12.17 冬の音楽室

恵比寿の天窓.switch にて。

Setsu Fukushima さんのソロアルバムからライヴ第二弾。
先日と同じメンバーに加えて、violin に室屋さんも加わります。

お楽しみに。

げんとうき

flexlife との(ほぼ半年に一度の)貴重な時間が過ぎ

The Pretaporters のいつもながらのドラマのようなリハーサルも終了し

一息。

音楽はいいもんだ、と思う。

行き場を失った秋の虫のように、きょとんとした心がつぶやく。

幻みたいだ。

夢の世界を映すには、

ぼくの触覚はワイパーみたいに注意深い。

とことん地味にもならざるをえない、幻灯機の管理人。

ま、地道にいくかね。

誰も歩いたことのない地味な道を。

wgt

油断していると出番が近くなってしまった。

11.30(金) 明日ですね…
flexlife 東京3days、初日に参加します。

フレックスライフ聴いた(みた)ことない人! 久々に観たい人!
りえんぬのソロプロジェクト「ばぶるがむ」を目撃したい人!
サイコーなヴォーカルとアーシーなギターと無国籍なグルーヴに浸りたい人!
彼らと僕のコラボをみてみたい人…!

大歓迎です。ぜひ渋谷と代官山の間、線路沿いにある素敵な空間まで。

https://www.instagram.com/rie9473/
http://weekendgaragetokyo.jp/


昨年 osaka love fes にて

このあき

最も好きな11月ももうすぐ終わり。

マイペースに過ごすはずだった秋が、途中から今まであり得なかったほどの過密になり、
よく倒れずに済んでいるな、という状態。

リハーサルを終えて、一息ついている。

色々と見落としたこともあるが、タイムワープをしながらもいい経験ができたのだろう。
ここんとこ。


今年も大橋トリオ、このご一行にはお世話になった。
締めくくりの The Pretaporters、ストリングスとのスペシャルコンサートはもうすぐ。

もともとヴァイオリンをやっていたものの挫折した僕には、弦楽器は身近でもあり壁でもある、大きな存在だ。

自分の担当をコントラバスと言いたくないのも、その心境がある。
コントラバス奏者というのはクラシックを経た人の言い方だと、思っている。
ま、ダブルベースだってそうなんだけど。
でも今時日本じゃあまり使われないし、一方アメリカじゃポップでもジャズでも double bass って書くし。

ともかく、変則的な経歴を持つ僕が、ベーシストとして弦楽に混じれるのは、いつだって、大切な経験だ。

いいコンサートになるよう、頑張りたいと思う。


この世界は狭い、とはいえ、知人に違った現場で会うと嬉しいものだ。

2015年だったか、さるパーティー仕事で即席バンドを組んだロビンと久々に再会して、色々と話を聞けて楽しかった。

彼の一人ライヴ活動や、照明の人との二人ライヴ活動、奏法、音響、倍音、野外劇場、共鳴弦、折りたたみ楽器、他はなんだっけ。

さ、明日からもがんばろう。
月並みだが、ごく日常的だが、
普通とちょっとした無理、困難とちょっとした特別が交錯するのが、この秋だ。

きっとそれでいいのだ。

銀の河の裏側

river silver [side b] / ray kondo
11.11 online release

ゾロ目への執着で9.9からひっぱりましたがやはりベースの日がよかろうて。

1. ひかり
2. double time runes
3. アストロノーツ
4. かみなり小唄
5. chime
6. ミッシー
7. 南風
8. フィラメント

[side a] より実験的、かつポップです。

台北

気候もよく…

って雨降ったり止んだりではあるのだが、

ほどよく暖かく、食べ物も風も甘く心地よい。

1年ぶりの “Legacy” も楽しく演奏できました。

どうもありがとう!

驚きの一時停止

列車の前の席の隙間からスポーツ新聞が見えた。
金本、それでも続投?
みたいな。

思えば随分長く、阪神ファンを停止している。
現在、阪神が何位かもしらない。最下位らしいとも聞いたが確かめてもいない。

子供の頃から阪神ファンで、最初にかぶった帽子は当然HTだった。
ネットというものに触れ、アメリカにいても日本の状況が(ある程度)わかるようになった時代
欠かさずチェックしていたのは日刊スポーツ大阪webだった。
もうその名のサイトもないかもしれない。

だが僕は、藤川球児がウッズとの直球勝負でバックスクリーンにはじき返され
CSを終えた時に、岡田彰布の涙と共に阪神ファンを卒業したかのようである。

球児ようやった。でも君がリリーフエースのときに優勝させてやりたかったな。
気がつけばそれから10年が経った。

真弓でも和田豊でも金本でも、なんかぴんとこないのである。
掛布やったらええのか? たぶん違う。

野球はすばらしいが、たぶん、野球観てる場合ちゃう、というモードなのだろう。

阪神ファンというのは強烈な中毒性があって、依存性もあり、それだけで自分の人生に
頼まれてもいないのにさまざまなドラマを生んでしまう。実際はなにも起きていないのに。
ほら先ほども、「優勝させてやりたかったな」と書いた。どうかしてる。

東京に対して子供のころから長年持っていた感情「巨人ファンばっかりおったら嫌やな」
これが、実際にはそんなに巨人ファンは多くない(あからさまではない)ことに気づいたのは住んだ後だったが、まぁ、日ハムや福岡や楽天や、広島や中日や、それぞれの球団に魅力があることがメディアを通じて知れ渡ったことも大きいのかもしれない。

巨人は今でもあまり好きではないが、そもそもプロ野球をチェックしないので気にならない。
阪神に一喜一憂することもない。

たぶん僕は、ファンを完全にやめたか、ファンという回路をフリーズ中なのだろう。人生においてこんなことが可能なのだ。

音楽にもいろいろあって、やりたいこともいろいろあって、やっていないこと、そのうちやれればいいやと思ってること、ええ加減やらんと後ないで、みたいなこと、もう手遅れだからマイペースに、とか、今やるしかない、とかいろいろあるが、人間ってそんなマルチタスクは向いてなくて、そんなに沢山にはできない。毎日生きてるだけで精一杯だったりする。

でも、たとえいっぺんにやらなくても、それぞれオフにしたりまた別のスレッドに移行してタイムラインをスライドし直したり、結構いろいろなことも可能なんですね。

まぁ藤川のストレートは、かっこよかったなぁ。
あの感じは楽器奏法や音の伝播にも、なんらかのヒントはくれると思うのだ。手を離れたものが繋がってるというか。たぶん。

半分青かった

半分、青い。が終わった。

面白かった。朝ドラはそれなりによく観るが
今回は引き込まれた。

「伝記」でないから予定調和じゃなかったのもよかったのだろう。

終盤はバルミューダをなぞっていたが、設定が違っていたし。

漫画家からバブルから五平餅から田舎暮らしから帽子屋から映画の世界から一人メーカーまで
あんだけ題材があれば、そらおもろいわ。

まぁ僕にとってのコアは秋風センセで、滝藤とうちゃんで、ワコさんの金八だったが。
みぃばぁばかな。

バルミューダといえば扇風機「グリーンファン」は、ずっと欲しかった。
高くて諦めた。
今回の放映でさぞ売れてるんだろうな、と思いつつ、
涼しくなってから扇風機の話になって、どないすんねん、と余計なつっこみしたくなる。
あれが猛暑時期の登場だったら、どんだけバルミューダは儲かっただろう。

異なる羽根で「渦を消す」話は、音に置き換えれば、
たとえばある周波数だけを延々と聴いてると気が狂うだろうが
そよ風のように自然にいろいろな周波数や倍音からなる音楽を聴けば
心地よくなる、ということに通じるかもしれない。

ただ渦を妨害するだけじゃなくて、そこんとこの調和だと、おもう。
ノイズとの違いが、むずかしいね。

3.11に触れたのはリアルでぐさっときたが、
原発事故について完全にスルーしたのは、なんでだろう、NHK。
この世代の登場人物が、考えないわけが、ないことだ。

それが朝ドラの限界だとしたら、どうかしてる。

こんなに素晴らしいドラマにしても
その程度なんだね、ととっくに醒めてる自分が大半だけど
あきらめないで、どうかしてる、と、記しておく。

9.30

過ぎてからなんだが、僕はこの日がどうも感慨深い。
自分の人生で何があったわけでもないのだが、何か、こう。

以前車の名札にしていたこともあるし、うーん、なんでだろな。

台風である。またしても。
なんで今年はこう台風や豪雨や地震や、天災が多いのだろう。

といっても、日本ではこれが当たり前。災害と共に暮らす民族なのだから、
自然を見くびったような嘘に固めた技術は見捨てるべきなのだ、と
堅く思っているが、なかなかこの国を動かしている人たちはそうはしない。

お上なんだから逆らうな、とずっと統治してきた国なのだけど、
やっぱりお上、どこか頭弱いよな、とつくづく思うのだ。

最近は図書館の世話になる。
佐野洋子さんの「問題があります」を読み始めた。破壊力あってぎょっとする。
本文を借りれば「うしろにとびのく」。すごい人だったのだなと思う。
近くにいたら、さぞ厄介だっただろう。
親戚に一人ぐらいいてもいいのだろうか。二人いたら、もう大変だろう。

そんな人が、ぎょっとするような知人を描いた「或る女」が特別付録。
半実話だろうか、どちらでもよいのだけど。

ぼくはこの人の「おじさんのかさ」がとても好きだ。
なんともとぼけた間合いもおじさんの表情も、そして侵食性のある青も、とんでもなく素敵だ。
おじさんのコートは、青の上に黒を塗って、さらに青で縁取りしているのだろうか。

傘にいれておくれと頼む男の子に、目をそらして聞こえなかったふりをする、
なんともヒドいおやじなのだが、こんなどうしようもない輩、けっこういるわけで
(おれもそうでないとはいえない)
きれいごとじゃなくて、やっぱり破壊的。

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