カテゴリー: muse

nikki hopki

こちらは日記。(公開わすれていた)

ドラえもん説はさておいて、日々は飛ぶように過ぎていく。コロナ禍だろうが晴天だろうが、コーヒーが届こうがパンを食べ尽くそうが、どぶ掃除を忘れようが、つばめが巣を奪い合おうが。

いいことも、わるいこともある。

良いことといえば、最近ようやく、鍵盤に対する恐怖心が消えてきた。
鍵盤楽器は、幼少に挫折して以来全くの苦手で、ジャズでいうソロやメロディやコンピングはおろか、普通の「コード」もままならず、だからこそ打ち込みにもどうしてものめり込めなかったのだが。

ギターも苦手だった。
僕は、単音弦楽器(高)-> 単音弦楽器(底)-> 複合打楽器(ドラム)、と触る幅を広げてきて、
その次に複音弦楽器(ギター)に慣れるのに相当な時間がかかった。

今でもまともなギタリストの足の爪先ほどしか弾けないが、それでも自分らしきプレイは、できるようになってきた。
Blinking News や Moon、Atto Iu Ma Ni などでは割と面白いギタープレイができていると思う。

これには、僕にギターコードを少しだけ教えてくれた一人のギタリストに感謝したい。しゅーご・N さん。今どうしているのだろうか。

さて、話を戻すと、鍵盤で弾き語りをするのは楽しい。

人前でやる可能性は限りなく零に近い。いや、もうおそらく僕は、人前でベースを弾くことすらないだろう。
それは悲しい覚悟であるが、そう決めてしまえば、実は本人とてもスッキリしているのだ。

(ほんとに将来どうなるかは、しりませんよ)

でもそうなると、逆に、どんなにヘッタクソでも
鍵盤でコードを一生懸命弾いて -> だんだん力が抜けてきて -> 指と身体が覚えて -> 歌詞とリズムのパズルが合ってきて -> じゃぁどうしてこの単語なんだとか -> どうしてここでズラしてる? とか

音楽の楽しみ方が半端なく増えるのだ。この楽しさを知らずに、プレーヤーやってきたなんて。
で、それは必ず、プレイにもフィードバックするものだ。

できることは、化石としても残していきたいと思っている。

化石は生きている。

May Seventh

grace behind the word

2018年のミニアルバム river silver [side a] 収録曲
リメイクの一環として再録音しました。

曲と詞を書いたのは’04年、自分の中では常に現在系の曲です。

あまり現在系であってほしくない でもあります。だがこれは続くでしょう。

2021.5.7に。

peace.

ダイナみっき

何も考えずに作りました。

つづく


詞はこちら


なんのことか、今読み返してもさっぱりわからない。

ときどき、脳の健康の為に、そういうことをするのですが、
自分の意識の中とか外には、よくわからないものが溜まるというか、去来するものなので

それを瞬間的に言葉にしたり、書き留める(録音メモする)というのは
全然役に立たないと同時に、夢中になるきっかけだったりします。

実際は、文字をタイプしたり、トラックを重ねていく上で
客観視もするものなので、そこから何か意味づけをしたり、発見があったりします。

ただ、今回に関しては、ほとんど何もなかったな。

ストライプってなんだろ。規律?

何もないのに、夢中になって作りました。

床を踏んでキックの代わりにしたら、結構いい音になったし
壁を叩いたら、ボンゴみたいになったし
ほっぺたを叩いたら、チャカポコした感じ。
ハーモニーも、なんだか聴こえてる感じを録れたし。
コード楽器を足さずに、ベースと声だけで流れをつくる、っていう、
誰にも頼まれてない縛りも実行できた。

誰にも頼まれずに、自分も意味がわからないけど、やりたいことをやる。
子供の音楽です。

五月五日ということで、そろそろ開放したわけです。


なんちゃって。

実はこの曲、めちゃめちゃ気に入ってます。

ジャケットを誰かに作って貰いたいという野望が叶うのはいつの日か。

五月四日

May the force be with you…

スターウォーズ、未だに殆ど観てない… 嫌いってわけじゃないのだけど、今から追いつくのは気が遠くなります。

「力」ってなんなんでしょうね。
戦いってなんなのかな。戦わないための戦いって、坂本さんが言っていたのは本質をついていると思いますが。

5月4日といえば、毎年最初に浮かぶのはスーパードライバー。古井戸の曲。

このドラムがとにかく最高で。
山木秀夫さんですよね?

歌はとても不謹慎グだけど、かっこいいです。

ストリーミングされてないようなので、どうぞ中古レコ屋でお探しください…

あめがきこえる

なかなかの雨が降ったので、午後11時11分
こちらを先にリリース。

昼間にマークキングの話をあれだけ書きながら、まったく共通点のない曲です。

4.4 雨の日に作った、というかできた、双子のひとつ。
その後なかなか雨が降らないので、梅雨までお預けにしようかとも思いましたが。

今回はスペシャルゲストとして、「傘をさしながら iPhone で録った雨音」を加えました。


さて、今後はある形態を実行してみます。

僕はやりたいことが沢山あるので、ときどき Bandcamp を使って、
コアな形ができればラフでも曲を発表していきます。

こういう曲は100円以下に設定しますが、
もし「面白い、発展させて欲しい」と思ったら、ぜひご支援をお願いします。

いただいた収入がラインを超えたら、もっと時間と手をかけたり、
それをギャラにして、他のミュージシャンにお願いしたりアートワークを作ってもらったり、グレードアップの原資にします。

グレードアップした曲は基本、差し替えます。
凄くクオリティが上がれば価格は少し上げますが、
それまでに購入された方には、新しいバージョンも差し上げます。

という仕組みです。

僕には素晴らしいミュージシャンやビジュアルアーティストの知人がいますし、
コラボもしたいのですが、スポンサーもマネージャーもいません。
どんぶり勘定していくよりは、こういう形をとってみたいと思います。

メイとキング

昨夜の覚え書きがまとまらなかったのがとてもくやしいが
そういうときもある。5月になった。

今年は、ふと思いついた人の曲…
これまで、意識にはあったが特に演ったりカバーしたことのない曲に
オリジナルのかたわら、さっさと取り組むことにしている。

Stones, S.Dan, H&O, P.Simon, E.Brickell, J.Cliff, MAW, M.Allison, J.Joplin…

使い途のわからないシンセの音をランダムに慣らしながら、今朝なぜか気になった、この曲。

「王」から King の繋がりだろうか。相変わらずいいかげんな自分の連想だ。

The Chant Has Begun / Level 42

時代を感じるがいいビデオだ (Apple Music にある)。
Gizmodrome 来日で初めて観れた Mark King。僕が昔ベースを始めたころは、メロディックだし速いしめちゃめちゃ凄いけど、音が軽いなと思っていたが、最近、わかりやすくていい歌詞書く人だと改めて尊敬している。太くていい声だし。
声が太いからベースは細くていいのか(?)、かつての Sting や Aimee Mann と逆か。

昔、Meshell Ndegeocello にインタビューした時 (’02)、彼女は今、Mark King や Yes が好きだと言っていた。こんな天才アーティストが、自分にあるものじゃなくて、自分と違うものを、好きといえるって最高だな、と。ていうかそうだよな。

Esperanza は King と Queen について(たしかいくつか)歌にしているし、
なんにせよ彼らトップアーティストは、それぞれの王位にいると思う。

Mark King は名前もそうだから。だが彼の “The Chant Has Begun” は逆をいってて、いいメッセージだ。少しだけ抜粋し訳してみる。

Old men with their protocol
Lead us off to war
Sometimes we don’t even know
What we’re fighting for
Marching to the beat of their drum

Leaders we no longer trust
Told too many lies
The promises they made to us
Were never realized
Hear me now the chant has begun

老人たちは彼らの協定に従って
僕らを戦争に導く
誰を相手に戦っているのかすら
時々わからなくなる
彼らのドラムに行進させられて

もう信用に値しないリーダーたちは
あまりに多くの嘘をついた
彼らの約束はひとつも
実現したことはない
きいてくれ 「うた」がはじまった

これは1984年の歌だ。あの “1984” の。場所はイギリス。

そして今は、”2021.5.1″ だ。ここは日本。

十六夜

満月ですが曲はまだ出しません
かわりによこくを

近日

ダイナみっき

あめがきこえる

これらは両方

自動記述曲

えらそーに書いてますが、
何も用意せず、即興で作った詩と楽曲です。

ジャケその他は
変えるかもしれないし
しばらくはこのままいくかもしれません。

さて
いつになるやら
たぶん GW 中に Bandcamp にて

redrum

そろそろ次の活動を。

といっても当分は、オンラインで曲を出すぐらいなので、あまり実在感はないかもしれないが。

ドラム。

前々回の “Blinking News” では、ドラムパーツをバラバラに、ハイハット、キック、スネア、タム、ライド、クラッシュと一つずつ別のトラックに録っていって組み合わせた。のです。

なんでこんなめんどくさいことしたかといえば、キットを組み立てたりマルチマイキングするのが手間なのと、ロックのドラムを叩くのは相当うるさいので、せめて一個一個で分散しようかと。その分録音時間が6倍になったので、うるさい期間が長かったかもしれない。

“Loft & Found” や “あかりをつけたら” は小さい音で、キットで叩いてるので、違った感じになった。できればいいドラマーにお願いもしたいが、僕の気まぐれに巻き込むのも難しく(そしてドラムが好きだから)、当分は自分でこうやって作っていきます。

ちなみに “FLAT FIVE & talkin’ brother” の “つばめ” と “かたつむり” は、Blinking と同じやり方です。”Rio” も。

ビートなしの音楽も好きなのだけど、今作ってる “ダイナみっき” では、ドラムじゃないドラムをやろうと思っていて、床を踏んだり壁を叩いたり、コロナの鬱憤を晴らすトラックになりそうです。他人には迷惑をかけない時間帯にて。

風は自分が起こすもの でもある

気温乱高下。

風は強い。

人前では演奏できないが – と勝手に決めたのだが – 少ないながらも練習は続けている。

もしいつか、またパフォーマンスできる日がくれば、それは以前よりよくなっている、と思う。

いい加減そろそろ、実力というものが欲しい。一生手に入らないものは、たくさんあるとしても。

自分がやろうと思っていたことが、ちゃんとできるように、そうでなくっちゃね。

バタフライギターと韃靼海峡

Blinking News

Apple Music で歌詞表示できるようになりました。

リアルタイム表示はもう少し待っててくださいね。

これから綴るのは、この曲について思うこと、のいくつかです。

どうしてぼくらはこんなに
ニュースに左右されるんだろう。

朝から晩まで、画面や紙上でパフォームするニュース。

あるものは煽り、あるものはそうでもない。
あるときは魅力的、あるいはそうでもない。

誰かを礼賛し、貶め、
夢中にさせ、無関心にさせる。

何かの本質に訴え、違う解をチラ見せ、
希望と向かうべき道を見せ、抗えなくする。

そんなもの、どうでもいいじゃないか、
とも思う。少なくとも僕みたいな人間は。
しかし、そう思う僕も含め、みんないつもニュースに踊らされている。

報道というのはたぶん、人類が生まれたときから続いている。
仲間を引き寄せるために、身を守るため、族を形成するため、権力を守るために。
マスメディアと逆の存在に見えた SNS にもすでに大量の広告が投下されているし、
そうでなくても、投稿する一人一人が、すでにニュースを担っている。
そして、書く人も読む人も、右往左往しつづける。

観測気球を飛ばしてるつもりで風に飛ばされてる。
ゴーグルの枠の外に大事なものがあることを忘れてる。
柱につかまっているつもりが柱ごと動いてる。

一方で、ニュースとは単なる情報ではないとも思う


試作ジャケットのひとつ

ぼくら自身もニュースみたいなもので
この人の言うことならと誰かをフォローしたり
逆に口伝えで出来たイメージとかそんなんが一人歩きしたり

現れては連鎖し 迷惑扱いされ
攻撃しあい 感動し 消えていく
物を買わされ 自発的に志願させられ
実際ニュースがなんであるかは
よくわからない


水に水が引き寄せられるように

僕らに、情報としての素子が沢山あれば(あるはずだ)
それは毎日、この瞬間にも流れる情報に反応してしまうのだろう。

音楽にもニュースの側面がたくさんある、あったと思う

レコードで聴いて憧れた言葉、解体してみたらどうだろう。
フロンティアの意味もドライブ・マイ・カーの意味も、変わりつつある。
君を失う、という意味もだ。
ひとりひとりが目を開ければよかった時代から、
目を閉じないと視覚が焼けつくような時代になった。

スクリーンセーバーが必要なのは画面じゃなくなって、
僕らの脳のシルバースクリーンだ。

だから、結局のところ、つきつめることはできない。
光がブラックアウトするのか、闇がホワイトアウトするのか、

その間を瞬きながら生きるのが僕らだろうし、
これからも騙し合いは続くだろう。
どうすれば感じとれる?

誰かがどこかに書いていた。四次元の次にあるのは、「情緒」だという。
たしか、谷口江里也さんだったと思うが、どの本か思い出せない。
情緒と情報、どういうかんけいなんだろう。

どういうかんけい、って、身も蓋もないけれど、
きになってしまう、そいうこと。

てふてふが渡る。

誰かのバタフライギター
が。

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