過去かもしれないけどそうでもない話。
ふと、web mag での記事を見た。
昔、携わった特集の再考記事だった。Bass Magazine 2004年8月号。
“BM名盤ナビゲーター vol.1” の “01” すなわち1枚目のレビューを書かせてもらってました。
My Aim is True / Elvis Costello
この選盤は自分だったか提示されたかは最早覚えておらず、でも自分が OK したのは思い入れ深い曲が最後に入っていたから。(The Pop Group はじめ、他の盤も大概思い入れ深い)
“Watching the Detective” はここで推してるようにベース、ひたすらかっこいい。
写真掲載はひとまず控えておきますが、読める方はぜひ読んでください。
でも…
実は個人的には、ベースも曲全体もさることながら
この曲、ドラムが死ぬほど好きで。
イントロから最後まで、最高っしょ。
当時は好きな曲ばかりカバーするバンド “The Helicopters” っていうのを友人とやってて
そこではパートとっかえひっかえしてたんだけど
この曲は当然のごとくドラム叩いてた。
西部講堂で一回、京大生じゃなくても参加できるロックフェスみたいなのがあって
これを叩いたのと、Television のカバーをギターボーカルしたのは、ずっと若い頃の思い出ではあります
…ってどんな青春やねん。あの頃かぶってたデニムのキャスケット、どこになくしたんやろ。
UK パンクやニューウェイヴ(ここではニューロマンティックまで一緒になってる)
のくくりはこれでいいんか?
とか突っ込む向きもあろうけど
そして NY パンクと UK パンクって、全然違うようだけど結局は一緒に吸収するよな、と思ったり
プログレと The Band の両方が好きな自分としては、ガース・ハドソンとトニー・ケイのオルガンにも通じるもの感じてしまったりで … 結局はクラシックなんで … 閑話休題
ともあれ、この記事が作られた時点で、既にリアルなニューウェイヴから20年以上も経過してるんですよね。
それからさらに21年後、2025年に、また取り上げてもらえるって感慨深いです。
音楽ってこうして、何度も再解釈されて再評価されて、螺旋描いてとんでいくのでしょう。
おおきに Mr. Tsujimoto
不肖 僕の今回のアルバムも、そういった再解釈の産物であることは、言うまでもありません。
最後に、ここには取り上げられていないけど、自分的に外せない一枚を