カテゴリー: muse

Amplified Music Products

リハーサル。

スタジオのFenderアンプを借りる。

Fenderといってもなんだか80年代のレーサーバイクみたいなツラをしたこのアンプは
SWRにインスパイアされてみました、でも安上がり、みたいなどんしゃり系で
お世辞にもナチュラルな音とは言えない。

ま、借りてる分際だし、いいんだけど。

持ってったサイレントベースSLB-200とは意外と相性いいようで、
ちょっとEQ調整すれば全然いける音になる。

ヤマハの楽器はだいたいどれもどんしゃりとは程遠いので(ベースに限らず)
相殺して割といい結果が出てる気もする。
ピエゾの音に程よく抜けと飽和感が付くというか。

だがLakland、Fenderみたいなエレキベースに関してはよくわからないことになる。
自分が手で出してる音が、違ってしまうのだ。

やっぱ、Ampeg、MarkBass、昔のFender Bassmanあたりがいい。
SWRも初期型は良かったけど、その前身とも言われるAMPという、冗談みたいな名前のアンプがいい。

なんなら、練習用に一番最初に買ったDean Markleyのミニアンプもいい。

そんなことは割とどうでもよくて、今は「そこにあるものを、どう使えるか」が
自分にとって大事な感覚。

ある程度いじって納得出来なければ、それはそれとして頭で切替え
客観的にアンサンブルで見るしかない。

そしたら、案外、はまるときははまり、はまらんときはあかんのが、分かる。

というか、それは、誰の耳にも明らかに、わかる。

結局、基本的なことが出来てないと、どんな機材使ってもだめだな、と、わかったり、
その逆もしかり。

めずらしくまじめな事を書いてしまったが、あとは酔っぱらって寝るだけだ。

(”AMP BH-420″、売ってしまって、それなりに後悔している)

radio428

Just So Happen / Bill Frisel & Gary Percock
ゆらめきアフリカ / 佐久間順平
Marquee Moon / Television

そんな午後

ひさびさにTelevision聴く。iPhoneのしょぼいスピーカーでもサイコー。

佐久間順平さんははじめてラジオで耳にしたのだが
アレンジと歌詞に聴きこんでしまった。

425 Saravah

土屋浩美 於 サラヴァ東京、来てくれた方々、ありがとうございました!

みんな持ち味出た、いいステージだった。
バンマス稼業ははじめてだが…これも楽しかった。

やっぱエレキメインでやれるバンドいいな!
アコースティック・ダブルベースも、これぐらいの遊び心加減が自分っぽい。

ま、どんなことも遊び心でやれるように、いきたいな。

拓ちゃん、けいいち、矢舟くん、はせさん、ニラさん、きよちゃん、サラヴァのひとびと、
そして浩美ちゃん、ありがとお!

HT-425dl

2013年の巻き尺

レコーディング。
DIからUrei、またいい音してくれた緑色ベース。

テープの話を少しして帰ったら持ってるテープがやたらと気になる。
内容が気に入ったテープ、貴重なテープ、ツラが気に入ったテープ、
非売品、鉛つき、MTR、インタビュー、リハ、ジャム、思いつき、
MDやDATからわざわざ普段聴きの為に落としたテープもある。

テープコレクターじゃないから要らぬものはバシバシ捨てる。
(入り口に写真載せてるけど)
場所が命、時はすでに巻かれてる。
それでもなくならない。
TDKのAR-X、捨てるなと訴える。
わかったよ、持っとくよ。
黒いスリムケース、かっこいいだろと集団で訴える。
わかったよ、ケースだけ持っとくよ。
何が入ったるかわからんテープ、捨てるとバチあたるで。
わかったさかい、夏までごめんして。
そして君らはまとめて、先送り。

VHSもいっぱいあるし、どないしよ。

Plug in my MCI

… to exercise my brain…

Police の “When the world is running down, You make the best of what’s still around” の一節だ。

聴き流しそうで、はまる曲。

Andy のコードをフェードインするだけのソロが、なんともインチキくさいけど、
Soul music のふりをしてるのか、スパイ映画のつもりなのか、
説教か、ただのうだつの上がらない日記か、
でも、いつだって少し頭にひっかかってる。

そんな中の一節「MCI」ってなんだ?

アメリカには MCI っていう電話会社があって、それのこと?とか
つづりをもじって Mic のこと?とも思ってたけれども

“MCI Recordings”* っていうメーカーのレコーダーじゃないだろうか。

Plug in my M.C.I だから
当時 Sting がこのでっかいレコーダーを自宅に持ってたのか
缶詰になってたスタジオのコンソールの事を言ってたのか

どっちかはわからんけれど、この会社は1982に SONY に買収されてるから、分かる人ぞわかる、っていうわけだ。

今、置いてるスタジオ、あるんかなぁ?


* 過去に書いた時のリンクが変わってしまったようなので更新

土屋浩美 at The Room

アルバム「トパーズ」にベースで参加したR&Bシンガー、土屋浩美 の渋谷The Roomでのショートライヴから。

このアルバムが出て以来、バンドステージは初めて。…えっ?
これもある意味、311の余波か。

アルバムとは打って変わってシンプルな編成だけれども、その分ソリッドかも。その分ゆるいかも。

Lakland、いい仕事してくれる。にしてもオレのこの格好、ハラグロイな。

ことばとさんぷりんぐ

先日からのバリー・サンダースの本と
その前の王羲之の話と
みのまわりを
照らし合わせて
考え直しをせねばならぬ

デジタルは すべて計算機による変換を要するから アナログやアコースティックから遠い
ということを書きとめたあと

口語、口承のみによる言葉と
文字による言葉(識字のはじまり)を考えると
ある意味、文字=デジタル信号なんだと気づいてしまった。

いや、さらに遡れば、音声による言語もデジタル記号の一種なのかもしれない

文字を読み、それを連結し、意味の通る言葉として再生するまでには
頭の中でかなりの計算がなされている。

この速度を限りなく速くして、レイテンシーを感じないレベルまで上げたところで
識字社会が成立している、

アナログやアコースティックも振幅からの変換を要するけれども
それ自体に複数の意味をパッケージし、現実とパラレルに進行する文字や音節っていったい。

やっぱサンプリングソースなのかなぁ。

敗北感。

ただし。デジタル信号はバラバラにぶったぎったon or offからの再構成であるから
文字はそれより遥かに複雑な計算を要している。
あるいは語感が意味を先行することがある。

人間に理解しやすい言語はマシンに理解しにくい。
マシンに理解しやすい言語は人間に理解しにくい。

ここに救いがあるのかな

機械と張り合ってもしょうがないねんけど。

で、こないだの王羲之の文字を輪郭を取りながら徹底再現試みてた人は、
端的に言えばフォントを作ってたんだろうね。

それ自体に「美学」を感じるサンプル素材を。

「素材」って言葉、僕は嫌いなんだけど、

料理の素材。建築の素材。紙質。テクスチャ。

すでに付き合ってるってこと、理解しなきゃいけない。

人がみんな、フォントを選ぶように、フォントと戦うように、
ループやインストゥルメントを選んでる。

選び取ることの繰り返しで、もっと重なり合う美学。

そりゃぁ、そうかもしれない。

でも、「選び取れない」要素が重なり合うこと。

これこそが、僕らを前に進めてくれると、やっぱり思うけどな。

だって、理解できる事しかこの世になければ、明日を生きる希望も何もない。

しっぽ切りがしっぽになる・オーバードライブ

こういうときだけ
一人の責任にするのだ
http://mainichi.jp/select/news/20130204k0000m040126000c.html
ヒーロー扱いの次は罪人か
体調悪化の原因は調べてるんだろうな?

ついこないだも規制委員会の審議官が
敦賀の調査文書を原電に前もって渡したとシッポ切り
会見者は「審議官個人のしたことである」という台詞に力を込める

安物のオーバードライブがかかった
なんとも醜いコメントだったよ

何よりも、組織の維持が大事
そんな組織のために、なぜ一億以上の人びとがいる?

組織はちかごろ
やすやすと臨界点を見せている

そこにシステムの輪郭が露わになっていまっせ

いくら、格子模様の壁紙で秩序と平静を装っても
真実はグリッドを取ったところにあるから

音楽も同じ

星の下で

2013年。

今年はとても静かに始めるけれど
音楽をいっぱい奏でようと思っています。

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