カテゴリー: muse

たたくうき

近江からの帰路
ふとMIDIのサイトを見ていると、リマスタリング特集の ページ

かしぶち哲郎さんのジャケが気になってしばらくした後
訃報を知る。

エピゾのライヴの時には青山純さんの訃報。

昨夜サラヴァで観せてもらったポンタさんは
健在、かっこいいビートと音だったけど

太鼓って、身体がないとどうしようもないから
サンプリングやモデリングでは、おもちゃの兵隊しか生まれない

去ってしまった叩き手のあとは、残された空気と時間の中で
僕らはビートを、ビートを生む身体を、思い出し、思い描き、
生きて行くしかない。

ドラムは永遠。
名人が叩くドラムは最高。

これからも、僕らが、ドラムと共に生き、
ビートを受け継ぎ、
叩き出せますように。

Why White Y?

12/18リリースのアルバム

sugar me / Why White Y?

一曲、セルジュのカバー曲 couleur café で参加しました。

サンプル盤聴かせてもらったのですが、すごくかっこいい曲ばかりです。

ツボは4曲目の monsieur le démon と
6曲目の morning of the world と… ラストトラック。

めぐりめぐっておなじことをいう

ふと呼ばれてレコーディング。

はじめていくスタジオ。はじめてあう人々。

シンプルな曲だけど、シンプルだけに奥が深い。

だけどどっぷりいっても、はまらない。
シンプルに、たちかえること、えらい。

はまると、はまらない。
ヘンことば。

はまるためには、はまらないこと。
こっちか。
どっちも似たようなものか。

どっちにしても、いい音出してくれる楽器と機械と
そしてイイ人たち。
ありがとう!

 


回想:
これが sugar me さんとの出会い、そしてこのブゼットベースの初出番でした。
前日、甲賀にいた僕に電話でオファーをくださった佐藤 molmol さん、感謝します。

Leia by the blues

ここはビッグピンク? グリーンオニオンズ?

だれかのユメをシェアする新居です。

ひさびさにひっぱりだしたportaflex。やっぱええわ。

animalsとhumanityに見守られ、最高の一日でした。

傷と必然、惑星のコア

11月はシークレットギグが数本。

レギュラーギグはない(予定)だが、その分つきつめたい事はいくつかある。

ふとFbassを見ると、変わったところに傷がつきまくっていた。

楽器に傷が付くのはたいがい必然性があってのこと。
なんでG弦側のピックアップの間が掘られているんだろうな、
そんな無意味な強烈なフィンガーピッキングしてたかな?

と考えてみたら、
サムピッキングのアンカーで中指の爪が掘ってるのだった。

うーん変わってる。
たぶんこんな傷を付けるのは自分だけだろうな。

Alain Caronにインタヴューしたとき、あれは12年前だったか、
東京ドーム近くのホテルのロビーで会った彼のFbassは結構ボロボロだったのを憶えている。

Alain Caronモデル=ピカピカ、みたいなイメージがあるけど、そんなんとんでもない。
使う楽器は、使われ倒しているのだ。

彼の音楽に影響されたとは言えないが、彼の考え方や指使いの方法論は凄く深かった。
彼は5フレット分を一つのポジションでカバーするのだ。
ただでさえスケールの長い6弦のFbassを。

ダブルベースなら3フレット(分)、エレキでも4フレットを守る人が多いのに。

こういう独自の理論ってやっぱり大事で、切り開いていかないと何も新しいものは生まれなかったりする。

Ray Brownの教則本を改めて見てもそう。だいたい教則本って、読者の予想を超えていることが多くて、
案外そこにこそ面白さがあったりする。予定調和とか兵隊的遵守じゃあかんのよね。

クリエイトだから。各自がそれぞれ、惑星のコア(=eARTh) になるための技だから。

そんなんはさておき、「王道」って大事だな、とも思ったりもする。

変に見えても王道とされているものや人には、やはりバシッと筋が通っている。

大木といおうか。

そんなことを、王道楽器のネックを触っていると、思ったりする。

ほんまやで。

A big change in town

びっくらこいた

逆向きに流れてくる歌詞を読み取るのはけっこー大変だが

ピアノロールを読み取る「やつ」はいかにも簡単に弾き熟している

—–

でも

こっちのほうがいいな

風呂でもハット

ブルースブラザーズを久しぶりに観た。

やっぱ、これやな。ダックダンとウィリーらのグルーヴ最高。

観客のノリも最高。

しかしアメリカ人、銃撃ち過ぎや。

レポート通りに生きないために

いいなりになるのはやめよう

すべて、昨年夏のナイ・レポートのいいなりになって喜ぶヘッド
恥ずかしい

シナリオ通り
ああはなりたくない

昔、やのまことさんから聴いたことに
自分の中にアフリカを持つというのがある

リズムをinternalizeするということ

火が、マッチから棕櫚や松に移るとき
何が起こるだろう

移したとしても、中で燃えている

そう、自己責任

かもしれない

それでも

自分が燃えるために
内を灯そう

きいたもの かいたもの
色がかわってくるように

なりはじょうじょう

…堅いというか当たり前というか
世を憂うことばかり書いてはいるが

楽器の鳴りは上々である。

FもWも、LもRもいい音してる。

あきはいいなぁ。

Fbassに関していえば、やっぱボルトオンでありながらスルーネックみたいなボディが
ものすごくこの響きに影響してるのだろう。

カナディアンメイプルとアルダーの一体感がたまらない。これ、ほんとによくできた楽器だと思う。
アルダーのオイルフィニッシュなんて他にない。

Wに関しては、カラダで鳴るのだなとほんとに思うこのごろ。

むかしは、イメージの王国に身体の一部が最短距離で連れて行ってくれること、
それを一番に考えてグルーヴを作っていたけれども、

いまは、それを身体で再投影することが大事なんだなと思っている。

そう、世界は王国だけじゃないんだ、とも。

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