投稿者: ray

11と22

11.22 心温まる字面の日。

ペット好きには、あるいは乱視のあなたには、なんとも親しみ深いことでしょう。

いくつか配信のお知らせがあります。

Apple Music では夜中にリ・リリースされました、“みつかったぞ”

Spotify はこちら

2017に作った第一詩集連動アルバム river silver [side a] より、軽快なジャイヴ・ナンバーです。
river silver の配信停止以降、bandcamp では去年から復活しているのですが、
これも僕のルーツのひとつ。またライヴでできる日を、どこかで願いつつ。

今回はちょっとすごくて、リアルタイム歌詞が最初から表示されています。
某が唄うだけでは勿体ない、皆さんもいかがでござるか。
「ミツカリ駅で」の部分は、各自、心当たりある場所に置き換えてくだされ。

なお、この音源は他と同じくセルフ DIY ですが、
もともとはデュオ Who Knows How to Fish? で、リヒトくんと一緒に演っていた曲です。
池ノ上や、高円寺あたりで。



アカレンガイロノクルマ
11.30 release

アルバム Lapis Lazuli (2022 ver.) 先行配信の A/B シングル。

アルバムのストリーミングが計画より大幅に遅れてしまい、誠に申し訳なし。
結局12月までお待ち願いつつ、この2曲を先にリリースします。

アートワークはアルバムと同じく、by Motomitsu Maehara。

“アカレンガイロノクルマ” は、曲と詩をバラバラに書いたもので、
当時は外苑前(もうとっくにないビル)で壁にもたれ、何か言いたげだったクルマ、新宿御苑裏に停まっていたオールドカー、大きな欅の木にかかるブランコ、などがインスピレーションでしたが

年を経るにつれ、余白だらけだった額縁に、あ、こういうことかも、というシグナルを
改めて感じとり、再構成してあります。

いわば B面になるのは、”Lapis Lazuli III”。
これも昨年の Lapis Lazuli 2021 ver. から何度か紹介していますが、
詩、サウンド共にこのアルバムの裏テーマ曲です。
Lapis Lazuli I/II/III の中でも一番伝えたいこと、かもしれない。

共に、季節にぴったりな、そして時勢に合って(しまって)いる2曲。
アルバム後半から、違う角度でのプレビューも兼ねて、お送りします。


FLAT FIVE & talkin’ brother / stillbeat

このアルバム (EP) は2019年11月から3年間配信してきたのですが、今回はディストリビューションの引っ越しに伴い、11.21のお昼ごろから聴けない状態になりました。
せっかく最近、沢山再生してくださっていたのに、ごめんなさい。

数日のうちには…と思ったら、Apple Music ではもう復活しています。
ちゃんと歌詞つきで。

残念ながら、曲やアルバムに別の住所が割り当てられた模様で、今までライブラリで聴いてくださっていた方には、おそらく一からの検索になってしまうと思いますが、またかけてやってください。

なお今回、featuring の “flexlife” の表記を、”flex life” に変更しています。本人たちや僕の中では彼らは “flexlife” なのですが、配信カタログ名として二単語になっているので、feat. artist としてそれだと正しくリンクされない、ということ。でも折角スペース空けても、Apple だと何もリンクされてない。どういう仕組み?

Spotify は、前のリリースが残っているのか、もう切り替わったのかよくわかりませんが、以前から flex life 表記になってて、ちゃんとアーティストリンクしてくれています。どちらも一長一短なんですね。

バックヤードの話はともあれ、このアルバムはまだ世界が COVID-19 に覆われていなかったころの、まだとても楽観的、そしてかなりの悲観にも今と違う角度で向かっていたときの詩であり、音楽です。
共に空想ではあるけど、どちらが本当の世界なんだろう、たぶんどっちもなんだろうな。そしてこれから向かう世界も。

久々に…

久々続きで、コンサートを観にいく。

TAKUJI さん。

前回お会いしたのは Green Room Fes か。バックステージで声をかけてもらって以来。

ガットギター一本、完全生音の響きが、極上の時間でした。

たまたま、藍色のジャケとセーターと、ジーンズと
上下ブルーで行ったこともあってか、アンコールの曲が余計にぐっときたり。

そして、スペシャルジョインでの Moto くんのアコーディオンも生き生きとして、素晴らしかった。

人の舞台を観ると、とても楽しめる。
以前のように、「弾かなきゃ、やらなきゃ」と思うことがない。それっていいのか、悪いのか。

でも、ここにベースが加わるならどんなラインで間合いかな、とかは、常に考えてる。
それって瞬間芸ではなくて、聴きながらのリアルタイムアレンジ。
こういうのが、ためになってる。

会場で、「楽器の演奏はしない」という人とも少しお話したけど
演奏する、しないは、音楽を楽しむことにおいて、そんな差はないと思います。

角度とか、方法は違うかもしれないけど、音楽は聴き手の中ではじめて存在する、そういう面もあるから。

そんな、受け渡しができる場、受け渡せるかたち、が
音源であれ、舞台であれ、の役割なのかもしれません。

そして、それをつくれること、アクトし、リアクトできること。が。

前回の舞台だったという、八面体とお寿司カウンターの場所にも想像をテレポート。
そっちも行きたかったなぁ…

1と8, 5と13

Spotify.

正直、ぜんぜん使ってないというか、未だに使い方がわからないのですが、

そんな僕ですら、アルゴリズムで Ray Kondo Radio なるものができてたりするので

自分でも、ほぼ15ヶ月ぶりに、ログインしてプレイリストを作ってみました。

好きな曲たち、です。他にも数えきれないほどありますが、今の、今日の、いつもの気分です。

そう。たしか sugar me さんに初めてお会いして、セルジュの曲を録音したのもこの季節、この日でした。

そのセルジュ・ゲンズブールやジョニ・ミッチェルを初めて教えてくれた、学生時代に少し家族みたいに思っていた、横浜出身の佐々木くんは、もういないのです。

長尾真奈さんと出会ったきっかけである、ドラムのけいいちも、もういない。

金延幸子さんを教えてくれた、イシイモモコさんは、元気にしてるのかな、

そして、先ほど記したあの人と同じ名の、あの人の街と同じ名の、音羽信さんのライヴは、
結局東都に足を運ぶことはできなかったけど、どんな空気が満ちていたのでしょうか。

本日は久しぶりに、少し。自分を動かしてみる。町家とパリ。燻された屋根と彼のコラージュ。

今ここにいる

日記がちょっと滞ってしまいましたが…

矢野誠さんの新作アルバム、サンプル CD をいただく。

うれしい。

よーこさんのイラストが元のジャケットも、ケースを開けたときのパッケージも
なんだかとても素敵です。

11.23 発売。配信も始まりますが、ぜひディスクを手に入れてくださいね。

矢野さんはまだまだやりたい音楽が溢れているらしく、きっとそうだろうと僕も感じています。

こちらは第二弾配信シングル。フレット付きの5弦ベースで参加しました。

崎南海子(さきなみこ)さんの詞が、とてもとても深いんです。

かしこまらない

秋田犬の顔って大きいのに小さいですよね。

それとは全く関係がないのですが、

ストリーミングって、なかなか謎が多いですね。

どうやって配信するのがいいのか、まだ試行錯誤しながら

久しぶりにきーちゃんや、ちゃーむくんからアドバイス受けたりしてます。

Thanks Giving Week もあって、なんやかや Lapis Lazuli のサブスクはまた延びてしまっているのですが

お詫びも兼ねて、11.22には river silver [side a] から「みつかったぞ」を配信再開します。

ライヴでいつも一番うけてたあれです。

今回は歌詞もリアルタイム表示できるようになるので、

かしこまったやつには、かりてもこまるぞ。

ぜひ覚えてくださいね。

inside the glass of cosmos

黄色い星と
赤い月が
とても長く
見あっておりました

hourglass
砂時計

次の曲のテーマはこれだな

このパエリアのように
あかいつき

はっ

なにいってんだか

つばめのひっこし

硯から固まった墨を取るのとたこ焼きをひっくり返すのって
似てるんですね、ちょっ…とちがうか。

ひとつお知らせを。

2019年ミニアルバム FLAT FIVE & talkin’ brother の配信は11.20で終了します。
これまでのご愛聴、ダウンロード、ありがとうございました。

改めて、近いうちに再配信を予定しています。ブックマークやライブラリーに追加してくださっていた方はしばらく消えますが、そのまま復活できる様に目指しますので、しばしお待ちください。

今月の第三日曜日までは聴けます。ぜひどうぞ。

EP と表示されていますが、Apple だと30分以下はぜんぶ EP 扱いなんですね。
6曲でトータル23分きっかり。これは敢えてそうしてあります。

46分カセットテープの片面分ってことです。

half album っていうジャンル、ないのかなぁ。

さるかいどう

11月。一年はこの月を中心に回っています。

だがいつも、所用に振り回されるのもこの月で
年によっては倒れかけたりもする。

一番クリエイティブなんだけど
いちばん、脳と心に負荷かかる時でもある。

なんとかしたいなぁ…


本日。以前長く演奏を務めていた大橋トリオの15th aniv 公演。
東京国際フォーラム。

前回は10周年、リアルタイム放映だったからプレッシャーはすごかった(最初はね)。
左右からバンドで舞台ごとスライドして入っていく時は快感でした。
ドリフの全員集合になれた気分。
今回はどんなことになるのでしょうか。

ご厚意で招待いただいたのですが、江戸は遠く、残念です。

舞台の上でも、袖でも向かいでも、そして客席でも、よいコンサートを。
遠くから願っています。

彼は、そして彼の周りにいる人々はまれなる「音楽家」です。
今後も 生の音楽を 続けてほしい。


11.1 に戻る。この日は何かしようと、色々な人が思うのか
曇り空の下 連絡が行き交う。

不思議な気分で 壁の棚にある「だめだこりゃ」を何年越しかにめくる。

そっか、いかりやさんの誕生日、だったんだね。おどろき。

削りぶし

十月。

「かんなで削るような」月になると書いていましたが、

結局、録音や音いじりばかりをしていると、あっというまに月が終わり。

ようやく形が見えてきた、アルバムのリメイク作業も佳境で
…まだ終わってなかったのか…

たぶん、ごく数人にしかわからないであろう、その大きな違いを
早く聴いてほしい、という気分にもなってきました。

小さな違いと大きな違い。

アナログレコードの針が読み取る震えの違いは
溝に住む微生物が巨大な針の襲来に驚く声の重なりか。

無限に微分な0と1の違いか。

どちらでもいい。削られた片にも意味がある。

あるいは、削りぶしにこそ。

パーカータイマー

パーカータイマーが近づいている。

字面にするとなんとも間抜けなこの言葉、
もちろん認知されてはいないし、まして英語圏ではありえない。

‘08年の日記で「スターバックスタイマー」と記してあったので
その流れで思いついた。

共に、「ソニータイマー」のもじりだ。

さて

小生にもいくつか、お気に入りの服がある。
決してオシャレな方ではなく、むしろファッションには滅法弱い方だ。
近頃はコロナでその本性が露呈している。

そんな私でも、お気に入りのパーカーがいくつかある。

これらはいつのまにか姿を消していく。

たぶん、着れなくなって、だと思う。泣く泣く処分したような記憶が
うっすらある。
(私の記憶はとても曖昧で、そのうち閣僚になれるんじゃないか、と思うぐらいだ)

中目黒の高架下にあった Riding High の、後ろだけ黒セーターみたいなパーカー。
湾岸スタジオに行く途中にサブとして買った、なんでもないけど千鳥格子が使いやすかったユニクロパーカー。
なぜかどれもグレー。

今回犠牲になりつつあるのは、栄で買った Replay だ。
ミュージカルのサウンドチェック後にふらっと買いに行ったのだと思う。
黒とさんざん悩んで、これもグレーにした。

今年も出番か、と着出したら、どうも袖のあたりがおかしい。

穴が空いている。しかも日に日に穴が成長していて、切り取り線の予感すらある。

ある日、長めの袖がぽろっと取れる。

想像するだけでおそろしい。

またか。でも8年着たから、いいのか。
パーカータイマーってことか。

解せないな。しかし。

Calendar

2025年1月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

Category