カテゴリー: muse

噴水広場

淡路町にあるWaterrasという広場で
Jazz Auditoria 2014 に出演。

David Matthews Trio。
前から声をかけて貰っていたとはいえ、
リハ一回、いきなり伝説のミュージシャンとトリオを組んでジャズフェスのトリという、冗談みたいなシチュエーション。

The Selector ばりの Too Much Pressure、ここ一月ほど心拍数が上がっていた僕に誰も気づくまい。
でもそういうの、嫌いじゃない。

譜面を100ページ読み続けてバス椅子に座るモードからスイっちんぐ。

いざ始まると、楽しもう、とは判っているのだけど、
楽しすぎる Dave のピアノと波多江さんのドラム。

絵に描いたような様式美と逸脱

E. Gomez みたいな速いパッセージを期待されるとこでも、レゲエビートが入ればいつもの自分になる…

ka i ka n …

一時間はあっと言う間に過ぎた。

もっとこう、みたいなのがいくつかある。
またトリオできたら、もっと先に行きたい。

ariga to gozai masita!

千とあきと

ありがとう、青山劇場。

いくら感謝してもしきれない時間。

このロケーションが、また色々記憶を揺さぶるんよな。
向かいにあるLoop、Adbalooでliveしまくった日々、
沼さんと初めて演奏した豪雨の東京デザイナーズブロック
だけど劇場の中に入ることは、夢だった。それが叶ったかな。

最後はゾンビメイクをしてオケピに入り
本人たちは面白く
客観的にはそれはそれは怖かったと思う

しばらく間が空いて、次は名古屋です。

The Hand

「アダムス・ファミリー」東京公演中。

青山劇場はそれは素敵な空間で(これが壊されてしまうというのはどういうことだ?)
オケピからの眺めも壮観。

自分から舞台は見えないのだけど、縁あって演奏できることになった自分たちの音が、歴史あるこの劇場に交わり、人々に交わること、そこがスタートやな、と思っております。

相当面白いので、ミュージカルを今まで観た事ない方も、ぜひ一度。

名古屋、横浜、大阪も回ります。

めんたるわーるど

グラミー、Lordeのスピーチが恐ろしく深い。

ここでも、ナオミ・クラインのショックドクトリンが取り上げられている。

清志郎さんが最初期から唄っていた「言論の自由」。
初めて聴いたとき寒気がしたこの曲、
ここでの「自由」と似て非なる「自由」が確実にこの世を覆っている。

70’sから 80’sから 90’sから 0’sから 10’sから

今日のPM2.5にしても、根っこはここにある。自由競争の果ての微粒子。

だがどうして彼女は this world is mental という言葉を使ったのだろう?

たたくうき

近江からの帰路
ふとMIDIのサイトを見ていると、リマスタリング特集の ページ

かしぶち哲郎さんのジャケが気になってしばらくした後
訃報を知る。

エピゾのライヴの時には青山純さんの訃報。

昨夜サラヴァで観せてもらったポンタさんは
健在、かっこいいビートと音だったけど

太鼓って、身体がないとどうしようもないから
サンプリングやモデリングでは、おもちゃの兵隊しか生まれない

去ってしまった叩き手のあとは、残された空気と時間の中で
僕らはビートを、ビートを生む身体を、思い出し、思い描き、
生きて行くしかない。

ドラムは永遠。
名人が叩くドラムは最高。

これからも、僕らが、ドラムと共に生き、
ビートを受け継ぎ、
叩き出せますように。

Why White Y?

12/18リリースのアルバム

sugar me / Why White Y?

一曲、セルジュのカバー曲 couleur café で参加しました。

サンプル盤聴かせてもらったのですが、すごくかっこいい曲ばかりです。

ツボは4曲目の monsieur le démon と
6曲目の morning of the world と… ラストトラック。

めぐりめぐっておなじことをいう

ふと呼ばれてレコーディング。

はじめていくスタジオ。はじめてあう人々。

シンプルな曲だけど、シンプルだけに奥が深い。

だけどどっぷりいっても、はまらない。
シンプルに、たちかえること、えらい。

はまると、はまらない。
ヘンことば。

はまるためには、はまらないこと。
こっちか。
どっちも似たようなものか。

どっちにしても、いい音出してくれる楽器と機械と
そしてイイ人たち。
ありがとう!

 


回想:
これが sugar me さんとの出会い、そしてこのブゼットベースの初出番でした。
前日、甲賀にいた僕に電話でオファーをくださった佐藤 molmol さん、感謝します。

Leia by the blues

ここはビッグピンク? グリーンオニオンズ?

だれかのユメをシェアする新居です。

ひさびさにひっぱりだしたportaflex。やっぱええわ。

animalsとhumanityに見守られ、最高の一日でした。

傷と必然、惑星のコア

11月はシークレットギグが数本。

レギュラーギグはない(予定)だが、その分つきつめたい事はいくつかある。

ふとFbassを見ると、変わったところに傷がつきまくっていた。

楽器に傷が付くのはたいがい必然性があってのこと。
なんでG弦側のピックアップの間が掘られているんだろうな、
そんな無意味な強烈なフィンガーピッキングしてたかな?

と考えてみたら、
サムピッキングのアンカーで中指の爪が掘ってるのだった。

うーん変わってる。
たぶんこんな傷を付けるのは自分だけだろうな。

Alain Caronにインタヴューしたとき、あれは12年前だったか、
東京ドーム近くのホテルのロビーで会った彼のFbassは結構ボロボロだったのを憶えている。

Alain Caronモデル=ピカピカ、みたいなイメージがあるけど、そんなんとんでもない。
使う楽器は、使われ倒しているのだ。

彼の音楽に影響されたとは言えないが、彼の考え方や指使いの方法論は凄く深かった。
彼は5フレット分を一つのポジションでカバーするのだ。
ただでさえスケールの長い6弦のFbassを。

ダブルベースなら3フレット(分)、エレキでも4フレットを守る人が多いのに。

こういう独自の理論ってやっぱり大事で、切り開いていかないと何も新しいものは生まれなかったりする。

Ray Brownの教則本を改めて見てもそう。だいたい教則本って、読者の予想を超えていることが多くて、
案外そこにこそ面白さがあったりする。予定調和とか兵隊的遵守じゃあかんのよね。

クリエイトだから。各自がそれぞれ、惑星のコア(=eARTh) になるための技だから。

そんなんはさておき、「王道」って大事だな、とも思ったりもする。

変に見えても王道とされているものや人には、やはりバシッと筋が通っている。

大木といおうか。

そんなことを、王道楽器のネックを触っていると、思ったりする。

ほんまやで。

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