カテゴリー: electro

I Want My MTV

この記事、なかなか面白い。

MTVって、当初はブラックミュージックNGだったんだ…
というか、ディスコブームに対する反動で、ホワイト色を強く持ってたんだね。
マイケルにひっくり返されるまでは。

それはそうと、冒頭に出てくる
「iTunesはCDの衰退をカバーできなかった」
というグラフ。

これ、Appleの売り上げ分を全部含んでいるのかな。素朴な疑問。

いや、だってApple、かなり持ってくから。

なんにもないって

「村から原発を取ったら何もない。再稼働するかしないかは死活問題だ。米や飲み物、ガソリン、全てが売れなくなる。人が来なければ、ものは動かない」。泊村商工会の経営指導員、〜 は語気を強め、「安全性を高めた上で動かすのが一番」と訴える。 毎日新聞 2013年05月05日 北海道朝刊

これ、自分で言ってておかしくないのかな。

「取ったら何もない」…完全な依存症状と違うのか。
そんな村に誰がしたんだ?
そう言い切る(新聞が真実を書いていればだ)商工会の経営指導員、
そんな指導員にどうしてなってしまったんだ?
と思う。

原発が来る前に、泊には何もなかったのか?
炭坑があったらしい。
日本最初の鉄道があったらしい。
今は漁業があり、山林がある。
豊かじゃないのか? いろいろな意味で。

しかも、北海道で唯一、地方交付税も受け取ってない(ぐらい豊かな)ところらしい。
「その豊かさ」は、電源開発交付金によって…だが。

全国で作業員がどんな状況で立地町や村に集まり、「金を落として」いってるのか
本当にここの商工会の人って、わかっているのだろうか。

というのが、僕の率直な感想。
通じないよな。これじゃ。

「そんな村」「そんな町」を変えるのには
多分ものすごい労力がいる。
当の自治体の役人がどうにも動けない状態なのには
相当深い理由があるのだろうから。

だけど、たとえばそれを変えて行くのが、
きれいごとのように言われてる「脱原発依存」じゃないのだろうか。

それって、オリンピックや改憲、国民栄誉賞より、よほど喫緊で、
やりがいのある(ただし厄介な)プロジェクトだと思うのだが。

多くの人が気づけば、変わり得るだろう、そう思うのだが。

Amplified Music Products

リハーサル。

スタジオのFenderアンプを借りる。

Fenderといってもなんだか80年代のレーサーバイクみたいなツラをしたこのアンプは
SWRにインスパイアされてみました、でも安上がり、みたいなどんしゃり系で
お世辞にもナチュラルな音とは言えない。

ま、借りてる分際だし、いいんだけど。

持ってったサイレントベースSLB-200とは意外と相性いいようで、
ちょっとEQ調整すれば全然いける音になる。

ヤマハの楽器はだいたいどれもどんしゃりとは程遠いので(ベースに限らず)
相殺して割といい結果が出てる気もする。
ピエゾの音に程よく抜けと飽和感が付くというか。

だがLakland、Fenderみたいなエレキベースに関してはよくわからないことになる。
自分が手で出してる音が、違ってしまうのだ。

やっぱ、Ampeg、MarkBass、昔のFender Bassmanあたりがいい。
SWRも初期型は良かったけど、その前身とも言われるAMPという、冗談みたいな名前のアンプがいい。

なんなら、練習用に一番最初に買ったDean Markleyのミニアンプもいい。

そんなことは割とどうでもよくて、今は「そこにあるものを、どう使えるか」が
自分にとって大事な感覚。

ある程度いじって納得出来なければ、それはそれとして頭で切替え
客観的にアンサンブルで見るしかない。

そしたら、案外、はまるときははまり、はまらんときはあかんのが、分かる。

というか、それは、誰の耳にも明らかに、わかる。

結局、基本的なことが出来てないと、どんな機材使ってもだめだな、と、わかったり、
その逆もしかり。

めずらしくまじめな事を書いてしまったが、あとは酔っぱらって寝るだけだ。

(”AMP BH-420″、売ってしまって、それなりに後悔している)

雲灯と葉隠れと雨

電車でiPadを見る人への違和感。

これって、固くてつるつるした平面が、人間の顔面近くにあることへの違和感なのかな、と思う。

本とどこが違うって、固さが全然違う。

ハードウェア感が段違い。

いくらソフトケース付けてても、曲がりもしない平面で本読むのって、やっぱ無理じゃね?

いくら中身がソフトウェアでも、実態は固い固いガラス。

みんながどこいくにもガラス板を抱えているんだから、あぶなくてしょーがねぇ。

早く、曲がるiPadはできないのかな。

この照明、アイデア(というかイラスト)好き。

だけど、カタチに実現させたというムービーはもうひとつぐっとこなかった。

最初のオーバーレイの字幕とかも、もうちょっと、ゆるく画を見せてくれたらいいのに。

実現させて欲しいのは、てるてる坊主みたいなヒトの方かもな。

きじょうのクーロン

ふと気がつけば、今、多くの人がやってることって、これなんだよな。

デスクトップやパームトップにアイデアを込めて、クラウドで広げる。

これ、ほんとの「机上の空論」。

ロスはタイ料理のメッカ…だったっけ

ゲームについてはちっとも詳しくないのだけれど、
クリエーターの人たちには、たまに関わる事もある。
その意見に、はっとさせられる事も多い。

直接やっている事が違っても、根っこはどこか通じるというか…
色々な人から、いろいろ、学べるってことだろうか。

この方は、全くご縁がないままだったけれども、凄い人だったんだなぁ。
「息子へ。」は染みた。

NORWAYというプロジェクトでいかしたベースをやっていたのは知人なので驚いた。
僕にMackieのミキサーを売ってくれた…愛用してたよ。

ロスで会ったときは、モジュラスとアリアのベース、ぶりぶり弾いてたなぁ。
長岡秀星さんのお話とか、聞かせてくれた。
ご活躍、なにより。セキタくん。

Ted Nambaさんも、お元気だろうか。
すばらしい、グルーヴィーなピアノ、また聴きたいなぁ。

みずとでんき

みずにでんきはかなわない

みずによってでんきがおこる

みずによってでんきはとまる

さいしんえいのせつびであっても
みずでどんぶらこ

さいしんえいのせつびは
じょうききかんからまったくしんぽしていない

でんきをつかうわれわれは
ななじゅっぱーせんとちかくもみずでできている

みずでできたわれわれは
でんきをこのむ

でんきをみずのわれわれが
はっせいさせて
かんがえたりうごいたりする

このみもかなしみも
でんきしんごうかもしれないが
それはみずのなかでうごいている

そしてみずがちをはこんでいる

でんきをつかうと
みずがへる

みずをあたえるために
でんきをつかう

かしつきははつでんきのまったくぎゃく
だけど
かしつきはつでんきはないのはなんでだろう

ことばとさんぷりんぐ

先日からのバリー・サンダースの本と
その前の王羲之の話と
みのまわりを
照らし合わせて
考え直しをせねばならぬ

デジタルは すべて計算機による変換を要するから アナログやアコースティックから遠い
ということを書きとめたあと

口語、口承のみによる言葉と
文字による言葉(識字のはじまり)を考えると
ある意味、文字=デジタル信号なんだと気づいてしまった。

いや、さらに遡れば、音声による言語もデジタル記号の一種なのかもしれない

文字を読み、それを連結し、意味の通る言葉として再生するまでには
頭の中でかなりの計算がなされている。

この速度を限りなく速くして、レイテンシーを感じないレベルまで上げたところで
識字社会が成立している、

アナログやアコースティックも振幅からの変換を要するけれども
それ自体に複数の意味をパッケージし、現実とパラレルに進行する文字や音節っていったい。

やっぱサンプリングソースなのかなぁ。

敗北感。

ただし。デジタル信号はバラバラにぶったぎったon or offからの再構成であるから
文字はそれより遥かに複雑な計算を要している。
あるいは語感が意味を先行することがある。

人間に理解しやすい言語はマシンに理解しにくい。
マシンに理解しやすい言語は人間に理解しにくい。

ここに救いがあるのかな

機械と張り合ってもしょうがないねんけど。

で、こないだの王羲之の文字を輪郭を取りながら徹底再現試みてた人は、
端的に言えばフォントを作ってたんだろうね。

それ自体に「美学」を感じるサンプル素材を。

「素材」って言葉、僕は嫌いなんだけど、

料理の素材。建築の素材。紙質。テクスチャ。

すでに付き合ってるってこと、理解しなきゃいけない。

人がみんな、フォントを選ぶように、フォントと戦うように、
ループやインストゥルメントを選んでる。

選び取ることの繰り返しで、もっと重なり合う美学。

そりゃぁ、そうかもしれない。

でも、「選び取れない」要素が重なり合うこと。

これこそが、僕らを前に進めてくれると、やっぱり思うけどな。

だって、理解できる事しかこの世になければ、明日を生きる希望も何もない。

でんきのこえ

RE20。

調子いい。
ベースのマイキングには最高だが
アコギや唄にもいい、と思う。
コンデンサだと細かいニュアンスが気になりすぎるのが
もっと大事なところを録って楽しめる、
そんな気がする。

見出しを作る奴らへ

廃炉の可能性 家計に負担
どんな見出しやねん

家計に負担かかるから廃炉はやめましょうね、ってどんな詐欺?

負担がかかるのは電力会社と国で、それを家庭に転嫁してるだけ
しかも実際は、負担を儲けにしてる

それとも

こんな愚かな先送りをさせるために
「決断力のある」
リーダーを求めてる国民?

だれも決断力なんて
ない
言いなりを伝達する役回りを演じてるだけ
或いは言いなりを自分の発想と思い込んで

リーダーは、煽てられて
誰かに操られて、なるもんだ

めんどくさいことを
めんどくさいやつに
させる

スターって
直接付き合うには
めんどくさいやつだ

だから、みんなで、持ち上げる
ついでに、儲けの種にする

そこで、本当のすごい奴になることも、ある
そりゃ、それでいい

でも、どくさいしゃもでてくる

だども、だいたいにして

頂点なんて、日本のどこにもない

だってさ

富士山見たら、わかるだろー

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