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trident

僕はマラソンには一度も参加しなかったけれども
そこは3日に一度は歩いていた界隈であり

そしてあそこは僕にとっては「記憶の街」でもあり

ところがあれから時が経って
nine-elevenやさんてんいちいちがあって
その間の自分や色々の変遷を通して感じるのは
とても複雑な色の感情

悲しみ、怒り、諦め、で表せない何か。

これがテロなのか、特定の国や組織がやったことなのか
それはわからない
ニュースで犯人とされる者の国籍が見出しになったところで、
やはりそれはわからない。

その背景が個人にせよ、集団にせよ、
どうしてこんな事が起きてしまったのか、
どうしたら加害者を生まないようにできるのか、見いだして

破壊や報復や、世論先導や戦争や、誰かの利益や、
そんな、911以降もアメリカが踏襲してしまった愚かな道を辿らないように、
311以降も日本が見てしまっている愚かな視界に騙されないように、
誰かのstrategyにならないように、
みんなが、一歩止まって、考えなければならない
そんな出来事だと思う。

自分は、止まったまま、まだわからない。
ボストニアンとシンクロしたい気持ちと
アメリカの暴走を見張らなければいけないという気持ちが
共にある。

ロスはタイ料理のメッカ…だったっけ

ゲームについてはちっとも詳しくないのだけれど、
クリエーターの人たちには、たまに関わる事もある。
その意見に、はっとさせられる事も多い。

直接やっている事が違っても、根っこはどこか通じるというか…
色々な人から、いろいろ、学べるってことだろうか。

この方は、全くご縁がないままだったけれども、凄い人だったんだなぁ。
「息子へ。」は染みた。

NORWAYというプロジェクトでいかしたベースをやっていたのは知人なので驚いた。
僕にMackieのミキサーを売ってくれた…愛用してたよ。

ロスで会ったときは、モジュラスとアリアのベース、ぶりぶり弾いてたなぁ。
長岡秀星さんのお話とか、聞かせてくれた。
ご活躍、なにより。セキタくん。

Ted Nambaさんも、お元気だろうか。
すばらしい、グルーヴィーなピアノ、また聴きたいなぁ。

杉と山

田舎には杉が多い。

なんで広葉樹でなくてこの木がこんなに幅を利かせているのか、
きけば、太平洋戦争後、国中で植林されたものだという。
「復興のために需要が見込まれた」からだ。

ところが、杉はそう簡単に太くなるものでもなく、
手間もかかり外来の木材も多くなったことから
多くの杉林は細いまま殖え続け
毎年花粉をまき散らすことになったという。

もちろん、細い杉でも使い道を考える人はいるわけで
焼杉細工などもその一つなのだが
とても追いつかない。

たとえばこんな「国の政策」って、誰が責任取ってるのかな?
誰も知らんふりだろうな。

人間が忘れても、木は忘れないし、人はくしゃみをし続ける。

コンパス

いつのまにか
右だった月が左へ。

そんな2012最後の二時間。

虚しいなぁ
嘘だったんだなぁ
暖かいなあ
風なんだなあ

美しいなあ

全てを憶えれば
全ては忘るる
そう言わずにいられないんだなぁ

そんな年末

色々な人に感謝

色々なひかりに感謝

煙に感謝

たぶんできる

来年、また、もっと。

そんな権利

ねぇ、戦争したら

何か良くなるんですか?

ちゃんと説明してくれませんか。

あなた方の決めた法律で、兵士となる国民に。

戦争に「勝ったら」何か良くなるんですか?
戦争に「負けたら」どうなるんですか?
戦争が「泥沼化したら」どうなるんですか?

領土問題は、解決しますか?
人々の暮らしは、良くなるんですか?
誰が、金儲けをするんですか?

あなた方は、戦場でときの声をあげるんですか?

選挙期間に隣国にロケット撃たせたり、領空に入らせたりして
何をやっているんですか?

ヨーロッパで戦争があれば、アメリカは栄えました。
ベトナムや朝鮮で戦争があれば、日本は栄えました。
中東で戦争があれば、アメリカやヨーロッパやソビエトは栄えました。

反日デモを煽れば、内政から目を逸らすことができます。
国が窮乏すればいつでも、ミサイル撃ちましょう。

少なくとも、多くのでたらめが、ここから感じ取れる筈です。

共通して言える事

戦争は

ごまかし
責任転嫁
人類の、究極の、甘え

戦争を「する権利」など、誰も持っていない。

さびのちから

労働者が暴動を起こし
組合が選挙運動をし
船が押し寄せ
集団の利益を守ろうとする

ちょっとまった
それって本当の気持ちかい?

怒りは必ず利用される
リレースイッチで導かれる
水道のように 電流のように流れてゆく
人が何千年もかけて作った仕組み
輪転機が回る
人の気持ちを 判に押して 見せしめる

でも それを無にするほどの力に
流されていく ひと
自然の巨大な力
自然をねじ曲げた巨大な力

アースに落とせ
朽ちた 錆び付いた 抜け道を探せ
そこで 感じろ もう一度

えるぺぺ

ある人が教えてくれた

リオ会議でのウルグアイ大統領の本音スピーチ

「持続可能社会」とすぐに印籠をかざす「リーダー」たちは
これを聞いてどう思う?

細かい揚げ足取りは誰でもできる
LEDと白熱電球が逆だろうって いや 本質は違わない

揚げ足取りで のし上がっても、ざるの目の上で ざるそば食ってる夏の日よ

蝉が騒ぐ午前も長くは続かない くずれない砂山もない

短い人生 全うしながら 受けた恵みを返すことでようやくチャラになる
意識的にせよ 無意識にせよ

いや 集団意識も含めて 知覚しながら何世代も生きてきた人類は
無意識では済まされない責任を負っている

クラウドにとりつかれてるおれたちも その「雲をつかむような」行為は
どこかで 雷を起こし 酸性雨も降らせていると 気づくはず

気づいたときは遅い

走り出したら止まらない

いやそうじゃない

くも が はれたら みんな はだか で なにか してる

くらうどは ちっとも くろうと じゃない

海辺にて

ふなむしのむれ

すごい

ほんとにすすわたりのようにちる

2020

オリンピック、東京に来なくていいぞ。
やるならトルコでやってくれ。

2008大阪が破れた後、知らぬ間にすっと2016候補に出て来て
負けた後へ理屈こねて、ぬるぬるっと2020に立候補してる都市、
なんだかすごくみっともないぞ。

情報の傘

昨年のあの日以来、僕らを覆っている「情報の傘」がどれだけアーティフィシャルな、
からだやこころにとって良くないものかがわかった。

また、それらがどのように生産され、誰の利益になり、誰の利益にならないか
そんなことが毎日、わかってはぼけ、現れては消え、それらはこの国を覆う大海原のよう。

わたつみ、と昔から言ったけれども、国産み伝説(「海」=「産み」?)の時代も、また戦中戦後も、
こういった教訓がどれだけの期間、どれだけの人にとって役に立ったのかは、わからない。

きっとごく一部の人が、生き残り、歴史を自分の手柄のように記し続けてきたのだろう、とも思う。
たとえ日本の共有歴史であったとしても。

今の「情報のかさ」を見ると、そこまで悲しい気になる。

悲しみ、呆れ、怒り、哀れみ、侮蔑、危機感、無力感、
これらがにごったとき、現状維持と忘却と、転生輪廻がまた現れる。

「あらわれる」 「洗われる」

それでもうみは日本を包んでくれると思ってるのだろうか。

大地や海が怒ったとき、あるいは呼吸やくしゃみをした時、

あめが本当にふったとき

僕らは世界の東の果てにいる。
島と海を失えば何も残っていない。

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