アーカイブ: 2020年2月

moon x moon

改めて。
2020 – twenty twenty 年は新しい試みをすることにしました。

満月と新月に合わせて、何かをリリースしていきます。
現在、オンラインでのシングルリリースを続けていますが、
映像や文章、またはアルバムになるかもしれません。

シンプルなアコースティックから打ち込み、たまにゲストが入ったり、
音楽性もバラバラですので、どうぞお楽しみに。

1.11 full moon

わらい x きみ(jacket by 小林隆太)

1.25 new moon

Waltz for July (re-release)

2.9 full moon

Atto Iu Ma Ni

2.24 new moon

Different Town

3.10 full moon
? with special guest

3.24 new moon

 

月刊

「月刊」ラティーナ が休刊だそうだ。

なんてこった。特につながりもないけど、あの雑誌は僕が昨今、唯一買ってる音楽雑誌。
いつも本当に面白かった。

書店で気軽に手に入るかというとそうでもないので、時間ある時に恵比寿のオフィスを訪れ、
新刊とバックナンバー、ついでに南米の CD を何枚か買って…というここ数年だった。

もっとキャリアができたら? 何か書かせて欲しいなぁと淡い夢をいだいてたのに、
さっさと夢は潰える。

どんな事情かは存じませんが、紙媒体での出版って、やっぱり、大変なんでしょうか?

今からいろんな人がアクション起こせば、続行、なんてことにならないのかな。


僕もだいぶ昔、音楽誌で執筆してたことがあった。
ベース関連の雑誌では、嘗て、かなり書きました。

楽器や CD のレビューから講座から、海外アーティストのインタビューや解説から、
譜面や自作のフレーズや、曲まで制作してた。

いつも締め切りに追われ、また国際電話や滞在先への取材も含めたインタビューにと、その緊張は半端なかったが、なんとかこなしていた。

Marcus Miller とべースを交換してジャムできたり、Richard Bona の話が面白かったり、Michelle Ndegeochello に靴下の色を褒められたり、Phish の Mike Gordon と夢話で盛り上がったり、Jeff Berlin や Brian Bromberg や Alain Caron がとってもいい事をいってくれたり、
Sting には会えなかったけど Police の写真集を撮った Danny と話ができたり
… Mick Karn や Chris Squire にもあいたかったなぁ …

編集部の方も良く変わり、僕も、演奏活動やその他とのバランスが取りにくくなってきて
書かなくなって久しい。

が、書いた(PewerMac G4 のキーボードに打ち込んだ)文字や譜面が
雑誌という形になって読んでもらえる、というのは本当に快感だった。

web や SNS で書くことが、誰にとっても当たり前になった今だけど、
紙媒体での経験をさせてもらった事には本当に感謝している。

できることなら、ミュージシャンと並行してたまに書ければうれしい。

まぁこれも、淡い夢の一つである。


きた仕事をこなす、時間あるときに思いついた音楽を作る、
そのどちらかしかないフリーランスのミュージシャン。

売れっ子ならば前者が圧倒的に大変で、
後者はむしろ、日々の生活が充実しているか、あるいはよほど
浮世離れしていないと、だろう。

どちらも想像できるが、僕はどちらとも違うレイヤーにいる。
ワーカホリックと自由な創作を両立するって、理想でもあるけど
どうやったら実現できるのだろう。

そこで、真逆をやることにする。

ロードマップを作ってしまう。個人でもギリギリ可能なことを、やってみる。
折角、巻き込む人もいないのだから。


僕は人を「使う」という概念がない。

人にお願いすることはあるが、そのへんが、自分が名を成さない理由の一つだとは
薄々気づいている。

演奏に限らず色んな仕事をしてきたけど、何かにしがみついたり、プライドを持つのがどうも苦手だ。
人の反対側や、時に前面に出るのは好きだけど、上には立ちたくない。あまり。
構造の中にいると上意下達に組み込まれてしまう。
社会でも、真面目な人が嘘を言わされてしまったり、そこから枝分かれした人が人を傷つけ倒すのが、見ていて辛いのだ。統合は分断のはじまりなのだ。たぶん。

零でいたい。

それが最終的に、無に帰するのか、どうかはわからない。
無で本望。最終的にだまったあと、どんな姿をしているか。姿がなくなったら。


話が重く - あるいは無重力になったが

そのためには、何か作っていくしかないし、
定期的に何かを出していく、というのは、とてもいい縛りだと思うのだ。

手で触れない音楽配信という形態で何を作れるか。
そうして作っていったものが、追って別の形になるのか、ならないのか。


ロードマップに話を戻す。

流通を通す場合、音楽作品は水曜日リリース、という決まりがある。
オンライン配信には、決まりはない。

僕はゾロ目に妙に 愛着 執着があって
たとえば「1111」をラッキーアイテムだと思っている。
道を歩いたり運転しているとき何かを思いつき
「1111」のナンバープレートが視界に入れば、
それは正しい、と思いこんでいる。

そんなんで、昨年までは配信もゾロ目の日に合わせてきたのだが
今年は 1.11 に「わらい x きみ」を出したあと、ふとある事に気づいた。その日は満月だった。

次に “Waltz for July” を(全然7月じゃないが)再リリース計画したが
ターゲットの 1.25 は新月だった。

ならば。

今年、ある書店で買った卓上カレンダーは、月の満ち欠けが書いてあるのだ。
というか、買うのが遅く、それしか売れ残ってなかったのだ。ならば。

今年一年は、満月と新月に合わせて、何かを配信してみよう。
それが、ほんとの、「月刊」だろ。
カレンダーの月以上に、実際の月と同期する。

新曲、リメイク、試作あるいは発展、
日本語、英語、朗読、インストゥルメンタル、ゆるふわ、シュール、それは決めない。
名義も stillbeat、Ray Kondo、どっちでも。

仕事その他でかなり難しくなる事も、予想できる。
時に人の助けもお願いするかもしれないので、そうなると先方のスケジュールもある。

が、やってみる。
次の配信 は 2.24。明日というか、2時間後です。

よろしくどうぞ。

Ray

My Key

大橋トリオ、今年最初のリハーサル。

昨年は一月にも、モーターショーと一緒のフェスに出たりしたから
少し集まるのは遅いのか。しかし多くの曲を合わせるという意味では早い。

いつもの、久しぶりの、初めての、面々と集まって交わす。
音を。キャラクターを。コンセプトを。


今回のアルバム This is music too には、初めて曲提供をさせてもらいました。

自分のバンドやデュオに書いたり、自分用に作ったりはしてたけど、
アーティストに曲も詞も書くのは実は初めてです。

昨年は Mikko さんに詞を書かせてもらったということもあり(しかも詞先で)
作詞は二作目。

quiet storm について
インタビューで大橋さん(トリオどん)が色々言ってくれていて
それはとても、不思議な気分です。
当たってるとも、まぁそれはちゃうかも、とも
いつ「自称・詩人」しましたっけ、とも。
勿論リップサービスも感じるものの。嬉しいものですね。

なんにせよ、作品はふらっとどこかからやってきて
そして僕という触媒の中でしばらく過ごし
プレパラートに載せられて僕にしばらく面白がられ
整えたりデモテープになって、そこから人の感想とパッションと共に育っていくので…

あとは、CD やレコードや配信やライヴをそれぞれに感じてくれれば
最高なので。
脳内再生、カラオケ、バンドコピー、なんでも。

この歌詞は何気に
僕の新境地でもあり、かなり言いたいことを無意識含めて言ってるので
- とはわからないでしょうね -
みんなで茶化してくれれば本望です。
たぶんそのうち乗っ取られるでしょう。あなたは。

曲の方は極めてストレートアヘッドだと思ってて
メロディもそうだし - 寧ろ、70年代ぐらいの「ありきたり」を投影してたり
だいたいキーが E のファンキーなのって
ベーシストなら基本中の基本。

だけどあまりにみんながやるからずっと避けてて。

…つまり、ベースを持って E の曲を弾くなんて、安易すぎると思ってやらなかったんだけど
巡り巡って、初心に還った、みたいなところか。

音楽に My Key みたいなのがあるとすると、それは D (Major & minor) であり、G であり。
長年、ベースの4弦を Lo-D に下げて、そういう演奏や曲をやってました。

しかし、最近やってる曲の幾つかは E なのです。
わらい x きみ、Different Town、さむたいむ も…

アプローチはそれぞれ違う。

ギターや8弦や、歌や、そんなこんなで、違う世界が見つけられたから
E の曲を作るのに、抵抗がなくなったのかも、しれないです。

Atto Iu Ma Ni

うみと くつがえる ときのいわ。

2020.2.9 online release


note –

敢えて、打ち込みドラム。
ギターもベースも機械にしようと思いましたが、
ここはいつものように生で弾いて、組み合わせました。

ときどき誰もいない海に行くのですが、水際をみてると、ふと。
決して休むことなく、水と砂が擦れ合ってる。
気が遠くなるような時間。一瞬のくりかえし。

海に上下はあるのかな、と思って、縦にしたら
人の顔に見えたり。

名義、ひさびさに Ray Kondo にしてみました。

僕にブランドポリシーは、ありません。

が、好きなカラーはやっぱ、このへんの色なんです。
Voice of Marble から、変わっていない。

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