満月を眼前に坂を登る
灯台の上に月を望む
ほんの日課が今宵は贅沢なドライブだ
都会ぐらしならこうはいくまい
満月を眼前に坂を登る
灯台の上に月を望む
ほんの日課が今宵は贅沢なドライブだ
都会ぐらしならこうはいくまい
Twitter もマスク氏に経営者が変わり、ある時代の、或いは Twitter 自体の終焉が見えてきました。
すでに他に移行している人も多くいる…という噂も聞きます。あくまで噂であり、密かに実験した限り心元ないものです。
さて、stillbeat としては様子を見届けるべく、再びアカウントを持つことにいたしました。
とはいえ、そもそも私は Twitter が採用しているアルゴリズムや広告を信用していないので、拡散や交流は目的ではなく、あくまでポストの一つ、あるいは漂流としてです。
アドレスは奇しくも、以前と同じものになりました。きれいな更地が取れました。
当面はフォロワー無しでも続けますが、よければ チェック ください。
シングル「アカレンガイロノクルマ」
たくさん再生してもらえているようで(僕にしては、です)
とても嬉しいです。
この曲、五本木に住んでいたころ、ある午後にふと思いついて Boss のマルチレコーダーにメモ録した曲なんですが、なんだか誰かが通って行ったようなよさがあるんです。
当時はこの曲を作った直後で(同時かな?)
このまま続編ができていたかもしれない。だけどそうならなかったのも、無意味じゃないんでしょうね。
マイアや、キトリや、異文化を感じさせてくれる女性シンガーが歌ってくれれば、
すてきな曲だとも思っています。が、それはそれ。
また機会があればカバーやリメイク、コラボしてもらえたら、と思いつつ、
僕は残る人生、まずは感じ取り、あずかった曲を形にしていこう。というわけです。
欅の幹から、空から、遠い国へ、隣の露路へ。
第一金曜日の今日は(…って、日付超えてから公開していますが)、Bandcamp Friday。
日本時間では17時から、土曜の17時まで開催中です。
今回はどんなことをしているのか、できたての録音はどうなったのか。
ぜひ、フォローください。
あきのおわりと
ふゆのおとずれに
12.18 オンラインリリース予定
アルバム Lapis Lazuli (twenty-twenty-two)
の先行シングルです。
side b はアルバムの裏テーマ曲
Lapis Lazuli III
Apple Music では共にリアルタイム歌詞つきです
弦や小さな打楽器に込めたシグナルと共に
聴いてください。
時間がスライドして夜中にスコール
オープンエアヘッドフォンでミックスするにはちょっと
きびしい が
窓を開けて
雨の音を録るにはちょうどいい
もういいかと思ったら
サンダー
録り逃しちゃったけどね
——–
さて今夜 もうすぐ
アカレンガイロノクルマ / Lapis Lazuli III
(EP になるのか シングルなのか)
オンラインリリースです。
順次公開されていきますので、ぜひどうぞ。
ねずみいろのそらとトリニティーをみたあとは
新街道を越え、旧街道の港町
今年初めて、列車の駅というものに足を踏み入れる。
長距離運転のあと、地下駐車場から登る。コンコースにだけ用があってのこと
歩き慣れたはずの階段がずっしり重い。少年の頃は相当鍛えていたのだろうよ。
反対口に出て、それとなく場所を吸い込む。
駅ビルの脇に、なかなかの五日月
はかってもわからぬほどの違い
ちょっと大きな、鍵のつき。
思い立って今日は録音
大きな木と中くらいの木、鉄とナイロンと馬毛の糸たち
午後から始めて夜にいい感じになったから、よしとしよう。
どこで聴けるか、近いうちにお知らせします。
これもずいぶん昔に作って寝かせてた。
ライヴで一度だけ、公園通りでやったかな。
タイトルは「つぐみ」
口を噤む。だからインストゥルメンタルです。
本日リリース、矢野さんニューアルバム
ミライノキオク / 矢野誠
全曲、ベースで参加しました。
矢野さんやアルバムについては何度も書いていますが、
– 直接習ったわけではないけど – 僕の音楽の師のひとりであり、かけがえのない方です。
ぜひお聴きください。
Music Video「ぼくのふね」
Spotify “矢野誠 Radio”
「vocal 入りポップスアルバムとしては22年ぶり」ということですが、
矢野さんは近年もインストゥルメンタル、また合唱のフィーチャーや、ひらたよーこさんとのコラボ作品も数多く、
今回はソロ名義として、よりポップ、リズミックです。
MV にもなっている「ぼくのふね」も素晴らしいけど
アルバム後半、岡部知子さん作詞による「影野原」「辻風」の世界の深さ。
「みんなのうた」でちょうど今月まで放映されている、かわいい怪物と子どもの合唱と不思議なアフロビートの曲を聴いたことはありますか?
これが、矢野さんと岡部さんによる「ショボクジラ・チビコブラ」(1987) です。
11.22 心温まる字面の日。
ペット好きには、あるいは乱視のあなたには、なんとも親しみ深いことでしょう。
いくつか配信のお知らせがあります。
Apple Music では夜中にリ・リリースされました、“みつかったぞ”
2017に作った第一詩集連動アルバム river silver [side a] より、軽快なジャイヴ・ナンバーです。
river silver の配信停止以降、bandcamp では去年から復活しているのですが、
これも僕のルーツのひとつ。またライヴでできる日を、どこかで願いつつ。
今回はちょっとすごくて、リアルタイム歌詞が最初から表示されています。
某が唄うだけでは勿体ない、皆さんもいかがでござるか。
「ミツカリ駅で」の部分は、各自、心当たりある場所に置き換えてくだされ。
なお、この音源は他と同じくセルフ DIY ですが、
もともとはデュオ Who Knows How to Fish? で、リヒトくんと一緒に演っていた曲です。
池ノ上や、高円寺あたりで。
アルバム Lapis Lazuli (2022 ver.) 先行配信の A/B シングル。
アルバムのストリーミングが計画より大幅に遅れてしまい、誠に申し訳なし。
結局12月までお待ち願いつつ、この2曲を先にリリースします。
アートワークはアルバムと同じく、by Motomitsu Maehara。
“アカレンガイロノクルマ” は、曲と詩をバラバラに書いたもので、
当時は外苑前(もうとっくにないビル)で壁にもたれ、何か言いたげだったクルマ、新宿御苑裏に停まっていたオールドカー、大きな欅の木にかかるブランコ、などがインスピレーションでしたが
年を経るにつれ、余白だらけだった額縁に、あ、こういうことかも、というシグナルを
改めて感じとり、再構成してあります。
いわば B面になるのは、”Lapis Lazuli III”。
これも昨年の Lapis Lazuli 2021 ver. から何度か紹介していますが、
詩、サウンド共にこのアルバムの裏テーマ曲です。
Lapis Lazuli I/II/III の中でも一番伝えたいこと、かもしれない。
共に、季節にぴったりな、そして時勢に合って(しまって)いる2曲。
アルバム後半から、違う角度でのプレビューも兼ねて、お送りします。
FLAT FIVE & talkin’ brother / stillbeat
このアルバム (EP) は2019年11月から3年間配信してきたのですが、今回はディストリビューションの引っ越しに伴い、11.21のお昼ごろから聴けない状態になりました。
せっかく最近、沢山再生してくださっていたのに、ごめんなさい。
数日のうちには…と思ったら、Apple Music ではもう復活しています。
ちゃんと歌詞つきで。
残念ながら、曲やアルバムに別の住所が割り当てられた模様で、今までライブラリで聴いてくださっていた方には、おそらく一からの検索になってしまうと思いますが、またかけてやってください。
なお今回、featuring の “flexlife” の表記を、”flex life” に変更しています。本人たちや僕の中では彼らは “flexlife” なのですが、配信カタログ名として二単語になっているので、feat. artist としてそれだと正しくリンクされない、ということ。でも折角スペース空けても、Apple だと何もリンクされてない。どういう仕組み?
Spotify は、前のリリースが残っているのか、もう切り替わったのかよくわかりませんが、以前から flex life 表記になってて、ちゃんとアーティストリンクしてくれています。どちらも一長一短なんですね。
バックヤードの話はともあれ、このアルバムはまだ世界が COVID-19 に覆われていなかったころの、まだとても楽観的、そしてかなりの悲観にも今と違う角度で向かっていたときの詩であり、音楽です。
共に空想ではあるけど、どちらが本当の世界なんだろう、たぶんどっちもなんだろうな。そしてこれから向かう世界も。