カテゴリー: muse

オフグリッド

今日は久々にオフ。

物事がひと段落したし、季節は冬になり、満月も過ぎたし、MacBook の調子がかなり悪くオーバーホールが必要だし、というので、あまり生産的なことはせず、ゆっくりしている。

おかげで、書きたいことを何度もアップしたりもしている。特に毒を吐いているわけではなく、想いが熱いわけでもない。

誰かの如く「息を吐くように嘘を吐く」かわりに、息を吐いているだけだ。

さて、さんざん予告しておいたアルバム Lapis Lazuli のサブスク配信が、ようやく月末に決定しました。

当初7月ぐらい、いや、知人には3月ぐらいと言っていたのに、
8月、9月、10月、11月と遅れ、とうとう今年の最終週になっちゃいました。

お待ちいただいていた方々にお詫びしつつ、言い訳し出すと延々と書き続けるので以下は略…

アルバムの情報はこちら

となりにある露路

シングル「アカレンガイロノクルマ」
たくさん再生してもらえているようで(僕にしては、です)
とても嬉しいです。

この曲、五本木に住んでいたころ、ある午後にふと思いついて Boss のマルチレコーダーにメモ録した曲なんですが、なんだか誰かが通って行ったようなよさがあるんです。

当時はこの曲を作った直後で(同時かな?)

このまま続編ができていたかもしれない。だけどそうならなかったのも、無意味じゃないんでしょうね。

マイアや、キトリや、異文化を感じさせてくれる女性シンガーが歌ってくれれば、
すてきな曲だとも思っています。が、それはそれ。

また機会があればカバーやリメイク、コラボしてもらえたら、と思いつつ、
僕は残る人生、まずは感じ取り、あずかった曲を形にしていこう。というわけです。

欅の幹から、空から、遠い国へ、隣の露路へ。

金曜の夜は

第一金曜日の今日は(…って、日付超えてから公開していますが)、Bandcamp Friday。
日本時間では17時から、土曜の17時まで開催中です。

今回はどんなことをしているのか、できたての録音はどうなったのか。

ぜひ、フォローください。

アカレンガイロノクルマ

あきのおわりと
ふゆのおとずれに

12.18 オンラインリリース予定
アルバム Lapis Lazuli (twenty-twenty-two)
の先行シングルです。

side b はアルバムの裏テーマ曲

Lapis Lazuli III

Apple Music では共にリアルタイム歌詞つきです

弦や小さな打楽器に込めたシグナルと共に
聴いてください。

ふたたびあめをぬける

時間がスライドして夜中にスコール

オープンエアヘッドフォンでミックスするにはちょっと

きびしい が

窓を開けて

雨の音を録るにはちょうどいい

もういいかと思ったら

サンダー

録り逃しちゃったけどね

——–

さて今夜 もうすぐ

アカレンガイロノクルマ / Lapis Lazuli III

(EP になるのか シングルなのか)

オンラインリリースです。

順次公開されていきますので、ぜひどうぞ。

 

噤みを紡ぐ

思い立って今日は録音

大きな木と中くらいの木、鉄とナイロンと馬毛の糸たち

午後から始めて夜にいい感じになったから、よしとしよう。

どこで聴けるか、近いうちにお知らせします。

これもずいぶん昔に作って寝かせてた。
ライヴで一度だけ、公園通りでやったかな。

タイトルは「つぐみ」

口を噤む。だからインストゥルメンタルです。

Mirai no Kioku

本日リリース、矢野さんニューアルバム

ミライノキオク / 矢野誠

全曲、ベースで参加しました。

矢野さんやアルバムについては何度も書いていますが、
– 直接習ったわけではないけど – 僕の音楽の師のひとりであり、かけがえのない方です。
ぜひお聴きください。

CD – diskunion

Music Video「ぼくのふね」

Spotify “矢野誠 Radio”

「vocal 入りポップスアルバムとしては22年ぶり」ということですが、
矢野さんは近年もインストゥルメンタル、また合唱のフィーチャーや、ひらたよーこさんとのコラボ作品も数多く、
今回はソロ名義として、よりポップ、リズミックです。

MV にもなっている「ぼくのふね」も素晴らしいけど
アルバム後半、岡部知子さん作詞による「影野原」「辻風」の世界の深さ。

「みんなのうた」でちょうど今月まで放映されている、かわいい怪物と子どもの合唱と不思議なアフロビートの曲を聴いたことはありますか?
これが、矢野さんと岡部さんによる「ショボクジラ・チビコブラ」(1987) です。

久々に…

久々続きで、コンサートを観にいく。

TAKUJI さん。

前回お会いしたのは Green Room Fes か。バックステージで声をかけてもらって以来。

ガットギター一本、完全生音の響きが、極上の時間でした。

たまたま、藍色のジャケとセーターと、ジーンズと
上下ブルーで行ったこともあってか、アンコールの曲が余計にぐっときたり。

そして、スペシャルジョインでの Moto くんのアコーディオンも生き生きとして、素晴らしかった。

人の舞台を観ると、とても楽しめる。
以前のように、「弾かなきゃ、やらなきゃ」と思うことがない。それっていいのか、悪いのか。

でも、ここにベースが加わるならどんなラインで間合いかな、とかは、常に考えてる。
それって瞬間芸ではなくて、聴きながらのリアルタイムアレンジ。
こういうのが、ためになってる。

会場で、「楽器の演奏はしない」という人とも少しお話したけど
演奏する、しないは、音楽を楽しむことにおいて、そんな差はないと思います。

角度とか、方法は違うかもしれないけど、音楽は聴き手の中ではじめて存在する、そういう面もあるから。

そんな、受け渡しができる場、受け渡せるかたち、が
音源であれ、舞台であれ、の役割なのかもしれません。

そして、それをつくれること、アクトし、リアクトできること。が。

前回の舞台だったという、八面体とお寿司カウンターの場所にも想像をテレポート。
そっちも行きたかったなぁ…

1と8, 5と13

Spotify.

正直、ぜんぜん使ってないというか、未だに使い方がわからないのですが、

そんな僕ですら、アルゴリズムで Ray Kondo Radio なるものができてたりするので

自分でも、ほぼ15ヶ月ぶりに、ログインしてプレイリストを作ってみました。

好きな曲たち、です。他にも数えきれないほどありますが、今の、今日の、いつもの気分です。

そう。たしか sugar me さんに初めてお会いして、セルジュの曲を録音したのもこの季節、この日でした。

そのセルジュ・ゲンズブールやジョニ・ミッチェルを初めて教えてくれた、学生時代に少し家族みたいに思っていた、横浜出身の佐々木くんは、もういないのです。

長尾真奈さんと出会ったきっかけである、ドラムのけいいちも、もういない。

金延幸子さんを教えてくれた、イシイモモコさんは、元気にしてるのかな、

そして、先ほど記したあの人と同じ名の、あの人の街と同じ名の、音羽信さんのライヴは、
結局東都に足を運ぶことはできなかったけど、どんな空気が満ちていたのでしょうか。

本日は久しぶりに、少し。自分を動かしてみる。町家とパリ。燻された屋根と彼のコラージュ。

さるかいどう

11月。一年はこの月を中心に回っています。

だがいつも、所用に振り回されるのもこの月で
年によっては倒れかけたりもする。

一番クリエイティブなんだけど
いちばん、脳と心に負荷かかる時でもある。

なんとかしたいなぁ…


本日。以前長く演奏を務めていた大橋トリオの15th aniv 公演。
東京国際フォーラム。

前回は10周年、リアルタイム放映だったからプレッシャーはすごかった(最初はね)。
左右からバンドで舞台ごとスライドして入っていく時は快感でした。
ドリフの全員集合になれた気分。
今回はどんなことになるのでしょうか。

ご厚意で招待いただいたのですが、江戸は遠く、残念です。

舞台の上でも、袖でも向かいでも、そして客席でも、よいコンサートを。
遠くから願っています。

彼は、そして彼の周りにいる人々はまれなる「音楽家」です。
今後も 生の音楽を 続けてほしい。


11.1 に戻る。この日は何かしようと、色々な人が思うのか
曇り空の下 連絡が行き交う。

不思議な気分で 壁の棚にある「だめだこりゃ」を何年越しかにめくる。

そっか、いかりやさんの誕生日、だったんだね。おどろき。

Calendar

2025年1月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

Category