カテゴリー: electro

FELiX annex

Grace Design FELiX プリアンプを使い出して1年半。
アコースティックベースとこれだけ持ってギグに行くことも多いので、備忘録兼ねて記します。

Umbrella Company さんサイトでの感想は引き継ぎつつ。

  • ほんと頼りにしています。
    キャリングケースもかわいいし。ただしこれをカバン代わりに使うのは、ジッパーが開きすぎてモノが落ちるので無理。
  • あまりにスイッチが充実していて、押し間違えることよくあります。
    DI 1/2 out の mix ボタンなど…
    ステージ終わるまで気づかなかったこと、寸前で気づいたこと両方。
  • ツマミが滑らかなので、サウンドチェックと本番で目盛り変わっちゃったことあり。
  • これ、楽器だけじゃなくてボーカルマイクプリとしてもいけそうですね。
    特にダイナミックマイクは生まれ変わる気が。m101 と比べてみたいです。
  • DI 送りとその返しのモニターだけで数回ギグをやって、久しぶりにベースアンプを繋いだら音が出ず。Amp Out だけピンポイントで壊れたか? と、アンプをやめモニタースピーカーを耳元に立ててもらう。結果それはアンプ以上に聴き取りやすくてよかったのだけど、後で Amp Vol. のノブを見たところレベルを絞りきっていました。アホですね。
  • もともと J-WAVE Live 2016 での収録を見越して(前年の J-WAVE や Pretaporters では被りの問題で苦労した)エンジニア早乙女さんと相談して購入し、2回線で出したものの、これを使った曲は殆ど放映なし。いい音録れていただけに残念。
  • 今年2017は、1回線に足元で mix しての収録。2曲流してくれました。「真夜中のメリーゴーランド」と「ゆめのしま」それぞれ mix バランスが違うので音色の差がはっきり出ています。

フェスでもカフェでもホールでも手放せません。これを通した僕の音をもっと聴いてもらえるよう、これからもがんばりますけん。

out of blue

“Blue” Tour はもうすぐ半分。

今回の新メンバー小林創さん (piano & organ)、The Charm Parkくん (guitar & chorus)
ともに桁外れのミュージシャンシップの持ち主で
大橋トリオ楽団、とても濃く、深い音楽を各地で奏でております。

今回のRigs

electric bass section:
Fender Precision / Lakland 55-94
BJ Electric cable
Lehle RMI Basswitch
Chunk Systems Brown Dog fuzz … これいい
Aguilar Filter Twin … 一瞬だけ使います

double bass section:
Pöllmann busseto
BJ Electric cable
Grace Design FELiX

monitor:
Ampeg B-15R
JVC HA-FX850 … 音最高、でかく耳からはみ出すのが難点
* ツアー最後の5本では Shure SE846 にしました。ベースは FX850 の方が出るけど全体のモニターバランスとフィット感のため。

因みに
先日のサンレコにPRETAPORTERS 2017@オーチャードホールのPAレポートがありまして
ちょっと感慨深く読んだら
ベース機材としてアンプだけが載っていたのですが
さすがにそこはずっこけたというか、かなり違っていますので補足しますね。

ベースの音はFELiX (double bass) とBasswitch (electric bass) のDI Outから卓に送っています。
AmpegのアンプB-15は大好きだけど、ここでは背中のステージモニター兼お守り的存在。
ごく小音量かつマイキングもしてないから、ほぼ客席には聴こえてないはずです。
ちょっと聞いてもらえれば説明したのですが…ま、こういうこともありますよね…

FELiXは2016年から使い出したので、記録媒体として出ているParody TourやPRETAPORTERS 2015までは違うセッティングで、今の方が格段にいい音してるはずです。

会場で聴いてもらうのが一番なのかな。

良さを引き出してくださるFOHの佐川夏彦さんにも、感謝です。

さなぎ

予想はしていたがこのところ、愕然とすることばかりだから

当分情報を遮断することにする。

することにすることにする、

そうしないと本当に自分に大切なものが見えてこない。

誰もが気づいてるはずなんだけど、地下鉄でほぼ全員がスマホを凝視してる光景、
いやこれはケータイだってそうだったんだけど、やばいっすよ。

そんで、自分は音楽聴いてるから、とか、路線図確かめてるとか雨雲レーダー見てるとか、大事な仲間とコンタクトとってるからとか、そんないいわけを作りながら、やっぱり同じようにガラス面を凝視してる。

その上にはいつアクティブになるかわからない、割と高解像度のカメラが付いてて、正面でも背面でも人は「撮影」しまくってる。いろんなデータとタグをつけたまま。

駅にも列車にもビルにも監視カメラがいやほど付いてる。ゴミ箱はぜんぜんないからチリ紙も捨てられない。
そのくせ鳥の親子だけはしっかりトゲで遮断する。

感受性の違いかなぁ、とにかくぼくは単純に、もうこれはほんとにやばいと思い

常時接続から脱却することにした。

これを書くことも、或いは逆説的なんですけどね。

五、六年前の暮れに、per.の友達がいってたなぁ「こえぇよ、巨大サーバーが…」って。

あのときみんなで笑ってたけど、全然笑えなくなってる。

ほんと、世の中って、周到だ。

 

何度も書いていることなのだけどネットワークって基本

末端 | 端末 〜〜 サーバー 〜〜 端末 | 末端

なんですよね。

端末を見てる人は漏れなく末端、つまりガラス面を挟んでこの世界はひっくり返っている。

 

Punch Bros. のbnjインタビュー記事でもあったように、

「テクノロジーを利用していたはずなのに、どこかで立場が入れ変わって、テクノロジーにどこかに連れて行かれるんじゃないかとね」

 

ネットの素晴らしさは十分知っているつもりだけど、
生き方は変えていかなきゃな、と思っておる。

なので、仲良い人も通りがかった縁の人も、ちょっとご面倒かけるかもしれませんが、

ちょいとトンズラしますので、よろしく。

Grace Design FELiX

このツアー、とても頼りにしている黒いプリアンプ。

umbrella company さんのブログに、感想を掲載していただきました。
ありがとうございます。

ぼくのペダルボードも載ってますよ。

special thanks to:
Koba-chan – photo
KAI-san – costume
Kotobuki-san – lighting
Sagawa-san – sound engineering
Trio-chan – camera & everything

things behind the sun

こないだのプチ旅で見つけた

細野さんの「アンビエント・ドライヴァー」
面白くて。

先日文庫本が出たばかりらしいけど
僕はこのところ、ハードカバーを列車の共にしている。

UFOの話とか平気で出てくるんだけど
心の持ちようというか

背中合わせの話とか、いいな…

それ読みながら、夕暮れ駅のベンチでふと思ったこと。

最大の未確認飛行物体って太陽かも
というか太陽はいちいち
僕らの存在を確認するんだろうか?

「確認」って、なんだろなって。

IDを垂れ流し、共有しまくってる人間。
ポイントカード、クラウド、マイナンバー。
増え続ける町中の監視カメラ、そしてスマホの自撮りカメラたち。
それって、なんなん?

なにをconfirmするのかな。

誰でも知ってるつもりの「太陽」って、
誰も知らないし、向こうもこちらを知らないし、
あるいは知りまくってるから、知る必要もないのかもね。

デジタルだと思ったらアナログだった

年明けのことであるが

いい加減お別れしようと意を決して

グラファイトMacから外したハードドライブ

捨てるにもそのままではごっついし

ドリルで壊すのも誠実さに欠けるので

スターネジを外したらこうだった

hddturntable

ターンテーブル? やん

CDよりもかわいい

iTunesなんかで曲鳴らしてる時に

これがゆっくり回ってたら楽しそう

そんなオブジェ 誰か一緒に作りません?

LEDのメリットは誰に

http://mainichi.jp/sports/news/20150407k0000e050202000c.html

LED化は時代の流れでもある。選手にとっては球の見にくさなどは過渡期の悩みともいえ、DeNAの主将で外野手の筒香嘉智も「慣れていくしかない」と話している。

は?

選手にとって球の見にくさなどは過渡期の悩みともいえ

は?

序文に戻る。

グラウンドの照明設備に発光ダイオード(LED)が導入された。プロ野球の球場では初の試み。大幅な省エネや温室効果ガスの削減、演出効果アップなどプラス面が多い半面、選手からは「まぶしくて球が見にくい」などの声も上がっている。

プラス面は、野球とは直接関係ない、経営者側、観客側、または「大義名分」側の話。
マイナス面は、野球というスポーツを行う主役にとっての、まさに根本的な話。

話がずれているし、「慣れていってはいけない」ことだと思う。

僕もLED器具はいくつも使っているけれども、眩しいものは極力排除している。

下記「シューゲイザー」のペダル群にも、一つどうにも眩しい青色巨星インジケーターがあり、
これをどうしてマスキングするか、考え中。

暗いステージの足下でon/offを確認するのにあんな光度は要らないし、音楽の邪魔になる。
音のいいペダルなのに、もったいない。

テクノロジーの発展そのものを否定はしないけど、人間が機械や、機械を取り巻く利権やトレンドに流されていると、やがて怖い事がおこる。
311以来僕はずっと思っている。

4年前どころか、ずっと昔から色々な人が表していることだけど。

eye watch

Apple Watchかぁ

まずまちがいなく買わないけど
方向性は興味あって

つまり、僕はウェアラブルデバイスって過渡期のものだと思ってて

結局は手を使わないモノに移行するための過程なのだろうと

手を使うのだったら「本」の方がいいわけで
ノートブック/ラップトップコンピューターも何がいけないって
縦開きであって本みたいに横開きでないことであって
だけど横開きだと角度とかそういう問題があるから
テキトーな角度で、間に3Dの像を結び、
かつ、手で捲るというよりは「目で捲る」方向に行かないとなと思ってる。

多分、iPadってものすごく過渡的なデバイスで
やっぱり平面のガラスを見てるのは不自然で
曲面ガラス等にしても結局不自然で
本来ならたとえば駅のホームで見るなら、ホームの向こうの壁とかを見ながら情報が得られるぐらいじゃないと
人間の健康を損なうばかりでいかんと思う
なのでそのあたりをみながら、かつ、多分指や手のジェスチャーじゃなくて
「目線」でコントロールするぐらいになるのだろうと思ってる。

既に「目」でもって本人認識してしまうテクは実用化されてるので
すごく怖くはあるけど
多分、「目線」ぐらいはデバイスのカメラで追跡できるので
たとえばウィンドウフィールドの「右端」に目線が行ったら次のページ、とか
そういうナビゲーションが実用化される日は近いと思う。

目でジェスチャーすると。

つまらなそうなら違う検索結果を出すとか
食いついて来たら何を出すとか
目配せでよろこぶ(ふりをする)とか
そんな事まで連中は考えてると思う。絶対。

iNoise

くだらないものを。

(いつのまにか、soundcloud からは消えてしまったのですが)

RickのS/Nを上げようと回路をいじっているとき、ふと思いついて
手元のiPhone 6をリアピックアップに近づけてみた時のサウンド。

すさまじいノイズ。

これまでも、充電中にiTunesを聴くとノイズで我慢出来ないっていうことはあったけど、これは普段音にならない電磁波をマグネティックピックアップがうまく拾ってくれてる例。

途中、スリープボタンを押しているのだけど、スリープ中もけったいな信号を発している。

この電磁波が健康に悪いかどうかは正直わからないけれども、あまり頭に近づけたくはないと思うこのごろ。寝る時もオフにしたい。

(だから深夜にメールもらっても、見てないことが多いです。昔と違って、夜は寝ますので)

iPhoneのかわりに旧い旧いiPod nanoを引っ張り出したら、心無しかこちらの方が音がすっきりして、変につぶれてなくてよい気がするのです。コンバーターの世代では最新の方がよいのだろうけどね。

TRII

テルマエ・ロマエ II を観る。
初日に名古屋で観たかったぐらいだが、さすがに公演・打ち上げを抜け出す心臓は無かった。

楽しめたし、反戦メッセージ(???)みたいなのも無くはなかったが
冒頭は好戦的でグロかった。それから自分はあんなにストイックにはなれんだろうな。

それにしても開演前の他映画トレイラーの音のデカさにはうんざりしてしまう。
映画本編はダイナミックレンジも確保されているし、まだ聴けるけれども、
音をデカくすれば関心を惹ける、みたいに思ってる人、
デカい音だと観たくなる、と思ってる人、
まだ沢山居るのだろうか?

僕などは耳も心も塞ぐんだけど…

逆に耳を開いてくれるのが
劇中のじいちゃんの笑いやおばちゃんの接客の言葉、
温泉郷の湯の音。なんでもない音。

木こりの唄も、よかったな。

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