moonlight

満月ですね

月見、というわけでもないですが
今宵はときどき、そらを見上げます。

最近は月をみないとか書いていたけど
曇りの夜が多かったからなのだろうなと
思って外に出たら

あれ、一体どこへいったのやら。

まぁいいや

Moonlight という昔の絵画のようなレコードと
Moonlight sonata のピアノを聴きながら
朝の音楽を思う

長い麺を待つ

青竹のように芯がある…

竹って芯あったっけ。
芯がなくて、空洞と節じゃなかったか。

でも、いいや。

脊椎動物に対する、節足動物。

違った見方があるのはいいことだ。

というわけで、

日暮し聴いて、寝る支度する、秋の夜半。

+1次元

九月ですね

三日月がすぎ今日は半月が訪れる

やがては満月 また半月 そして二十五日に新しくなる

アプリで J-Wave を聴く

ベルトリッチの映画、最後の老人の、腹話術のような台詞の話。

Paul Bowles の原作はこの秋に読みたいな。

この映画の7年前 Sting が書いた一節がずっと頭にひっかかっていて

… Tea in the Sahara という曲だけど

この曲は捉えどころのなさのおかげか、かれこれ40年近く頭のどこかで再生されている。

まあ、かの人はこのあたりの詩作の背景を、「言葉遊び」と片付けそうな気もするけれど
(そしてそれを否定もできないが)

意味がわからないながらも、それは形を変えて自らの近年の謎ボックスにもなっている。

謎ボックスとは…なんというか、巾着袋みたいなものだ。取り出したり、忘れたり。

残念ながら、僕の頭上には Sheltering Sky より、ずっと低い屋根が常にあって、

「そら」はその向こう側なのだ。遥かに。

だからこそ一昨年は、異様に月に執着していたのでもあるが

今年はどうやら、月を見ることすら難しい。

正直、時間が惜しいのだ。

いや、時間との付き合い方が、もうわからなくなってきているのかな。


昨日。駐車場に向かうとき。

青空の下を歩きながら、ここは4次元?と思う。

3D+時間が4Dなら、僕らの生活って常に四次元じゃん?

三次元なんて、ほんとにあるの?

たとえば奥行きがなくったって、時間は常に存在するのだから

2D+時間だって、

モノラルの音声だったら1D+時間だって、いつも存在してるやん?

とふと思ったのだ。

秋の虫が、また鳴いている。彼らはどうみているのだろう。この世界を。

I のつぎは II だろう

先人たちの鋭い弦、柔らかい声やシャウトにおののく。
フライパンがあと三度乾くころには秋。

嘘つきは政治家のはじまり、というぐらい。
うそも、取り繕いも、できない約束も、したくないものだ。

だが当人、八月中の配信は未遂におわる。無念…

布谷文夫さんや大瀧さんがどうして「悲しき夏バテ」なるレコードを作ったのか、そしてそれがどうして11月にリリースされたのか、今もって謎だが、制作中はやっぱ…夏だったわけですよね?

ということで、九月がきます。いい あきを。

ドレッシングとラビットホール

八月も後半に。

例年の如く、悲しき夏バテ(このアルバム知ってますか?)、だが3年目のコロナの中、頭は冴えている方である。

いや、たぶん気のせいだろう。

ドレッシングをじっと見つめても、これがドレッシングであり冷やす必要があると気づかない、

そんな、ラビットホールに落ちた箒星。


相変わらず古いレコードを聴いています。が、聴きたい音楽、好きな音楽(曲)に限って、配信されてないことが多いです。

いろいろな理由は考えられるけど

知られていない
配信するメリットがない
許可されない
なお知られない
興味持つ人も聴けない

そんなスパイラルで地に潜っていく音楽。

著作権などクリアするには結構な手続きが要るだろうし(例えば1970年代にレコードを作る時点で、それが50年後に「ネット配信」というわけのわからん形態で届けられると誰が思うだろう)
その手間をクリアするだけの見返りがあるかというと
おそらく、あまりないのだろうし

というより、ほとんどないだろうし

でも、こうして 知られていない音楽はますます知られなくなる。
そしてそういう中に、素晴らしい音楽がたくさんあるから(僕にとっては)
どうしたらよいのか、よくわからなくなる。

僕がたとえばレコード会社の人間だったら、結構毎日悩んでいるだろう。

アンダー14のむずかしさ

90〜ゼロ年代ごろには世の中のどんな音楽もやたら元気があって
アコースティック系とかジャズ系とかいってもなんか元気にあふれてて
まぁ正直に言って僕にはうるさくて
このまんま音楽の音圧が上がり続けちゃたまんね〜と思ってましたが

今ではラウドネスメータリングの完全普及により、聴感上の音量に世界的な約束事が出来
音圧戦争終了、音楽の世界は平和になりました。

めでたしめでたし。

となっていればよいのだけど、さてそんな世界に自分も入っていこうとすると
結構、難しいんですね。

いっときみたいに波形真っ黒の音楽を作る必要がないから(自分で作った覚えないけど)、
自然にダイナミクスを維持すればいい、
というわけにはいかんのです。-14 LUFS とか -16 LUFS とか、フォーマットがあるんです。

で、自分は DIY で配信始めてからも、実はこのへんをスルーしていて、
そんな状態でも配信自体は問題なくできてしまったからでもあるんですが

1年以上ストリーミングをやっていなかったので、今回からなんとかしようと始めたら
結構、それ以上の数値で音を作ってしまってて、そこから下げるのって難しいんですね。

リミッターやコンプの具合で音質そのものが変わってしまって、
ミックスから、はてはトラッキングからやり直し。
ついでに楽器やアレンジも変えたりして。

完全にはまってる状態ですが、そうやってるうちにも一曲づつ、いい形が見えてきたり。

思いのほか時間がかかってますが、8月中目指して、日々作業しています。

興味ある方、しばらくお待ちくださいませ。


この日記は、書いたものの掲載するのも…とシアンしているうちに
月末近くになってしまいました。

未だに解決せずの状況ですが、変遷のひとつとして、公開します。

8.28夜半

くぐりぬけるうみのそこ

送り火、迎え火。

雨のせいか脂の質のせいか松に火が点かず、
いつになく苦労したが無事。


明日が送り火の京都には、いつ行くことができるだろう。
大文字をシャワーから毎日眺めていた頃はもう何十年も彼方。近いは遠い。

戦いの忍び寄る2022年。

もう一度書くが、武力では平和は来ない。
踏み外せば人間はいくらでも残酷になれる。

この世を終わりにしたくなければ戦いなど望まないことだ。


再びリンク、2年前と、そこから7年前の日記。


日記題は寺田柾さんからの借用です。

fakemoon

宵の口、湖畔まで散歩。
ワイヤードの air pod… 要は標準の iPhone イヤフォンで聴くベースがいい感じ。

頭上には今も数羽、燕がいる。あと、もっと小さい、少し頼りなげな鳥も。

帰り際、月に被さる月の雲をみる。

こんな感じか。右がほんもの、左がくも。

説明せずにわかった人はすごい。


帰宅しいつものヘッドフォンで聴くと、さっきの曲はベースがでかすぎて滅茶苦茶だった。

でたらめを びだんにしたてる つきのちから

ミックスし直すのも疲れたので、全部弾き直してから寝た。
久しぶりに弾く4001、やっぱこの時が一番楽しいや。

大挙

8月6日。夕方になってしまったので、新しい曲についてはまた明日の朝にでも。

家に蟻が大挙するこの頃。何が目的だろう?

たいがいの虫は、蛾でも蜘蛛でも、芋虫でもカタツムリでも
捕まえては外へ逃すのだが、彼らを生かして捕まえることはできない…

 

sunday silent radio

7月最後は日曜日。今日も暑かったですね。

静かなうちの周りでも何度も救急車と取締まりのサイレンが鳴ってて
どこがサイレントやねん
いつまで経ってもダジャレから抜けられません。

さて来月は、1曲と8曲を、公開&再公開できそうです。

毎年8月はかげろうのごとしですが
今年はがんばるぞと。

よき夏を皆様も。

– 9時間遅れの Sunday Radio でした –

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