予想はしていたがこのところ、愕然とすることばかりだから
当分情報を遮断することにする。
することにすることにする、
そうしないと本当に自分に大切なものが見えてこない。
誰もが気づいてるはずなんだけど、地下鉄でほぼ全員がスマホを凝視してる光景、
いやこれはケータイだってそうだったんだけど、やばいっすよ。
そんで、自分は音楽聴いてるから、とか、路線図確かめてるとか雨雲レーダー見てるとか、大事な仲間とコンタクトとってるからとか、そんないいわけを作りながら、やっぱり同じようにガラス面を凝視してる。
その上にはいつアクティブになるかわからない、割と高解像度のカメラが付いてて、正面でも背面でも人は「撮影」しまくってる。いろんなデータとタグをつけたまま。
駅にも列車にもビルにも監視カメラがいやほど付いてる。ゴミ箱はぜんぜんないからチリ紙も捨てられない。
そのくせ鳥の親子だけはしっかりトゲで遮断する。
感受性の違いかなぁ、とにかくぼくは単純に、もうこれはほんとにやばいと思い
常時接続から脱却することにした。
これを書くことも、或いは逆説的なんですけどね。
五、六年前の暮れに、per.の友達がいってたなぁ「こえぇよ、巨大サーバーが…」って。
あのときみんなで笑ってたけど、全然笑えなくなってる。
ほんと、世の中って、周到だ。
何度も書いていることなのだけどネットワークって基本
末端 | 端末 〜〜 サーバー 〜〜 端末 | 末端
なんですよね。
端末を見てる人は漏れなく末端、つまりガラス面を挟んでこの世界はひっくり返っている。
Punch Bros. のbnjインタビュー記事でもあったように、
「テクノロジーを利用していたはずなのに、どこかで立場が入れ変わって、テクノロジーにどこかに連れて行かれるんじゃないかとね」
ネットの素晴らしさは十分知っているつもりだけど、
生き方は変えていかなきゃな、と思っておる。
なので、仲良い人も通りがかった縁の人も、ちょっとご面倒かけるかもしれませんが、
ちょいとトンズラしますので、よろしく。