アーカイブ: 2022年5月

linear ain’t straight

リニアビートで眠りに落ちたからには
Paul Simon のリリックで目を覚まそうとする

yMusic とのコラボや Phoebe Snow のコーラス
Roger Hawkins と David Hood のリズムセクションや
David Matthews さんのホーンアレンジに
聴き惚れてたら

My Little Town がじわじわきて
1サビからインタールード
こんな管楽器あったっけ?
カウベルと一緒にリズム刻んでたけど
ふっと消え

洗濯機のアラームだった

食洗機に洗濯機
タイマーに着信
いろんな機械が
たくさん声を出す

彼らも歌いたいってか

Sonic Youth に Washing Machine ってアルバムあったな

昨日窓に張り付いてた
巨大な緑の蛾は

交渉の後どこにいったのだろう

lizard mixture

今日は

New Moon on Monday

Duran Duran 1983年のこの曲は
UK pop を聴き出してた当時
とても不思議で魅力的でした。

当時ラジオで流行ってた音楽では
あまりギターが目立たず
この曲でも耳に入るのは
ベースとシンセとドラムとヴォーカルばかり。

「CD 盤」の歌詞ページを見れば
不可思議な歌詞の並ぶこのアルバムでも
一番意味不明だったのがこの曲。
「その画をよく揺すれば トカゲの混合物」
Shake up the picture the lizard mixture

曲全体の意味はずっと考えなかったけど
英語のフォーラムを見ると
混乱した人は世界中にいるようで
政治的だとか性的だとか
いろいろ言われてますね

まぁそりゃそっか。

この曲、ガットギターで弾き語るととても楽しく
ストレス解消にたまにやってます。

Andy Taylor の偉いところは
カバーしてみるとわかったりする…

helpless calculation

ニュームーンの前なのに

ペッパー警部じゃなし

ペーパームーンじゃなし

ペーパーワークで週末も終わる

音楽にもろくに費やせず不満募る

水道の前

久々に聴いた曲の中にずっと作ってる曲のタイトルを聴きとる

これってここから? ちがうと思うけど

潜在意識は自分を超えるし そうかもしれない

ちょっとヒントになるのかな


昨日に巻き戻すと

そこは束の間の大自然

山の端を眺めながら

貸し切りの机で読書ができるなんて

その気になれば この世は最高

騙された 品物ばかり 思い出すけど

それでも自分次第とうそぶく土曜

本日は暑すぎ オーバーヒートで残り20分の

リベンジ試みる

nidone

二度寝は身体のどこかと
心のどこかを磨耗させる

2年半ぶりだか3年ぶりだかの
仕事になぜか混じることになり

初めての場所で序盤

手洗いかロッカールームにきたら
帰りがわからない

長い階段を降りれば

もう街の反対側

歩道橋は鈴生り
時間はあきらめろというよう

いつのまにかタクシーに乗り
どうやら離れていくばかり

戻ってもらって
駐車場に帰還

呆れられ
そもそもこちらは何の準備もしていない

さてこれからどうやろう

というところで目が覚めた

リアウィンドウ

明日は風の日 今日雨のち晴れ

夜明けの豪雨に 車のリアが水浸し

いつから車の後ろガラスは 黒が標準になったのだろう?

ふとしたことで開け放したのが 命取り

命取りは困るし 閉めてふたたび

開け放すことに

delicious, malicious, capricious

目覚めの芳しくない日が続く。

肩やら手首やら首やら。起き切らない。

今日みたいに雨模様だとほどほどに起きられる気がする。

ポッドキャストならぬ NPR のネットラジオを聴いて目を覚ます。

こちらは7時、むこうは15時という。シアトルか。

脳の追いつかないハイスピードの英語に、それでも慣れてこうと抵抗を試みる。

ぜんぜん関係ない dagale が脳裏をかすめる。つかまえる。

70年代の西海岸、といっても南の方では、サーフロックが盛り上がっていて、

Stephen Bishop は「タイトルの響きから」曲をつくっていたという。

なんだかとてもわかる。曲からタイトルを作るより、そっちの方がよかったりする

…ときもある。

てなわけで、この日記タイトルでそのうち何か曲ができる

かもしれないし、できないかもしれません。

クラフト

時間もないのに

やたら「工作」がしたくなるときがある

今はそのフェーズのようで

あの木とあの布とあの塗料があれば

あんなものができるのになと

むずむずしてしょうがない

といっても、木を削り出したら

指も手首も痛めるし、そのことにも忘れて没頭してしまうし

何より他の時間もいくらでも取ってしまうので、たぶん今回「工作」はやらない。

コロナ以降、いろんな人を(ごく狭い範囲で)眺めていると

庭に小屋を作ったり、防音室を自作したり、

いろいろな道具を作ったり、やっぱり作るって人間の大切な本能なんだなと

思ったりする。野菜や木の実を作ることだってそうだ。

だが一方、世の中には物づくりにたけた人がたくさんいるわけで

自分に必要なのはそういった人々にうまくものを頼むことだろう、とも思う。

簡単じゃないんですけどね。

僕は「人を使う」という概念を持っていないし、果たしてどんなお礼が適切なのかも

未だにわからないでいる。

「好きなこと」に関してはなおさらそうだ。

何かをしてもらっても、お返しできてないな、と思うことも多い(誰でもそうかもしれない)。

ある意味、「ものづくり」というのは、「モノ」という実体を媒介するので

わかりやすいのかもしれない。

いくらデジタルな世でも、物の価値って、確かにある。

また、世の中で言われる価値とは別に、たぶんフィーリングの価値がある。

それを見たり触ったり使うことで、何が(心と身体に)起きるか。

それって波動の次元かもしれない。だからいつまでも、人が物づくりをやめることはないだろう。

そんなことを、記号でしかない文字で、精査もしないで、綴る。本日は以上。

ガーランドとスライダーキャスター

ふと、ラジオ番組をやってもいいかと、思う。

たまにこんな気分のときがある。前向きに、横向きに、全球向きに。

今ならポッドキャストもできるし、実際海外では読書より Audio Book の方が普及してたりもするようで

まぁそれなら語りとカタコトの楽器だけでも成り立つのかな、とも。


ずっと昔は FM ラジオも良く聴いていて
電波のあまり入らない滋賀から、発信源の大阪まで屋根でアンテナを伸ばしていた。

ケンウッドのチューナー使わないとあまり綺麗には聴けなかったけど、記憶の中では FM の音は
ノイズと共になんだか艶があって、音楽や DJ(ディスクジョッキー、語り)の人の会話も
わくわくしたような。美化されているかもしれない。

番組にはサウンドロゴもたくさんあって、既存曲の使い回しもあったし
Stones の “Undercover of the Night” や Tom Tom Club も使われてた。

当時 Naniwa Express の清水興さんが語りと、途中でちょっとしたベースフレーズを弾いてくれる番組もあって好きだった。
あの人は、当時レコードで聴けた日本のどんなベーシストとも違ってて、音色もタイム感も魅力があった。

型破りな人やなぁ、と憧れたものだ。たぶん、日本人のベーシストでそんな風に思ったのは彼だけだ。

だいぶ後になって、BM で対談(形としては僕がインタビューアー)をさせてもらったのは、いい思い出になっている。


本題に戻ると、曲を作るのって結構大変で

今年のペースだと発表できるのがいつになるかわからない。

一応 Q3 あたりを目指しているけれども、2年前のハイペースはどこへやら。

あまり曲にこだわらなくてもいいのかな、と思ったり、そうするとエピソードなのか、なんて

これは頭の体操レベルの話。


たぶん、ポッドキャストはやらずに、もたもた曲を作っていくと思ひます。

Boléro と Undiú

って

似てますね

モーリス・ラヴェルとジョアン・ジルベルト。

Undiú は1973のアルバム収録だが意識して聴くようになったのは
今は亡き詩人、フジマルヒデミさんのライヴを手伝ったときだ。

このコードはなんだろう、規則性はあるのだろうかと、いつも煙にまかれながら
今でも、そして未来永劫、曲の世界に聴き惚れている。

日付が変わって今日になるあたり、ラヴェルのピアノを聴いていたらポケット内 iPhone が勝手にボレロに切り替えてしまって、えっと今これじゃないんだよなぁとブチブチするも、やがて聴き入っていた。

その録音の質感のせいもあるのか、前述のように思った次第。

未だにジョアン・ジルベルトについてそんなに詳しくないけれど
この曲は別格に好きで、なんかその理由の一つがわかったような。

ラヴェルに影響を与えた師、ガブリエル・フォーレももっと聴きたい、
2022年(もう少しの)春である。

ある水際作戦

ハンバーガーを食べようと

思い立ち北上

水面を右に

サイを眼前に

瓢虫のような

農耕車かオブジェか

わからない真っ赤な何某と

すれ違いて 駅へ

雲球儀のような

ランプシェードがいかしてる

テイクアウトからさらに

北上し 行きすぎ Uターン

そらとうみとのごはんはいいね

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