アーカイブ: 2021年3月

quick and slow 21

昨年10.2に配信した曲をリメイクしています。

近日中に、Bandcamp でリリースする予定。ジャケも作り直しです。

雨の湖畔より

みちのり

子供の頃から自動車を苦手にしていたのに

去年からは運転席で過ごす時間が増えた。

コロナの中で、自分に責任を持ちつつ移動するには、今のところこれしかない。

えらく出費がかさむが、
それまで年に百回近く使っていた特急や宿泊を考えると、あまり大差ない気もする。

先日、久しぶりに中京を訪れた。滞在一時間弱。都会にくらくらする。いいものである。

高速の出口がことごとく右側なのに、慣れればいいのかな。

つきとつばめの条件

昨日は

ぺろっとした月に

風に

吹かれて

食べられた

僕である。

今宵は

黒い空に

ウインク

これも

おつなもん。


いつになく早く

燕がやってきた。

早速の曲芸飛行

これで一年がすくわれる。

また巣作ってくれるかな

それは。

つばめのかってでしょ。

またたいてる

Blinking News の日本語訳
英日交互で成立しているなので
これは解釈のひとつですよ


トップニュースじゃない
いつもの知らせ
だけどテイラーメイド
君のため 自動人形

もうどこも危ない
新天地を探せ
祖先たちはパチクリ
今が実現のときだと

もし僕が誰かみたく
君の作り話を拾えば
誰もが君と踊るだろう
ベイビーみたいに

感動して涙を流せば
次のボランティアは決まり
僕はそうなれそうもない
筋書きに乗ったり
– ラジオつけるよ


せなかでそらみみ
襟元すきだらけ
そんな調子で
どこまでとべるかい

電子の瞳で
誰を探しても
うつろう君の
感情超えられない

誰もが口閉ざし
なんだか静かな夜
こころにもないこと
指が伝えてる

刹那で無駄口
誰かと綱引き
わからずじまいで
幕を引かせるかい


星 瞬いてるか
太陽 夢見てるか
君みたく
星 起きてるか
太陽 叫んでるか
君みたく


群衆の力じゃなし
君困るの 僕のせいじゃなし
君失うわけじゃなし
拳降ろして ギラついた目を閉じろ

判断するのは君じゃない
運転するのは君じゃない
あれは彼の言葉じゃない
自由の名のもと 練られた脚本


風の時代に変わって
人が浮いていったよ
風の期待が高まり
どこかに消えてった

だれかのせいだって
連呼する響き
かたまりになっては
くだけちる


もし僕が誰かみたく
君のホラに乗れば
みんな喧嘩
ベイビーを巡って


感じれば止まらぬ
細胞の動き
句読点もない
時間に何度でも
浮かんでは消えてく

時間に何度でも 浮かんでは消えてく
時間に何度でも 浮かんでは消えてく
時間に何度でも 浮かんでは消えてく
時間に何度でも 浮かんでは消えてく
時間に何度でも 浮かんでは消えてく


二○二一年一月
こんどうれい

その週末

色々思い返した週末。
書ききれはしない。

そんな中、進んでいく人たちを伝えききつつ
(わっち、ピッコリーノ、すごいね。願わくば僕もその世界には参加したかった)

いらない大量のコードを袋にいれ
耳でしかしらないコードを指に合わせ
あ、こうだったのか、と。

村上ポンタさんの訃報。

この方とも共演できなかったけれど

京都でのリハスタバイト時代、一度だけ
リハに来られたことがあり、少しだけお話しした。
部屋はどこ、ぐらいのことだったけれど
ジェントルマンでした。
あれは 1995 震災の年。
当時、自分は 4TR MTR に明け暮れていた。

カセットテープの開発者のルー・オッテンスさんも、亡くなったという。

Philipps と Sony について、先日読んだ長編の音楽本に色々書いてあったけど、
モノが時代を、というか人々、というか、わかる範囲では少なくとも自分を
大きく動かしたこと、確かにある。

僕は今でも、モノとしてのカセットテープに惹かれつづけているし、
長い間、このサイトのトップページもメタルテープでした。
ほんと、感謝。

アコベの弦をようやく張り替える。
エリクサーがついていたが、僕はコーテッド弦の感触も響きも、あまり好きではない。
ダダリオに替える。やはり。
基本的に、どんな楽器でもダダリオの普通の弦が自分に合っているようだ。
えぇわー。

この弦は九州からすぐに届いたのだが、
先々週末に近くの DIY 店で注文したプランターのトレイは、まだ届かない。

以上 another world より。

…と思ったら…
ルパンは初代が最高だよ。
音楽も。

無言の枠

昨年のこの日を最後に、僕は電車に乗っていない。

色々な演奏仕事が止まったあの時から、
あれほど使った東海道線も新幹線も疎遠になった。
徒歩か、車か、自転車か。

その判断の正否は、さておくが、
この事により、僕は現在の駅の状況を知らない。
もっと具体的に言えば、構内の広告の状況を、だ。

これが何かおわかりか。

2011.6.6 撮影。

JR 浜松駅階段正面にある、大きな広告スペースである。
ここは、電車を降りた群衆が、必ず正面に見る位置にある。
最も効果の高い枠だ。

ここには何があったか。

中部電力の、浜岡原子力発電所の宣伝広告だ。

あの原発事故以来、広告は撤去され、ずっと無広告になっている。
少なくとも、昨年の3.11ではそうだった。今は、わからない。

無広告にはなったが、知る限り、広告主が変わったことはない。

つまり、ずっとここは空白で維持されてきた。

意味はおわかりか。

長年の維持費だけでも相当な額だろう。
損得を精査して、意図的に残したことがわかる。
ほとぼりがさめるまで。

ほとぼりがさめたら。どうするのか。

10年は長く、また、瞬く間でもある。
持続可能エネルギーへの転換には、短かすぎるのか?

人の記憶はどうだろう。

事故の収束には何十年、放射性廃棄物の処理には何万年かかるだろう。

明滅するニュースはいつまで続くだろう。

人々を統治するのが難しいのは、僕でも想像できる。
される側であり、主権者の一人である、僕でも。

でも、嘘で制御するエネルギーを、大事にとっておく価値は、

ない。

そう思います。

ずっとそう思ってる。
子供たちのポスターコンクールを見た、あのときから。

ほわいとき

ある曲をリメイクするにあたって、そもそもギターじゃないよなと思ったりする。

辿々しいけど鍵盤をがんばってみよう。うまくはまればドラムなしでいける。

んなわけで、モノマイクで、調律も違うけど、何度かやってみる。

形になるかはわからないが、とても新鮮だ。

とぎれても

308. 三宅さんの誕生日。

あのとき、下北で試聴会やって、少しだけコメントさせてもらったのが懐かしい。

長距離バスを頼りにしてたころ。
あの年は色々、動くはず、だった。あの直後に。

止まった時だけど、あれから感じたことは大切な糧だ。どんなことがあっても。
あんなことはもう起こらないことを、切に、願うも。

貴方はいつまでも力強い。これからもご活躍、願ってます。

漲るパワー。

スペースシャトル

日曜、ちょっと段取りして、マルシェとやらにいく。
薫製のカモとキッシュ。びわこふきんに特別美味しい遠州のピーナッツバター。
駐車場から神社に参拝。
空気がいい。

ちずのちじんはお元気か。

部屋を払い、空っぽの空間にしばし。
荷物を積み込みドライブ。
いまだにわからないみちのえき。

Colin のハイトーンの音域はとても出ないと思ってたが
案外そうでもないかもしれない。

またやってみよう。
頂上と谷底。彼は誰よりそれを知っている一人。
そんな人の波動が、少しでも僕にも伝わればいい。

ミュージシャンは、折り返しにいる存在。

いいと思ったもの、受けた影響を、
吸収して送り返す。ある意味、運送業者のようなものだ。
その位置が、自分自身にフォーカスされているのか、
自分の背後か、それより前か。
それで表現や、その人のあり方も変わってくるのだ、とふと思う。

そういう意味じゃ、カメラみたいなもの、なんだろうな。

プランターララバイ

沢山採れているバジルの種を植えるにあたって、プランターのトレイがない。

使い続けて劣化割れしたプランターを、よさそうなのに新調したのだが、
あまりないサイズで、トレイがはまらないのだ。しかも店にも置いてなかった。
DIY 店を2店舗回ったというのに。

通販でやっとモノを探り当てたのが昨日。
購入寸前にふと、通販に頼らずに店で注文しようと思い立つ。今日は実行の日だ。

出かけるのはやめ、電話をかける。
ネットで調べた製品名とスペックをしっかりと朗読する。

「ポリプロピレ…」のところで遮る店員さん。

「バーコードはありますか?」

「?」

「バーコードを読み上げてもらえませんか」

…ー…ー…ー

どうやって? いつ人間にバーコードリーダー機能が付いた? てかそれが時代? それより折角調べたスペックを、最後まで読み終えさせてくださいよ。


なんと返答したか覚えていないが、僕はとにかく、寸法と色の略称まで言いたかったのだ。その上でバーコードとやらが人間に解読可能ならば、受けて立とうじゃないか。

「バーコードのところに番号があるでしょう、それを読んでもらえれば私たちはわかりやすい」

この人は番号のことをバーコードと呼んでいたらしい。ともかく、調べた製品名と素材と寸法と色の略称は伝えてすっきりしているので、僕は廊下に出て、数日前に買ったそのミニマルなプランターの側面にかすかに張り付いているステッカーのバーコードの下に分割表示されているナンバーを読み上げる。

というか、これを読んで伝わるのだろうか? こちらが欲しいのはトレイであってプランターではない。

そもそも、持っていないもののバーコードなど伝えようがない。

ところがそこは店員さんはお見通しのようで、週明けに業者に確認をとり、そこからこのプランターに合ったトレイを発注するということになった。ダメなら電話くれるらしい。

よかったよかった。これで送料も節約できた。
おかげで通販ショップならもう到着しているモノが、あと3-4日以上も後になった。
バジルの種播きも遅くなった。

これでよかったんだろうか??


でも、なんだか楽しかったよ。

頭の硬直した人の気分、こういう時にすごくわかるのだ。
自分がそうならないと理解できないことって、いっぱいある。
日本のシステムやマスコミがやばいと言うが、自分もたいていやばい。

そしてそんな人の扱いに慣れた人も、いっぱいいるんだろうな。

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