カテゴリー: muse

しらないこと ばかり

はつめいのあきは

おもいつきを

かきとめるのももったいない

時間の経過が不思議

わすれたことを
ふとしたぐあいで
おもいだす それは

まるで
のうが
ある階層では違った記憶を記録しているかのよう
つまり
ぼくらの脳は常に多層で
違うモードだと上手い具合に
なんでも忘れてしまう
だけどモードが戻ると
これまた上手い具合に
振り出しに戻ってしまう

僕らの構造は頭にレコードを何枚も刻んで
再生し直しているようなもの
そんなことをふと
一週間位前の昼間に空を見ながら思った

それで、それからきれいさっぱり忘れてしまった。

 

ミニサイズの画面
ミニサイズのコントローラー

それが進むと でっかい機材もミニサイズになる
なんでもそうなってきたやんな

デスクトップでスタジオなんて当たり前になってきたこのごろだけど
デスクトップにだけ音が届くスピーカーなんてないのだろうか
机の周辺半径1mより外には音が届かない

そしたら防音室なんて必要ない
ヘッドフォンも要らなくなる

スピーカーからの音は空気の振動で
スピーカー近くの信号はアナログだけど
そこに「距離xmを超えると消滅する」という記号が
刻まれていたとすれば
まったくの不可能ではあるまい
それがまったくもって音の「劣化」だというなら
これ以上完璧な劣化はあるまい

こんなことにこそデジタルを使ったら
どうなのかと思ってしまった昨夜のふざけた気分。

 

iPhoneの小さい画面って
画角だけ見れば32インチのテレビと殆ど同じだと
気づいた時
なんでこれほどスマホが流行ったのか納得したのが半年くらい前

だけどあたりまえながら
まったく立体感のない世界
30cm-50cmより向こうのない世界
ジョブスが見てたのって、ほんまにこれなの???

常に湧く疑問

最高のRetinaディスプレイは
なんでもない目の前の景色にある
どうしようもない最先端の3Dは
ほら目を開ければ誰でも見れる

そんな当たり前が当たり前じゃない世界
なくなってしまった世界

宮城道雄ならばなんと言うだろう

これと同じ事が音楽に起こってる
とっても普通に 起こってる

だけど そうじゃないことを
すくなくとも おれの大半は知ってる

bodyの大半がwaterであるのと同じくらいに

知ってる
しってる
しってる

むなしいぐらいに
いいたくなる

carried away

ふだん なんだ!? と思っていても
音楽の力で 子供になれることがある
しんけんに 音を出していれば
ノリが 伝わる事がある
顔見れば ほんとにたのしんでるのがわかる
顔見なくても わかる
すると みんな つれていかれてしまう

– carried away

こういう幸せな時間が これからもあることを切に願う

はるのうみ

宮城道雄の随筆を読んでいる。

彼に限らず、邦楽の大家の多くは盲目であった。

それどころか、かつては盲目でなければ許されなかった職業、それが音楽家だという。

闇の中、研ぎすまされた感性を思う。

また、理屈や要点でなく、勘で習い、勘で教えたかつての才人たちを思う。

彼らにAppleのデバイスは使えるか? 使う価値があるのか?

おそらく、まったく違う音楽の未来がそこにはあったのだ、と思えてならない。

ふすま

月初め、大学時代の先輩と久々に「何も考えずに」アコギ&ベースでジャムった音を

ようやく聴き返している。

やばい、これ、おもろい…

Rain Tree Crow

雨の日は 樹も線路も鈍く輝く
ふと、あまり聴きこまなかったこのアルバムを想い返す

当時は理解できなかったけど、イメージは好きだったな

ジャケットを撮った藤原新也さん
震災後、被災地で 子供達に/子供達の 「円顔」地蔵を描き続けた話、
これも強烈だった

ウェブサイト
は有料だそうで…

アルバムも今聴くと絶対来そうな音なのに
どこへ行ったのやら…
誰に貸したのやら…

ナミ、キゲン?

それにしても、エピゾさんも大儀見さんもすごかった。

バンドもチョーいい感じだった。
ぶっちゃけ、CAYでは不完全燃焼だったんだけど(僕に限らず)
やっぱ時間制限無し、2本勝負っていいです。

あの後東北を旅し、もうすぐフランスに飛ぶ筈のエピゾだけど
また時々日本に来てくれ、バンドでもやれるでしょう。

まだ彼を知らない人たちへ:
まだSaravah当日の映像は無いので、こちらでも観てください。

スンバラバナナのバラフォンソロパフォーマンス

2012

代わり映えもしない体勢で行くつもりである。
目標はソロアルバム一冊。

この5年ほどにゆっくり映しとったものが音になるとよい。

また、僕を震わせてくれる素晴らしい音楽家の方達、
矢野誠さんや音羽信さん、
エピゾさん、三宅さん、今道さん、
また機会があるであろう、あの人たち、
のんびりやってるバンド仲間、みんなにとって
音の光が心の淵を彩る、よき一年でありますよう。

重力に逆らったふたり

クロタートルを着てflexlifeの公演に下北沢に遊びに行く。
ケーブルは予備を持ったが、チューナーを忘れて行く。

440の長い客席をゴロゴロ歩いて行くと、ちょっとシャリっとしたサウンドチェックの音の向こうに
いつものひょうひょうとした笑顔がある。

音が丸くなじんだころ、箱を出して混ぜてもらう。

大名曲「夢を慕いて」

切れ味するどく、ふわっと重いリエンヌのことばの右に
オオクラララ・ストラミン

出会った頃はいつもウーリーだったけど
いつかギターが似合う人になってる

後ろからもいいけど前からもいいね

クラリネットのアンケンさんも顔真っ赤にして
天頂までラララライフ

あ、これこれ、とびあがる感じよね

チロルとグレイン

意外っちゃ意外なことに

先週末のレセプションライブ模様が こんなとこ に載ってました。

まぁ、場が場だけに、こゆこともあるか。

Hasro & Bokka はたぶん、今後何十年も無名のバンドだけど
ひょっとしたらどこかで何かの肴になってるかもしれやせん。

どこかの風景のグレインや、鼓膜の中のテープにでも残っていれば
それはそれで、本望でござい。

ともあれ僕は、この素晴らしい帽子を、今後もかぶることにしたのでした。

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