アルバ紀

Alba / Ray Kondo

この曲は前述の通り
元旦に思いついたベースの
ピチカートとアルコのラインに基づいています。

ある方からの年賀状にあった詩に
触発され

自分の本分から目を逸らしたらあかんな、と
今年は再びベースに向かうことに。

そこから、自分の詩をつくるのに
一ヶ月寝かせておきました。

何かパーカッシブな音が欲しかったので
写真の棒を使いました。

師走、古くからのやり方で綿生地を作っている工房を訪ねたとき
気になって買った「つむぎ棒」です。
織機の部品に見えます。
正しい名称や使い方はわかりません。

ギロにもウッドブロックにもなるな、と思ったのですが
音量はとても小さく、でもときどき、いい響きがします。

何テイクか録って、重ねました。

ジャケットは
楽器の表面と
ノートの落書きを
透かせてます。

Alba / Ray Kondo

うみのうえ
ほしひとり
そらをまつ
ほとりのひ

はこのなかの
ひかりを
たびにだそう

うみのうえ
ほしふたり
そらおりる
はまべのよる

はなのなかへ
ひかりを
てらそう

あ、ぜんぶひらがなにしてますが
漢字だといみがかわるかもです

さしあたり「うみ」が「湖」だったりね

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