カテゴリー: muse

謳う廊下の怪人

夏以来、数年ぶり、そして初めての音楽仲間

国籍、嗜好、活動ポリシー不明

ある意味完全なアウェー

ある意味なんでもない日常

そんなシゴト

直前に貰った曲の
ハーモニーパートまで譜面にしてくれたロビン

それってそういうことだよな

その場まで通路で
歌詞とハモりをたしかめるふたり

人通り ひとどおり 人通り

つまりそういうこと

よっぽど 我ら変人に見えるだろうな
だが 彼にとっては なんでもないことなんだな

両方がわかるから 不思議な気分だ

そうやって、今日も過ごしました。

じゅうがつ

9月が過ぎると急に何かが変わった気になっている
毎年 11月までのこの期間には何があるのだろう
これまで冷静に考えたこともなかった

ハロフィンや秋祭りや冬支度や
なにやら もろもろ せわしい
季節が 透明な夜に 向かってる

あたたかい はずの 透明な夜

参加音源がいくつか出たり
冬に一仕事あったり
一服ではあるが
また腕を磨かねばならぬ

これを機に
自分の中の予想外に対峙できるよう
ギターでも上手くなりないな、と
おもうこの頃です。

Again

こんな夜にはBuffalo Springfieldしかない

DylanもFleet FoxiesもAnita O’Dayも素晴らしい

Live AidのHoward JonesもいいしArt Landeもすんごい

だけどBaffaloに落ち着いてしまう

落ち着きたくないから

きたぐにへのみちのり

northmid
気分は999

town
気分は…誰だ、リキか?

drove
この色の建物が見えると無条件に反射

mqm
これまでの人生で唯一ギターを持って人前で唄ったのがこの曲のカバーだったのだが…

basho
金沢近くのSA 空気がきれい
「おくのほそ道」北陸編、っていうわけです

ステージは観た人たちが楽しんでくれることが全てなのですが
素晴らしいメンバー、スタッフ、そして天才アーティストと一緒に過ごせて
幸せとしか言いようがありません。

シングル・マン

連休。

連休ってなんだ?っていう人生だけれども、それでもこの季節は色々思う。

シングル・マンのドキュメンタリーを観る。

「甲州街道はもう秋なのさ」のリンコさん、やっぱすげぇなあ。

多賀さんのお顔も、久しぶりに拝見。

昔、キティの伊豆スタジオに呼び出されてはじめて多賀さんにお会いした時に、
このアルバムのプロデュースについて
「清志郎とは喧嘩ばかりしてた、でもオレにはオレのやりたいことがあったから」と
サバけた口調で言ってはった記憶に比べると、
この番組収録では「なんだかわからないなぁ」みたいに濁してた風で
でも多分表情からすると、スタンスは変わらないんだろうな…

僕はTower Of Powerってあまり浸かってなくて、
でも「ファンからの贈り物」でのあのサウンドは大好きで、
あのビートにあの歌だったからこそあれだけビシビシ来るのだと思うから
やっぱ、たとえキヨシローさんの想定していたものとは違っても、
多賀さん&星勝さんがもたらしたマジックがそこにはあったのだと思う。

でも「甲州街道」で星勝さんのすごいストリングスアレンジや、西さんの冴えまくったドラムフィルが
ことごとくミュートされていったトラックダウンを聴くと、
やっぱそれはなるべくしてなったことだったんだよな、と。

そこに「無い」からこそ、聴き手側で想像できる世界、そんな領域。

つづく。

72億 x 10の夢

GW明けの5/11より、Eテレの早起き番組「シャキーン」の中で
「72億人分のあの人」という曲が放映されます。

2verあって日替わりオンエア、そのうち片方、岩見十夢 バージョンでダブルベース弾いてます。
とても面白いので、早起きさんは観てみてください。

もう片方の 中村佳穂 バージョンも、どえらい音楽になってて、超おすすめ。

この曲はお二人の共作なのですね。
レコーディング記事は これ でした。洵平どん、村井さんはじめ、皆さんに感謝。

スタジオについた頃には佳穂ちゃん ver. はもう完成していて、
十夢くん ver. のリズム録りはせ〜のの2テイク目ぐらいでオッケーだったか

その後唄録りがあって、十夢くんがトランペットを重ねていくと
曲がふわーっと広がって素敵でした。

大好きな Sly & The Family Stone の Runnin’ Away を思い出したな … 曲調は全く異なるけど

—–以下公式いんふぉ—–

「72億人分のあの人」
作詞:岩見十夢 作曲:中村佳穂

「うた:中村佳穂」Ver.
Vo/piano:中村佳穂
Dr/Perc:神谷洵平

「うた:岩見十夢」Ver.
Vo/AG/Tp:岩見十夢
WB:Ray (stillbeat)
Dr/Perc:神谷洵平

Rec& Mix Engineer:原 真人

PV演出:本田浩(Directions)
振付:ホナガヨウコ
写真:石田亮介
髙田美奈子
宮谷悠介
タイトルデザイン:内田ゆか
衣装:植松創地
撮影:岩川浩也
照明:山崎友久
出演:山本凪音
伊草心南ほか

5月11日(月)からEテレ「シャキーン!
あさ7時~にてオンエア開始。

とのこと。

* アクセスがとても多いので、加筆しました。

うつしmonth?

20140426152640

中村佳穂 / 口うつしロマンス

最初、「うつしマンス」って何? と思ったよ。

ボーナスの「カンタービレ」という曲がずっと頭に残ってた。
昨夜はアルバム4回リピート。めちゃくちゃいいです。

— 参加音源とかではないのですが —

流鏑馬

avaco318

avaco3182c

才人たちに囲まるるの図。詳細後日。

札幌、京都…日本は広いのです。

ふゆのはじまりととしのおわり

あかいつきのよる。
Red Red Red / 赤い靴ワンマンは、Special-Tと、次元になりたくて秋から着てるVarde77の上下で。

二人の編成がユニークだけあって、ステージの並びも初体験。
ドラムの背後からベースを弾くというのは、やってる事が全部見えるから、実はとても合わせやすかったりして。
(見えてなくても合わせやすいですよ)

いいフィールとハーモニーと空気を大切にした、とびきりのグループに参加できてうれしい。

コロナの代わりに呑んだBlue Moonが懐かしく美味しくて、しばらく買い求め続けました。

akaitsuki derder77

David Matthews Tokyo Trioで、とあるクリスマスショートコンサート。

一般公演ではないけれど、観ている方々と、吹き抜けの会場の響きに力をもらいました。
生きる力とそれを結ぶ音の力というか。
聴き取りにくいモニターでもばっちり聴いてくれる波多江さんのドラム、
ハートの大きさがそのまま出て来るデイヴのピアノ。
あやとりのように、三人の一体感も増してきました。

来年、ぜひ色々なところでやりたいですね。Trioも、All Starsも。

帰路、送ってくださった藤井さんの言葉。
『日本人は、外国人が街に来たときに大抵「あなたはここへ何をしに来たの?」と聞く。外国では「あなたはここで、これから何をやりたいの?」と聞かれる。この差は小さいようで、大きい』

このごろ、気に入って読んでいたのが「倍音」という、中村明一さんの本。

左脳=管理、右脳=感性、みたいな分類って、日本人には真逆 — えっ?
しょっぱなから既成概念をひっくり返し、中盤で一般ネタで引き込み、後半で魔界にどっぷり。
本としてもいい構成だと思う。さすが内田樹さん推薦、というか文の流れも似てるなぁ。

内容的には、「日本文化は素晴らしい」という勇気づけになれど、ぼく側としてはそのまま受け入れられない部分もあるので、咀嚼が要る。
はたして骨盤は、立てるのがよいのか、寝かすのがよいのか…「密息」はアレクサンダー・テクニークとは正反対にも思えるし。
はたして西洋人の音楽や楽器は日本の古典に比べて「高次の整数倍音」や「非整数倍音」が希薄なのか…ゴスペルクワイアでものすごい声と音の渦を感じ、ソプラノ歌手がホールやスタジオをいとも簡単に震わせてしまう場に居合わせた自分には、そうは思えなかったり。
ただ外来語と同じで、鎖国の反動としての急速な西洋音楽の吸収、戦後の一層の欧米化が、日本の音楽、言語、文化に大きなバイアスをかけたのは事実だろうし、
日本人が本来の力を発揮出来ていないような部分も感じるし。

渡米前後に感じた「向こうで上手い人って、日本でバンドやってる人より音量小さいのに、すごく大きく聴こえるな」というのは、たぶん我々の多くが「倍音」の使い方を「忘れてるから」、だと思ってたり。

「間」と「数える」こと、自分が発する音と会場の響き、共演者との倍音も含めたアンサンブル、というのは、これからすぐにでも、また永く追求し続けられる大きな大きな課題だな、と思い、嬉しくなっているところです。

夏に続いて横浜〜関西のミニツアー、安室裕之グループ(っていう名でよいのか?)。
新谷くんのドラム、前回にも増してタイト。引っ張ってくれるしすごい!  互いに2度目だとバッチリ合ってくるね。
ヒロのギターは謙遜と裏腹に炸裂。喋りの饒舌もますます磨きがかかっている…
利香ちゃんは要所要所で、盛り上げてくれたし。
森本さんのドラム、超自然体で…僕の知らない事、忘れてる時間、教えてくれる。まだまだ自分は押して伸ばすべきツボがあるなと。

前回よりファンキー&エレクトリックな要素を増やしたのも、楽しかったなぁ。
地球上でまだ4〜5回の “astronotes” が意外なほど毎回うけてます。

bluesettejam94

tetsu
夜通し運転でたどり着いた、哲学の道。

たぶん、もちょっと追記します。写真も。

at www

才ある人たち。
声でギターをチューニングする人
それに合わせてタブラを整える人
そこにすっとギターで入ってくる人
鬼ヶ島はいいところみたいですね。

才ある人たち。
華で語りかける人
鍵盤で飛び跳ねる人
指板と電気箱で握手する人
晴れる夜ですね。

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