2023.3.7 full moon
at bandcamp
弥生満月は
インストゥルメンタルをお届けします
fretless x acoustic bass guitar, djambe, etc.
2023.3.7 full moon
at bandcamp
弥生満月は
インストゥルメンタルをお届けします
fretless x acoustic bass guitar, djambe, etc.
おいおいお、ちょっとどうにかして…
という「この頃」なのは前述の通り。
春は調子が出ない。調子がくるう。
これはたぶん、京都にいても東京にいても、ボストンにいても
岐阜や名古屋や鳥取や、熊本にいてもそうだろう。
ま、いいやと、肩を丸めて何かをやっている。
どうも羽を伸ばせない。でも、それにまつわるものを
とおくないうちに。
Chuck Rainey のインタビューやらを観て気分が上がる。
この人と B. Purdie は人類の宝だなぁ…
すごいな、と思う音楽家や演奏家はたくさんいるけど、
音楽って本当に楽しいなぁ、って思わせてくれる人は
特別ですね。
まぁこの人の場合、この新しいベースは新しい彼女だとか
そんなことも毎回言ってるのだけど
彼らを見てると、「スタンダード」みたいにされてることって、
結局何も残らないんじゃないか、っていう気になる。時々。
きっちり2フィンガーで弾いてる沢山のベーシストより、あのよくわからない1フィンガーで弾いてる彼の方が
よっぽどグルーヴしてるし、楽器の世界にはそんなこといっぱいあると思う。
かといって、フォームなんてどうでもいいんだ、とは思わない。
自分の身体と自分のフォームと、動きと弦と波動が、繋がってればいいんだと
最近はそう思う。トラップにハマるので説明はやめますが、
いろいろ試すべきことはある、ってことです。
本文なし
また書くかも
しばらく録音から遠ざかっている。
悪い癖で、興味が他にポンと飛び移ると、戻るのが億劫になる。
途中のものが何曲もあるのだが。
だが、ポンと飛び移った先はとても直接的で、意味があって
これを踏まえてまた録音できれば、その方がいいだろう。
モノに執着があまりなくなり、断捨離しまくっているここ数年とはいえ
長年貯めた書籍やら書き取った譜面やら詞やら
もちろん作ったそれらやら
かなりの紙が本棚やら押し入れにあり
これらをどうすればいいんだと途方にくれる
記憶に入れてしまえばそれでいいんだと思う。
頭に入ってないから紙のままなのだ、とすれば、とにかく覚えて捨ててしまえばいいのかもしれない。
なぜなら、それらの大半は、ずっとやりたいことであり、
要するにずっと、自分は進んでいないのだから。
矢野誠「ミライノキオク」レコ発ライブ
4.25 南青山 MANDALA
矢野誠 (Pf)
関根真理 (Per) 大光ワタル (Drs) 近藤零 (B) ひらたよーこ (Vo) 狩野和世 (Vo) 白神直子 (Vo)
スペシャルゲスト: 小峰公子 (ZABADAK)
矢野誠さんのアルバム「ミライノキオク」リリースライヴを開催。
アルバムメンバー全員と、ZABADAK の小峰さんも加わるこの夜
僕ももちろん参加します。
アルバムのお話をいただいたのが昨年の5月末で、6月にかけてベースを録音したので
1年近く経って、どんなプレイ、そしてどんな音楽になるか
とても楽しみです。
アルバムで構築された音が、深まるかもしれないし、また変わるかもしれない。
たぶんその両方でしょう。
僕自身も(世の多くのミュージシャンの方々とは異なりますが)
久しぶりの MANDALA のステージ、久しぶりの東京です。
いい音をお聴かせできると思うので、ぜひ楽しんでください。
「ちゅう」さんという方のツイートで知ったのですが
Patti Smith の、2002 Fuji Rock Fes での MC より。
2002年、フジロックのパティ・スミスの心震えるスピーチ、戦後産まれの彼女が日本への原爆投下をアメリカ人として謝罪している。戦争の悲劇を誰より知っているのは日本、世界の手本になってと言ってくれる。ごめんなさいパティ、このスピーチから10年後、この国は真逆の方向に舵をきりました… pic.twitter.com/HRWY4M7e4u
— ちゅう (@1004Jet) February 9, 2023
素晴らしいです。20年を経て…
なんだっていうぐらいひどすぎる現実に。改めて深く入ってきます。
思い返せば、10年前に自分も、金沢に旅したことから 彼女の凄さを知ったのでした。
そこで読んだ インタビュー。今でもこのページは消されずに残っているのですが
読み返すと、改めて、深く、大きく、力強い。
しかも彼女、最後の方でこんなことも言ってたんですね。
このままでは、常にマスクをしていないといけない時代が来ます。そんな生活、誰も望んではいません。きれいな空気を吸う生活を、誰もが望んでいるはずです。神様が私たちに与えてくれた恵みはパソコンではなく、新鮮な空気なのです。神様が私たちに与えてくれた恵みは車ではなく、きれいな水なのです。
Covid-19 はさすがに予言されておらず、ここでイメージされた「原因」は、大気汚染によるものだったのですが、コロナが先に来たとはいえ、並行して汚染も公害の隠蔽も続き、しかも戦争も起こっています。
清志郎さんといい、なんで一流のロッカーって、こういうことが見えるんだろう。
というか、彼ら彼女らは、普通の感覚を持っている、ということじゃないだろうか。
本当はみんな気づくのに、その後。
惑わされる。怖がらされる。流される。ノイズとして除去される。ガスを抜かれる。
そんなんばっかり。そんなことばっかり。嘘ばっかり。誤魔化しばっかり。
…
でも、改めて、思うね。やっぱり。
塗り潰した 明日に 君の夢 放り込めるかい
from Camera Obscura / stillbeat
今年の冬はいつもよりも指先が切れるので
指板を扱うのが辛かったりする。
絆創膏をするわけにはいかないし
ハチミツ油を塗ったり、微妙に押さえる場所を変えたりして
だましだまし
右指もそうなのだが今年は
大小のアルコと親指弾きに集中しているので
2フィンガーの辛さを体験せずに済んでいる…そんなわけがない
ピチカートに戻ると一気に指にくる。ましてエレキベースの2フィンガーならば。
4月までにはフレットレスを戻したい。その他にもいろいろミッションがある。
この曲は前述の通り
元旦に思いついたベースの
ピチカートとアルコのラインに基づいています。
ある方からの年賀状にあった詩に
触発され
自分の本分から目を逸らしたらあかんな、と
今年は再びベースに向かうことに。
そこから、自分の詩をつくるのに
一ヶ月寝かせておきました。
何かパーカッシブな音が欲しかったので
写真の棒を使いました。
師走、古くからのやり方で綿生地を作っている工房を訪ねたとき
気になって買った「つむぎ棒」です。
織機の部品に見えます。
正しい名称や使い方はわかりません。
ギロにもウッドブロックにもなるな、と思ったのですが
音量はとても小さく、でもときどき、いい響きがします。
何テイクか録って、重ねました。
ジャケットは
楽器の表面と
ノートの落書きを
透かせてます。
Alba / Ray Kondo
うみのうえ
ほしひとり
そらをまつ
ほとりのひはこのなかの
ひかりを
たびにだそう
かうみのうえ
ほしふたり
そらおりる
はまべのよるはなのなかへ
ひかりを
てらそう
か
あ、ぜんぶひらがなにしてますが
漢字だといみがかわるかもです
さしあたり「うみ」が「湖」だったりね
2月の Bandcamp Friday は今日から明日の17時まで。
新しい曲をリリースしました。
元旦に録音した重低弦の二重奏と
二月朔に書いた詩の
とても短い音楽です。