楽器がひとつ、蘇る。完全には今は治せないが、とてもありがたい。
職人さんの腕に感謝。
音色の生命力も全然違ってる。
楽器がひとつ、蘇る。完全には今は治せないが、とてもありがたい。
職人さんの腕に感謝。
音色の生命力も全然違ってる。
Dancing in the Street,
な気分。
Dancing in your head,
な気分とはいえないが。
一昨日の続き。
“Whole Oats” という H&O のアルバムに愛着を感じるのは
最近はホームメイドグラノーラがちょっとしたブームだからでもあるが
このアルバムは確かに完成度は次作ほど高くない
ジャケットを見ても、後のスーパースターのデビュー盤とはとても思えない。
歌詞も素朴だ。I’m Sorry とか Thanks for… とかは、もう少し何かなかったのかとも思ってしまう。
だがなんとも味わいがある。夢現つ。
Fall in Philadelphia
フィリー育ちの Daryl が見たフィリー
この秋もまだここで過ごすのか…
実話に基づいたという、かなりネガな描写をハッピーなサウンドに乗せてる
ストリングスのかわりにビブラフォンっていうのが、また。
それと、やっぱ曲に力あるようで、
別録のアコースティック盤や
Daryl’s House での Diane Birch とのライヴも最高なんだよな。
私は転んでもただでは起きない。
昨日断念した「ディスプレイを回転させて DAW のピアノロールをリアルに使う」
方法、今日は思い直してディスプレイを昨日と反対に90°回してみた。
このモニターはどういうわけか、左右どちらにも回転し、縦表示ができるのだ。
昨日と同じく表示方向の設定は変更しない。横表示のまんま、無理やり縦にする。
すると!
ピアノロールの MIDI イベントは下から上って行き、鍵盤の画像は上端に配置されるのだが
ちゃんと高音が右に、低音が左に配置される。
実際のキーボードに近い!
YouTube と違って音のブロックが落ちてこない。
これは「与えられた音を無限に消化していく」のではなく
「音を自分から空に放つ」ようで、いいじゃないか。
もしかしてこれが音楽の本来のイメージなんちゃうん??
音を鳴らす瞬間に鍵盤の絵にブロックが届かず、画面の反対側か真ん中かで、宙ぶらりんになるのが欠点だが
このおかげで、鳴らす前後の音も見える。
天気予報アプリや Apple Music の歌詞表示に感じるような不満がない。
(この例えがわかる人はいるだろうか)
もっと大きな問題は、昨今のモニターディスプレイは横長なので
縦にするとものすごく幅が狭くなる。モノリスを見てるようで、シュールだ。
そして、Mac の設定を回転表示にしていないので、マウスの操作が不必要に難しい。
上が右、下が左になるのだ。
これは普段のピアノロールや、五線譜の脳内変換とよく似たことなのだが。
やっぱり、DAW にも縦時間軸モードを搭載するべきだと思う。
時間の上下方向は選べるようにすればいい。
こんなことを思いつつも、実際の練習中にはあまり画面を見ていない。
たまに、これどんな運指やったっけ、というときにすぐに確認できる、という利点があるぐらいだ。
かなり無駄な妄想と実験だ。
だがすべては無駄から生まれるのだ。
最近はベースは聴くばかりで
ほとんど自分で弾くことがない。
他のパートがもう少し上手くなったら、また弾き出すだろう。
Bruce Palmer のベースって、あんまり意識してなかったけどすごいかもしれない。Buffalo Springfield の。
その昔 Rick James とバンド組んでたぐらいだからな。根がファンキーなのか。
昨夜のつづき
日本では「ウォームギア」というこの歯車、なぜ「ワームギア」と呼ばれないのか。
なんだか、ぬくといような、ほんわかしたような、そんな動きをイメージさせるじゃないか。
ワーム=芋虫やミミズ、でも、ほんわかと言えなくもないが
これは冷徹なぐらい力強く、正確ムヒな道具である。ベースのペグに使われるぐらいだから。
あの強靭な弦を恐ろしいテンションで張る。逆方向からは動きようがない。
ワームのように鈍く、確実で容赦ない。
そんなワームのような時間の流れを感じながらも
なかなか指も体も、筒帯としての胴も思うように操れぬ
不便なものである
風が体を通り抜ける ならば こちらは河畔で一日中水面を眺めていた気持ちに戻るか?
何も起こらず あるいはごく動かないほどに ゆっくりと 変化していった水草と水のせめぎ合い
ゆっくり ただし 休むことがない
ゆっくり ただし やすめない
それって楽なんだろうか 悲惨なのだろうか
『お助け』の超スローモーション・トラックに轢かれるやつ、じゃないんだろうか。
あかん、想像も現実も、ワームギアから逃れられん
キーボードの耳コピや練習をしてて、最近のコのように YouTube で鍵盤を上から撮ってる動画や、上から MIDI イベントが降ってくるガイドって便利だなって思ったりする。
DAW のピアノロールは鍵盤が上下に並んでて、時間が横移動に流れるのだけど、視覚的にわかりやすいとも、わかりにくいともいえる。
実際鍵盤は左右に並んでるんだから、横置きで時間軸が縦の方が、やっぱ音楽の流れとしては、自然じゃないのか???????
と、今朝は結構マジに考えた。
というか、「前後」だともっといいんだろう。
縦スクロールのアプリも実際あるみたいだけど(YouTube で使われてるように)、持ってないし、買う気にはならない。
うんうん唸った挙句、ピアノロールを表示したまま、ディスプレイを90°回転させることにした。
おお!
…おお!!
……おぉぉ…
すごい、と思ったのは束の間、根本的に間違っていることに気づいた。
確かに鍵盤が横に並び、MIDI イベントは上から降ってくるのだ。
だが。高低が左右、逆なのだ。
低音が右に、高音が左にあるのだ。
なんて素晴らしい。この世はとことん間違ってる。
あきらめてディスプレイを元に戻し、わかりにくい上下左右の脳内変換をし、五線譜にし、身体に覚え込ませようとして陽がくれた。
worm drive.
昨日続き
Doobies は1970年代だけをみればくっきり前期と後期で分かれ
どっちが好きなのか、と問われれば前期だと答えてきたのだが
昨年あたりから AOR … Yacht Rock に抵抗がなくなってきて
長年能動的に聴けなかった Steely Dan にはまったせいもあり
その流れの後期にも免疫がかなりついたようだ。
M. McDonald の曲もやっぱりいいなと思うこの頃である。
しかし、その境にある “Takin’ It To the Streets” アルバムのバランスは面白い。
P. Simmons と Baxter の “Rio” やその次の Porter による “For Someone Special” かっこいいぞ。
後者の Lyrics はなんともいえないが。
Tom Johnston 好きなんだけどね。
Johnston の曲だろうが McDonald の曲だろうが、変わらずアグレッシブなベースの Tiran Porter やはり只者じゃない。
美しい満月 と 雪
厳密には一つ前の夜中だったな
今宵も作品を発表する段階にあらず
ムーンビームと
ごあいさつでも
しておくぜ
音楽で Chuck といえば
Rainey
Berry
Israels
僕が好きな Chuck はもう一人
Domanico さんである。
West Coast Jazz ~ Pop で活躍し、Carmen McRae のライヴ盤 “The Great American Songbook” でのプレイはあまりに素晴らしい。
この人のベースは空気を変える。Phobe Snow の “Poetry Man”、Joni Mitchell の “Blue Motel Room”。そして Carmen McRae による Carpenters カバーの “Close to You”。
Joni は “Hejira” 録音時、どうもそれまで関わった凄腕たちの仕事っぷりに飽きてたようで、Jaco ばかりがクローズアップされ、Max Bennett や Wilton Felder や、この Chuck Domanico にあまりスポットが当たってない気がする。まぁそんな必要もないくらい、これらの人たちは凄いのであるが。
W.Felder に至っては、サックスプレイヤーとしてあまりに有名だが、ベースも余裕で名曲に参加しまくっている。Max はこの前年の “The Hissing of Summer Lawns” アルバムの数曲で、その時点で大ベテランだったにも関わらず(だからこそ?)、既に Jaco 的なアプローチを昇華していた。
Jaco Pastorious については色々なところで語られ尽くしている気がする。間違いなく最高峰のベースアーティストだし、自分も影響を受けたのは言うまでもない。彼と差を出すために敢えてフレットレスを弾かないという人もいるし、気にせず語彙としてやる人もいる。
僕はあまり気にしない方で、素晴らしいスタイルだから取り入れればいいし、フレットレスでもフレッテッドでも、その上で何か違うこと、その先のことができれば、それは素敵だなと思っている。とかゆーて。
話を Domanico に戻す。
この人のベースは、空間を楽しくしてくれる。Poetry Man などではちょっとタイム感がゆるいんだけど、音楽の天井が広いんだよな。
そう、音楽の底辺なのに、天井が広い。空間が、楽しい。
僕の目標である。
AMaj7 を弾いてるだけで
魔法がおきたみたいな
Larry Carlton って
すごいじぉ
バレンタインにちなんだことをなにかできればよいのだけど
そういうキャラでもないので
Valentine が登場する歌として思い浮かんだのは2曲。
Tom Waits の Blue Valentine。
詩はすさまじく、僕のキャパをはるかにこえる。
まったく意味を聴き取れなくとも、音と歌だけで時間がゆがむ。
Ray Crawford のギターが至極ですね。
はじめて聴いたのは三条の古いビルの3Fだったかな。
もうひとつは全く違う、おそらくこの二つを並べる人はあまりいないだろう。
“I’m dancing on the Valentine”
という一節、Duran Duran の The Reflex。
いまだに、この詩の意味がまったくわからない。
なのに英米で No.1 になった = それだけ多くの人が受け入れたというのは、なんでかな。
Fairlight CMI や Jupiter-8 や SB-1000 や、Nile Rodgers や
デビュー前から一貫してスタイリストとコラボしてたりとか、用意周到なところ
いろいろあるだろけど。要因は。
こちらといえば、踊ろうにも靴に pebble … 砂利が入るようになったので
いい加減スニーカー買い替えねば、というところ。
こんな夜は
いいプレイができる
とわかってるんだけどな
ま、これもこれだ。
neruka.