カテゴリー: muse

1と8, 5と13

Spotify.

正直、ぜんぜん使ってないというか、未だに使い方がわからないのですが、

そんな僕ですら、アルゴリズムで Ray Kondo Radio なるものができてたりするので

自分でも、ほぼ15ヶ月ぶりに、ログインしてプレイリストを作ってみました。

好きな曲たち、です。他にも数えきれないほどありますが、今の、今日の、いつもの気分です。

そう。たしか sugar me さんに初めてお会いして、セルジュの曲を録音したのもこの季節、この日でした。

そのセルジュ・ゲンズブールやジョニ・ミッチェルを初めて教えてくれた、学生時代に少し家族みたいに思っていた、横浜出身の佐々木くんは、もういないのです。

長尾真奈さんと出会ったきっかけである、ドラムのけいいちも、もういない。

金延幸子さんを教えてくれた、イシイモモコさんは、元気にしてるのかな、

そして、先ほど記したあの人と同じ名の、あの人の街と同じ名の、音羽信さんのライヴは、
結局東都に足を運ぶことはできなかったけど、どんな空気が満ちていたのでしょうか。

本日は久しぶりに、少し。自分を動かしてみる。町家とパリ。燻された屋根と彼のコラージュ。

さるかいどう

11月。一年はこの月を中心に回っています。

だがいつも、所用に振り回されるのもこの月で
年によっては倒れかけたりもする。

一番クリエイティブなんだけど
いちばん、脳と心に負荷かかる時でもある。

なんとかしたいなぁ…


本日。以前長く演奏を務めていた大橋トリオの15th aniv 公演。
東京国際フォーラム。

前回は10周年、リアルタイム放映だったからプレッシャーはすごかった(最初はね)。
左右からバンドで舞台ごとスライドして入っていく時は快感でした。
ドリフの全員集合になれた気分。
今回はどんなことになるのでしょうか。

ご厚意で招待いただいたのですが、江戸は遠く、残念です。

舞台の上でも、袖でも向かいでも、そして客席でも、よいコンサートを。
遠くから願っています。

彼は、そして彼の周りにいる人々はまれなる「音楽家」です。
今後も 生の音楽を 続けてほしい。


11.1 に戻る。この日は何かしようと、色々な人が思うのか
曇り空の下 連絡が行き交う。

不思議な気分で 壁の棚にある「だめだこりゃ」を何年越しかにめくる。

そっか、いかりやさんの誕生日、だったんだね。おどろき。

わすれがたみの11月

敬愛する詩人・ヴィジョンアーキテクト・音楽家の
音羽信さんからご連絡。

なんと、晴れ豆でライヴらしい!

確か前回は ’08年1月20日
横浜・日ノ出町のグッピーだったと思うので (こういうときにブログは役に立つ)
15年近くになりますか… *

「日本のアシッド・フォークの名盤」とされる『わすれがたみ』の再々発記念、ということらしい。

アシッド・フォークというのはマーケティング用語的なくくりでもあるけど、
僕も実際そういう音楽が好きだし、これは大好きなレコードだ。
前回ベースを弾き、今回はギター担当の西欧くんから教えてもらえたのがきっかけだった。

言葉、世界観、空間性、いきかた。

音羽信さんとしても、もうひとつの活動名義、谷口江里也さんとしても
僕はこの方に大きく影響を受けていて、折に触れてヒントをもらう。

当日、うかがえるかはまだわからないものの
関東にいる方は、ぜひ、ですよ。

11.15 晴れたら空に豆まいて

* その後に『OTOWA SHIN 2』リリースライヴもされているので、12年ぶりとのこと。その時は逃したんです… 伊藤大地くんとその話をしてみたかったな。

BOKUNO FUNE

矢野誠さん新作より

先行発売シングル

ぼくのふね

5弦フレットレスベースで参加してます。

すばらしい曲です。

いかさまだん

今週はたくさん Apple Music を再生してもらったようで
ありがとうございます。

さて、昨日の夕方からは Bandcamp Friday
今日の16時まで開催されています。

アルバム Lapis Lazuli とその中の曲達
その他数々の DIY songs

無料で全曲試聴できます。
もし気に入ったら、お好きな値段でご購入ください。

bandcamp では全曲、ページから歌詞表示もできます。

ラピスラズリに収めた曲は、昨年の今頃に書いた
いかさま団ラピスラズリ
という三篇の詩を基にしています。

いろいろな捉え方ができると思いますが

今、タイムリーかもしれないのは

ラピスラズリ3 でしょうね。


* 追記
このアルバムは近日ストリーミングリリースを予定、それに伴ってバージョンアップします。
すでにご購入された方には、新旧版共に提供いたします。

コインランドリーの

トーキンブラザー feat. flexlife

何千回再生された、とお知らせが届く。

flexlife の二人が参加してくれていて
自分の中でも、すごくいい曲。

数字の多寡はさておいて
メディアでもSNSでも発信のない自分の音楽を
不特定の人に聴いてもらえるのは感謝の至りです。

そしてりえちゃん、けんさん
素晴らい歌とギターを、ありがとう。

ところが現実は水をさすもので
このアルバム、配信期限が近づいており
このペースだと一旦配信は終了し、
ディストリビューターや形態の変更など、仕切り直しが濃厚。

数千回では運命旋回せず。数万回が揃えば満開かもね。

CD盤の方はまだあるようなので、ぜひこちらからどうぞ。
枚方蔦谷書店

セカンド詩集 “flat five” 掲載詩五編に基づく音楽と
ファースト詩集 “river silver” 掲載の「トーキンブラザー」のコラボバージョンを収録した

FLAT FIVE & talkin’ brother

という、2019年のミニアルバムです。

Big Brother & The Holding Company にかけてるわけではないが
ちょっと斜めなお喋り兄弟、という感じ、かな。

EQUINOX

夜と昼がひとしい 嵐で気付かないけども

ふとしたことから
コンゴ動乱と現代に至る状況の酷さを知る

以前もこれに類する報道や動画を何度か観てはいた気がするが

今年観ると、迫ってくるものが違う。

—————

人間、悲しいかな、遠いと思うことは実感できない。

だが、実際に格差がここまで広がり、独裁まがいの体制と軍備が急速に進み、
そしてこれから指数関数的にひどくなるのが目に見えている今

アフリカで起こってきたことは
対岸の火事どころか
…合わせ鏡じゃ、ござんせんか。

防衛や経済などの名目によって生まれたすべての武器はやがて何処かに流れ着き、
人を際限なく殺していく。どうしてそれを止められない?

日本も各国も、これまで自分たちが国内外で犯してきた
虐殺などについては決して認めない。
認めたら最後だ、という教えがあるのか、
自分の後ろ姿が見えないが如く、そこからは学べない。

だが、コンゴ「民主共和国」、ウガンダ、スーダン
これらの地域で起こっていることからも
おそらくウクライナとロシアで起こっていることからも
人間の悲しい性はわかってしまう。

人は、そうとあれば、暴走するのだ。

それを利用してきたのが古来無数の戦争だったろう。

一対一ではない、大量の「部下」に武器を持たせて殺させる。
それは決して権力者や兵士同士にとどまらない。
女性や子供、老人が標的にされる。

資源のため。権益のため。
発展のため。着飾るため。

こんな中で、実際に生き抜き、表現してきた人もいる。
背景がわからぬままの僕や仲間を、何処か凄い音の世界へ連れてくれた、マリーさんもその一人。

だが。
その無敵な表現も、今後は受ける側次第で意味が違ってくる、そんな気がしてしまう。
素直になれなくなった。つくづく自分は。

ドリーマーが一人増えるだけじゃないのか。その夢は正しいのか。
誰かのビューティフルドリームは逆から見れば悪夢なのか。

わからない。

いろいろな人が、それでも問いかけてきたけどね。

one way tick

デイ・とりっぱー

…なしはいかんよ

アイデアやテイクはどんどん重ねるくせに

いつまでたってもまとまらないな

アンダー14のむずかしさ

90〜ゼロ年代ごろには世の中のどんな音楽もやたら元気があって
アコースティック系とかジャズ系とかいってもなんか元気にあふれてて
まぁ正直に言って僕にはうるさくて
このまんま音楽の音圧が上がり続けちゃたまんね〜と思ってましたが

今ではラウドネスメータリングの完全普及により、聴感上の音量に世界的な約束事が出来
音圧戦争終了、音楽の世界は平和になりました。

めでたしめでたし。

となっていればよいのだけど、さてそんな世界に自分も入っていこうとすると
結構、難しいんですね。

いっときみたいに波形真っ黒の音楽を作る必要がないから(自分で作った覚えないけど)、
自然にダイナミクスを維持すればいい、
というわけにはいかんのです。-14 LUFS とか -16 LUFS とか、フォーマットがあるんです。

で、自分は DIY で配信始めてからも、実はこのへんをスルーしていて、
そんな状態でも配信自体は問題なくできてしまったからでもあるんですが

1年以上ストリーミングをやっていなかったので、今回からなんとかしようと始めたら
結構、それ以上の数値で音を作ってしまってて、そこから下げるのって難しいんですね。

リミッターやコンプの具合で音質そのものが変わってしまって、
ミックスから、はてはトラッキングからやり直し。
ついでに楽器やアレンジも変えたりして。

完全にはまってる状態ですが、そうやってるうちにも一曲づつ、いい形が見えてきたり。

思いのほか時間がかかってますが、8月中目指して、日々作業しています。

興味ある方、しばらくお待ちくださいませ。


この日記は、書いたものの掲載するのも…とシアンしているうちに
月末近くになってしまいました。

未だに解決せずの状況ですが、変遷のひとつとして、公開します。

8.28夜半

fakemoon

宵の口、湖畔まで散歩。
ワイヤードの air pod… 要は標準の iPhone イヤフォンで聴くベースがいい感じ。

頭上には今も数羽、燕がいる。あと、もっと小さい、少し頼りなげな鳥も。

帰り際、月に被さる月の雲をみる。

こんな感じか。右がほんもの、左がくも。

説明せずにわかった人はすごい。


帰宅しいつものヘッドフォンで聴くと、さっきの曲はベースがでかすぎて滅茶苦茶だった。

でたらめを びだんにしたてる つきのちから

ミックスし直すのも疲れたので、全部弾き直してから寝た。
久しぶりに弾く4001、やっぱこの時が一番楽しいや。

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