カテゴリー: electro

くものうらがわでは

七夕だから七夕らしく

…la…

その前に

今日知ったのですが、iOS 15 だと写真からテキスト認識できるんですね。
画像に埋め込まれてる言葉をコピペできてしまう。

OCR アプリとか、ときどき試しては、使えないなと諦めてたけど、
知らぬ間に確実に世界は進歩している。

だけど、日本語は非対応。

漢字は認識するけど中国語 / 広東語としてであって、
ひらがなは意味不明になる。

最近は、漢字でも日本語字体じゃない文字が混じって表示されることが増えてきた気がする。

自動化の波に、日本って遅れまくってるんですね。

僕は自動化ってあまり好きじゃないけど、
避けてる間にも、グローバルの波に呑まれていく。
画一化と多様性がツイになったローラーに踏まれてく。

世界的には日本語を使う人は少数で、
国連の公用語も

中国語、英語、フランス語、ロシア語、スペイン語。
加えて、アラビア語。

「ロシアと中国と北朝鮮が攻めてくる」
「だから改憲して軍備増強を」
と、自民や維新が連呼してるけど、

そういうのじゃなく、日本って既に、
文化的に結構危機なんだなと。これは氷山の一角か。

軍備なんて、核の恐ろしさを学べない国とは勝負にならない。
そんなのじゃなくて、大事なところで頑張ろうよ。

パワーゲームに踊らされてるだけじゃなくて、
こういうところを、うまく、しっかりやっていきたいね。

すぴーくす

どんなにヘッドフォンでいいと思っても

たまのいいスピーカーでいいと思っても

カーステでいいと思っても

iPhone のスピーカーでダメダメなとき

なかなか立ち直れないものである

常にそうなのだけど

鱗粉とらんじすた

最近 Mac の漢字変換がすごい。

昔の「ことえり」から相当なものだったが

たとえば2022年6月現在

「いまーしぶ」

と打つと

「一括償却資産」

と変わる。

これってどういうことなんだ。

確定申告でうんうん唸ってたのと
空間オーディオを調べてたのが
ごっちゃに記憶されているようだ。

AI の進化、増殖は止まることを知らず
吾のごとくテクノロジーの後尾と先頭を漂う
てふてふは
すごいミクスチャーを目の当たりにしてる。

蜥蜴の混合物どころじゃないな。

降りる駅の数

シンプルなボタンって使いやすい

と思ったら大間違いなことが多い。

入力端子が沢山付いているディスプレイや

ヘッドフォンを沢山挿せるオーディオ機材で

切替ボタンが一つしかないとどうなるかというと

入力1 -> 2 -> 3 -> 4 -> 5 -> 1 -> 2…

HP1 -> 2 -> 3 -> 4 -> 5 -> 1 -> 2…

というリニアな現象が起こる。

実際に挿しているのはそのうち2つかせいぜい3つだ。

さて、こういうボタンはたいがいスタイリッシュなので

押しにくい。

どうなるかというと、入力3にしたいときに

入力1 -> 2 -> 3 -> 4 -> 5 -> 1 -> 2 -> 3 -> 4 -> 5 -> 1 -> 2 -> 3

(1から3にするぞーおー行きすぎたー何番まであるねんーおー手前やーまたかいなーえーおいーやっと3になった)

ヘッドフォンを4本挿せるうち2本しか使わなくてそれらを切り替えるとき

HP1 -> 2 -> 3 -> 4 -> 1 -> 2 -> 3 -> 4 -> 1 -> 2

(1から2にするぞーカチカチーおー行きすぎたー何番やねんーおっとまた1にもどったー次こそはーおーまたやんけーええかげんにーおーこれやこれ)

という現象が起こる。私はほぼ毎日こんな調子なのだ。

もしこの説明がわかりにくければ、山手線でいつも目的の駅を降り過ごしてしまう人を想像してください。

そんな人はなかなかいない、というかもしれない。単にものの例えであるから真に受けないで欲しい。

ともあれ私にとっては、ボタンが4つ付いて直接切り替える方が圧倒的に早いのである。

ところが僕は、切替えボタンが4つも付いているような機材は好きではない。
基本的にごちゃごちゃしたものが嫌いなのだ。だがある種の道具は、見かけのシンプルさを実現するために、内側をわざわざ複雑にする。

何がしたいかというと、ワンボタンで切り替える方法を受け入れる代わりに、ボタンが対象とする選択肢を減らしたいのだ。

入力1 -> 2 -> 1 -> 2 -> 1
HP1 -> 2 -> 1 -> 2 -> 1

実際に挿していない端子をスキップできるようにする。そしたらたとえ2回間違えて2周大回りしても大幅に操作速度が向上する。

今の技術ならこんなこと簡単だろう。家電でもプロ用機材でも、こういうカスタマイズは大切だと思うし、なんならこれがその人の毎日を大きく救うことになる。鈍臭い人対策であっても、シビアな達人用であっても。

何か僕は、間違ったことを書いているだろうか。
それともまた、本質にたどり着こうとして大きな間違いを冒しているのだろうか。

radio active

16分音符といえば

あるいはより細分化された音符といえば

Radiohead っていろいろなジャンルのミュージシャンに好かれてるんだなと

つくづく思う

ジャズピアノからフィドル、マンドリン、チェロ

曲がいいんだろな

アレンジか

想像への入口が広いというか

深いというか

1902 のロボットライオン

子供の頃の教則本を引っ張り出すと、真面目にやってなかった証か、シールが貼ってあって、
それはライオンの顔であって、周囲に字が書いてあって、それは「アフリカンサファリ」という。

昔訪れた、大分県の動物園だ。車窓からこちらを覗くライオン。あれは怖いものだった。

そして別府温泉。血の池地獄。忘れえぬ旅。

旅演奏家になって何度か九州に行くことができたが、
大分はまだ、そして宮崎、佐賀は知人に薦められつつも未踏である…

少し思い出す九州。

最近は福岡の楽器屋さんにお世話になったりしている。

そして、福岡の超人からふと連絡をもらう。
https://www.youtube.com/watch?v=xqbdfH2lVCw&feature=youtu.be

この人の真似はとうてい出来ない。

生き方、やり方、進め方。
真逆だけど、こういう人には励まされる。

flapping wings

Synchronicity ってなんだろう

思わぬところから、久しぶりにこの言葉。

僕もこれについてはライフワーク的に考えているのだけど

共鳴

意味ある偶然

虫のしらせ

同時多発

どれもいいけど、自分にとってはなんだろな。

誰かが羽をひろげる。こんな世も。

そして羽音を。聴けるかもしれない。

help-centre

あれから11年。
忘れてはいないよ、情報への接し方は変わったけれども。

情報は今でも、人を翻弄しっぱなしだけど。

worm drive II

昨夜のつづき

日本では「ウォームギア」というこの歯車、なぜ「ワームギア」と呼ばれないのか。
なんだか、ぬくといような、ほんわかしたような、そんな動きをイメージさせるじゃないか。

ワーム=芋虫やミミズ、でも、ほんわかと言えなくもないが
これは冷徹なぐらい力強く、正確ムヒな道具である。ベースのペグに使われるぐらいだから。

あの強靭な弦を恐ろしいテンションで張る。逆方向からは動きようがない。

ワームのように鈍く、確実で容赦ない。


そんなワームのような時間の流れを感じながらも

なかなか指も体も、筒帯としての胴も思うように操れぬ

不便なものである

風が体を通り抜ける ならば こちらは河畔で一日中水面を眺めていた気持ちに戻るか?

何も起こらず あるいはごく動かないほどに ゆっくりと 変化していった水草と水のせめぎ合い

ゆっくり ただし 休むことがない

ゆっくり ただし やすめない

それって楽なんだろうか 悲惨なのだろうか

『お助け』の超スローモーション・トラックに轢かれるやつ、じゃないんだろうか。

あかん、想像も現実も、ワームギアから逃れられん


キーボードの耳コピや練習をしてて、最近のコのように YouTube で鍵盤を上から撮ってる動画や、上から MIDI イベントが降ってくるガイドって便利だなって思ったりする。
DAW のピアノロールは鍵盤が上下に並んでて、時間が横移動に流れるのだけど、視覚的にわかりやすいとも、わかりにくいともいえる。

実際鍵盤は左右に並んでるんだから、横置きで時間軸が縦の方が、やっぱ音楽の流れとしては、自然じゃないのか???????
と、今朝は結構マジに考えた。

というか、「前後」だともっといいんだろう。

縦スクロールのアプリも実際あるみたいだけど(YouTube で使われてるように)、持ってないし、買う気にはならない。

うんうん唸った挙句、ピアノロールを表示したまま、ディスプレイを90°回転させることにした。

おお!

…おお!!

……おぉぉ…

すごい、と思ったのは束の間、根本的に間違っていることに気づいた。

確かに鍵盤が横に並び、MIDI イベントは上から降ってくるのだ。

だが。高低が左右、逆なのだ。

低音が右に、高音が左にあるのだ。

なんて素晴らしい。この世はとことん間違ってる。

あきらめてディスプレイを元に戻し、わかりにくい上下左右の脳内変換をし、五線譜にし、身体に覚え込ませようとして陽がくれた。

worm drive.

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