あみとまき

短いロールカーテン
短い足の犬

コーヒーショップのカウンター

正確には「カウンター」ではない
そちらは感染対策で閉じられてる

窓側の「カウンター」だ
ややこしい

言葉の意味って変わっていくなぁと思いながら

ファンクとスカとハードロックかけてるこの鮮やかなコーヒーショップに久しぶりに

30分ほどいるだけでいい体験ができる

そして座った窓側カウンターには
当然窓があるわけで

その窓はとても低く
だが効果的に明かりが入ってきて

外景が切り取られている

よくみると低い窓をさらに削るがごとく
枠の上端にはロールカーテンが巻かれており
残りの少ないクッキングシートのよう

なぜだかコーギー犬を思い浮かべる

さてロールカーテンは降りていないわけだが

木漏れ陽が網戸で面白い反射をしている

揺れる戸外の枝葉と網戸の影が絶妙にずれている

こんなことで世界が違ってくる
なんか コーヒーと相まって 頭冴えてくるんだよな

これは想定してのことだろうか?

網戸といえば、劣化で破れた網戸というだけなのに
客船の模様に見えるという写真が、先日出回っていた。

意外なところで僕らを騙してくれる スクリーン

映画と同じですね

ノーバッテリー

やりたい放題が続く。

東電は原発事故の責任を逃れた判決の直後、3割の値上げ申請。

連動して、原発再稼働賛成のツイートが沸いている。
おそらく Dappi と同じ類、またはバイトだろう。

彼らが悪いともいえない。
みんな金銭的に厳しいから、政府が金を撒けば群がってしまう。

格差を作った方が、支配する側には都合がいい。
アメリカで常態化している経済的徴兵制と同じ仕組み。

クリエイターだって普段大変だから、仕事がくれば…断れない。
と思う。

オリンピックにマイナンバー、インボイスに…

僕はこれらはゴメンだけど、受ける人だっているだろう。

だが、これらは改憲に、軍拡インフルエンサーに。つながってる。

それでも、受ける人だっているだろう。前の戦前もそうだったもんね。

「カサブランカ」だって連合国のプロパガンダ映画だったし、何が悪い?! って群がる人、いっぱいいるかもしれない。

… 宮城沖で M4.9。環太平洋は今、大きく動いている。

どうして原発を動かしていいと思うのか、理解できない。


不思議なことに、この値上げ申請のニュースが流れる前の昨日、3割値上げをネタにする他社の勧誘電話があった。
こういうことって、事前に根回しされてるんだね。

駒と人間

今朝もモーニングショーで流れていた(じっくりは観ていない)

シンクタンクシミュレーションの台湾危機。

あーあ。

米の機関がそういうシミュレーションをするのは勝手さ。それが彼らの仕事。
それがなんで、日本の朝の TV ショーになる?

しかも、「日本が参戦して合計数千人死ぬか、中立したことで中国が勝つか」になってる。
二択で逃げ道を塞いでるが、そもそも誰もそんなこと頼んでも望んでもいない。

米国の、一部の或いは大きな勢力を持つ組織がそう思っていたとしても、日本の政府は日本のために、日本の国民と領土と食と産業の安全のために考え、行動する。それが当たり前のこと。独立国ならば。

アメリカは自分の戦略のために、日本の自衛隊を雇おうとしている。傭兵にだって金を払うだろうに、日本の場合は自分から金と人を負担し、さらに米国の武器を買ってくれる。しかも旧式のを。それを使うトリガーも、米軍が行うらしい。
異常。もしそれが米国にとっても異常でないなら、それは、当事者である日本が異常と気づいて、そう言わなければならない。

なのにそれを受け入れ、大喜びしている。マスメディアはそのまま流す。人々は慣れていく。なに? この国。

自民党はものすごい力で、脅されているのだろうか。そりゃそうかもな、首都圏はすべて、米軍基地に包囲されている。
いわば、アメリカに叛逆すれば、一瞬で制圧される状況が、敗戦からずっと続いている。

命乞いをした戦犯たちが GHQ や CIA と取引したところから、戦後の政党政治やメディアがはじまってる - とはよく言われるところ。

それにしても、ひどいよ。

メディアはいいことも、いっぱいしてくれたと思う。民放も NHK も。
スリーエスの一環だったとしても、エンタメはマスメディアなしにここまで発展しなかったし、僕もその多くを知ることはなかった。

ドキュメンタリーも E テレも、多くは素晴らしい。

でも、肝心のニュース報道がこれでは、だめでしょう。

アジアにおいて、日本はまず、中立しなければならない。

平和を望む心の問題だけじゃなくて、衣食住、産業、すべてにつながっている。
自立など、そもそもしていないのだから。

認めなきゃならないのは、今、世界は米国と中国が動かしてる。

その狭間にいるのが日本。地理的には圧倒的に中国が近い。米中どちらにも依存しているし、これからますます深くなる。
そう、すなわち、もっともっとよくできるはず。何を? そりゃいっぱいあるやん。

一方で米国は3,600発、中国は350発、ロシアは4,500発の核兵器を保有している。そのうち数発が使われれば、もう日本は滅ぶ。
その恐ろしさをわかっている? 軍拡に手を染めれば、誰も抜けられなくなる。

難しいのはわかりきってること。そのために高学歴を経て、政治家や報道人になったのでしょう?
片側の言いなりに、駒になるのは、浅はかなこと。

そしてもうひとつ。

米国側の見解では、「台湾有事」の可能性は現在下がっているという。そしてそれは日本語では流されない。どうしてだろう。

危機を利用して自国民を欺き、自らの権力と利権を肥そうと画策するならば、
それは、人の道に外れたことと、ちがいますか。

マイナンバーを軸に、国民すべての監視網が張られつつありますが、彼らに Administrator の資格はあるのでしょうか。


*「世界の核兵器の状況 2022」(Status of World Nuclear Forces) 「退役核」を除く。

おわりなき せかいを

高橋ユキヒロさんは

いつかご一緒できるだろうと

ずっと思っていた人で

生では二度 ステージを観れたし

Sketch Show と TYTYT

同じ流れのイベントにもバトンを受けて出れたし

レコードは今でも聴けるけど

結局願いは叶わなかった

 

高橋ユキヒロさんは

佇まいから

声色から

ドラムから

語りから

すべてが詩的だったと思う

そしてポップでしたね

 

高橋ユキヒロさんの音楽には

明らかに 幾重にも影響を受けているので

あえてあまり書いてこなかったが

僕なりに ユキヒロさんのアプローチを 別解釈して

やってることも多い

ピエール・バルーさんも通して

どの曲と書かずとも わかると思います

 

Pupa のベースに入れればなぁと
思ってたこともある

僕が入れば面白いことになるだろうと

誰にも言いませんでしたが

結局 誰にも言わないから

叶わないんですよね

 

出会えたひと 出会えなかったひと

電波や活字や音を通して 触れた人

人伝に 近く感じた人

いろんな人がいる その中の大きな波 大きな矢印

 

高橋ユキヒロさん 安らかに そして

これからも存分に 楽しんで 楽しませてください

この おわりなき せかいを

「芋虫が蝶になる」

昨年はこれなかった山で
しばしば書を読む


Spectator (2011.11)
これからの日本について語ろう

ハートに
刺さる
読むべし

今の自分は 菅原文太さんに向き合えるのかと
いや なにいってんだ

会ったこともない人を
シンボルにするのは甘え

だが 彼の記事に記されていることは
北沢夏音さん…にもお会いしたことはない…の執筆内容ふくめ
何層にも 届いていたはず
とどくはず

いや つながりのない人からのメッセージが
届くからこそ意味があるんだよな

正木高志さん 尹美恵さん 藤原辰史さん

ともかく

この時点から 10年後の未来の日本人 に捧げた
数々のメッセージは

ほぼ 完全に 裏切られている

悲しい や 腹立たしい では済まされない気持ち

でも これからを 向かなくてはならない


今日も jazz の燈

の下で

芋虫は蝶になったか

いもむしはいもむしで
いもむしでいもむしで
ちょうでいもむしで
いもむしでいもむしで…ちょうで…

This Here

この diary では

音楽のことも日々の思いつきもテクノロジーも

駄洒落も暮らしや政治や心配事もいろいろ書くわけですが

それは色々なことを想定するからです

アーティストが手の内を明かすべきでないとか政治を語るべきではないとか

そんなことは思わないし

そもそも僕はゼロだし

しがらみがあって何もいえない人の代わりに綴っている面もあるかもしれません

まぁそんなことはないだろうな

だから、人とのつながりも原則、あまり述べません。

そこからどうとらえ ヒントを得てくれるかは

読んだ方次第だと思っています

あまり読者を想定はしていませんが。つまりはただの記録です。

軍備と戦争について、もう311以降ずっと、断続的に考えているのですが

僕が「戦前」という気配を察知したのは、2014年の夏のこと です。

それからの9年を長いと思うか、あっというまか。すぎてしまえばあっという間に違いありません。

権力者は短いスパンで物事を考えるか、その逆か。僕はある程度長いスパンで考えていると思います。でなきゃ世襲しないでしょう。

5年10年、20年、50年。それぐらいかけて民意を誘導し、状況をみて強行したりひっくり返したりするのは彼らにとってお手のもの。たぶん、お好み焼きをひっくり返すぐらいの感覚じゃないだろうか。
憲法変更はそれよりは手のかかる料理なので、メディアも各界も総動員して、じっくり進めている。味覚にも身体にも悪そうだが。

日本の権力システムは本当にうまくできていて、ほとんど国民の側からは動かせなくなっているし、ガス抜きも骨抜きも、対立・分裂による脅威解消も、世間や立場の縛りも、とても効果的だと思う(もちろん、権力側から見て)。

その上位に、戦勝国であるアメリカがいて、中でもジャパン・ハンドラーと呼ばれる人たちは有形無形に日本の方向舵を動かしている – ように思える。彼ら以外にもアメリカ人はいるはずだし、本当の意味で連携できる方法だって、いくらでもあるんじゃないか? と思ったりするけど、その先はわからない。

少なくとも、良心的な、あるいは、あまり良心的じゃなかったとしても、違った見方や態度の米国人はいっぱいいると思うのだ。知ってる限りはそうだったし。people to people で協力できることって、あるはずなのだ。そもそもそれがこれからの世界でしょう?

もちろん、それは台湾人、中国人、韓国人、北朝鮮人、ロシア人、ウクライナ人、とでもあるはず。ギニア人とも、レバノン人とも、シリア人とも、イスラエル人とも。なんで争わなきゃならないんだよ。

そこに音楽の意味がある。文学の意味がある。料理だって絵画や写真だって。
そもそもこの瞬間も、世界はつながりあってる。ビートを感じ、空気を震わせて。

80億人を超えた人類が、どうやってこの星でやっていくのか、
宇宙へ移住か、格差で蹴落とすか、騙し合うか、それとも本当の意味で共存できるか、
人工飼料か、遺伝子組み換えか、自然農法か、河川と風の保全かスマートシティか。
本当の意味って何か、何は○だけど何は△か…
あらゆることを色んな人が考えて、やってる。

意見は統一しなくていい。食い違っても重なれなくてもいい。

だけど、おかしいことはおかしい。大事なことは、大事。

戦いなんてあり得ない。国益がどうとか、大国間のパワーゲームがどうとか、なんでそんなので憎悪しあい、コマになって殺し合いさせられなきゃならないんだよ。なんで屍を重ねて油に火をつけるみたいなことを、させるんだよ。

こういうときのための憲法だろうに。頭だろうに、心だろうに。

と思うのである。

こんなことを思いながらも、音楽や楽器と、駄洒落から来る言葉の可能性を、探っている。

そうやって日々、生きている。

あ、そこでずっこけんといて。

いずみ

A / B

どちらかを選ばなければならないとき

どちらにもまるをつけねばならないとき

彼はどうしただろう

いずみは といかける

bandcamp からのリリース。
1.29 まで、無料からの投げ銭でダウンロードできます。


詩集 flat five からの音楽

炙られるな

煽る新聞と、冷静な新聞。

冷静な調子で煽る TV。これってよけいにタチ悪い。

晴れ空と裏腹に、どんどん暗くなる日本。

もう間に合うのかわからないけど、止めなきゃね、ひとりひとりが。

といっても、わからないですよね。わかりますか。
電波や大新聞が、ますます人をラジオコントロールしていく。
昔からずっとそうだったって?


正月、満州や樺太からの引き揚げに関する平和記祈念展示資料館の冊子を読んだ。

中国、ソ連、朝鮮を直接相手にしたことだったから、文字と写真からだけでも迫るものがあった。

日中戦争からシベリア抑留・強制労働の流れもさることながら、年表をみて、改めて気づく。

太平洋戦争が始まり、分岐点と呼ばれたミッドウェー海戦まで、たった半年なんですね。

小さいころ戦記漫画も読んでたけど、そこでは太平洋戦争は途中まで日本が勝ってて、でも長引く戦況に、米国の圧倒的な物量に負けて…みたいな筋で記憶していた。
違うメッセージだったのかもしれない。まぁ僕の受容力がその程度だった、ということでもある。

途中どころか。6ヶ月。それだけのスパンしか見れてなかった国。

その後3年以上、大日本帝国は敗北に次ぐ敗北を続ける。だが大本営はずっと大勝利を伝え、ことばを変え、兵士を、国民を欺き続けた。敗走は「転進」に、全滅は「玉砕」に。

やがてB29が飛来し、全国の都市が焼き払われた。沖縄は地形が変わるほどの艦砲射撃の後蹂躙され、火炎放射器で人々が焼かれた。そして広島が、長崎が原爆で。長崎に向かうB29を捕捉していた東京の司令部は、会議を優先して迎撃司令すら出さなかったという。そして特攻。竹槍。犬爆弾。集団自決。

短期決戦で勝利し、講和する…という軍部の目論見が海の藻屑となったあと、ジリジリと滅びる以外に何もできなかった大日本帝国。
そもそも、何を以て「勝利」と思っていたのだろう? 相手は日本占領後の支配プランも作っていたし、ものの見事に支配に成功しているというのに。

しかもちょっと調べたら、ミッドウェー海戦って、机上戦みたいなのをやって、苦戦するとわかったら、沈んだ判定の空母を復活させるとか、負けないと判断し結局そのまま強行して空母全滅…とか、ほんとどうしようもない。

無線を傍受されないために回線を使わないと決めたから、想定外の米軍を発見しても味方に連絡しなかったとか、日程が詰まっていたから準備不足でも強行したとか、本末転倒なことばっかり。

戦争そのものが愚かだけれども、何かすごく既視感があるのは、日本って原発対応でも統計改竄でも、オリンピックでも、ハイテクでも、同じような失敗ばかり繰り返している。

甘い見通しと柔軟性のなさ、不都合の隠蔽と責任逃れ。真面目、従順、几帳面が取り柄の国民と兵士と、それを利用し、欺き通す指導者たち。21世紀の日本にも、それは引き継がれてるよう。

これだけ反面教師がたくさん揃っているのに、どうして?

こんな、グランドデザインも状況判断もできない国が、軍国に走ったらどうなるの?
また同じことが起こりますよ。

責任者は尻尾を巻いて、証拠を黒塗りして逃げる。導く力を持つはずの側近は責任をなすりつけあう。メディアは煽るだけ煽って、アリバイを撒いて逃げる。国民は隣組で監視しあい、何もいえなくなり、やがてレミングのように自滅。その間、どれだけの凶行を起こし、起こされるだろう。

そして、その後はどうなるのだろう。前回の終戦後どころじゃないかもしれない。
情報も経済も、すべてデジタルを外国に抜き取られた後で。この場合の外国とは、どこを指すのだろう?

本当に、引き返すなら今だよ。

新しい戦前って言ってるけど、それはすぐに長い長い「戦時中」になる。
そうなったら、人間は根本から何かに変わってしまう。

間に合うのか、正直不安だけど、まだ日本は、民主主義国のはずなのだから。
世界で唯一の核被爆国。米軍に占領され、すっかり飼い慣らされ、サブリミナルなパシリになっちゃったけど、多くの人は平和の尊さを知っているはずなのだから。

骨抜きにされても、建前だけだとしても、まだ平和憲法は生きているのだから。

こんなことを書くのは本当に悲しいけど、こうならないためにも記しておく。

深い海とレシピ

相変わらず自宅周辺の週末。いつのまにか晴れ続きで十五夜、十六夜。

今年は何か忘れたなと思えば、カレンダーを買うのを忘れている。
それから、どこかで手に入れたはずの「オリーブのレシピ」なるものも所在を忘れている。
これがないと。だが。

レシピなんて見るのか? と訝る自身と共に、時折人のくれた知恵をなぞる自身もいる。

人はいろいろな形で手がかりを残す。パンくず。クッキー。グレーテル。

楽譜だったり、音源だったり、教則本だったり。エッセイ、俳句、SNS。

ホンジュラスという国名に残されている手がかりは、なんだろう。
(コロンブスが、船の碇が海底に届かなかったため、「深い海」と名付けたとかどうとか)

アイリッシュ音楽と盆踊りの笛、やってみると共通点を感じるとか違うとか。

茶房くうそう

日々、ぐだぐだ言ってる間にも

周りはすごく動いているわけで、まいったな…なんだか

アルバムに入れなかった「ミニチュアの街」という曲があって
そんな気分。

4〜5曲を同時進行で、あたためなおしている。
そんな茶房。空想の。

ひくいれんじ、たかいれんじ。

いずみのひとみにわらいかけ。

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