先日から読み直して(27年ぶりに)いる本 “Musicians in Tune” 「素顔のミュージシャン」であるが
大変なボリュームがあるので少しずつしか進めない。
とてもいいことが沢山記されている。ミュージシャンを志す人ばかりではなく
続けている人、途中でやめた人、リスナーとして楽しむ人、初心に帰りたい人
いろんな人に、それぞれの刺激があると思う。やはりお薦めです。
先日書いた Genesis の “Land of Confusion” についても、Mike Rutherford の作詞観がしっかりインタビューされてあった。
やはり、昔読んだときはいろいろ、理解を超えていた事が多い。当時は歌詞についても理解が浅はかだったが、無論人生としても経験が殆どなく、ただ「(音楽による)ピーク体験って、すげぇな、なんとなく、わかる気がする」みたいなところだった。
やはり Keith Richards の名セリフが随所に光っている。Anthony Kiedis もいい事いっぱい言ってるね。
実際に社会的、政治的影響力も持っていたロックスター達が、どう権力や社会的影響を捉えていたか。という参考にもなる。
僕自身の曲であるが、今朝起きたら曲が浮かんでいたので、しかと捉えることができた。
満月のうただ。九月の。
歌詞も一気に書き上げて、楽器と唄全部録音してしまった。人生最速。
ミックス、マスターがどこまでできるかわからないが、これを「るいをよもう」のかわりに9/2にリリースしたい、と思っている。
ジャケットをどうするかという問題はあるが。
まぁなんとかなるっしょ。
まず、かつての Adbaloo の zero と、この Aero は、ベースラインは同じだがその他はすべて、似ても似つきません。Yuka のボーカルは代えがたいものだし、僕には絶対あんな唄は無理なので、違う方向を行きました。歌詞も、Yuka はもっとシンプル、ポジティブな人。
このジャケットは、あたりを自転車で回りながら、気になった壁や設備? を撮ってレイヤーしたものです。丸くて透明で、汚れていて、暑さに凍りそうで…っていう。
ただひとつ、「砂の浜辺にお帰り」というのは、何か、「砂」って、人間がじたばたと作り出してる文明とかを嘲笑う、物事の根元かもしれないな、と思って。