カテゴリー: fushigi

謳う廊下の怪人

夏以来、数年ぶり、そして初めての音楽仲間

国籍、嗜好、活動ポリシー不明

ある意味完全なアウェー

ある意味なんでもない日常

そんなシゴト

直前に貰った曲の
ハーモニーパートまで譜面にしてくれたロビン

それってそういうことだよな

その場まで通路で
歌詞とハモりをたしかめるふたり

人通り ひとどおり 人通り

つまりそういうこと

よっぽど 我ら変人に見えるだろうな
だが 彼にとっては なんでもないことなんだな

両方がわかるから 不思議な気分だ

そうやって、今日も過ごしました。

スリップ&スライド、アウェイ

リハーサルの合間

さるエンジニアさんが

「遠征先のホテルでラーメンを食べようとしたその瞬間、箸がないことに気づいた」

その試練の顛末を知らせてくれた。

これはわかる。すごくよくわかる。

僕はその昔、学校の水道と照りつける初秋の日光とで焼きそばUFOを温めて食ったことがあるが

サバイバルはいつだって人間の基本だ。

彼は「コメント用のペンと引き出しの鉛筆を巧みに使って、ラーメンを食した」そうである。

インクや黒鉛がラウメンに染み出さなかったことを願うしかない。

また、ある言葉の巨匠さんは、「私は、歯ブラシを使って食べたよ」との驚くべき証言をくれた。

歯ブラシか…歯ブラシが二本、備わっていたのか…?

いや、もしおいらがその境遇なら、間違いなくその歯ブラシを使っただろう。

そして、「モノを食べながら、同時に歯を磨く」…という超現実を叶える時間の剃刀に、

slip, slidin’ awayという、ポール・サイモンばりの詩情をうかべたに、ちがいない。

まず、間違いない。おわり。

自由について

何度か書いていることではあるが

「自由」
この言葉は魔法だ
それ故にとてもおそろしい

世の中には多くの人がいて
多くの境遇がある

それぞれに「自由」の意味は異なる

たとえば
強者は強者であり続けるため、自由に力を行使できる事を望む
弱者は束縛から逃れるため、自由を求める

それらを実現するため、やる事は全く逆なのだが
同じ「自由」をピボットにすると、みんな逆を向いていることにすら気づかない
おそらく、それぞれの自由は逆回転をするプロペラのように並んでバランスをとっている
羽根が触れないかぎり

普段 これらは交わっていないようだが
もちろん いつまでも交わらないわけではない

片方の自由を守るためには、片方の「規制」が必要になる
さもないと片方の自由は蹂躙される
ところがそこには何ともいえない、心地悪さがある
「規制」だと…?
目を背けたくなる、打ち壊したくなる
それは、自由の敵だろ!?
「規制緩和」という言葉は、こうやって承認されていく

「上」にいるものの自由と、そうでないものの自由は、意味が違う
よって、権力者が「自由」を看板にするとき、
ステートメントを出すとき、
一度、真逆の回転で翻訳しないといけない

『従来の枠内では報道の自由など基本的な制約が多いため』新しい国営放送の創設を検討

実際に半年以上前に流れたニュース
ここには、すべてが表れている

だが、これでも難解ならば、こう推論するしかない
タイプするのもおぞましいが、こう考えている人々がいませんか?

『我々には、戦争をする自由がある』

自由という言葉は、魔法であり、偉大であり、それ故にとても恐ろしい。

たぶん「自由」に変わることばが必要なんじゃないか、
そんな気がしてる。

或は、自由をちゃんと動かすための
言葉が要るのかな
「規制」以外の。

失われた記憶の流入?

夏が終わる前に、これを観に行きたいと思っている。

Lost Memory Theatre

白井晃さんのコンセプトも興味深いし、
メンバーも凄いし、
KAATの立体的な音響空間を客観的に体験したい。

行けるだろうか…

Sunday Night to Tuesday Morning

アナ雪の “Let It Go” と Journey の “Don’t Stop Believin'”
Velvets の “Sunday Morning” と Bangles の “Manic Monday” が空耳の月曜日

火曜にかけての夜中目覚めたら
Lorde の言った “The world is mental” という言葉の意味が
ふと腑におちた。

タイトル = Char の 2nd アルバム2曲目のもじり。
Fender bass by George Mastich、いつ聴いてもちょーかっこええ。

Nautilus

こおろぎ。チェーホフ。
ヒルマンさんのおいしい水とジャガイモとチキン。

バス停近くで旋回する二機の戦闘機。

海底二万マイルのネモ船長。
「キャプテン・ニモ」に空耳
ファインディング・ニモってまさかこれとひっかけてる?
un-biased(偏見のない)という言葉が耳を削ってく。
金儲けのための戦争。
火薬を掘削し運ばされる囚人たち。

バイオリンと雪車滑り。
風と言葉あそび。

風音に隠すことができぬなら
口パクしてもよかったな、と今でも思うタクシー。

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