the embrace of life

Jeff Beck に、ユキヒロさんに、

近隣のお花屋さんに …と、遠くでも近くでもショック続きなのですが

よりによって。イベント中に。

京都からの方に教えてもらったのは、Television のボーカル、Tom Verlaine の訃報でした。

3年2ヶ月ぶりの Marquee Moon。すぐにステージがあったので、やりました。
今回は、ルーパーもなく、Taylor 一本だけで。

墓地から来たキャディラックが彼を連れてこうとしたとき、彼は降りたはず。
今度は乗ったということなのか。

He said “Look here junior, don’t you be so happy
And for Heaven’s sake, don’t you be so sad”

前回の動画。今回は録ってないです。

… 鈍感な僕はいまごろ気づいたんですが、Television = TV って、Tom のイニシャルかけてたんですね。

104で日曜に

そろそろライヴ活動をはじめます。

まずは

浜松市の鴨江アートセンターというところで開催される

イベントの賑やかしで、いくつか演ることになりました。

日時は明日です。

時間は未定…

特にタイムテーブル的なものはないのですが、

入場無料の、日曜市的なイベントです。

出展はみな素敵なお店なので

近隣の方はぜひいらしてください。

パンとワンとカフェと絵本とレコードと。(山下とくつ下 !?)


…ってすみません。公開ボタン押しそびれて、当日過ぎてしまいました。

楽しかったです!

瀝青

道路の夜間工事。予告はされていたが、実際に始まるとなかなかのものだ。

家が夜中まで地響きをしている。

こちらもアルコで対抗する。これができる楽器というのが、いいのやらなんやら。

しかし工事の作業員は、この極寒の中、スケジュール通りにアスファルトを夜通し扱わねばならんわけで
ぶるぶる とんでもない。頭が下がるやら、なんで休みにしてあげないのかやら。

日本でアスファルト舗装がこんなに多いわけ。何かのリンク記事で読んだ。

僕は常々いろんな角度で疑問を呈しているのだが、輸入した石油(原油)を生成する過程で
アスファルトが出まくるので使わないといけない… まぁそれはそれで納得しかけた。

ん、だがそうなんだろうか。実際の舗装にはアスファルト以外に砂や礫を入れているわけだし
消費以外に、工事自体で仕事を回し、関係を維持する仕組みができてしまい、抜けられない面があるんじゃなかろうか。

予算があるから使わなきゃならんとか、増税しなきゃポストが上がらないとか。おかしいっしょ。やっぱり。

天智天皇に「燃える土」が献上されてから、グラバー邸で日本初の舗装がされるまで。
その1,200年の葛藤が知りたい。

田畑とバスティーユと茶会

昨日出回ったコラム

日本は未来だった、しかし今では過去にとらわれている BBC東京特派員が振り返る
by ルーパート・ウィングフィールド=ヘイズ

英語版を見たので、日本語では読めないかもと思って頑張って翻訳して読んだけど
その後日本語版も出てて、とても正確だった。

色々示唆ある記事ですね。

通底するテーマとしては、「変化と現状維持」だろうか。いくつか引用します。

房総半島の村で会議場に座っていたことがある。消滅の危険があるとされる約900の日本の集落のひとつだったからだ。議場に集まった高齢の男性たちは、現状を心配していた。

「自分たちがいなくなったら、だれが墓の世話をするんだ」。高齢男性の1人はこう嘆いた。日本では、死者の霊を慰めるのは大事な仕事なのだ。

〜略〜

「ここはこんなに美しいのだから」と、私はお年寄りたちに言った。「ここに住みたいという人は大勢いるはずです。たとえば、私が家族を連れてここに住んだら、どう思いますか」。

会議場はしんと静まり返った。お年寄りたちは黙ったまま、ばつが悪そうに、お互いに目をやった。やがて1人が咳ばらいをしてから、不安そうな表情で口を開いた。

「それには、私たちの暮らし方を学んでもらわないと。簡単なことじゃない」

この村は消滅へと向かっていた。それでも、「よそもの」に侵入されるかと思うと、なぜかその方がこの人たちには受け入れがたいのだった。

変化を恐れているものは、現状維持すらできない、衰退し消え去るのみ、と読める。

だが

過疎の街の住民の気持ち
見事な矛盾だけど
田舎に住む人なら、わかるでしょ。

わかる人に受け継いで欲しい。他所モノに壊されるぐらいなら●◉の方がマシだ。

また

これは欧米も同じだと思う
保守的な田舎は他所者を受け付けない
単純に移民受け入れがいいとも言えない

会社もいやあるいは
リベラルやクリエイティブなチームも
結構そうだったりする 何十年経っても 同じ面々

それを「信頼関係」って言ったりするんだよな

だがこのままじゃ って話だよね。

お年寄りたちが言った言葉は、そのまま、若者が出ていった理由、とも言える。

だが同時に、それが別の若者を惹きつけ、外国人をも魅了する理由の一つ、にもなる(なっている)かもしれない。

たとえばそんな田舎が、すべて外資のチェーンホテルに売られたらどうだろう。
全国どこでもあるような、同じフランチャイズが並ぶコンクリートの街になったらどうだろう。
太陽光パネルだけになったらどうだろう?
原発になったらどうだろう?

おっちゃん、おばちゃんたちが守って受け継いできたものは、確かに価値があるのであって、
それがどうして届かないのか、その次を考えることは不可能じゃないと、思うんですよね。

不完全でも、断層があっても、本音と建前がややこしくても。

「武士は1868年に刀を手放し、髷(まげ)を落とし、西洋の服を着て、霞ケ関の役所にぞろぞろと入っていった。そして、今でもそこに居座っている」

1868年の日本では、欧米列強によって中国と同じ目に遭うのを恐れた改革派が、徳川幕府を倒した。それ以降、日本は急速な工業化へと邁進(まいしん)することになった。

しかし、この明治維新は、フランス革命におけるバスティーユ陥落とは全く異なる。明治維新は、エリート層によるクーデターだった。1945年に2度目の大転換が訪れても、日本の「名家」はそのまま残った。

これ以降は必読です。

「現状維持」のためにうわべを「変化」させた「名家」が生き残った。
だが本質的には変われなかったつけが来ている、というところか。

未来じゃなくてツケが来た。すなわち、ローンを支払うために過去にとらわれている。
そんな感じもする。

バスティーユ、がひっかかったが、たまたま昨夜読んだアイリッシュフィドルの教則本で(今年は少しずつこれをやっている)、トマス・ペインの1791~2年の著書を元にした曲が載っていた。”The Rights of Man”

人間の権利 – を民衆音楽に浸透させたアイルランド。独立宣言に取り入れたアメリカ。それぞれイングランドへの対抗もあるのだろうが。
そして、人権宣言に反映させたフランス。

日本とかなり違う。

とはいえ、ペインも賞賛されたり投獄されたり、晩年は仲間を失い、祖国に戻った遺骨の場所も知れずと
それこそ「墓の世話」もできないような。凄まじい浮き沈みだ。

そう、アメリカ独立宣言のこの部分(American Center Japan より引用)

われわれは、以下の事実を自明のことと信じる。すなわち、すべての人間は生まれながらにして平等であり、その創造主によって、生命、自由、および幸福の追求を含む不可侵の権利を与えられているということ。こうした権利を確保するために、人々の間に政府が樹立され、政府は統治される者の合意に基づいて正当な権力を得る。そして、いかなる形態の政府であれ、政府がこれらの目的に反するようになったときには、人民には政府を改造または廃止し、新たな政府を樹立し、人民の安全と幸福をもたらす可能性が最も高いと思われる原理をその基盤とし、人民の安全と幸福をもたらす可能性が最も高いと思われる形の権力を組織する権利を有するということ、である。もちろん、長年にわたり樹立されている政府を軽々しい一時的な理由で改造すべきではないことは思慮分別が示す通りである。従って、あらゆる経験が示すように、人類は、慣れ親しんでいる形態を廃止することによって自らの状況を正すよりも、弊害が耐えられるものである限りは、耐えようとする傾向がある。しかし、権力の乱用と権利の侵害が、常に同じ目標に向けて長期にわたって続き、人民を絶対的な専制の下に置こうとする意図が明らかであるときには、そのような政府を捨て去り、自らの将来の安全のために新たな保障の組織を作ることが、人民の権利であり義務である。これらの植民地が耐え忍んできた苦難は、まさにそうした事態であり、そして今、まさにそのような必要性によって、彼らはこれまでの政府を変えることを迫られているのである。現在の英国王の治世の歴史は、度重なる不正と権利侵害の歴史であり、そのすべてがこれらの諸邦に対する絶対専制の確立を直接の目的としている。このことを例証するために、以下の事実をあえて公正に判断する世界の人々に向けて提示することとする。

に大きく影響を与えたのもペインの著書とされる。根を辿ればジョン・ロックの「統治二論」でもある。

ペインの「政府のただ一つの目的は、全ての人に固有の反駁できない権利を擁護すること」という思想

今頃になって読む気になって、衝撃を受けている自分にも呆れているが、今の日本の政府の人たちは、当然、学生時代にこれを学んでいるのだろうか。そのときどう思い、今、どう思っているのだろうか。
自分たちが手本としている国の理想を。そして、その理想を米国が「同盟国」あるいは「属国」の日本に対して、どう具体化しているか、どう考えるのだろう。


* 独立宣言引用途中の「もちろん、長年にわたり〜」の部分、欧米人でも変化は容易に受け入れられないということを表している。また、先日のドラマ「エルピス」で斉藤サンが言ってたセリフと、どこか似ています。

あみとまき

短いロールカーテン
短い足の犬

コーヒーショップのカウンター

正確には「カウンター」ではない
そちらは感染対策で閉じられてる

窓側の「カウンター」だ
ややこしい

言葉の意味って変わっていくなぁと思いながら

ファンクとスカとハードロックかけてるこの鮮やかなコーヒーショップに久しぶりに

30分ほどいるだけでいい体験ができる

そして座った窓側カウンターには
当然窓があるわけで

その窓はとても低く
だが効果的に明かりが入ってきて

外景が切り取られている

よくみると低い窓をさらに削るがごとく
枠の上端にはロールカーテンが巻かれており
残りの少ないクッキングシートのよう

なぜだかコーギー犬を思い浮かべる

さてロールカーテンは降りていないわけだが

木漏れ陽が網戸で面白い反射をしている

揺れる戸外の枝葉と網戸の影が絶妙にずれている

こんなことで世界が違ってくる
なんか コーヒーと相まって 頭冴えてくるんだよな

これは想定してのことだろうか?

網戸といえば、劣化で破れた網戸というだけなのに
客船の模様に見えるという写真が、先日出回っていた。

意外なところで僕らを騙してくれる スクリーン

映画と同じですね

ノーバッテリー

やりたい放題が続く。

東電は原発事故の責任を逃れた判決の直後、3割の値上げ申請。

連動して、原発再稼働賛成のツイートが沸いている。
おそらく Dappi と同じ類、またはバイトだろう。

彼らが悪いともいえない。
みんな金銭的に厳しいから、政府が金を撒けば群がってしまう。

格差を作った方が、支配する側には都合がいい。
アメリカで常態化している経済的徴兵制と同じ仕組み。

クリエイターだって普段大変だから、仕事がくれば…断れない。
と思う。

オリンピックにマイナンバー、インボイスに…

僕はこれらはゴメンだけど、受ける人だっているだろう。

だが、これらは改憲に、軍拡インフルエンサーに。つながってる。

それでも、受ける人だっているだろう。前の戦前もそうだったもんね。

「カサブランカ」だって連合国のプロパガンダ映画だったし、何が悪い?! って群がる人、いっぱいいるかもしれない。

… 宮城沖で M4.9。環太平洋は今、大きく動いている。

どうして原発を動かしていいと思うのか、理解できない。


不思議なことに、この値上げ申請のニュースが流れる前の昨日、3割値上げをネタにする他社の勧誘電話があった。
こういうことって、事前に根回しされてるんだね。

駒と人間

今朝もモーニングショーで流れていた(じっくりは観ていない)

シンクタンクシミュレーションの台湾危機。

あーあ。

米の機関がそういうシミュレーションをするのは勝手さ。それが彼らの仕事。
それがなんで、日本の朝の TV ショーになる?

しかも、「日本が参戦して合計数千人死ぬか、中立したことで中国が勝つか」になってる。
二択で逃げ道を塞いでるが、そもそも誰もそんなこと頼んでも望んでもいない。

米国の、一部の或いは大きな勢力を持つ組織がそう思っていたとしても、日本の政府は日本のために、日本の国民と領土と食と産業の安全のために考え、行動する。それが当たり前のこと。独立国ならば。

アメリカは自分の戦略のために、日本の自衛隊を雇おうとしている。傭兵にだって金を払うだろうに、日本の場合は自分から金と人を負担し、さらに米国の武器を買ってくれる。しかも旧式のを。それを使うトリガーも、米軍が行うらしい。
異常。もしそれが米国にとっても異常でないなら、それは、当事者である日本が異常と気づいて、そう言わなければならない。

なのにそれを受け入れ、大喜びしている。マスメディアはそのまま流す。人々は慣れていく。なに? この国。

自民党はものすごい力で、脅されているのだろうか。そりゃそうかもな、首都圏はすべて、米軍基地に包囲されている。
いわば、アメリカに叛逆すれば、一瞬で制圧される状況が、敗戦からずっと続いている。

命乞いをした戦犯たちが GHQ や CIA と取引したところから、戦後の政党政治やメディアがはじまってる - とはよく言われるところ。

それにしても、ひどいよ。

メディアはいいことも、いっぱいしてくれたと思う。民放も NHK も。
スリーエスの一環だったとしても、エンタメはマスメディアなしにここまで発展しなかったし、僕もその多くを知ることはなかった。

ドキュメンタリーも E テレも、多くは素晴らしい。

でも、肝心のニュース報道がこれでは、だめでしょう。

アジアにおいて、日本はまず、中立しなければならない。

平和を望む心の問題だけじゃなくて、衣食住、産業、すべてにつながっている。
自立など、そもそもしていないのだから。

認めなきゃならないのは、今、世界は米国と中国が動かしてる。

その狭間にいるのが日本。地理的には圧倒的に中国が近い。米中どちらにも依存しているし、これからますます深くなる。
そう、すなわち、もっともっとよくできるはず。何を? そりゃいっぱいあるやん。

一方で米国は3,600発、中国は350発、ロシアは4,500発の核兵器を保有している。そのうち数発が使われれば、もう日本は滅ぶ。
その恐ろしさをわかっている? 軍拡に手を染めれば、誰も抜けられなくなる。

難しいのはわかりきってること。そのために高学歴を経て、政治家や報道人になったのでしょう?
片側の言いなりに、駒になるのは、浅はかなこと。

そしてもうひとつ。

米国側の見解では、「台湾有事」の可能性は現在下がっているという。そしてそれは日本語では流されない。どうしてだろう。

危機を利用して自国民を欺き、自らの権力と利権を肥そうと画策するならば、
それは、人の道に外れたことと、ちがいますか。

マイナンバーを軸に、国民すべての監視網が張られつつありますが、彼らに Administrator の資格はあるのでしょうか。


*「世界の核兵器の状況 2022」(Status of World Nuclear Forces) 「退役核」を除く。

おわりなき せかいを

高橋ユキヒロさんは

いつかご一緒できるだろうと

ずっと思っていた人で

生では二度 ステージを観れたし

Sketch Show と TYTYT

同じ流れのイベントにもバトンを受けて出れたし

レコードは今でも聴けるけど

結局願いは叶わなかった

 

高橋ユキヒロさんは

佇まいから

声色から

ドラムから

語りから

すべてが詩的だったと思う

そしてポップでしたね

 

高橋ユキヒロさんの音楽には

明らかに 幾重にも影響を受けているので

あえてあまり書いてこなかったが

僕なりに ユキヒロさんのアプローチを 別解釈して

やってることも多い

ピエール・バルーさんも通して

どの曲と書かずとも わかると思います

 

Pupa のベースに入れればなぁと
思ってたこともある

僕が入れば面白いことになるだろうと

誰にも言いませんでしたが

結局 誰にも言わないから

叶わないんですよね

 

出会えたひと 出会えなかったひと

電波や活字や音を通して 触れた人

人伝に 近く感じた人

いろんな人がいる その中の大きな波 大きな矢印

 

高橋ユキヒロさん 安らかに そして

これからも存分に 楽しんで 楽しませてください

この おわりなき せかいを

「芋虫が蝶になる」

昨年はこれなかった山で
しばしば書を読む


Spectator (2011.11)
これからの日本について語ろう

ハートに
刺さる
読むべし

今の自分は 菅原文太さんに向き合えるのかと
いや なにいってんだ

会ったこともない人を
シンボルにするのは甘え

だが 彼の記事に記されていることは
北沢夏音さん…にもお会いしたことはない…の執筆内容ふくめ
何層にも 届いていたはず
とどくはず

いや つながりのない人からのメッセージが
届くからこそ意味があるんだよな

正木高志さん 尹美恵さん 藤原辰史さん

ともかく

この時点から 10年後の未来の日本人 に捧げた
数々のメッセージは

ほぼ 完全に 裏切られている

悲しい や 腹立たしい では済まされない気持ち

でも これからを 向かなくてはならない


今日も jazz の燈

の下で

芋虫は蝶になったか

いもむしはいもむしで
いもむしでいもむしで
ちょうでいもむしで
いもむしでいもむしで…ちょうで…

This Here

この diary では

音楽のことも日々の思いつきもテクノロジーも

駄洒落も暮らしや政治や心配事もいろいろ書くわけですが

それは色々なことを想定するからです

アーティストが手の内を明かすべきでないとか政治を語るべきではないとか

そんなことは思わないし

そもそも僕はゼロだし

しがらみがあって何もいえない人の代わりに綴っている面もあるかもしれません

まぁそんなことはないだろうな

だから、人とのつながりも原則、あまり述べません。

そこからどうとらえ ヒントを得てくれるかは

読んだ方次第だと思っています

あまり読者を想定はしていませんが。つまりはただの記録です。

軍備と戦争について、もう311以降ずっと、断続的に考えているのですが

僕が「戦前」という気配を察知したのは、2014年の夏のこと です。

それからの9年を長いと思うか、あっというまか。すぎてしまえばあっという間に違いありません。

権力者は短いスパンで物事を考えるか、その逆か。僕はある程度長いスパンで考えていると思います。でなきゃ世襲しないでしょう。

5年10年、20年、50年。それぐらいかけて民意を誘導し、状況をみて強行したりひっくり返したりするのは彼らにとってお手のもの。たぶん、お好み焼きをひっくり返すぐらいの感覚じゃないだろうか。
憲法変更はそれよりは手のかかる料理なので、メディアも各界も総動員して、じっくり進めている。味覚にも身体にも悪そうだが。

日本の権力システムは本当にうまくできていて、ほとんど国民の側からは動かせなくなっているし、ガス抜きも骨抜きも、対立・分裂による脅威解消も、世間や立場の縛りも、とても効果的だと思う(もちろん、権力側から見て)。

その上位に、戦勝国であるアメリカがいて、中でもジャパン・ハンドラーと呼ばれる人たちは有形無形に日本の方向舵を動かしている – ように思える。彼ら以外にもアメリカ人はいるはずだし、本当の意味で連携できる方法だって、いくらでもあるんじゃないか? と思ったりするけど、その先はわからない。

少なくとも、良心的な、あるいは、あまり良心的じゃなかったとしても、違った見方や態度の米国人はいっぱいいると思うのだ。知ってる限りはそうだったし。people to people で協力できることって、あるはずなのだ。そもそもそれがこれからの世界でしょう?

もちろん、それは台湾人、中国人、韓国人、北朝鮮人、ロシア人、ウクライナ人、とでもあるはず。ギニア人とも、レバノン人とも、シリア人とも、イスラエル人とも。なんで争わなきゃならないんだよ。

そこに音楽の意味がある。文学の意味がある。料理だって絵画や写真だって。
そもそもこの瞬間も、世界はつながりあってる。ビートを感じ、空気を震わせて。

80億人を超えた人類が、どうやってこの星でやっていくのか、
宇宙へ移住か、格差で蹴落とすか、騙し合うか、それとも本当の意味で共存できるか、
人工飼料か、遺伝子組み換えか、自然農法か、河川と風の保全かスマートシティか。
本当の意味って何か、何は○だけど何は△か…
あらゆることを色んな人が考えて、やってる。

意見は統一しなくていい。食い違っても重なれなくてもいい。

だけど、おかしいことはおかしい。大事なことは、大事。

戦いなんてあり得ない。国益がどうとか、大国間のパワーゲームがどうとか、なんでそんなので憎悪しあい、コマになって殺し合いさせられなきゃならないんだよ。なんで屍を重ねて油に火をつけるみたいなことを、させるんだよ。

こういうときのための憲法だろうに。頭だろうに、心だろうに。

と思うのである。

こんなことを思いながらも、音楽や楽器と、駄洒落から来る言葉の可能性を、探っている。

そうやって日々、生きている。

あ、そこでずっこけんといて。

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