カテゴリー: electro

eye watch

Apple Watchかぁ

まずまちがいなく買わないけど
方向性は興味あって

つまり、僕はウェアラブルデバイスって過渡期のものだと思ってて

結局は手を使わないモノに移行するための過程なのだろうと

手を使うのだったら「本」の方がいいわけで
ノートブック/ラップトップコンピューターも何がいけないって
縦開きであって本みたいに横開きでないことであって
だけど横開きだと角度とかそういう問題があるから
テキトーな角度で、間に3Dの像を結び、
かつ、手で捲るというよりは「目で捲る」方向に行かないとなと思ってる。

多分、iPadってものすごく過渡的なデバイスで
やっぱり平面のガラスを見てるのは不自然で
曲面ガラス等にしても結局不自然で
本来ならたとえば駅のホームで見るなら、ホームの向こうの壁とかを見ながら情報が得られるぐらいじゃないと
人間の健康を損なうばかりでいかんと思う
なのでそのあたりをみながら、かつ、多分指や手のジェスチャーじゃなくて
「目線」でコントロールするぐらいになるのだろうと思ってる。

既に「目」でもって本人認識してしまうテクは実用化されてるので
すごく怖くはあるけど
多分、「目線」ぐらいはデバイスのカメラで追跡できるので
たとえばウィンドウフィールドの「右端」に目線が行ったら次のページ、とか
そういうナビゲーションが実用化される日は近いと思う。

目でジェスチャーすると。

つまらなそうなら違う検索結果を出すとか
食いついて来たら何を出すとか
目配せでよろこぶ(ふりをする)とか
そんな事まで連中は考えてると思う。絶対。

iNoise

くだらないものを。

https://soundcloud.com/stillbeat/iphone-6-rear-pu

(いつのまにか、soundcloud からは消えてしまったのですが)

RickのS/Nを上げようと回路をいじっているとき、ふと思いついて
手元のiPhone 6をリアピックアップに近づけてみた時のサウンド。

すさまじいノイズ。

これまでも、充電中にiTunesを聴くとノイズで我慢出来ないっていうことはあったけど、これは普段音にならない電磁波をマグネティックピックアップがうまく拾ってくれてる例。

途中、スリープボタンを押しているのだけど、スリープ中もけったいな信号を発している。

この電磁波が健康に悪いかどうかは正直わからないけれども、あまり頭に近づけたくはないと思うこのごろ。寝る時もオフにしたい。

(だから深夜にメールもらっても、見てないことが多いです。昔と違って、夜は寝ますので)

iPhoneのかわりに旧い旧いiPod nanoを引っ張り出したら、心無しかこちらの方が音がすっきりして、変につぶれてなくてよい気がするのです。コンバーターの世代では最新の方がよいのだろうけどね。

TRII

テルマエ・ロマエ II を観る。
初日に名古屋で観たかったぐらいだが、さすがに公演・打ち上げを抜け出す心臓は無かった。

楽しめたし、反戦メッセージ(???)みたいなのも無くはなかったが
冒頭は好戦的でグロかった。それから自分はあんなにストイックにはなれんだろうな。

それにしても開演前の他映画トレイラーの音のデカさにはうんざりしてしまう。
映画本編はダイナミックレンジも確保されているし、まだ聴けるけれども、
音をデカくすれば関心を惹ける、みたいに思ってる人、
デカい音だと観たくなる、と思ってる人、
まだ沢山居るのだろうか?

僕などは耳も心も塞ぐんだけど…

逆に耳を開いてくれるのが
劇中のじいちゃんの笑いやおばちゃんの接客の言葉、
温泉郷の湯の音。なんでもない音。

木こりの唄も、よかったな。

ハミング遠慮ください

…スイッチング電源のアダプターって、
なんであんなにハムノイズが出るのだ?

新しいものがいい、とは言えない、典型。
なんでもない昔のBossのトランスアダプターで出ないノイズが、
最新型の某社のアダプターで出まくる。

ブーンブーン

でもBossのはプリアンプに対してバレルの長さが足りずにすぐ抜け落ちるので、
怖くて使えない。
どうしろというのだ?

ほんと、機材のスペックって当てにならない。

要らないバナーナ

ふとCartoon Networkで「裸の王様」を観た。
いつのバージョンかわからないが、「おさるのジョージ」みたいなテイストの画とテンポで、
偽仕立ての二人組が冒頭からかなりワル、すっ飛ばしていた。

劇中、見えない生地や服を「…言葉に表せないほど…すばらしい」と誉め称えて作り笑いをする宮廷や街の人々は、
新幹線に乗っては「今こそ原発推進に舵を切れ」という雑誌の大見出しに「…そう…かもなあ」と内心うなづきかけている極東のスーツメンたちにとても似ている気がした。

強迫観念、同調意識、上昇志向。そして自主規制。
雑誌は、たとえ購読させなくても、見出しやポスターだけでも「チラ見」効果を出してしまう。
だからこそ、大元は莫大なカネをかけて、駅の柱や廊下にもポスターを貼り出している。
それが、ある程度のカネ(そして経費)をかけて移動している人々を集中的に狙っている事。
とても判りやすい。そしてとても狡猾だと思う。

それはそうと、Cartoonに戻ると
裸であることを少女に暴露された後も、人間の裸は美しいものだと開き直り、歩いて行く大臣と王。
迷惑をかけた元仕立て屋へのフォローも忘れない。
なかなかやるなと思った。

「なぜ少数派に政治が動かされるのか?」

著: 平智之

ようやく手に入れる。かなりガツンと来ている。

村上春樹は、バルセロナでのスピーチで、原発事故を引き起こした原因は「効率」を最上位にした社会だと言った。

原子炉は効率が良い発電システムである、と電力会社および政府が主張した(今も主張し続けている)こと、それを受け入れてしまったことがあのシステムクラッシュに繋がっており、
また産業全体や、我々一人一人のライフスタイルが効率、低価格(経費削減)至上主義であることがどれだけ危険か、気づかせてもくれている。

ところが。

理性で考えればはるかに「効率的」でもある、地産地消の小規模発電システムやスマートグリッド、市場競争を促す発送電分離が、これほどまでに妨害されるのは何故だろう。

平氏が、再びひっくり返してくれている。

実は彼らが本当に望んでいるのは、効率にみせかけた「非効率」だという。

利権というのは、限られた少数の者が富を分配する構図の上に成り立つ。その構図を守るためには彼らは全体最適など決して望まない。全国津々浦々の電力会社など好まない。自分の存在理由がなくなるからだ。だから彼らはいつまでも非効率なシステム、やり方が好きなのだ。(p.36)

戦前には、電力会社が全国で500もあったらしい(!)つまり、元々はそれで成り立っていた。

これを戦争直前の1941年、配電統制令で9つに統合している。

現在の電力会社体制は、戦時体制のままだったのだ。

なぜこんなものが残ったか。朝鮮戦争に備えてGHQが例外的に戦時インフラを維持させたものだろうという。

そりゃ…ほぼ軍部の考え方で構築された電力会社なら、一般人の意見なんて聞くわけがない。一般国民 = 徴兵制で集められる兵士、みたいなものだ。そう考えると総括原価方式も、合点が行く。

この第一章は衝撃の連続だが、続く章も凄い。

建築業界での「中抜き」や、年金制度を巡る対立の実態が、ラジオDJ、衆院議員、経済産業委員会理事でもあった経験を基に書かれている。
そしてものすごく建設的な意見が溢れている。

まだ途中だ。発見はさらに続く。

これ、あれだな、

いろんな業界がシステムと個人事業主を使い分けて行く中で歪みを大きくしているけれども、音楽業界もまじでこういう視点で色々考えた方がいいんじゃないかなぁ。

だって、音楽家って、ほとんど個人事業主だぞ。

(追記します。たぶん)

ンデーノス

監視社会に軽く吐き気と絶望を覚えながら
自分がそちら側にいることを空想する夕暮れ ビール買い出しどき

監視している人たちが
監視されている人たちの言葉や行いの美しさに
息をのんで
見とれてしまう

洗脳しようと思っているシステムが
洗脳されてしまう

そんな社会もありうるってことだ

よな ?!

こんなに若くして

命を張ってあの事故に立ち向かってくれた吉田所長が、亡くなってしまった。

もしかしたら吉田さんは、現場である福一の事故収束だけを見ていたのかもしれない。
でもそれはどう考えても、日本に住むすべての人を守る行為だった。あるいは、北半球を。

ぼくはこの国の本当に多くの人と同じく、この方の死を悼むし、
本当に心の底から、ありがとうございました、と言いたい。

そんな日に、病因と被爆の関係の無さを主張したり
津波対策の不備の責任の話を出す人々がいることに
心の底から、がっかりしてしまい、寝付けない。

それは、ニュートラルにバランスを取ることではなく、
利害を天秤にかけることだ。
とても恥ずかしいことだと、ぼくは思う。

津波対策を先送りしたのは誰か、ほかにもっと大きな人たちがいる。
それは、今の首相の第一次内閣だ。2006年12月13日。

質問*
答弁*

こんな夜に、そんな事を思い出させてくれるな。わざわざ。

どうか、ゆっくりとお眠りください。
吉田昌郎さん。

同じ58歳で旅立った清志郎さんがそちらにおられます。
わいわいやってください。

眠れぬ夜は、僕らが見張る番なのでしょう。たぶん。

* というか、議事録を消さないでくださいよ、国権の最高機関たる衆議院…

デンキの武者

久しく聴いた事がないぐらいの歪んだ音がどこかから聴こえた

ヘッドフォンだろう Macがクラッシュしたか

音はちがうところから湧き出ていた

何かのイントロのように聴こえるその音は

マークボランの顔をした90年代ロックだった

なんでいきなり鳴り出したんだろう、このおもちゃ

2時間ほどすると 得体の知れない地底の声が聴こえ出した

どこかのかばんから呻いている

それはペンギンの目覚まし時計だった

なんで今頃? 最後にくちばしを触ったのは3年前だ

最後に電池を入れたのは12年も前だと思う

連鎖は連鎖をよぶ

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