投稿者: ray

2013年の巻き尺

レコーディング。
DIからUrei、またいい音してくれた緑色ベース。

テープの話を少しして帰ったら持ってるテープがやたらと気になる。
内容が気に入ったテープ、貴重なテープ、ツラが気に入ったテープ、
非売品、鉛つき、MTR、インタビュー、リハ、ジャム、思いつき、
MDやDATからわざわざ普段聴きの為に落としたテープもある。

テープコレクターじゃないから要らぬものはバシバシ捨てる。
(入り口に写真載せてるけど)
場所が命、時はすでに巻かれてる。
それでもなくならない。
TDKのAR-X、捨てるなと訴える。
わかったよ、持っとくよ。
黒いスリムケース、かっこいいだろと集団で訴える。
わかったよ、ケースだけ持っとくよ。
何が入ったるかわからんテープ、捨てるとバチあたるで。
わかったさかい、夏までごめんして。
そして君らはまとめて、先送り。

VHSもいっぱいあるし、どないしよ。

きじょうのクーロン

ふと気がつけば、今、多くの人がやってることって、これなんだよな。

デスクトップやパームトップにアイデアを込めて、クラウドで広げる。

これ、ほんとの「机上の空論」。

Plug in my MCI

… to exercise my brain…

Police の “When the world is running down, You make the best of what’s still around” の一節だ。

聴き流しそうで、はまる曲。

Andy のコードをフェードインするだけのソロが、なんともインチキくさいけど、
Soul music のふりをしてるのか、スパイ映画のつもりなのか、
説教か、ただのうだつの上がらない日記か、
でも、いつだって少し頭にひっかかってる。

そんな中の一節「MCI」ってなんだ?

アメリカには MCI っていう電話会社があって、それのこと?とか
つづりをもじって Mic のこと?とも思ってたけれども

“MCI Recordings”* っていうメーカーのレコーダーじゃないだろうか。

Plug in my M.C.I だから
当時 Sting がこのでっかいレコーダーを自宅に持ってたのか
缶詰になってたスタジオのコンソールの事を言ってたのか

どっちかはわからんけれど、この会社は1982に SONY に買収されてるから、分かる人ぞわかる、っていうわけだ。

今、置いてるスタジオ、あるんかなぁ?


* 過去に書いた時のリンクが変わってしまったようなので更新

土屋浩美 at The Room

アルバム「トパーズ」にベースで参加したR&Bシンガー、土屋浩美 の渋谷The Roomでのショートライヴから。

このアルバムが出て以来、バンドステージは初めて。…えっ?
これもある意味、311の余波か。

アルバムとは打って変わってシンプルな編成だけれども、その分ソリッドかも。その分ゆるいかも。

Lakland、いい仕事してくれる。にしてもオレのこの格好、ハラグロイな。

壱拾壱、弐拾、弐拾伍

これは一読に値する。

life is beautiful

CSISは表向きは民間のシンクタンクで、政府や軍需産業のための調査・研究をするコンサルタント会社だが、実際には、政権交代で政府を出た高級官僚が次の政権交代で復活するまでの間準備をしたり、政府の外から影響力を公使(ロビー活動)するための場所である。

その典型的な例が、ブッシュ政権下で国務副長官を務めたリチャード・アーミテージで、国務副長官の職を離れた後も、CSISを通じ、オバマと大統領選を争ったマケイン候補のための戦略を立てたり、日本政府に対して「原発を捨てると日本は二流国に成り下がる」と警告を鳴らした「アーミテージ・ナイ報告 」を書いたりと非常に積極的な政治活動をしている。

この報告書が去年の8月に書かれたものであるにも関わらず12月に発足した安倍政権の政策とほぼ完全に合致している点は注目に値する。

ロスはタイ料理のメッカ…だったっけ

ゲームについてはちっとも詳しくないのだけれど、
クリエーターの人たちには、たまに関わる事もある。
その意見に、はっとさせられる事も多い。

直接やっている事が違っても、根っこはどこか通じるというか…
色々な人から、いろいろ、学べるってことだろうか。

この方は、全くご縁がないままだったけれども、凄い人だったんだなぁ。
「息子へ。」は染みた。

NORWAYというプロジェクトでいかしたベースをやっていたのは知人なので驚いた。
僕にMackieのミキサーを売ってくれた…愛用してたよ。

ロスで会ったときは、モジュラスとアリアのベース、ぶりぶり弾いてたなぁ。
長岡秀星さんのお話とか、聞かせてくれた。
ご活躍、なにより。セキタくん。

Ted Nambaさんも、お元気だろうか。
すばらしい、グルーヴィーなピアノ、また聴きたいなぁ。

むかしはカブトムシがいたのにね

花粉、30年で最大5倍に NPO調査、温暖化一因か

朝日新聞、こんな見出し。

一応、見出しからして「か」綴じの責任逃れ文なので、こちらも断定は避けておくけれども、

僕が、いにしえは都でもあった山林を知る住職さんからこの耳で聞いた限りでは、
花粉が増えたのは、花粉を出す大量の杉がこの数十年で成熟したのが「一因」だ。
この杉を日本中の山林に植樹したのは、戦後の日本政府という。
復興そして経済成長という名目で植えられまくった杉は、外国産の木材の低価格の前に買い手を失った。
適量を切られる事がなくなった日本中の杉は、ひたすら毎年、花粉をまき散らしている、という。

僕はこの話に、ごく素直に実感を持てている。

だってさ、むかしはカブトムシがいっぱいいたのにね、その山林には。
クヌギやクリの広葉樹林、今は杉に浸食されている。

とするとこれは、数十年先の見通しを誤った政策、そして
政策の本来の意図を(あるいは、建前であっても)
汲み取らずに外国産木材を選び続けた業界の問題であって、
温暖化に原因を誘導するのはどうにも怪しい。

市民が好きな「NPO」に語らせているが、
メディアならこのくらいの事は知っている筈。
それ迄の生態系を壊して花粉症を引き起こしたのならば
とんでもない大失態なのに、CO2や、隣国の大気汚染物質でカモフラージュ?

キャンペーンの燃えかすのようなCO2叩きよりも、排出権取引などよりも、
植えた杉をきちんと使い、必要なら燃料にし、国内産業を整備することの方が
よほど前向きだと思う。

そして、同じ失敗を繰り返さないことじゃないかな。

だれかが現状維持をしようとすると、いろんなものが壊れていく。

パソガレ

カメレオンの尻尾
のような

だけど
野菜のように見える

らしいよ

うそと光のはなし

光はうそっぽく
ゆっくり

まどを なでて
入ってきた

まほうをかけられた
午後の列車は
うっとりと
人をのせる

マスクばかりの
冬だけど
この部屋は
あたたかい

光はまだ
おどってる
南向きから
東へ

誰かの湖が
やってくる

みずとでんき

みずにでんきはかなわない

みずによってでんきがおこる

みずによってでんきはとまる

さいしんえいのせつびであっても
みずでどんぶらこ

さいしんえいのせつびは
じょうききかんからまったくしんぽしていない

でんきをつかうわれわれは
ななじゅっぱーせんとちかくもみずでできている

みずでできたわれわれは
でんきをこのむ

でんきをみずのわれわれが
はっせいさせて
かんがえたりうごいたりする

このみもかなしみも
でんきしんごうかもしれないが
それはみずのなかでうごいている

そしてみずがちをはこんでいる

でんきをつかうと
みずがへる

みずをあたえるために
でんきをつかう

かしつきははつでんきのまったくぎゃく
だけど
かしつきはつでんきはないのはなんでだろう

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