カテゴリー: muse

リフレイン

明日はManda-La 2にて、矢野誠さんのソロライブ。

だけど、行けなさそう…
悔しいので、公演の成功を祈りつつ、前回観た時に思ったことをひとつだけ。

「エンディングノート」

曲の終わりの音を、矢野さんはどう弾くか。

去年の夏、ひらたよーこさんとのデュオライブでの何かの曲で、
矢野さんが最後の音を、なんだかとても、言葉で表せないタイミングで弾いたのを覚えている。

だけど、そのせいで何を感じたかは、言葉にできる。

「時間が、数秒戻った」

そして

「最後の詞が、もう一度きこえた」

ピアノでこんなことができるって、すごくない?

脱線

思いつきシリーズではあるが
総理だけでなく民間人がもっともっと思いつきを発信していくべきだろう

発電方法

オフィス発電
毎日働きまくってるオフィスワーカーが
タイピングするキーボードに数%効率の発電装置を仕込む
働けば働くほど
またはサボってメールやツイッターを書くほどに
発電ができるという仕組み
これで自前パソコンの数パーセントを賄うもよし
サーバー的に会社でシェアするもよし
オフィス照明にリンクさせるもよし(働かない時は自動的にオフィスがスリープモードになる)

貨幣発電
合金である貨幣そのものに、発電装置を仕組む
あるいは、自動販売機に投入され中を通る際に、何かを起動し発電を行う

もっとも石原某が目の敵にしているのは要は自販機の冷却機能(24/7)なのだろうが

消費税が復活させた1円玉そのものに何らかの発電装置があれば
税金で電力を賄うというわかりやすいモデルになるだろう

もっとも、金属の質は問題である。これが放射性物質であれば元も子もない

アイデア発電
昔から比喩で使われるように、「閃く」際には頭に電球が点灯する。
つまり、人間の脳活動には、ある種のワークフローでの発電機能が備わっていると考えられる。
それを普遍的に表現してきたのが、「ひらめいた」アイコンであろう。

人間そのものに備わった発電機能は、まずその本人にエネルギー供給を行う
次に、その人がかかわる周囲にも供給を可能にする。
つまり電源および回路がつながり、動き出すのである。

アイデアは恐らくすべての人が持っている力であるが
常時出せる力ではない
アイデアが出ない状態では人は極力休むべきである
つまりスリープモードである。
無駄な活動をしない、動ける時に動くのだとういうこと。
仕事効率が上がるときも、一日に大きく3つだと言われている。

さて…
音楽においても、メリハリは重要である。
休符の重要性、(日本人が本来備えているはずの)「間」の素晴らしさは
こういったことともかかわっているかもしれない。
常に一定のレベルで音の情報を与えることは、
本来限られているはずのリスナーの「ピーク状態」を浪費する
つまり、疲れるのである。

安易なヒットチャート音楽が、ある年代を超えると急激に魅力を落としていくという現象が
ずっと言われている。
これは、年代による「枯れ」だけではなく
年代による「体力」にも起因するところが大きいと思われる。

単純に若い者が体力があるということだけではない。
年を取ると、それだけ仕事や、心配事も増えるのである。
そこに日々使わねばならないエネルギーというのがあり、さらにその上で味わえる音楽に割くエネルギーとはなんだろう
決してアクティブなものではなく、むしろパッシブでありたいのだと思う
「これを聴いてやる!」として波形真っ黒の大音量に立ち向かうのではない
「聴く」ことからその中にある波を感じ、脳内で発電を起こしたい。
そのためには、緩急が絶対必要なのである。

「癒し」だけではない。表面的なエセ癒し音楽が実は何も起こしてくれないのと違い
いいオンガクなら刺激的な部分があっても総体としての緩急が自己治癒を喚起してくれる

また、音楽がそのエネルギーを独り占めしない、ということもとても大切ではないかと思う。
一曲で疲れてしまうような音楽だと、ほかの曲を聴く気になれない。
結果、レコード全体の売り上げも落ちるのだ。

音楽全体を盛り上げたいなら、安易なファストフードではなく
全世界の音楽をオードブル、メイン、デザートなどとリスナーに味わってもらえるように
それぞれの音楽が、「他の音楽を信頼しつつ」
役割分担をすることも大事ではなかろうか。

音楽の作り方、ミックス、マスタリングの仕方においても
「一曲でおなかいっぱいに」させないのだ。
これが結果的に、世界中の音楽を救い、リスナーを救う方法の一つであると私は考える。

ラウドネスメーターという、波形真っ黒から脱却するための新しい基準値への動きがある。
これは、とても大切な音の世界の動きだ。

Epizo Bangoura special live

2011/1/7 (金) at SARAVAH 東京

エピゾ・バングーラ (kora,perc,dance) , マイア・バルー (flute), ヤヒロ・トモヒロ (perc) , 駒澤れお (perc), Ray (fretless bass)

19:30 open / 20:00 start
前売2,500円 / 当日3,000円(ドリンク別)
渋谷区松濤1丁目29-1 渋谷クロスロードビル B1

ギニアのスーパーミュージシャン、エピゾ率いるスペシャルライブです。
年明け早々、ディープなアフログルーヴ、大自然の音階へお越しください。

そこにあるそら

荒井由実を聴き出すと
星が見えてしまってしょうがない

実際にオリオン座を見ながらだと
夢のアフリカも銀色のセスナも
ひこうき雲も曇り空も
翼の影の下も
調布基地も

なんだか
というか当然のように
そらばかりうたわれてる気がする

ユーミンのうたはとても和
そして宇宙ジンだ

浮遊感って
ほんとにそらにいる人じゃないと
意味合いが違ってくる

そらがとってもひくい

ほんとに低いんだろう
としかいいようがない

ユーミン初期 – 初期しかあまりきいてないけど
のレコードで偉いのは
サウンドがいくら疾走したり

建物をたてたり部屋を遊び回っても
うたは空を舞ってることだと思う

hayatochiri

しばらくMacを見ていなかったので、時系列が狂ったままいくつか書く。

コンピューターの世界の時間が狂っていたのだ、と勝手に言っておこう。
(そんなことはない)

ふと、ケイシー・ランキンさんの唄が聴きたくなって、探偵物語を全編観直した。
松田優作、新庄剛志と似ているとふと思う。
新庄が人気あった理由が少しわかったような。

物語のすばらしさについては言うまい。
松田にひっかけただろう、赤や緑のMazdaの車たちがカッコよくて、
…なんというか、生命力に溢れていて…
先日工場で暴れた男は、その前に探偵物語見て人生考え直すべきだったと思う。

音楽のすばらしさはもっと、言うまでもない事だが、
ケーシーさんらのハーモニーやリズムセクションもさる事ながら
ブラスの勢いが、今世に流れる音楽と全く違う。

時間はこういう風に、狂っていて欲しいものだよ。

503

リハーサル。

イアモニターを使う。PQっていうcueboxが面白い。
最初なんだこれ?? って感じだけど、ちょっと触るとわかる。
遊び心があって、無駄が無い。

ただ、saxのソロなんかが二重に聴こえたりする事もあるから
やっぱレイテンシーあるんだろうな。

アコースティックには転がしは難しいところで
今回のイアモニはいい経験でもあるのだけど
耳栓度の強いカナルフォンは、不思議な気分。

いざ、観てる人の空気を感じる段になったら、
やっぱり耳がオープンになってる方が気持ちいいだろうな、と思いつつ
片耳にしようか、ゆるいイアフォンにしようかと思案しているところ。

ダブルベースはノーマルチューニング。
その代わり5弦のLaklandがスタンバってる。

渋く振れ巾の大きい曲層に、とてもスタンダードな気分で臨んでいます。

久々の煉瓦

ワインの催しに出演したものだから
ワインをしこたま飲めると思っていたら
出番が終わったら完全撤収
結局一滴も飲めずに引き返したという話

まぁいいか、もうっちっと早く足を運べば良かったのだ

空の色ってなんだ

「空色の列車」という、チェブラーシカのサントラからの曲をやったわけだけど
ロシアの人形アニメ(ちょっと観ただけでも感動的だ)に出てくる列車は
殆どマイフェイバリットカラーに近い、ティールだか暗めのターコイズの
まだ暗い版だ
これが空色っていうんだから、素敵な国かもしれない

しかしまあ、後半に横浜の空もみるみる色が変わっていって
「組曲ラピスラズリ」をやったあたりには2日月とその近くの惑星(金星だろうか)
これらがみなとみらいの半月ビルの上にかかって
空がアズレとティールを行ったり来たり
ステージ脇のLEDの錯覚もあるのだろう
あまりにきれいでおかしくなりそうになった。

強風につきアコースティック楽器ばかりの楽団は大変だったけれども
右手とバックの倉庫、頭上のおかしくさせる空
めったなことで忘れないだろう

ミネラル再発見

Pat Metheny の Orchestrion は面白そうだ。
ついでに言えば Nonesuch というレーベル名もいい。

YouTube でプレビューやインタビューを観てる分にはとても心地よく刺激的で、これが音だけになった時にどうか、買ってないから判らないのだけれど。
…プレビューは彼のギターに加えて「語り」という生の要素があるわけで。

最近は彼の One Quiet Night を良く聴く。
バリトンギターだけ、宅録、という成り立ちもいいが、音がなんだか細胞まで届いてくれる。
North to South, East to West なんてギターで出来た気球の家で旅しているような、そんな感じだ。

Pat Metheny は正直、今迄それほどのめり込んで聴いてこなかった。
1st の Jaco との Bright Size Life は相当聴いたが、
他は自分にとってはミネラルのない蒸留水みたいに通過してしまい、記憶に残っていない。

James みたいに、聴いてみるとそっけないが演ると楽しい、あ、やっぱいいんだ、みたいな曲もあったけれども。

自分の触媒構成が変わったのか、聴く角度を見つけたのかな。

仕事納め

久方ぶりに東京タワー近くへ

子供の頃「はとバス」で来た時はこのスタジオはあったんだろうか

ある舞台俳優の方のレコーディング
バンドと、なんとその方の歌も同録

一発録音は好きだし、自分は比率としては高い方だけど
すべて同時に、っていうのは原点であり、ほんとに代え難い

これから先、スタジオのレコーディングが全て同録でもいいのにな、と思う。

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