カテゴリー: record

左は○で右は◇

この世でおこってることがすべて暗号だったらどうだろう。

自分が作った音楽も何かの暗号だったらどうだろう。

あのアルバムも それはたしかにその通りなのだけど。


左には丸いもの、右には四角いものを並べているこの壁。

何故か気づいたら、こうなっていた。

時計 Blue Note の入場チケットがわりのコースター ホセイン ゴルバさんという方のフライヤー バビちゃんカフェのカード これら黒く丸い

右は ポートランドから旅で来たというタップダンサー サクソフォニストに新幹線でもらったステッカー それだけ菱形 あとはレクタングル

もし僕が左右違いの眼鏡をしてるなら 左は○で右は◇なのだろう。

everyday bread

いいなと思うレコードを追ってくといいプレーヤーに当たる。

録音方法で音色の違いはあれど、あ、この曲やっぱこの人やったんだ。

みたいな。

’60~70s の LA はほんとに、豊穣だったのだろう。

だがそういった偉人であっても、やったらあかんことは、あかんわ。

Schizophrenia, insanity defense…

それは、「音楽のせい」なのだろうか? 「多忙と成功のため」か?

超えてしまった人が、どこで身を守るか。

聴くときこえる。聞こえた方がいいものも、きこえなくていいものもある。

bandcamp Friday 22.2

Covid-19 パンデミックは、まだまだ続きそうですね。

bandcamp のミュージシャン支援プログラム bandcamp Friday が、今年も再開しました。2月は本日の17時〜明日の17時まで(米西海岸の0時〜0時)。

今年はまだ新曲リリースはなく、ゆっくり音楽を作っているのですが、この機に小生の DIY の数々、チェックしてみてください。

Lapis Lazuli – latest album

moon x moon [singetsu] – compilation

期間中はこれら2つのアルバムと、シングル6曲をディスカウントで販売します。

Mahones

Glido Mahones のピアノって素晴らしいですね。

それに尽きるかなぁ。今日は

going down like a lead balloon

Lou Reed の 1st solo。あぁこれこれ、やっぱジャケと同じくらい滲み出てる音楽。

2曲目 Going Down のピアノって、Nicky Hopkins だろうなと思ったら

Rick Wakeman だった。
ずっと聴いてるつもりだったけど、全然わかってなかったな。
ギターは Steve Howe だし。
録音は1971~72ってことは Yes の Fragile の直後。なんてこった。

John Lennon のレコードで歴史に残るドラムを叩いてるのは、Alan White だし、
プログレとロックンロールの関係って面白い。

“Lou Reed” アルバムに戻ると、これまた最高のドラムは
UK の名ドラマー、Clem Cattini。

Donovan の “Hurdy Gurdy Man” でも叩き、45曲もの UK No.1 ヒットに参加。
2010には Paul Weller のアルバムにも参加した、伝説の名人。

「ボーナムみたいに長髪の自分はありえない」から Led Zeppelin 加入の誘いを蹴ったとか
根っからのセッションマンっているんですね。


タイトルは同じく Led Zepp 命名のきっかけとなった Keith Moon の口癖をかけ。
lead balloon って鉛製の浮かない風船 =「大失敗」って意味らしいけど、なんか別の味わいも感じたりして。

1984、Nena の 99 Luftballons を英語に訳するときに意味の通らない “Red Balloons” としたのはもしかして、そういう流れをもじってたのかな?

Tuesday

火曜日って英語詩では特別な意味あるのだろうか?

Ruby Tuesday, ‘Til Tuesday…

今日は一月最後の火曜。ふと思い出した曲の歌詞に another Tuesday を見る。

軽いポップソングと思ってたが、結構面白い。

驚いたのはこの曲、リリース日が歌詞の一行目と合ってるってことだ。*

Lyrics を書いた時点で最初に聴かれる日を想定できるなんて、なかなかオツなものだと思うが。


誰のなんという曲は想像にお任せします。

1st line は “November Tuesday”

広い意味では4〜5回あるどれか。厳密に言えば USA でいう Election Day かな。

* all music による。サイトによっては他の日付だったり、あまり信憑性はない。

minimummoon

2022最初の満月
今夜は少し空が遠いが

minimum moon

字面にさすがになんだか。

トーキンブラザー。
すっかりさめたおもいもきょうはにぎやか

筒井康隆か – ある意味において。

そういえば、この曲はどうしてこのタイトルにしたのか。
歌詞を読み返しても、手がかりはないです。ただなんとなく。

人前で初めて披露したときも、デュオでやってたときも、
flex と一緒にやったときも、このタイトルで何ら不審に思われなかったし
これでいい気がするし、きっとこれでいいし、というかこの題以外あり得ない。

こちらはレイソロのバージョンです。

こちらが flexlife とのコラボ。


そして

Lapis Lazuli

一ヶ月。
購入してくれた方、聴いてくれた方、感想くれた方、ありがとうございます。

ほんとに好き勝手にやったアルバムで、自分自身では透明そのものなのだけど
まだ、あまり理解されてない、ような気がしないでもないです。

世の中の音楽とは、結構、ちがうかもな。
ゆっくり、紐解いてもらえればいいかなぁ、なんて。

配信、など次の準備は、ゆっくり進めています。
ちょっとクリアしなければいけないことがあって、もうしばらく時間がかかりそう。
あと、もしかしたら、また名義変わっちゃうかも、ですが
ストリーミングはやはり、予想外の国や場所からも聴いてくれたりもして、
Q 大陸の住人もそんな時は喜ぶかも、なのです。
おいおいにて。

まずは、こちらを。

素晴らしいジャケットアートを作ってくれた、Motomitsu Maehara さん共々、
よろしくです。


そう、実は今日は新しい曲を作っていて、
ほぼスケッチができたところです。

何月に出すかまだわからないけど、とてもいい曲、とお伝えしつつ
おやすみなさい。

only castles burning

みかんと
柴犬

枯れ木と月と
ニール・ヤング


“After the Gold Rush” は
今まで百回は聴いてるはずなのに
最初の3曲が良すぎて後の印象が薄かった

というか、4曲目の Southern Man の強烈さに催眠がかかって
それ以降を正常に聴けてなかった、のかもしれない

改めて聴くと
Till the Morning Comes は確かに「おとみさん」みたいだし
続く曲もめちゃくちゃいいじゃないか。

「ひかりのなかま」

アルバムの中で、もっともドリーミーかもしれません。

他のも夢ですが、少し違う種類の夢です。


この曲は、たしか LA でモチーフが閃き、
昨年の moon x moon 7月リリースでは “Z-A” として形にしたものです。
その時も「ひかりのなかま」というタイトルを考えていたけど、Z-A (あるいは Z et A, ゼータ)には「最後から始まりへ」という意味を込めていた。でも深すぎて翔ばなかった。

アレンジを大きく変え、ガットギターのパズルと、ブラシで叩いたライドシンバルとスネアで、ミニマルにしています。打ち込みは全廃して、ゆるく、もっと波長を高く。

サイレントギターで弾いたトラックのいくつかだけ残し生まれ変わって
「ひかりのなかま」になりました。

「アカレンガイロノクルマ」

この詞は、以前作った第二弾詩集 flat five の最後に掲載したものです。

曲と詩は別々に作ったもので、詩の原型は2002年に外苑前で書き、2005年に新宿御苑のあたりで加え、それからだいぶ経って完成させました。

-原型-

サビシソウナアカレンガイロノクルマガ
エスジガタノカベニモタレテイタ
アマエルヨウニ

2002.6.8

曲は2005年に作ったもので、当時コラボしていた Saravah のスーパーアーティスト、Maïa に歌ってもらおうか、と思っていたものです。
いくつかアイデアを渡してこれが一番気に入ってくれたのですが、その時は他の曲を形にしました。今はヨーロッパで活躍してる彼女、元気かなぁ(言うまでもなく元気だろうな)。

自分でやるには敷居が高くて寝かせておいたのですが、そこはイメージで。
2018年の暮れ、flat five 連動音源として作って限定公開し、それを踏まえてまた、ゼロから作り直しました。

Yes の「危機 / Close to the Edge」や、チェブラーシカの「空色の列車」の影響を強く受けています。

途中に入れたピチカートは、ギターと、子供用のバイオリンで。日野原幼紀「つむじ風の朝」へのオマージュです。
ドラムは Bill Bruford … になりたかった僕がシンバルとスネアだけを叩いた、ということで。

ベースは途中、フルスロットルかけてます。

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