中にスコール

オープンエアヘッドフォンでミックスするにはちょっと

きびしい が

窓を開けて

雨の音を録るにはちょうどいい

もういいかと思ったら

サンダー

録り逃しちゃったけどね

——–

さて今夜 もうすぐ

アカレンガイロノクルマ / Lapis Lazuli III

(EP になるのか シングルなのか)

オンラインリリースです。

順次公開されていきますので、ぜひどうぞ。

 

mower and trooper

強力な

草刈機

というものを

扱ったのだが

日暮れどきに

つまりはオーマガトキに

よく地面が見えないまま

強力な鋸刃を操るというのは

あぶない

何が危ないって

トルーパーの気分になるのである

跳び出すバッタを

おらおら 逃げろよ早く

という気分は

これじゃ条件次第では

力を持てば誰でも凶暴になるなと

想像できてしまう。

くものうらがわでは

七夕だから七夕らしく

…la…

その前に

今日知ったのですが、iOS 15 だと写真からテキスト認識できるんですね。
画像に埋め込まれてる言葉をコピペできてしまう。

OCR アプリとか、ときどき試しては、使えないなと諦めてたけど、
知らぬ間に確実に世界は進歩している。

だけど、日本語は非対応。

漢字は認識するけど中国語 / 広東語としてであって、
ひらがなは意味不明になる。

最近は、漢字でも日本語字体じゃない文字が混じって表示されることが増えてきた気がする。

自動化の波に、日本って遅れまくってるんですね。

僕は自動化ってあまり好きじゃないけど、
避けてる間にも、グローバルの波に呑まれていく。
画一化と多様性がツイになったローラーに踏まれてく。

世界的には日本語を使う人は少数で、
国連の公用語も

中国語、英語、フランス語、ロシア語、スペイン語。
加えて、アラビア語。

「ロシアと中国と北朝鮮が攻めてくる」
「だから改憲して軍備増強を」
と、自民や維新が連呼してるけど、

そういうのじゃなく、日本って既に、
文化的に結構危機なんだなと。これは氷山の一角か。

軍備なんて、核の恐ろしさを学べない国とは勝負にならない。
そんなのじゃなくて、大事なところで頑張ろうよ。

パワーゲームに踊らされてるだけじゃなくて、
こういうところを、うまく、しっかりやっていきたいね。

すぴーくす

どんなにヘッドフォンでいいと思っても

たまのいいスピーカーでいいと思っても

カーステでいいと思っても

iPhone のスピーカーでダメダメなとき

なかなか立ち直れないものである

常にそうなのだけど

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