投稿者: ray

fakemoon

宵の口、湖畔まで散歩。
ワイヤードの air pod… 要は標準の iPhone イヤフォンで聴くベースがいい感じ。

頭上には今も数羽、燕がいる。あと、もっと小さい、少し頼りなげな鳥も。

帰り際、月に被さる月の雲をみる。

こんな感じか。右がほんもの、左がくも。

説明せずにわかった人はすごい。


帰宅しいつものヘッドフォンで聴くと、さっきの曲はベースがでかすぎて滅茶苦茶だった。

でたらめを びだんにしたてる つきのちから

ミックスし直すのも疲れたので、全部弾き直してから寝た。
久しぶりに弾く4001、やっぱこの時が一番楽しいや。

sunday morning dew

morning dew / ray kondo

bandcamp – August 2022

詞も掲載しているので、あわせてどうぞ。

ray: music & words, vocals, gut guitars, rick bass, violins, doublebass, glockenspiel, hi-hat & snare drum


morning dew によせて – 解説にならない解説文

あくびは

世界の向こう側とこちら側を
行き来する乗り物なのかもしれません。

涙と深い息をつれてくるポンプ
それで朝が流れ出すときも
一度じゃ扉があかないときもある。

ふるえることも
ふるえをとめることも
意識の結界にある

トランペットが朝の練習をして
雄鶏が早起きを誇示する
車の屋根がひととき濡れる

それぞれの欠伸。

前の夜に吐き出せなかったさけびが
やみとひかりをまぜる

この世をきっかり締めるシステムと
濡れては乾くデュードロップたち

ふるえることも
ふるえをとめることも
実は難しい

何かの順番待ちをしてるとき
人は欠伸できますか?
「深呼吸」の掛け声で深呼吸しますか?

飛行機は、待ちに待った旅か、
それとも。

人はそれが何の順番待ち、にかかわらず

目と、耳と、口を、ひらく。
ふりこがとまるまえに。

– 2022.8.7

大挙

8月6日。夕方になってしまったので、新しい曲についてはまた明日の朝にでも。

家に蟻が大挙するこの頃。何が目的だろう?

たいがいの虫は、蛾でも蜘蛛でも、芋虫でもカタツムリでも
捕まえては外へ逃すのだが、彼らを生かして捕まえることはできない…

 

或る前夜

Morning Dew

久しぶりの新曲を。まずは bandcamp でリリースしました。

年始から作っていて、雪解けぐらいのイメージだったのですが
すっかり真夏です。

もしかしたら、涼しさすら感じてもらえるかもしれません。

酷暑、豪雨、コロナ … なにかと大変なことが続きます。
みなさまご自愛ください、よい夏を。

葉月半月

* また詳しくは、どこかの朝に記しましょう。

sunday silent radio

7月最後は日曜日。今日も暑かったですね。

静かなうちの周りでも何度も救急車と取締まりのサイレンが鳴ってて
どこがサイレントやねん
いつまで経ってもダジャレから抜けられません。

さて来月は、1曲と8曲を、公開&再公開できそうです。

毎年8月はかげろうのごとしですが
今年はがんばるぞと。

よき夏を皆様も。

– 9時間遅れの Sunday Radio でした –

先と後

写真を撮ったりいじったり、ということを
久しぶりに少しだけやってみる。

いつのまにか、世の中からは一眼レフが消える動きになっているらしい。

結局買うことはなかったか。あるいは、ずいぶん先になって、手に入れたりすることになるのか。


「先」が「向こう」か「手前」か

考えだすとわからなくなるときがある。

before, in front of, ahead,

たとえばアメリカでタクシーに乗せてもらって
「あの車の前に停めてくれ」という案内人と運転手のやりとりを観て、伝わりにくいなと感じたり。

「向かって右、左」もそうだ。わかったようで、わからなくなる。

「先」は昔でもあり、これから先でもあるしな。

舗装されない道

ネットに対してひねくれた使い方を続けている

こちらは普通のつもりなのだが

すっかり少数派になり、あるいは絶滅危惧種になってきたようだ。

そう思わされてるだけかな(?)

多様性なんて口先だけで、今日も画一化は進む。

均らされていく、たぶんどこかで、人をブルドーザーでならしても罪悪感を感じない人たちが

目に見えない乗り物に乗っている。たぶんいつの時代も。おそらく。

そんなので、ネットのアルゴリズムのリコメンは半信半疑で、そこから寄り道を繰り返してる。

便利は不便、だが実体はいつまでもここにいてはくれない。

いつか、返さなきゃいけない。せめてこの空間、数立方メートルをちゃんと残したいのだけど。


乾燥ミジンコ。種子。文字の羅列。音符と隙間。はだざわり。

Bob Dorough がどんな素敵な音楽やってたか、少なくとも僕はしってるし

これからもっと知ることになる。そんなふうになれたら、いいのにな。

keigo

寝る前に大貫妙子さんの1stを聴く。2ndが海外でバズったとかで、近年すごいブームになっているが、1stも(3rdも)聴きどころたっぷりだ。

僕はせっかくすごい人たちと音楽活動をしてきたのに、あまり日本の70年代音楽の流れを把握していなかった。まぁ当時は自分の周りのこと、自分の感覚で精一杯だったし、ストリーミングも YouTube もなく、レコードや CD を集めるにも元手は知れていた。色々な仕事で見本盤をいただいたりもしたが、Napster する気はなかったし…

多賀さんにも、「君は生きるのが下手だねぇ」と言われたが、まぁそういうことなんだろう。東京で活動するなら、高校〜大学と東京にいなかった圧倒的な不利を、なんかでカバーしとかないと、さらに不利になるってこと。そんな中で、よく活動できた方だと思う。

まぁそれはよいとして、コロナで東京から遠く離れ、シーンを全く気にしなくなって2年あまり。音楽に割ける時間は限られるが、完全ゼロから(マイナスから、だろうな)振り返れる状況、これはこれでためになっている。未来はどこか? それは、安易な CM キャッチにじゃない、自分の中にしかないのだよ。

目下、とりあえずこんな世の中、いつ何があっても大丈夫なように、アイデアは残しておこうと、冬眠前の仕事に励んでいる。夏なのに。

さて。7月も終わりが見えてきた。

タイトルに意味はあまりない。あるか? ふと気になった名前。

あれこれずむ

案の定、昨日録ったたくさんのギターやコーラスは

消すことになった。

他になにかあるのかよと、

ふりかえる。ひっくりかえす。

初心にかえると、あれとこれって似てるんだなと、ふと思う。
だから好きなんだろうな、って。

AI のニューラルネットワークを超えるには

人力の脳しかない。

アルゴリズムと、あれこれずむ。

意味づけ

ギターパートとコーラスを思いついて

これは録らなきゃと

いやこれは残すべきだと

さんざん録ったあと

寝る前に聴き返すと

つまんなかった

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