明け方
木が並んでいる
傾いたり
糸を張られたり
光を浴びたり
何をするのかわからないで
じっとしてるみたいだけど
次に出す音は
やがてやってくる
そんな楽器達を使って
音楽をする、僕のノートです。
* website “stillbeat.com” の前身 blog “stilldrum” 最初の投稿。
明け方
木が並んでいる
傾いたり
糸を張られたり
光を浴びたり
何をするのかわからないで
じっとしてるみたいだけど
次に出す音は
やがてやってくる
そんな楽器達を使って
音楽をする、僕のノートです。
* website “stillbeat.com” の前身 blog “stilldrum” 最初の投稿。
京都のpararax recordsにて、CD3枚を散々視聴した挙げ句買ったものだが、
非常に気に入っている。
In The Evenings Out There / Paul Bley, Gary Peacock, Tony Oxley, John Surman
1993, ECM
その時聴いた他のCDは、各々7分くらい聴いたものだ。
いいかもな、と自分を納得させようとしても、決断出来ない。
これは20秒で凄いとわかった。
やっぱこんなもんかと思う。
朝方、パトカーとすれ違う。
民営化、
次に来るのは警察だろう。
自衛隊、最後には政府も民営化する。
既に企業みたいな気もせんでもないが、である。
そのかわりに「個人」が国営化する。
冷めたコーヒー。
鉛筆の味がするのは、
何故だ?
cow booksだったか、で買った
「星の歳事記」石田五郎著が面白い。
つる・ほうおう
南極老人星
新案・星座日傘
見出しだけでも不思議、読めばもっと宇宙。
そして素晴らしい装丁。
1958年の本でした。
アルミナムっていう発音をする。アメリカに居た時、しばらくは何の事か判らなかった。
アルミは不思議だ。安っぽいのに品がある。
そのひとつの象徴は一円玉だろう。
-ふと、思う。この硬貨の「1」の背後にある円はなんだろうか?
もうひとつの象徴は無印なんかで売ってる名詞入れ。
これ、結構いい。
ヘアラインを施されたアルミって素敵だ。
Ludwigにアクロライトっていうスネアがある。これもアルミ。
実は昔買った事がある。
何処の店からか覚えていないが、$60だか$70だか恐ろしく安く買ったのだ。
ちゃんとしたドラマーが叩くと結構いい。
そして彼女は貰われていった。-勿論、ちゃんとしたドラマーに。
ところで銀紙はアルミだろうか?
昔、絵本を読んだ。寺村輝夫の本だ。
宇宙人がスパイを石ころ型にして地球に送り込んだが、何者かに交信を妨げられた。
その原因は地球にある「ギンガミ」というブッシツ。
気紛れな王さまが、ガムを噛んだ後のギンガミで石ころをくるんだのだ。
地球征服は失敗した。
ジャンクションループに伴い、近郊は次々に破壊されている。
知ってた店もマンションも飲み屋も、残っている方が何か忘れてるんじゃないかと思うくらいに。
俺の住んでるとこは建っててよかったんか?
今日は曇。飾りのない空の下に、別のクレーンがある。
早起きの目には、活動してるかじっとしてるか、わからないんだ。
悲しかった筈の夜はいつのまにか、感じ取るだけの朝になる。
静かなビートと、ピアノの音が、やさしい。
〜Miles の Flamenco Sketches を聴きながら
古い楽器って、いいですね。
勘違いみたいなデザインが多くて。
おっと、かんちがいしないでくださいよ。
俺達はみんな、かんちがう。
のめり込んだら、かんちがう。
後から見れば、かんちがう。
悪いって言ってるんじゃ、ないんです。
おっと失礼って、
それだけ。
マエストロのフェイザーって、写真見たけどすごいデザインしてる。
存在自体が、ピエロみたい。
なんですか、ありゃ。
僕が昔気に入ってたのは、博物館で見た四角いヴァイオリン。
見てておもろいけど、持ったらアゴが痛そうだぜ。
なんしてんの?
読書してんの?
いや、料理だよ。
豚肉を。
じゃ、豚肉を読書してんだね。
西アフリカにはやはり文字がないらしい。
ヤノマコトバンドで一緒になるジャンベの大久保さんがそう言ってた。
じゃあ、彼等は、自然を読書するね。
木とか、サバンナとか、ガゼルとか。そんなんいないのかな。
男しか叩けないジャンベ、それはやはり男性的なビートだ、と矢野さん。
でも、アフロダンスって、女の人が踊る姿が、凄く焼き付いてるんです。
Zap Mamaもそうだしね。強い女性の姿。
僕がとても好きな画家に、John Biggersという人がいます。
かつて、BostonのMuseum of Fine Artsで衝撃を受けた画の数々。
天空のどこかにある洞窟で歩き続ける女性達。降り注ぐ赤と青の光、乾いた黒い生命の力。
空も人もどこか規則正しい模様を描き、でもどこにも属さないんです。
Weather Reportだと、みんなはJacoとEarskinの頃が好きみたいだけど、
僕はその前のVitousや、Alfonsoの頃のムードが好きです。
Mysterious Travellerなんて、最高ですね。
得体がしれなくて、アフロで。
redにも書いた、Joniの”Jungle Line”とも通じます。
ああいうシンセサイザーも、触りたいですね。
ソフトシンセ全盛みたいだけど、僕はその辺りの機材を追っかけて無くて、
たまに本物で遊べればおもしろいな、と思ってます。
なんか、シンセサイザーって、歯医者さんと似てますね。
やばい。行かねば。1年前の治療の経過を、ほったらかしにしている。
夜空には星がある。
あれっ、曇ってた筈なのにひとつ、
と思ってみていると、
そこにはふたつあり、みっつあり、無数にある。
星の光に気付かないでいる事、簡単だ。
曇ってると思い続ければいい。
でも、目が醒めれば、わかる。
朝、そこには星は無い。
夜、そこには星がある。
輝くもの、輝き続けろ。
きっと。