アルバム「トパーズ」にベースで参加したR&Bシンガー、土屋浩美 の渋谷The Roomでのショートライヴから。
このアルバムが出て以来、バンドステージは初めて。…えっ?
これもある意味、311の余波か。
アルバムとは打って変わってシンプルな編成だけれども、その分ソリッドかも。その分ゆるいかも。
Lakland、いい仕事してくれる。にしてもオレのこの格好、ハラグロイな。
アルバム「トパーズ」にベースで参加したR&Bシンガー、土屋浩美 の渋谷The Roomでのショートライヴから。
このアルバムが出て以来、バンドステージは初めて。…えっ?
これもある意味、311の余波か。
アルバムとは打って変わってシンプルな編成だけれども、その分ソリッドかも。その分ゆるいかも。
Lakland、いい仕事してくれる。にしてもオレのこの格好、ハラグロイな。
先日からのバリー・サンダースの本と
その前の王羲之の話と
みのまわりを
照らし合わせて
考え直しをせねばならぬ
デジタルは すべて計算機による変換を要するから アナログやアコースティックから遠い
ということを書きとめたあと
口語、口承のみによる言葉と
文字による言葉(識字のはじまり)を考えると
ある意味、文字=デジタル信号なんだと気づいてしまった。
いや、さらに遡れば、音声による言語もデジタル記号の一種なのかもしれない
文字を読み、それを連結し、意味の通る言葉として再生するまでには
頭の中でかなりの計算がなされている。
この速度を限りなく速くして、レイテンシーを感じないレベルまで上げたところで
識字社会が成立している、
アナログやアコースティックも振幅からの変換を要するけれども
それ自体に複数の意味をパッケージし、現実とパラレルに進行する文字や音節っていったい。
やっぱサンプリングソースなのかなぁ。
敗北感。
ただし。デジタル信号はバラバラにぶったぎったon or offからの再構成であるから
文字はそれより遥かに複雑な計算を要している。
あるいは語感が意味を先行することがある。
人間に理解しやすい言語はマシンに理解しにくい。
マシンに理解しやすい言語は人間に理解しにくい。
ここに救いがあるのかな
機械と張り合ってもしょうがないねんけど。
で、こないだの王羲之の文字を輪郭を取りながら徹底再現試みてた人は、
端的に言えばフォントを作ってたんだろうね。
それ自体に「美学」を感じるサンプル素材を。
「素材」って言葉、僕は嫌いなんだけど、
料理の素材。建築の素材。紙質。テクスチャ。
すでに付き合ってるってこと、理解しなきゃいけない。
人がみんな、フォントを選ぶように、フォントと戦うように、
ループやインストゥルメントを選んでる。
選び取ることの繰り返しで、もっと重なり合う美学。
そりゃぁ、そうかもしれない。
でも、「選び取れない」要素が重なり合うこと。
これこそが、僕らを前に進めてくれると、やっぱり思うけどな。
だって、理解できる事しかこの世になければ、明日を生きる希望も何もない。
こういうときだけ
一人の責任にするのだ
http://mainichi.jp/select/news/20130204k0000m040126000c.html
ヒーロー扱いの次は罪人か
体調悪化の原因は調べてるんだろうな?
ついこないだも規制委員会の審議官が
敦賀の調査文書を原電に前もって渡したとシッポ切り
会見者は「審議官個人のしたことである」という台詞に力を込める
安物のオーバードライブがかかった
なんとも醜いコメントだったよ
何よりも、組織の維持が大事
そんな組織のために、なぜ一億以上の人びとがいる?
組織はちかごろ
やすやすと臨界点を見せている
そこにシステムの輪郭が露わになっていまっせ
いくら、格子模様の壁紙で秩序と平静を装っても
真実はグリッドを取ったところにあるから
音楽も同じ
2013年。
今年はとても静かに始めるけれど
音楽をいっぱい奏でようと思っています。
ふと宙をみあげると
満月と木星
指三本ぐらいの間柄
雲が象る池で
向かい合ってた
親子のように
先日、山羊に聞く?という店でイベントに出たのだけど
そこでの控え室(たまたま、その日は、その役目を果たしていた)にあった絵本
「スガンさんのヤギ」
これ衝撃的だったなぁ。
エリック・バテューの絵もすばらしいのひとこと。
誰に愛されることもなく獲物を狙うオオカミと
飼い主の愛を振り切って暗闇の戦いに挑むヤギ
それが間違った愛だったのか
わからないけれども
自然はどちらも等しく愛した
そして星空が消えたとき
ヤギの心がながれさった。
こないだ買ったPeter Broderickがほんとによくてほれぼれする。
Paul Bley / Gary Peacock / Tony Oxley / John Surmanの”Fair Share”とこのアルバムがずっと回転中。
狂気か天才か?
若き天才作曲家ピーター・ブロデリックの進化と深化
ヴォーカルとリリックにフォーカスした野望いだく作品
ジャケ写ほどではないけどつっこみどころ満載の帯コピー
混沌とした時代やなぁ
重大な問いかけに次の行で結論出し切ってるし
ヴォーカルとリリックにフォーカスって何事よ
野望いだく作品ってあんた
でもいいのさ
この人好きだし
かっちょいいぞ
また日が過ぎ
あいかわらずこれからも、とりとめもないことを書いていこうと思う。
コンクリートだらけのこの世の中、はたして「とりとめのある事」なんてあるのかな、と思うのだ。
—–
ステージって不思議な場所で
ときには客席より居心地がよかったりする。
いや、シャレではなく本気の話。
居心地だけでなく、眺めもよかったりする。
それって困るやん? とも思う。
客席から他の出演者を見ていて、このライティングってないんじゃないの、と思ったり
ところがステージにあがるとすごくゴージャズだったり
それって、テンション上げるにはこの上なく、申し分ないのだ
しかし客さんを思うと、心配にもなるのだ
俺たちばかり楽しくって、いいのかいなと
だけど、どうやら楽しんでるのが自分らだけでないとわかると
それで良くなるんだがね。
—–
Reciprocity
最近気に入りの曲 by G.Peacock & B.Frisell
とにかくヘッドがうつくしい
インプロのフリーはテクニカルすぎて正直あんましなのだけど
呼吸の伸び縮みがとにかく最高なのだ
—–
月が僕の左にある — こう思うだけで嬉しくなる時がある。
何を思っていようが、格別の月が、道を歩く僕の左にいてくれる、
そんな贅沢って、実はどんな大人にも等しく与えられているんだぜ。
人が忘れようが — 月は忘れない。
月の輪グマが忘れようが — 輪は忘れない。
すべての記憶素子が忘れようが、放電しきったスクラップは、覚えている。
君の左には、誰かがいる。
きみのひだりには、だれかがいる。
—–
歴史
高校の時にあまりに面白い先生に影響を受け、西洋史を専攻してた僕は
「人間のやることすべてを歴史は含む、だから歴史をとらえることができればすべてはありえる」
なんてずっと思ってきたわけだけど
ふとしたきっかけで、今日、それは違うかもしれないと思う。
もし、人類の「歴史の中で」
延々と、「歴史担当係」が
「言い訳」をつづってきたとしたら。
いや、そのためにすべての文献や都市や神殿がつくられてきたとしたら。
歴史、なんて、すごく偏ったもの、なのかもしれないな。
いや、シャレではなく本気なんやって。